世界中で人気が高いフォルクスワーゲンですが、確かな品質とシンプルなインテリアで中古車市場でも人気を博しています。
フォルクスワーゲンの車は、近年コロナの影響で中古車価格が上昇しており、リセールバリューが高い傾向にあります。
ただ全ての車がそうではなく、車種によってバラつきがあるので注意が必要です。
その中でも、国産車と価格が変わらず知名度が抜群の「ゴルフ」は人気があります。
そして、最近ゴルフにかわって人気があるのが「ポロ」です。
「ポロ」は、コンパクトで走りやすい、安全技術が搭載されているなど、さまざまな魅力があります。
また、新車の価格が国産車並みの低価格で、その安さが中古価格にも反映されているのも人気の理由の1つといえるでしょう。
ほかにも、3列シートの「トゥーラン」「シャラン」のリセールバリューも高い傾向にあります。
また、どの車種にも言えますが、モデルチェンジしたばかりの車、新型が発売されたばかりの車などは比較的リセールバリューが高いのが特徴です。
その中でも差をつけたい方は、日頃の車のメンテナンスや、走行距離などに注意しましょう。
概要や歴史
フォルクスワーゲングループは、ドイツのニーダーザクセン州ヴォルフスブルクに本社をおき、自動車の開発・製造・販売を行っている自動車メーカーのグループ会社です。
多様な自動車を扱う国際的自動車メーカーグループとして位置づけを確立するため、特に国際市場においてはフォルクスワーゲングループの名称を使用しています。
1937年、第二次世界大戦前夜にヒットラーの命を受けてフォルクスワーゲンが設立されました。
戦時中は軍用車の生産のため国産車の生産をストップさせられ、戦争が終わったあとも戦後処理や石油危機など歴史に翻弄されながらも、地位を確立していきました。
1953年、日本ではこの年に本格的にフォルクスワーゲンの車の輸入販売を開始しています。
現在、フォルクスワーゲンは世界31の国と地域に120ヶ所の生産拠点を置くほど有名な自動車メーカーになりました。
また、フォルクスワーゲングループの関連企業として、アウディ、ランボルギーニ、ポルシェ、ブガッティなど世界的に有名な高級自動車メーカーが名を連ねています。
フォルクスワーゲンのスペック
フォルクスワーゲンは自動車の耐久品質において、日本製とドイツ製は同等であるという調査結果が米国の調査会社より発表されています。
リーズナブルな価格だけでなく、安全装備の充実や燃費の良さ、デザイン性、走りの良さなど日本製の車と同じぐらいの品質と人気を誇っているのです。
また、大衆車を主流にしたラインナップとなっていましたが、近年では高級車ラインを展開しておりプレミアムな路線を打ち出しています。
そして、2030年までにほとんどのエンジンモデルを廃止して、電気自動車の販売に注力していき、同時に数多くあるモデルも絞っていく方針を示しています。