ステーションワゴンは多数のメーカーが販売しており、中古車や市場でも高い人気を博しています。
ただ、すべての車種の中古車相場が高いわけではなく、車種によって大きく差があるため注意が必要です。
リセールバリューの高いステーションワゴンは、シビックハッチバック ベースグレードMT、レヴォーグ2.0STIスポーツアイサイト ブラックセレクション、カローラツーリングW×Bが挙げられます。
これらの車種は根強い人気があるため、買取価格が高く、走行距離や使用年数によって異なりますが、70%以上ものリセールバリューがあるケースも存在します。
また、どの車種においてもそうですが、モデルチェンジしたばかりの車や新型が発売されたばかりの車などは、比較的リセールバリューが高いのが特徴です。
その中でもリセールバリューの高さを追求したい方は、走行距離や日々のメンテナンスに気をつけましょう。
概要や歴史
1960年代までワゴンという形状はあったものの、ステーションワゴンというボディタイプはありませんでした。
ところが、1989年にワゴン専用設計ではあったものの、乗用車テイストも追加されたガシィ・ツーリングの登場により、ステーションワゴンが大ヒットとなります。
積載性、スタイリッシュなデザインやハイパワーなエンジンがヒットした理由でしょう。
その後はさまざまなメーカーがステーションワゴンの販売を開始し、1990年代にはステーションワゴンブームへと発展していきました。
しかし、近年ではSUVやミニバンの人気上昇によって、かつてほどの人気はありません。
理由としては、車内の広さに重きを置き、走りをあまり重視しなくなったことが挙げられます。
また、ファミリー層はスライドドアを好みますが、ステーションワゴンにはスライドドアは搭載されていない点が大きいでしょう。
とはいっても、トヨタ・ホンダ・スバル・マツダとなどの大手国産メーカーからは、現在でもステーションワゴンを販売しています。
ステーションワゴンのスペック
ステーションワゴンには、荷物の積み下ろしのしやすさ、スポーティーな走り、スタイリッシュなデザイン性などの魅力が挙げられます。
今やSUVやミニバンが主流となりましたが、ステップワゴンはミニバンやSUVよりも車高が低いため、荷物の積み下ろしがしやすいのが特徴です。
また、ステーションワゴンは低重心であるため、スポーティーに走れるという良さもあります。
さらには、スタイリッシュでかっこいいフォルムをしていながらも、車内は広々とした空間が広がっており、快適性も申し分ありません。
したがって、走りを重視しつつ、車内の快適さを求める方には、SUVやミニバンよりもステーションワゴンの方がおすすめです。