バイクを高く買い取ってくれる方法は、持ち込みと出張査定どちらなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
どちらにしても、買取額が高いに越したことありません。
本記事では、持ち込み買取と出張査定の売却額の違い、それぞれのメリットや注意点を解説します。
手続き方法なども併せて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
バイクの持ち込み買取と出張査定では売却額はどっちが高い？
結論からお伝えすると、バイクの持ち込み買取と出張査定で売却額は変わりません。
出張査定は、出張費や交通費がかかるため査定額が低くなるといわれています。
しかしこれは間違いです。
効率化して買取をすることでコストを抑えられるため、交通費や人件費が査定額に影響することはほとんどありません。
バイクの持ち込み買取をする「4つ」のメリット
バイクの持ち込み買取をする「4つ」のメリットは以下のとおりです。
- ①思い立った当日に査定してもらえる可能性がある
②納得いかない場合は持って帰って検討しやすい
③出張買取が難しい店舗でも査定依頼ができる
④乗り換え車両をそのまま購入できる店がある
では、一つずつ解説します。
【メリット1】思い立った当日に査定してもらえる可能性がある
メリットの一つ目は、思い立ったその日に査定して売却できる可能性があることです。
出張買取の場合は、日にちを予約して後日の査定となります。
持ち込みは、予約なしで直接店に行き査定してもらうのが一般的です。
忙しくスキマ時間で買取手続きを進めたい方におすすめの査定方法といえます。
ただし、バイクを売却する人が多くなる時期はスキマ時間での査定が厳しい場合もあります。
一度査定状況を問い合わせてみてから店舗にいったほうが良いでしょう。
【メリット2】納得いかない場合は持って帰って検討しやすい
二つ目のメリットは、納得いかない場合は持って帰って検討しやすいことです。
人によっては、1対1のやり取りだと査定額に不満を持っていても言い出せず断りにくい人もいるでしょう。
持ち込みであれば、周りにスタッフやお客さんがいるため、万一納得がいかなければ断りやすい雰囲気があります。
【メリット3】出張買取が難しい店舗でも査定依頼ができる
三つ目のメリットは、出張買取が難しい店舗でも査定依頼ができることです。
地域のバイク買取店では、スタッフの人数が少ないため出張買取をしていない店があります。
しかし、どの店が高く買い取ってもらえるのか知るためには、大手の店舗だけでなく小さな店舗も網羅する必要があります。
持ち込みで査定をしてもらえれば、出張買取が難しい店舗でも問題なく査定してもらえるため、業者探しがしやすいです。
【メリット4】乗り換え車両をそのまま購入できる店がある
四つ目のメリットは、乗り換え車両をそのまま購入できる店があることです。
買取業者には、買い取ったバイクをそのまま自社販売しているところが多くあります。
よって、店舗で欲しいバイクが見つかればそのまま乗り換えできます。
移動の手間を省ける可能性があるため、もし乗り換えを検討しているのであれば持ち込み買取がおすすめです。
バイクの持ち込み買取をする「5つ」のデメリット・注意点
バイクの持ち込み買取をする「5つ」のデメリット・注意点は以下のとおりです。
- ①出張買取とは違ってクーリングオフはできない
②混雑していると時間がかかることがある
③納得できる査定額の業者を探す手間がかかる
④帰宅手段を考える必要がある
⑤店舗によって査定額が異なることもある
では、一つずつ解説します。
【デメリット・注意点1】出張買取とは違ってクーリングオフはできない
デメリットや注意点として覚えておいていただきたいのが「クーリングオフ」についてです。
持ち込み査定の場合、契約が完了したあとのクーリングオフは対象外となります。
クーリングオフとは、訪問販売で契約を交わしたあと、一定期間内であれば契約を解消できる制度です。
訪問販売による詐欺や悪徳商法が横行しているため、対策のために作られました。
よって、持ち込みは店舗に自身が行って買い取ってもらっているため、クーリングオフは適用されません。
もし、店舗で買い取ってもらう際は、よく考えてから契約を結びましょう。
【デメリット・注意点2】混雑していると時間がかかることがある
デメリットや注意点として覚えておいていただきたいのが「査定までに時間がかかる可能性」についてです。
