世界中で人気が高いハッチバックですが、中古車市場でも人気を博しています。
5年が経過している車両でもリセール率が80%を超えるものもあるほどです。
特に、アウディ Q4 e-トロン スポーツバック、ホンダ シビック、フェラーリFFは高いリセールバリューが期待できます。
アウディQ4 e-トロン スポーツバックについては、半年や1年落ちでは新車価格よりも買取金額の方が上回ることもあります。
また、どの車種においてもそうですが、モデルチェンジしたばかりの車や新型が発売されたばかりの車などは、比較的リセールバリューが高いのが特徴です。
その中でもリセールバリューの高さを追求したい方は、走行距離や日々のメンテナンスに気をつけましょう。
概要や歴史
1965年、初めてのハッチバックとなるコロナ5ドアが発売されます。
1980年には、ハッチバック5代目となるファミリアが発売され、第1回 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、大ヒットを記録しました。
若者にも手が届きやすい価格帯と走行性の高さにより、若年層を中心に人気が上昇しました。
その後、バブル景気ではさまざまなメーカーがハッチバックを販売し、競争が繰り広げられましたが、1990年代になると一般市場でのハッチバックの人気は落ち着いていきます。
その一方で、スポーツモデルは存在感を増していきました。
21世紀に入ると、多くの国内自動車メーカーは日本よりも海外市場を重視した開発体制が敷かれ、やがてグローバルカーへと成長を遂げていきます。
現在では、世界中で日本のハッチバックが人気を集めており、シビックに関しては北米で6年連続乗用車ナンバーワンを記録しているほどです。
ハッチバックのスペック
ハッチバックと一括りにいっても、スペックは車種によって大きく異なりますが、全てに共通して言えることは、燃費の良さ、運転のしやすさ、荷物の出し入れの容易さです。
ハッチバックは形状により空気抵抗を受けづらく、重量も軽いため、燃費性能に優れています。
燃費の良さを基にしたランキングでは、上位によく名を連ねるほどです。
また、サイズ感が日本の道路に適しているため、運転がしやすいという特徴があります。
さらに、ハッチバックはトランクスペースと乗車スペースが一体化しているため、トランクから荷物を下ろす際に、わざわざ降りる必要がありません。
日常的にまとめ買いをする方は、荷物の出し入れの時間と手間が省けるでしょう。