ダッジのリセールの特徴は、「特別リセールバリューが高いわけではない」ということです。
ですが、ダッジ・チャレンジャーの初代と現行の3代目は高い価値をもっていてリセールバリューが非常に高いです。
同じ車種でも世代によってリセールバリューが変わってくるので、どの世代が人気が高いのか調べる必要があります。
また、正規輸入が終了しており日本に正規ディーラーがないため、純正パーツが簡単には手に入りにくいです。
そのため、できるだけ改造はせず純正のまま査定に出したほうが高額査定してもらいやすいです。
パーツだけでなく普通の車査定と同様に走行距離も買取価格に反映されやすいです。
ですが、ダッジ車は国内での流通量が少なく希少性が高いため一般的な車よりは気にする必要はありませんが、しっかりとしたメンテナンスを行いパーツも交換している必要があります。
他に高価買取してもらえる方法としては、一般的な車の買取と同じように、基本的な整備をしっかり行っていることや、整備記録簿が用意されていることなど基本的なことをしっかりしていることで買取価格は上がりやすいです。
そしてやはり匂いや汚れは査定に響きやすいので整備だけでなく洗車や日々の使い方でも気を付けて高額査定してもらいましょう。
概要や歴史
ダッジは現在クライスラー社の1ブランドで社名ではありません。
ダッジはジョン・フランシス・ダッジとホラティウス・エルジン・ダッジのダッジ兄弟が設立したダッジブラザーズ・バイシクル&モーターファクトリーが始まりで、100年以上の歴史のあるブランドです。
親会社のクライスラーはGM・フォードに並ぶアメリカ自動車産業ビッグ3のうちの1つです。
ダッジ以外のブランドではジープが日本で非常に有名で正規販売店もあります。
ダッジ自体はもともとそこまで知名度はありませんでしたが、ワイルドスピードの主人公であるドミニク・トレットの愛車であるダッジ・チャージャーでよく知られるようになり、正規販売店は撤退したものの現在でも人気が高いです。
ダッジ車のスペック
ダッジ車のスペックは、アメリカを代表するエンジンと名高いHEMI(ヘミ)エンジンが搭載されていることです。
最初に搭載されたのは1951年で当時のアメリカ製量産車の中では先例がほとんどなかったV型8気筒エンジンを搭載して、アメリカ国内のモータースポーツに積極的に参加しました。
その時のチューニングパーツとしてモパー製のパーツが使われそのため、クライスラー系のハイパフォーマンスカーはモパーの愛称で呼ばれるようになりました。
ダッジの中古車について、買取・査定情報について解説しました。
日本車と違い需要が低いのでどうしてもリセールは低くなってしまいます。
ですが、ワイルドスピードのおかげで撤退してしまった現在でもある程度の人気があり、メンテナンスやパーツ交換をしっかり行うことでリセールも車種や世代によってはかなり高くなる可能性が高いです。