マーキュリーの車を
高く売るための買取・査定情報

マーキュリーのリセールは、限られた件数の中での取引になっているため、短い時間で行われる事が多くなっています。 したがって、リセールの機会を逃さないように注意することが必要です。 また、マーキュリー車のリセールは、各モデルの特徴あるデザインやエンジンの魅力によって取引が行われていることも特徴になります。 マーキュリーというブランドよりも、グランドマーキーやクーガーのような各々のモデルそのものの魅力が重要になります。 台数が少なく、年式の古い車が中心ですので、車のコンディションが重要です。 例えば、外板・内装・電子部品系のコンディションが注目されます。 年式の新しいモデルが自動的に人気となるというわけではなく、そこにコンディションも合わせて注目されることが特徴です。 また、もともと正規輸入の台数が多かったわけではないので、正規輸入と並行輸入が入り混じってマーケットが構成されています。 正規・並行の両方があることに注意して、リセールの取引を検討しましょう。 マーキュリーで人気となっているのは、各モデルが持つアメリカンラグジュアリーなコンセプトです。 比較検討が行われるのも、マーキュリーの中というよりは、同様なコンセプトを持つモデルの中で行われます。 そのため、リセールの場合は、そのような人たちがコミュニケーションを取ることが多い外車やアメリカ車を多く取り扱う業者に相談されることをおすすめします。

概要や歴史

マーキュリー (Mercury) は1938年からアメリカのフォード・モーター車で生産していた、ブランドの名前です。 アメリカのビック３と呼ばれる自動車会社の一つのフォード傘下に設立されたブランドで、大衆車中心のフォードと高級車ブランドのリンカーンに挟まれる形で中級レベルの車を販売するブランドでした。 マーキュリーでは、1960年代には、フォード・マスタングの姉妹車としてクーガーという2ドアのスペシャリティカーがヒットしました。 その後も、フォードのクラウンビクトリアの姉妹車のグランドマーキーやフォード・トーラスの姉妹車のセーブルなどで、台数を維持していました。 その後、フォードブランドとリンカーンブランドとの差別化、日本車のアメリカ進出の影響を受け販売不振となりました。 2000年代に入り、最盛期の半分程度の販売台数になり、2010年に最終的に廃止となっています。 日本では、1980年ごろから、マーキュリー・グランダムなどの輸入が行われていました。 しかし、アメリカ本国での低迷を受けて、2000年前後に日本での正式販売は終了しています。

マーキュリー車のスペック

マーキュリーはフォードの高級車バージョンですので、華やかで洗練されたデザインと、高級感のある内装、快適な乗り心地、パワフルでゆとりあるエンジン性能が特徴です。 エンジンは、一部V6もありますが、V8エンジンが中心で、スムーズな走りを楽しめます。 ボディタイプ的には、アメリカでは、後期にはSUVも販売していましたが、日本で人気のあるのは、セダンやクーペで、グランドマーキスやクーガーといったモデルになります。