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バイクのバッテリーは買取してもらえる?業者や処分の注意点を解説

  • 2024年6月20日

「いらないバイクのバッテリーは買取してもらえる?それとも回収だけ?」
「一般ゴミとして出しても大丈夫かな?」
「どんな業者で買取・回収してもらえるの?」

本記事では、このようなお悩みを解決します。

ッテリーなどの特殊な燃料が使われているものは、処分方法に困ってしまいます。
買取してもらえるのであれば、お小遣い程度でも現金がもらえますし嬉しいと思う方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、バッテリー専門の買取業者で買取可能です。
また、回収であれば、廃品回収業者や街中のホームセンターやガソリンスタンドでも依頼できる場合があります。

ただし、回収の場合は注意点もあるため、気をつけなければなりません。

以降で具体的に業者や注意点、買取価格のアップ方法を解説します。

バイクのバッテリーのみの買取はできる?一般的な家庭の処分は?

買い取ってもらいたい場合、バッテリーのみでも可能なのか、また一般家庭ゴミとして処分できるのかを解説します。

買い取ってくれることが多い

使わなくなったバイク用のバッテリーは、基本的に業者が買い取ってくれます。

使えそうにないような状態でも買い取ってくれる可能性がありますので、諦めずにまずは業者に査定してもらうと良いでしょう。
中に鉛が入って入れば、数十円〜数千円程度で買い取ってもらえます。
もし、買取が難しいと判断されたとしても無料で引き取ってくれるケースが多いため、一度相談してみることが大切です。

買取可能な理由

買取可能な理由は「リサイクルができる」「鉛に価値がある」の2つです。
鉛を取り出すことで、鉛としてリサイクルできます。

バイク用は自動車やトラック、産業用などと比較して低い金額である傾向です。
よって、他のバッテリーほどの高価買取は難しいかもしれません。

一般家庭ゴミとしては処分できず非推奨

バイク用のバッテリーは、燃えないゴミなどの一般ゴミとして捨てられません。
よって、特定の処分方法が定められています。

鉛系に使用される電解液は「希硫酸」と「鉛」でできています。
この組み合わせは、以下のようなリスクがあるため、危険な液体です。

  • ・人体に悪影響を及ぼす
    ・金属を腐食させる
    ・水に流すと水生生物に悪影響を及ぼす

確実に安全を保って処理をするためにも、都道府県知事の許可を得た専門の廃棄物処理業者に回収もしくは買取してもらわなければなりません。

リチウムバッテリーも危険物であるのは同じです。
衝撃が加わると発火する恐れがあります。
火事や事故の原因となるため、鉛系と同様専門の処理業者の力が必要です。

違反すると罰則がある

バッテリーの扱いは危険物になるため、もし一般ゴミとして出すと「廃棄物処理法違反」になります。

廃棄物処理法とは、廃棄物の不適切な排出により環境や生活の保全が乱れることを防止するための法律です。
廃棄物は、バイクや車などのバッテリーのほか、粗大ごみ、燃え殻、汚泥などが該当します。

違反した場合の罪状は「不法投棄」となり、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその両方が課せられます。
なお、法人の場合は3億円以下の罰金です。

不法投棄が未遂に終わった場合でも処罰の対象とされます。
罰則は、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその両方です。

バイクのバッテリーを買取・回収してくれる業者

バイクのバッテリーを買取または回収してくれる業者を紹介します。

業者を選ぶ際のポイントもありますので、確認しておきましょう。
なお、回収は有料になることが多いため、できるかぎり買い取ってもらえる業者に依頼することをおすすめします。

業者を選ぶ際のポイント

業者を選ぶ際は、以下の2つに着目しましょう。

  • ①一般廃棄物処理業許可を持っている
    ②古物商許可を持っている

二つの許可証がどのようなものなのか解説します。

【Point1】一般廃棄物処理業許可を持っている

買取もしくは回収してもらう際は、一般廃棄物処理業許可を持っているかをしっかり確認しましょう。

一般廃棄物処理業とは、一般廃棄物の収集や運搬、処分を行う業務の総称です。
市町村の許可を得た業者のみが取得でき、廃バッテリーの回収が許されます。

回収や処理ができないところに渡してしまうと、違反トラブルに巻き込まれる恐れがあるため必ずチェックしてください。

【Point2】古物商許可を持っている

買取もしくは回収してもらう際は、古物商許可を持っているかをしっかり確認しましょう。

古物商許可は、古物(中古・新中古品)の取り扱いに関する許可で、都道府県の警察でもらえます。

古物を対象とした商売をする場合に必要な許可証ですので、許可がない業者に渡してしまうと違反トラブルに巻き込まれるかもしれません。

買取なら「バッテリー買取業者」にお願いしよう

買い取ってもらいたいのであれば、専門の買取業者にお願いしましょう。

バッテリーを取り扱う業者は複数ありますが、買取してもらえるのは基本的にバッテリー買取業者のみです。
なお、壊れていたとしてもリサイクルできる鉛があれば基本的に買取してくれます。

