リンカーンの車を
高く売るための買取・査定情報

リンカーンのリセールの特徴は、高級車としての歴史があり、日本にもなじみのある知られたモデルがあることです。 もう一つの特徴は、すでに日本での正規販売が行われていないということです。 新車販売の台数が限られてしまうので、中古車マーケットへの車の供給も多くは期待できません。 特に、年式の新しい車は限られてしまいます。 したがって、高年式の程度のいい車は、かなり早く売買が成立してしまうでしょう。 ただ、正式輸入停止後の車は、並行輸入車であると思われますので、その点は注意が必要です。 また、リンカーンのセダンは、すでにアメリカでも販売されていないため、年式の新しい車ありません。 アメリカでの最後のセダンの販売は2020年でした。 つまりそれ以降の年式はリンカーンのセダンでは並行輸入でも存在しない、ということになります。 また、2016年に正規輸入が終了したあとも、メンテナンス網はありますが、修理・メンテナンスは、その前よりは難しくなっています。 きちんとメンテナンスを受けているかどうかもリンカーンのリセールには重要です。 台数が少ないこと、正規輸入と並行輸入が混ざっていること、メンテナンスが難しいことなどを考慮して、リンカーンのリセールでは、外車やアメ車に詳しい業者に相談するのがおすすめです。

概要や歴史

リンカーン (Lincoln) は1917年にアメリカで設立された自動車会社です。 名前はエイブラハム・リンカーン大統領にちなんで付けられました。 会社は 1922年に自動車会社のフォードに買収され、今はフォードの高級車部門として位置づけられています。 GMにおけるキャデラックと同じポジションになります。 リンカーンでは、コンチネンタルというモデルが1940年代に作られて、大ヒットしました。 その後、リンカーン・コンチネンタルというモデル名は高級車の代名詞となり、1992年に生産中止となるまでモデル名として使われました。 その後、他のアメリカ自動車ブランドと同様に、リンカーンも1970年代のオイルショックなどによる小型化への流れ、日本車のアメリカ進出の影響を受け、コンチネンタルもタウンカーと名前を変え、小型化されました。 1998年に発売された、新型SUVのナビゲーターが大ヒットとなり、今も人気車種として販売されています。今現在のアメリカでの販売モデルはSUVの4モデルだけで、セダンはありません。 日本では、1974年にリンカーン親会社のフォードの日本法人フォードジャパンが設立されています。 リンカーンは、日本では必ずしもフォードの販売網だけではない様々なディーラー網で売られてきていましたが、2016年にフォードが日本から完全撤退したことを受けて、現在、正規輸入は停止されています。

リンカーン車のスペック

リンカーン車はその大きなサイズと大きなエンジンによるゆとりある走り、レザーやウッドを使った高級感のある内装が特徴的なスペックです。 ナビゲーターに代表される大きなサイズのSUVと、コンチネンタル・タウンカーのアメリカンなセダンが中心となるボディタイプになります。 セダンは、さらにサイズを伸ばす改造をして、リムジンカーとして使われることもあります。