「買い取って欲しいバイクがあるけど、査定額は売値の何割が相場？」と気になっていませんか？
バイクは1日ごとに値が下がるといってもいいほど、価値が下がり続けます。
使用するほど劣化が進むため仕方ないことですが、それでもできるだけ高値で取引したいと思うものです。
そこで今回は、相場や価格アップの方法、変動要素を解説します。
バイクの買取は売値の何割が相場？
バイクの買取は売値の何割が相場なのか、また値落ち率について解説します。
相場は高ければ9割、低ければ6割
相場が9割になる可能性があるのは、以下の条件が揃った場合です。
- ・新車であること
・人気があること
・売れやすい時期に売却したこと
・状態がよく減点が少ないこと など
上記のような条件が揃わなければならない理由は、中古のバイクは保管が必要であること、売れ残る期間が長いほど故障リスクが高くなることが挙げられます。
すぐに売れる中古のバイクは、新品に近いくらい状態が良いものです。
事故のリスクを減らすためにも、品質にこだわる購入者が多いためです。
よって、上記のような条件を満たしたバイクはすぐに売れると判断され、高値で取引してくれる可能性が高まります。
反対に、売値の相場が落ちると6割くらいになるケースがあります。
前述のとおり、中古のバイクは高品質でなければなかなか買ってもらえません。
よって、5年落ちの故障リスクが高い車両や、売れ残りやすい人気のない車種は売値の6割くらいまで落ちることがあります。
バイクの値落ち率
バイクの値落ち率は、一般的に5年落ちで4割〜3割になるといわれています。
5年落ちまでいかず、よっぽど車両の状態が悪くなければ5割〜4割でとどまるのが一般的です。
バイクは通勤や仕事用よりも趣味で購入されることが多いため、車と比べると値落ち率が低めです。
趣味で購入されるものであることは、年式が古くてもマニアや若い頃に乗っていた思い出の車種として再び購入する人がいるということです。
よって、価値は高く買取価格を上げても購入される確率が高いため問題はありません。
さらにいえば、このような背景により本当に人気の高い車種やプレミアがつく希少性が高い車種は、売値に対して5割以上の割合の価格で買い取ってもらえます。
ただし割合は状況で大きく変動する
割合の変動はバイクの品質だけではありません。
以下の要素によっても変わります。
- ・経過年数や売れやすさ
・モデルの人気度や希少度
・店舗が求めているバイクかどうか
・新モデルが登場した後
・季節や地域
では、一つずつ解説します。
【割合が変動する要素1】経過年数や売れやすさ
バイクの査定方法は減点式が基本です。
よって、新規登録からの経過年数や売れやすさをチェックして減点されていきます。
一般的には経過年数が少ないほど高値で売れますが、バランスをみて売れにくい車種と判断されると大幅に減点される可能性もあります。
新しいバイクだからといって、売値と変わらないほど高く買い取ってもらえるとは言い切れないのです。
【割合が変動する要素2】モデルの人気度や希少度
査定するバイクのモデルがどれだけ人気があるのか、また希少性が高いのかといった点も査定に大きく響きます。
人気が低いほど減点は大きくなり、また希少性があるほど加点されていきます。
しかし、人気が高くても中古車市場で多く出回っている場合は、買取価格を安く抑える方向にいきます。
買取する台数もその分多いことになり、買取価格を高くすると赤字になるリスクが高まるためです。
中古車としてなかなか入手できない車種に関しては、不動車や故障者でもパーツで売れるため高額で取引できる可能性があります。
【割合が変動する要素3】店舗が求めているバイクかどうか
店舗が求めているバイクである場合は、売値に対してわりと高めに買い取ってもらえます。
具体的には以下のようなバイクを求めています。
- ・希少価値が高い車種
・マニアの間で人気が高い旧車
・外国で人気が高い車種 など
業者はバイクを早く売り捌きたいと考えています。
よって、上記のような早く売れやすいバイクは売値の5割以上で買い取ってくれやすい傾向です。
【割合が変動する要素4】新モデルが登場した後
新モデルの登場により、買取額が高騰する場合と下がる場合があります。
旧モデルの人気が高かった場合、絶版となるため希少性が上がり高値で買い取ってもらえる確率が高めです。
反対に、旧モデルの人気がそれほどない場合、新モデルよりも価値が下がるため買取額は低くなります。
【割合が変動する要素5】季節や地域
