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サターンの車種一覧

サターン車の
リセールバリュー

サターンの
査定ポイント

中古車相場の傾向や特徴

サターンの中古車の一番の特徴は、取引される台数が少ないことです。 中古車検索サイトで検索しても、一桁の台数ぐらいしかでてこないことがほとんどです。 そして、日本でもアメリカでも販売が終了しているため、その台数はこの先も減少することになります。 また、サターンを探しているという形での取引よりは、色々な車を探しているなかで、サターンにも興味があり検討する、という取引が多いでしょう。 比較検討から購入決定のプロセスにそれなりの時間がかかるケースが多くなるでしょう。 サターンは、日本車対抗ということもあり、新車でも200万円以下が中心の車でした。 したがって、中古車相場としても、それほど高くはない価格帯が中心になります。 それほど高くはない、珍しい、でも運転しやすい外車というコンセプトで、売り買いされる車になりますので、そのような車を扱うのが得意な業者でのに相談することをおすすめします。

人気なボディタイプやカラー、装備など

サターンはセダン・クーペ・ステーションワゴンが正規輸入されていましたが、人気はクーペになります。 その中でも3ドアクーペという観音開きのドアが付いたモデルが人気です。 サターンは、日米ともにブランドがなくなっており、また、生産されていた期間も少なかったので、修理部品の数が少なく、日本では入手困難になっています。 そのため、できるだけコンディションのいい車が高く評価される傾向にあります。

サターンのリセールの特徴

サターンのリセールは、限られた件数の中での取引になっていることが特徴です。 売る側も、買う側もどちらも、サターンモデル同士での比較対象があまり存在しない中での取引になります。 買う側は、サターン以外のモデルが比較検討対象になっていることも多くあるでしょう。 レアであること、人とかぶらないことというのもサターンの魅力の一つになっていますが、その特徴がますます強くなっているという状況です。 また、サターン車のリセールは、各モデルのデザインが選択理由というわけではないことが多いので、外板やエンジン・装備などのコンディションがシビアに評価されます。 このデザインの車が欲しいから、少しのコンディションは目をつむる、とはなりにくい傾向にあります。 できるだけ良いコンディションを作っておくことが重要になります。 また、比較的リーズナブルな外車というのも、サターンの特徴の一つになっていますので、突出した高評価ということは、あまり期待できません。 同時に、コンディションが悪く、買ってからのメンテナンスにコストがかかると思われる車は、敬遠されることが多くなります。 サターンの新車ディーラーは今はないので、外車や販売中止した車を多く扱うような業者に相談してみるのが、おすすめです。 可能ならば複数の業者に相談してみるのがいいでしょう。

サターンについての情報

概要や歴史

サターン (Saturn) は1985年にアメリカのGMの100%小会社として設立されました。 1970年代からの日本車の進出に対抗するために、GMが日本車キラーとして開発した車です。 最初の車は1990年に発売されました。 車のスペック的には、4520mm程度の全長という今のカローラと同じ程度の大きさのセダンとクーペでスタートし、その後ステーションワゴンも追加されました。 外板の一部に樹脂を使い、ぶつけても元に戻ることだったり、クーペの左側にドアを2枚観音開きで付けたりすることが斬新な特徴でした。 販売面では、不誠実で男性よりだと批判されてたGMのディーラー網とは別に新しくディーラーを作り、リテーラーと呼ぶことにし、接客マニュアルを整備し徹底しました。 また、定価販売を徹底し、値引きしない事により、不公平感を排除するようにしました。 これらが評価され、台数は拡大し、1996年にはモデルチェンジを実施、1999年には上級モデルも発売しましたが、だんだん独自性を失い最終的には親会社であるGMの破綻をうけるかたちで、2010年に廃止されました。 日本では、アメリカでの成功を受けて、1997年に販売を開始しました。 ディーラーにはJR東日本の子会社も参加し、右ハンドル車を設定・輸入し、値引きなしの販売手法も持ち込み、一時期話題になりました。 しかし、販売台数は多い年で1300台を超える程度とあまり伸びず、親会社の経営危機もあり、2001年には撤退しています。

サターン車のスペック

サターンは日本車キラーとして開発されたモデルですので、日本に輸入されていたモデルは、サイズ的には全長4520mm程度・エンジン排気量的にも1.9lという、日本車に近いスペックになっています。 ボディタイプは、セダン・クーペ・ステーションワゴンが輸入されました。

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