輸入車の中でもメルセデスベンツは人気があり、リセールバリューも高い傾向にあります。
中古車でも人気が持続しやすく、人気車種であれば購入時価格の50%を超える買取価格となることも珍しくありません。
メルセデスベンツは車に詳しくない方でも知らないという方はおらず、ロゴが無かったとしてもメルセデスベンツであることが判別できるほど分かりやすいイメージが焼き付いています。
それゆえ年式に関わらずメルセデスベンツであること自体が価値につながるため、高価買取が期待できる可能性が高いと言えます。
概要や歴史
メルセデスベンツの「メルセデス」は1902年に商標登録されており、名前の由来としては100年以上の歴史がある高級車ブランドです。
実は1926年に2つの会社が合併したことで現在広く知られている、この名前になりました。
ガソリン車がまだ誕生していない石炭ガスの蒸気自動車の頃に、木製で2輪駆動の自動車を完成させたことが始まりです。
現在では日本でも知らない人はいない高級自動車メーカーとして名を馳せており、高所得者やセレブが利用する車という印象が広まっています。
メルセデスベンツのスペック
メルセデスベンツは国内にも正規のディーラーがあり、万が一トラブルがあった場合も安心して任せることができるのはメリットと言えます。
ロゴや高級なイメージも定着しており、知人に誇ることができるという点もブランドとしては大きな価値でしょう。
これら以外にも車種によってそれぞれ特徴があります。
Aクラスはコンパクトな車体が特徴で、メルセデスベンツとしては比較的リーズナブルなことから若い世代にも人気のクラスです。
Bクラスも同じくコンパクトサイズではあるものの、Aクラスに比べ車内空間を広く開放感のある作りになっています。
Cクラスは日本で一番売れているクラスで、AクラスやBクラスに比べ大きめでかつ大きすぎないほどよいサイズ感が特徴のクラスです。
高級車としての箔が付くのもこのあたりのグレードからという印象を持つ方も少なくないでしょう。
EクラスはCクラスより更に大きく、標準装備が他のメーカーより多いのが特徴のクラスです。
大きいがゆえに狭い道を走るのには向かない点やSクラスよりエンジンの種類が少ないことは注意するべき点かもしれません。
Sクラスはフラッグシップモデルであり、もちろん上記のモデルとは一線を画す性能を備えています。
ボディの大きさからも存在感を感じられ、高出力のエンジンや快適な走りが特徴のクラスです。
Gクラスは元々軍用車として生産されました。
オフロード性能が高く、もちろんオンロードでも快適な走行が期待できるゴツくてタフな印象のクラスです。