バイクの販売店にとってバイクの台数を確保したい季節に査定をした場合にも、高値で買ってもらえる可能性が高くなります。
バイクの購入者が増える時期の直前に査定を受けると、購入されやすい時期に入ったあとすぐに捌けると考えるためです。
地域によって割合が変動するのは、例えば四輪駆動の場合、冬になると雪が深くなる地域では需要があります。
しかし、沖縄などの雪がほとんど降らない地域では需要がありません。
このような場合、四輪駆動の需要が低い地域で買い取ってもらっても買取額は下がってしまいます。
リセールバリューの高いバイクはどんなものがある？
リセールバリューの高いバイクの特徴を解説します。
愛車の特徴と重なるかチェックしてみましょう。
リセールバリューとは
そもそもリセールバリューとは、現在所有しているバイクを売却する際どのくらいの価値が残っているのかを意味する言葉です。
リセールバリューが高いほど売却するバイクの価値は高いことを示し、高値の買取額が期待できます。
リセールバリューが高いバイクの特徴
リセールバリューが高いバイクの特徴は以下のとおりです。
- ・250ccモデルのバイク
・ロングセラー人気が衰えないバイク
・希少性の高いバイク
では、詳しく解説します。
【高価買取が期待できるバイク1】250ccモデルのバイク
250ccモデルのバイクは、若い年代のライダーに人気があります。
その理由として、車検を必要としないことやガソリン代も抑えやすいことから維持費が安く済むためです。
250ccのバイクには、Ninja250やホンダ・ホーネット250などがあります。
特にホンダ・ホーネット250に関しては、最新モデルの登場から10年以上経つにも関わらず、高値で取引されている特殊な車種です。
【高価買取が期待できるバイク2】ロングセラー人気が衰えないバイク
ロングセラーで人気が衰えないバイクはすぐに売れるため、買取価格が高くなりやすい傾向です。
かつて一世風靡したマジェスティやドラッグスターといったバイクは、現在も人気があるロングセラーのバイクです。
また、エストレア、SR400などのレトロタイプのオートバイも、レトロブームがきている今の時代にピッタリといえ
ます。
もし状態が良い状態であれば、高価買取が期待できるでしょう。
【高価買取が期待できるバイク3】希少性の高いバイク
希少性の高いバイクは価値が非常に高くなるため、高価買取されています。
例えば、現在生産が終了しているゼファーは希少性が高いため、多くの買取業者で高価買取対象です。
今後の展望としては、YAMAHA SR400SPも希少性が上がり買取価格も上昇すると考えられています。
現在所有している方は、大切に保管しておくと良いかもしれません。
バイクの買取額を売値近くまでアップさせる7つの方法
バイクの買取額を売値近くまでアップさせる7つの方法を紹介します。
- ①タイミングを見極める
②傷や凹みをそのままにする
③純正パーツと一緒に買い取ってもらう
④必要なメンテナンスを欠かさない
⑤洗車してから査定に出す
⑥一括査定で高額買取してくれる業者を探す
⑦走行距離を正確に伝える
では、一つずつ解説します。
【アップさせる方法1】タイミングを見極める
売却するタイミングを見極めることで、買取額を売値に近づけられる可能性があります。
一概にこれからご紹介するタイミングで買取額がアップするとはいえません。
人気のバイクの場合は買取る車両数が多くなると、かえって買取額が落ちる可能性があるためです。
よって、一般的にいわれている上がりやすいタイミングをお伝えします。
新生活がスタートするタイミング
新生活がスタートするタイミングは、バイクを購入する人が増えやすくなります。
高校生までのあいだは「3ない運動」によって、免許取得やバイクの購入、バイクに乗ることを禁止している地域や学校が多くあります。
よって、大学生になりバイクが解禁されたことでバイクの購入者が増えやすくなるのです。
バイク販売店は在庫を抱えて置かなければならないため、積極的に買取を行います。
大学生の方の場合、あまりお金を持っていないため中古車のニーズが高く、すぐに売れるため高値で買い取っても赤字になることは少ないです。
このような理由から、査定額がアップする可能性があります。
大型連休がスタートする前のタイミング
大型連休がスタートする前のタイミングは、バイクの購入者が増えます。
例えばお盆時期の大型連休では、夏のボーナスが入り、バイクの台数を増やしたり買い替えを検討する方がいるためです。
中古のバイクもニーズが高いため、高値で買い取ってもらえるチャンスです。
