フェラーリは驚くほど高いフェラーリのリセールバリューで10年落ちでも価値を維持しております。中古車は、走行距離と年式によって価格が決まるものです。フェラーリでもこの公式は当てはまるハズ。しかし、希少車や限定車などでは、10年落ちでも走行距離が少なければ新車価格を上回る価格に驚かされます。10年落ちでリセールバリューが、100%以上を誇るのはフェラーリというブランドの凄さと言えるでしょう。
フェラーリ360 モデナは、新車価格1758万円からで、走行距離1.9万キロから6.8万キロなら800万円〜1430万円の買取価格です。残価率は45%〜81%です。
フェラーリ488スパイダーは、リトラクタブル・ハードトップを備えた快適なオープンモデルです。ドライブ先で、気が向いた時にルーフを開閉できる便利さは格別でしょう。エンジンは、V84000ccでツインターボが搭載され670PSの最高出力。0-100km加速は、僅か3.4秒以下。最高速は320kmにも達しF1並みの加速と最高速を誇ります。
また、488スパイダーの新車価格は3550万円。走行距離4000km〜1万9000kmでの買取価格は2700万円から3300万円で残価率は76〜93%とフェラーリモデルの中でも最高になっております。
概要や歴史
フェラーリの創始者エンツォ・フェラーリは、1920年代に活躍したレーシングドライバーでした。やがて1929年には、仲間とレーシングチームを立ち上げます。それが、現在もF1に参戦しているスクーデリア・フェラーリの始まりとなりました。ヨーロッパは、第2次世界大戦へと進む中で生まれたばかりのフェラーリです。自社開発の車を販売したのも束の間で、戦争が開戦するとモータースポーツは禁止となり、さらにスポーツカーや自動車製造も禁止され、フェラーリは工業用の粉砕機を生産していました。しかし、エンツォ・フェラーリは、戦争はやがて終わり自動車産業も復活することを確信してモデナからマラネロに工場設備を移動させ空襲から難を逃れていたのです。
第2次世界大戦が終了してから2年後、フェラーリは自動車製造を復活させ今日に至るのでした。フェラーリの特徴は、レースの活動資金を調達するためにスポーツカーを販売しているところです。フェラーリにとって車の販売は全てレースのためなのです。
フェラーリ車のスペック
モータースポーツのF1に参戦し続けるフェラーリ。時には、F1のノウハウを豊富に盛りこんだモデルが発売されました。F40などフェラーリ創立記念を祝うような限定車もあります。スポーツモデルの頂点に立つフェラーリならではのスペックは申し分ないものです。動力性能は、必要十分以上で余りある余裕のスペックに感動するほどですね。