査定待ちの人数が少ないもしくはいない場合はすぐに査定に移ってもらえます。
しかし、繁忙期に入ると後日に査定が実施される可能性もあります。
混雑を避けたい方は、梅雨などの査定が少なくなる時期を狙うか予約をしましょう。
【デメリット・注意点3】納得できる査定額の業者を探す手間がかかる
デメリットや注意点として覚えておいていただきたいのが「納得できる査定額の業者を探す手間」についてです。
希望額よりも下回り納得できず、複数の店舗を回って査定することもあります。
一店舗目から納得のいく高価買取をしてくれる場合もありますが、基本的に手間がかかる方法です。
じっくり探そうと考えている方は問題ありませんが、すぐにでも買い取ってもらいたいと考えている方には向いていないかもしれません。
【デメリット・注意点4】帰宅手段を考える必要がある
デメリットや注意点として覚えておいていただきたいのが「帰宅手段を考える必要がある」についてです。
売却することばかり考えてしまい、店舗で買い取ってもらったあとの帰宅方法を考えていなかったため、困ってしまう方がいます。
- ・徒歩で帰れる範囲の近所で店を探す
・バスや電車で帰宅する
・軽トラを借りて運搬する
といった方法があるため、参考にしてください。
【デメリット・注意点5】店舗によって査定額が異なることもある
デメリットや注意点として覚えておいていただきたいのが「 店舗によって査定額が異なることもある」ということです。
業者にとって買取に積極的でない車種の場合は金額は低く、需要があれば金額が高くなります。
例えば、アメリカンバイクを専門にしているところに国産のバイクを持っていくと、需要がないため低い金額で買取されます。
カスタムバイクを専門としているところにカスタムバイクを持っていくと、需要が高いため他の業者より金額は高いです。
適正な金額で買い取ってもらうためにも、ご自身のバイクの状態に合った店舗を探して査定してもらいましょう。
バイクの持ち込み買取の手続きに必要なものと流れ
バイクの持ち込み買取の手続きに必要なものと流れを解説します。
準備するもの
まずは、査定をする前に以下の書類やものを準備しましょう。
- ・身分証明書
・車検証
・軽自動車届出済
・標識交付証明書
・自賠責所検証
・委任状
・印鑑
では、一つずつ解説します。
身分証明書
顔写真がついており、住所や氏名といった基本情報が確認できるものが必要です。
使用できるものは以下のとおりです。
- ・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
・学生証
健康保険証などの住所や氏名が記載されていても、顔写真がないものは使用できません。
売却依頼者が本人かどうかがわからないためです。
必ず上記のような顔がわかるものを用意してください。
車検証or軽自動車届出済or標識交付証明書
バイク本体と所有者の情報が記載されている書類が必要です。
具体的には、型式や新規登録日、車検を受けた日、所有者の氏名や住所などの情報が必要となります。
これらを確認できるものは、以下です。
- ・車検証：251cc以上
・軽自動車届出済：126cc～250cc
・標識交付証明書：125cc以下
上記は、バイクの排気量によって渡される書類が異なります。
バイクを納車した日もしくは車検を受けた際に渡される書類のため、持っているはずです。
どこにあるかわからない場合は、バイクに載せておかなければならないため、メットインや収納ボックスなどを探してみてください。
もし紛失して見当たらなければ、再発行手続きが必要です。
業者によっては、自分で手続きしなくても代行してくれる場合もありますので、相談してみましょう。
ご自身で手続きをする場合は以下を参考にしてください
＜車検証＞
再発行をお願いできるのは陸運支局です。
なお、ナンバープレートを管轄しているところに限られています。
手続きには、本人確認書類とシャチハタ以外の印鑑が必要です。
＜軽自動車届出済＞
再発行をお願いできるのは市役所・区役所・町役場です。
なお、手続きできるのはナンバープレートを発行した役場に限られています。
手続きには、本人確認書類とシャチハタ以外の印鑑が必要です
＜標識交付証明書＞
再発行をお願いできるのは陸運支局です。
なお、手続きできるのはナンバープレートを管轄している陸運支局のみとなっています。
手続きには、本人確認書類とシャチハタ以外の印鑑が必要です
自賠責保険証
自賠責保険証は強制保険ですので、バイクを所有すれば誰もが持っているものです。