処分・回収を依頼できる業者

バッテリーの処分や回収を依頼できる業者は以下があります。

  • ・バイク販売店・バイク用品店
    ・ホームセンター
    ・廃品回収者
    ・ガソリンスタンド
    ・バッテリーの購入店舗

では、一つずつ紹介します。

しかし、鉛が使用されているバッテリーの場合は買取してもらえるため、回収に出すのはもったいありません。
したがって、処分や回収を依頼できる業者は、鉛が含まれていない場合に利用することをおすすめします。

バイク販売店・バイク用品店

100%ではありませんが、バイク販売店や用品店でもバッテリーを処分・回収してもらえます。
引き取ってもらえる傾向として、自社整備工場を持っているもしくは併設されているケースが挙げられます。
店に向かう前に、電話で引き取ってもらえるか確認するのがおすすめです。

ホームセンター

ロイヤルホームセンターやDCカーマ、コーナンなどのホームセンターは、店舗によっては回収してくれます。
回収を実施している店舗でバッテリーを購入した場合は無料回収してもらえることが多いようです。

ただし、他店で購入した場合や購入時に使用していたものを回収してもらいたい場合は、一般的に約500円を引き取り料が発生します。
また、購入した店舗であっても証明できるレシートや領収書がなければ有料となるため注意しましょう。

廃品回収業者

家の前や近くを軽トラで回っている廃品回収業者にお願いすることも可能です。
状態が良ければ無料で回収してもらえることがありますが、基本的には有料での回収です。

また、地域によっては基本的に無料回収をしており、サビや損傷がある場合に有料回収となるところもあります。
もし、引き取り料として数千円〜数万円の費用を請求される場合は、別の業者を探してみましょう。

ガソリンスタンド

セルフスタンドではないかつ整備工場を持っているガソリンスタンドでは、バッテリー回収をしていることがあります。
回収を実施しているスタンドはそれほど多くはないため、探すのは大変でしょう。

回収にかかる費用は、無料の場合と処分代として数百円発生するパターンのどちらかです。
持ち込む前に、利用した際にスタッフに聞くか電話で聞くかなどして確認する必要があります。

バッテリーの購入店舗

バッテリーを購入した店であれば、高確率で引き取り可能です。
引き取りは無料で行ってくれますが、レシートや領収書がない場合は有料になることもあります。

お金を支払うのはもったいないと感じる方は、必ず購入が証明できるレシートや領収書を持っていきましょう。

新しいバッテリーを購入する場合は、下取りに出す形で引き取ってもらうことも可能です。
ただし、下取りサービスを行っていないところもあるため、事前の確認は必須です。

バッテリーの買取価格をアップさせるには

買取に出したいと思っている方なら絶対に知っておきたい、買取価格をアップさせる方法を紹介します。
買取アップを狙うのであれば、品質が良いことが絶対条件です。

劣化が激しかったり、損傷があったりすると減点されて査定額がダウンします。
バッテリーの品質は、保管方法が重要です。

加えて、鉛の価値が高いことも重要なポイントとなります。
以下の3つを参考に査定額アップを狙いましょう。

できるかぎり保管は室内でする

バッテリーは雨や直射日光にあたるようなところで保管すると、劣化が進みます。
加えて、湿度や気温が高かったり変動が大きいところで保管すると、自己放電が大きくなってしまいます。

保管する際は、気温の変化が激しくない室内がおすすめです。
風通しが良いところだとより良い状態で保管できます。

定期的にメンテナンス・充電をする

メンテナンスを定期的にすることで、良い状態で保管できます。
メンテナンス方法は「充電」です。

補充電は、夏場は3か月に1回、冬場は6か月に1回の頻度で行うのがベストです。
充電された状態をキープすることで劣化を抑制できます。

鉛の価値が上がっているときに出す

鉛が使用されているバッテリーは、鉛の価値が高い時期に買い取ってもらうのがおすすめです。

鉛の価値は変動しており、商品価値が下がれば買取額もダウンしてしまいます。
価値が下がっている時に買い取ってもらうのはもったいないため、現在の価値を調べてから査定に出しましょう。

