新型コロナウイルス感染拡大に関わるネガティブなニュースが連日取り上げられ、精神的にもしんどい時期かと思います。
「本当に新型コロナウイルスの感染をくい止められるのか?」
と不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。
新型コロナウイルスが発症した武漢では1月23日からロックダウンを行っており、その封鎖の借置が4月8日に解除されました。
解除されたとは言え、一定の条件下のもと、無感染者の外出のみが許可されており、いまだ外出制限は続いています。
自由が戻るのはまだ先の見通しのようです。
とはいえ収束に向かっている武漢ではどういった事が起こっているのでしょうか?
日本でも収束に向かうにつれてどうなるのでしょうか?
そんな先の見えない未来について、武漢の実態をもとにご紹介いたします。
新型コロナウイルスは、自動車業界やその他業界に大きな打撃を与えました。
新型コロナウイルス感染拡大が収束したとしても、景気回復までに大幅な時間がかかると言われております。
そんな中、先日封鎖が解除され、唯一感染拡大が収束し始めている武漢での景気動向はどう動いているのでしょうか?また、人々は何を求めるのでしょうか?
武漢の自動車ディーラーによれば封鎖が解除されてから、一日の販売台数が封鎖前の水準へ回復しているとのことです。
武漢の現状としては、景気回復までは程遠いが、一部の高額商品については前向きである事を示唆しています。
武漢での状態が参考になるとすれば、世界の自動車業界が急速に回復する可能性は高いと言えるでしょう。
(参考:Bloombergより)
武漢では景気そのものは回復の見通しがたっていませんが、自動車のニーズ自体は回復していると言えるでしょう。公共交通機関が封鎖された事や公共交通機関では人との接触を避けられないといった新型コロナウイルスでの体験を踏まえ、自動車の重要性が見直されたのではないでしょうか。
今後も外出制限がある武漢では、封鎖解除を機に人と接触せずに移動ができる自動車のニーズが高まった事や、新型コロナウイルスが拡大する以前から自動車の購入を検討していた人々がこのタイミングで購入を決断した事などが考えられます。
まとめ
収束に向かう武漢の自動車ディーラーが感染拡大前の水準に回復していることは、自動車業界にとって回復の兆しになるのではないでしょうか?
現在の日本では毎日感染者数が増加しているため、今はこれまで以上に接点を減らし、新型コロナウイルスが収束した後の戦略などを考える期間とも言えるでしょう。