納車日もしくは車検日に渡されます。
車検証と同様、バイクでの携帯が義務付けられているため、バイクの収納スペースに入っているはずです。
もし紛失している場合は、基本的に自分で再発行手続きを行う必要があります。
手続きをお願いするのは、加入先の保険会社です。
自賠責保険証明書再発行申請書、本人確認書類、シャチハタ以外の印鑑を用意して行ってください。
なお、手数料はかかりません。
未成年者は親権者の同意書も用意
バイクの売却依頼主が未成年者の場合、親権者の同意書も用意する必要があります。
同意書は買取業者のサイトからダウンロード可能です。
業者によっては保護者の立ち会いや電話確認を行うところがあります。
もし、県外など遠方で一人暮らしをしている際は、店舗を選ぶ際に立ち会いがないかよく確認しましょう。
車両の名義と手続き者が違う場合は委任状も用意
本人不在で代理人が買取の手続きを行う場合は委任状が必要です。
なお、委任状は本人が作成・記入する必要があります。
本人の身分証明書のコピーをとっておくと、手続きがスムーズに進みます。
印鑑
バイク買取で交わす契約書の印鑑は、認印を使用します。
銀行印や実印でなくても構いません。
なお、店舗によっては印鑑が不要なところがあります。
手続きの流れ
手続きの流れは以下となります。
- ①業者を探す
②必要書類を準備する
③店舗に持っていき査定してもらう
④金額交渉をする
⑤合意に至れば契約をする
⑥売却する
では、一つずつ流れを具体的に解説します。
【Step1】業者を探す
まずは買取業者を探すところからスタートです。
買取業者を選ぶ際は、以下を確認しましょう。
- ・扱っているバイクの車種や状態（事故車・不動車・カスタムOKなど）
・自宅からの位置
・出張買取の有無と出張料
・営業時間・定休日
・評判
特に重要なのは、扱っているバイクの車種や状態です。
現在売却を考えているバイクの車種や状態に合わないところを選ぶと、査定額がダウンします。
【Step2】必要書類を準備する
次に、必要書類を準備しましょう
一つでも忘れるとスムーズに手続きできません。
印鑑の用意を忘れる方がいるため、気をつけましょう。
【Step3】店舗に持っていき査定してもらう
店舗に到着したら査定してもらいます。
混み具合によっては査定するまで数時間、または後日の査定になることがあります。
【Step4】金額交渉をする
査定額に納得がいかなければ、金額交渉をします。
交渉ができなかったり金額アップされなかったりする場合は、一度持ち帰って別の業者の査定を受けてみましょう。
【Step5】合意に至れば契約をする
査定額に納得がいき合意できれば契約を進めます。
売却が決まった場合は、ナンバープレートの返却や自賠責保険の解約手続きをします。
これらの手続きは、業者が代行してくれる場合がありますので確認してみてください。
【Step6】売却する
契約の手続きや解約手続きなどが完了すると売却となります。
バイクの収納スペースに忘れ物がないか確認しましょう。
売却金は、後日振り込まれるかその場で現金受け取りのどちらかです。
受け取り方法は業者によって異なるため、要チェックです。
持ち込み査定で金額アップするための「6つ」のポイント
持ち込み査定で金額アップするための「6つ」のポイントは以下です。
- ①動作確認は済ませておく
②消耗品のパーツは交換しておく
③純正パーツに戻す・もしくは一緒に持っていく
④洗車して綺麗にしておく
⑤定期的にメンテナンスをしていることをアピールする
⑥売りたいバイク車種に特化している業者を選ぶ
では、具体的なポイントを解説します。
【Point1】動作確認は済ませておく
査定の前に動作確認は済ませておきましょう。
バイクのランプ切れやクラクションの動作、エンジンの動作、ブレーキの効きなどが悪いと査定額に大きく響きます。
特にエンジンの影響は大きいため、エンジンがかかる状態にしておくことが大切です。
【Point2】消耗品のパーツは交換しておく
ブレーキパッドやライト、タイヤ、エンジンオイルなどの消耗品は新しいものに交換しておきましょう。
消耗品の劣化は査定で減点され、金額が下がってしまいます。
ただし、交換するかどうかは交換費用と査定額のバランスをみて決めたほうが良いでしょう。
交換をしないほうが利益が大きい傾向にあるためです。
例えば、未交換の査定額が40万円、交換後が70万円だった場合、交換後のほうが40万円もアップされています。
