BMWのリセールバリューは少し低めということが多いのが現状です。
一般的に、一番人気の車種でも5年落ちで購入時の50%を割る価格での買取になります。
これは国内での流通量があまり多くなく、国産車やベンツなどのより人気な輸入車と比べるとどうしても見劣りしてしまうことが原因です。
しかし日本であまり名を知られていない他メーカーの輸入車より、そのブランド力を持って高いリセールバリューをキープしている事は事実です。
BMWではそれを打破すべく認定中古車の制度で最上位のものであれば2年間の走行距離無制限という条件などを享受できます。
この制度を賢く利用することで他のメーカーの車で同じ使い方をしても実現できないリセールバリューを得ることも十分に可能です。
概要や歴史
BMWはドイツを拠点とする自動車メーカーです。
今では「ビーエムダブリュー」と読むのが当たり前ですが、以前は本国ドイツの読みである「ベーエムヴェー」と読まれていました。
1917年にロゴマークが商標登録されており、字体や位置が微妙に変わったことはあるものの基本的には現在の形のままずっと利用されています。
その起源はオートバイからで、そこで得たノウハウを車にも生かした形です。
乗用車としてもスポーティなデザインで人気を獲得しているだけあり、ツーリングカーレースでもチームを複数持っています。
世界的なカー選手権にもよく参戦していて、上位クラスに割って入るほどの実力を見せています。
ツーリング以外にも耐久レースやフォーミュラなど、幅広いレース用の車も開発しており、それぞれで素晴らしい結果を残しています。
耐久レースでは現役で活動しており、直近でも北米の大会や2024年にもアウディから引き抜いたチームで大会に参戦する予定です。
フォーミュラではエンジンサプライヤーとして参戦し優勝したこともありました。
ちなみに、BMWの起源でもある二輪車での競技においても市販車ベースのレースを中心に活動しています。
BMW車のスペック
セダンをメインに添えつつ、どのモデルにおいてもスポーティな特徴を持つのがBMWです。
その特徴から女性よりも男性受けが良く、画一的な地位を築いていると言えるでしょう。
ドイツ車ならではの高級感や走行性能を味わうことができます。
ベンツなどと比べてハンドリング性能などが特に評価されている部分です。
BMW車のハンドリングの特徴として、安定感がありスムーズな乗り心地を実現する快適な操作性が挙げられます。
他メーカーの車に比べて、曲がりづらい角や狭い駐車スペースでも難なくハンドルを回すことが可能です。
それに伴いエンジンもパワフルなものとなっていて、ハンドリングの良さとの相乗効果で走りに快適性が追及されています。
種類が豊富で低燃費車も沢山あるという点も魅力のひとつです。