最近話題の東京オリンピックの図柄ナンバー

すれ違う車のナンバーを見て、

「軽自動車なのに白いナンバーを付けている?」

「派手なナンバープレートだなぁ」

などと思ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

各都道府県独自の図柄ナンバーもありますが、実は、2020年東京オリンピック仕様のナンバープレートというものもあるのです。

新型コロナウイルス感染症の影響で延期になってしまったとはいえ、一生に一度しかないかもしれない自国でのオリンピック開催の記念ナンバープレート、手に入れておいて損はないのではないでしょうか?

今回は、東京オリンピック仕様のナンバープレートと、その取得方法についてご紹介いたします。

東京オリンピックのナンバープレートとは

東京オリンピックのナンバープレートとは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を記念して、大会開催の機運を盛り上げる観点から交付されたものです。
(参考:国土交通省ホームページより

 

交付の際に寄付金の募集も行われており、1,000円以上の寄付をした場合には「図柄入り」か「エンブレムのみ」を選ぶことができます。

寄付金なしの場合は「エンブレムのみ」の交付となるのでご注意ください。

2枚交付されるナンバープレートのうち、1枚は東京オリンピックのロゴ、もう1枚は東京パラリンピックのロゴがとなっています。

前後どちらに取り付けてもいいので、好きなロゴを好きな方に取り付けましょう。

 

オリンピックが終了しても、ナンバープレートはナンバー変更や廃車にしない限りずっと使い続けられます。

使用終了後も手元に残しておきたい場合、穴あけ加工されますので保存しておくこともできるのです。

ちなみに、軽自動車の場合でも東京オリンピック仕様のナンバープレートは白色となっています。

そもそも軽自動車のナンバープレートは「黄色」が標準です。

しかし、軽自動車の速度制限撤廃や、ETCの導入などにより、ナンバープレートでの判別にこだわる必要がなくなったということもあり、「白色ベースのデザイン」となった今回のナンバープレートが軽自動車にも使用されることになりました。

車のドレスアップの観点からも東京オリンピックのナンバープレートはおすすめです。

ちなみに、こうした白色のナンバープレートは2019ラグビーワールドカップナンバープレートの際にも交付されました。

ですが、今後軽自動車の白色ナンバープレートの交付予定は無いため、東京オリンピックの今がチャンスとも言えます。

申込期限は2020年9月末になっていますので、申し込みを考えている方はそれまでに申し込みましょう。

とはいえ、ラグビーワールドカップでも交付された前例がありますし、今後も日本で大きなイベントが行われる際に、同様に記念ナンバープレートが交付されるかもしれません。

東京オリンピック仕様のナンバープレート取得方法

東京オリンピック仕様のナンバープレート取得方法としては、自分で取得するか、ディーラーなどの車屋さんが代行して取得するかです。

自分で取得する場合、まずは図柄ナンバー申込サービスのWebサイトから自分で申し込む必要があります。
(参考:図柄ナンバー申込サービス

ちなみに、Webから申し込んだとしても、今ついているナンバープレートの返還や、新しいナンバープレートの受領などのために、管轄の陸運局または軽自動車協会に出向く必要があります。

詳しい手順は普通車・軽自動車・管轄陸運局等によって異なる場合がありますので、図柄ナンバー申込サービス、または管轄の陸運局・軽自動車検査協会でご確認ください。

注意事項

注意事項として、次の2点が挙げられます。

・申込期限がある
・ナンバープレート取得費用がかかり、管轄や車種区分によって金額が変わる

 

東京オリンピック仕様のナンバープレートには申込期限があります。

期限は2020年9月末頃(予定)となっていますので、申し込みたい方はお早めに済ませておくことをお勧めします。

また、東京オリンピック仕様のナンバープレートは、費用がかかります。

その費用は管轄・車種区分によって金額が異なりますのでご注意ください。
(参考:国土交通省ホームページより

まとめ

東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルス感染症の影響により延期が決定されました。

ですが、図柄ナンバーは執筆時点では9月末頃まで申し込みを受け付けているようです。

今後もこうした巨大なイベントのナンバープレートが交付されるチャンスはあるかもしれませんが、オリンピックというスポーツの祭典は次にいつ日本で開催されるかはわかりません。

この機会に、記念ナンバープレートを取得してはいかがでしょうか。