しかし、交換費用で30万円かかった場合、査定額が70万円でも30万円分交換で支払っているため利益はなく±0です。
買取額の相場を調べ、交換費用の見積もりと比較して交換するか決めると良いでしょう。
【Point3】純正パーツに戻す・もしくは一緒に持っていく
カスタムバイクに乗っている方は純正パーツに戻すもしくは一緒に持っていきましょう。
カスタムバイクは売れ残る可能性があるため、できるだけ業者にとっては買取は避けたい車両です。
純正に戻して販売したほうが売れやすいため、カスタムバイクの売却は純正パーツとのセットが必須です。
【Point4】洗車して綺麗にしておく
査定前に丁寧に洗車して綺麗にしておくのもおすすめです。
普段から丁寧に大切に乗っていると判断され、査定額がアップする可能性があります。
【Point5】定期的にメンテナンスをしていることをアピールする
定期的にメンテナンスをしているのであれば、積極的にアピールしたいところです。
こまめにお手入れしているバイクは、故障のリスクが少なく長く乗れるためです。
故障のリスクが少ない車両は高く買取してもらえる傾向なので、メモに記録をまとめたものを渡したり話したりすると良いでしょう。
【Point6】売りたいバイク車種に特化している業者を選ぶ
売りたいバイク車種に特化している業者を選ぶことは、査定額アップで重要なことです。
例えば、走行できるバイクを買取る業者に不動車を買い取ってもらう場合、査定額が大幅にダウンするもしくは買取拒否の可能性があります。
不動車であれば、不動車の買取もしている業者に依頼するほうが良いです。
バイクの買取は持っていく前に一括査定をしよう！
バイクの買取は持っていく前に一括査定をすることをおすすめします。
以降では、一括査定のサービス概要とおすすめのサービスを紹介します。
一括査定とは
一括査定は、相見積もりのように複数の業者に査定依頼をする方法です。
相見積もりとの違いは、査定依頼を専用のサービスで一括で行う点にあります。
手間と時間を省けるため、業者比較をするなら一括査定がおすすめです。
しかし、査定後の電話ラッシュが大きなデメリットとして挙げられています。
ただ最近では、電話ラッシュの対応をせずに済むサービスも登場しています。
一括査定なら「CTNバイク一括査定」の利用がおすすめ！
一括査定をするなら「CTNバイク一括査定」を利用するのがおすすめです。
推しポイント①オンライン完結で電話ラッシュの心配がない
CTNバイク一括査定は、申し込みから査定結果の確認、売却までオンラインで完結します。
一括査定のデメリットを解消し、より快適に利用できるようになりました。
推しポイント②不動車や故障者でも買取可能な業者もある
CTNバイク一括査定が提携している業者は全国多数です。
不動車や故障車も高価買取が期待できる業者とも提携を結んでいるため、どのようなバイクも安心して査定を受けられます。
もちろん、カスタムバイクを取り扱う業者もあります。
推しポイント③最大10社まで一斉送信で一括査定ができる
CTNバイク一括査定は、最大10社まで一括査定が可能です。
数が多いほど納得価格で買取してくれる業者が見つかりやすくなります。
推しポイント④誰でも利用しやすい
自分の情報とバイクの情報を入力すれば、あとは確認と売却先を決めるだけなので、どのような方も利用しやすいです。
複雑なやりとりが苦手な方も安心です。
CTNバイク一括査定を利用していただければ、最大10社の買取店の査定額の比較を行い最高額での売却を実現します。
査定額の提示から売却後のバイクの引き取りまで、全てオンラインで完結しますので非常にスムーズです。
もちろん一括査定サイトの利用料や手数料はもちろん無料です。
CTNの豊富なネットワークにより、日本全国どこに住んでいても対応できます。
さらにローン残債が残っているバイク、廃車や事故車、故障車、不動車問わず全て買取可能です。
バイクの売却を検討している方はぜひ一度、CTNバイク一括査定を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、バイクの持ち込み買取をメインに解説しました。
持ち込み買取か出張査定かは、ご自身の住む環境やバイクの状況などによります。
どちらの方法でも、業者選びはとても重要です。
買取額が大きく異なるため、一括査定で比較し最も高く買ってくれるところを選びましょう。
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