買取を断られることが多いバッテリーの状態

買取を断られることが多いバッテリーの状態が2つあります。

充電ができない

基本的に充電ができず再利用できない状態は買い取ってもらえません。
中古品として販売できず、処分費だけがかかってしまい損するためです。

バッテリー専門の買取業者は例外で、もし再利用できなくても鉛があれば買取してもらえます。
鉛もなく充電できない場合は、処分費用はかかってしまうかもしれませんが、廃品回収などに出すほかありません。

鉛が使用されていない

鉛が使用されていないバッテリーは買取してもらえません。
もし、状態がよく再利用できそうであれば、メルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマに出品したり、SNSで買い取ってくれる人を探すと良いでしょう。

個人売買は面倒という方は、廃品回収業者や回収を実施しているホームセンターなどに持っていく方法もあります。

個人売買は出費の発生はありませんが、それ以外の回収だと出費が発生する可能性が高いため、支払いたくない方は個人売買で得ることをおすすめします。

処分する際の「5つ」の注意点

処分する際は「5つ」の注意点があります。
具体的な内容は以下のとおりです。

  • ・電解液の処分を自分でしない
    ・保管環境や場所に気を付ける
    ・強い衝撃を与えないように扱う
    ・できる限り早く処分する
    ・保管する際は必ず電極を絶縁する

では、一つずつ解説します。

【注意点1】電解液の処分を自分でしない

電解液は非常に危険で、もし肌に付着すると火傷などのケガを負うリスクがあります。

電解液の処分には、中和させる作業と中和液を正しい方法で処分する必要があります。
手間がかかる上に、劇薬の希硫酸を扱うことによる大ケガのリスクがあるため、バッテリーの処分に慣れている方でなければ危険です。

プロでも危険な作業であることには変わりはないため、一般の人は自己処分をしないようにしてください。

【注意点2】保管環境や場所に気を付ける

バッテリーを処分する前に数日もしくは数か月家で保管することになると思います。
保管している際は、絶対に火気に近づけないでください。

鉛と希硫酸は、使用していない状態でも化学反応により水素ガスを作り出しています。
微量に漏れている可能性もあるため、ライターを使用したりタバコを吸ったりすると水素爆発を起こす恐れがあります。

ガレージなどの屋外で保管する際は、近くでバーベキューをしたり花火をするのも禁止です。
水素爆発は威力が非常に強いため、同じ空間内での火の使用は絶対に避けてください。

【注意点3】強い衝撃を与えないように扱う

リチウムや鉛のバッテリーは、強い衝撃を与えないように取り扱ってください。

リチウムバッテリーの場合、落としたりぶつけたり、あるいは上から重たいものを落としてしまうと爆発もしくは発火する恐れがあります。
鉛バッテリーの場合、破損させると希硫酸が流出する恐れがあります。

慎重に取り扱い、地震などでバッテリーの上に物が落ちてくるような状態にならない場所で保管してください。

【注意点4】できるかぎり早く処分する

バッテリーは危険物であるため、できるかぎり早く処分することが望ましいです。

取扱いに気をつけなくてはならない物を長らく放置するのは心配な方もいるでしょう。

安心して暮らすためも、早めに処分することをおすすめします。

【注意点5】保管する際は必ず電極を絶縁する

バッテリーを保管する際は、必ず電極を絶縁してください。

絶縁しないで放置した場合、急に発火する恐れがあります。
バイクを動かせるほどの電力がなかった場合でも微量の電力が流れています。

必ずビニールテープや絶縁テープで電極を巻いてから保管してください。

まとめ

本記事では、バイクのバッテリーの買取や処分、注意点について解説しました。

バッテリーは爆発や発火などの恐れがあるため、早めに買取や回収をお願いすることが望ましいです。

しかし、買取に関しては劣化の具合によっては断られることもあるため、注意が必要です。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.買い取ったバッテリーはどうなる?

A.リサイクルされ、新たにバッテリーとして生まれ変わります。

Q2.バイクのバッテリーの寿命はどのくらい?

A.約2年~3年ですが、使用環境によって変動します。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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