天気が不安定になる時期に入るタイミング
バイク販売店によって差が大きいですが、天気が不安定になる時期に入るタイミングに高値で買い取ってもらえるケースがあります。
雨が多くなったり、台風が頻発したりする時期はバイクに乗れないためニーズは低くなります。
加えて、雨に濡れたくないという理由から査定する方が激減するため、ある程度在庫をキープしておきたいと考える店があるのです。
梅雨の時期は、高値で買い取ってもらえる「穴場的タイミング」というショップもあるくらいなので、査定額アップを狙うのであればおすすめの時期です。
おすすめしない売却時期
おすすめしない売却時期もあります。
以下のタイミングでの査定は金額が下がる可能性があるため気をつけましょう。
- ・新モデルが登場したあとの時期
・冬の時期
新モデルが登場したあとの時期は、基本的に旧モデルは価値が下がるため買取額は低くなります。
ただし、旧モデルの人気が高かった場合は生産終了による希少性の価値が付与されるため例外です。
売るのであれば、発表されてから発売されるまでの時期がおすすめです。
冬の時期も買取額が下がりやすくなります。
特に雪が深い地域ではバイクは乗れないため、売却しても売れず日数だけが経過するため査定額はダウンします。
中古バイクはすでに劣化が進んでおり、売れない期間が長いほど故障のリスクも高まってしまうためです。
リスクを考えて販売店は、冬の時期にあまりバイクは買取りたくない心理に陥ります。
【アップさせる方法2】傷や凹みをそのままにする
買取額を売値近くまでアップさせたい方は、傷や凹みは基本的にそのままにしてください。
「修理して綺麗にしたほうが、買取額はアップするのでは？」と疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、反対に損してしまうリスクが高いのです。
例えば、大きな凹み傷の場合、修理代が高額になります。
もし、50万円かかると仮定して修理後買い取ってもらう金額が70万円だとすれば、20万円しか利益がありません。
であれば、修理なしで50万円で買い取ってもらったほうが丸々50万円がもらえるため、修理しないほうが利益が大きくなります。
とはいえ、傷の大きさによっては一概に修理をして損するわけではありません。
修理代と査定額を天秤にかけて、どちらのほうが利益が出るか考えることが大切です。
【アップさせる方法3】純正パーツと一緒に買い取ってもらう
カスタムバイクに乗っていて買取額を売値近くまでアップさせたい方は、純正パーツと一緒に買い取ってもらいましょう。
万人受けするカスタムであれば、それほど気にすることはないかもしれません。
しかし、マニアックで自分の好きを詰め込んだカスタムは、万人受けするとは限りません。
買取業者は売れるバイクでなければ買い取る意味がないため、独創的なカスタムのバイクは査定額を大幅に下げる傾向にあります。
純正パーツも一緒に査定に出せば、バイクは純正に戻して販売し、カスタムパーツはパーツ単体で販売できるようになります。
それによりリスクはないと考えるため、査定額の減額を抑制可能です。
【アップさせる方法4】必要なメンテナンスを欠かさない
買取額をアップさせたいなら常日頃からメンテナンスをしましょう。
メンテナンスされていないバイクは、劣化が進んでいるまたは故障しやすいと判断され価値が大幅に下がります。
エンジンオイルやタイヤの交換といったメンテナンスは、バイクの価値を維持するために大切です。
【アップさせる方法5】洗車してから査定に出す
査定に出す前に洗車するのも一つの方法です。
綺麗な状態にしてから持っていけば、日頃から大切に乗っていると判断され金額アップをしてもらえる可能性があります。
【アップさせる方法6】一括査定で高額買取してくれる業者を探す
一括査定で高額買取してくれる業者を探す方法もおすすめです。
一括査定とは、専用のサービスを利用して複数の買取業者に見積もりを出してもらい、比較する方法です。
自身で店に連絡をとり見積もりを出してもらうよりも簡単に買取額の比較ができ、最も高い価格で買い取ってくれる業者を見つけられます。
【アップさせる方法7】走行距離を正確に伝える
走行距離が短いほど買取額がアップしますが、絶対に嘘をついたりメーターを改ざんしたりしてはいけません。
嘘やメーターの改ざんは、査定士が見るとすぐにわかってしまいます。
信頼を失い、買取額を下げられるもしくは買取不可となってしまう可能性があるため、正直に正確な走行距離を伝えましょう。
バイクの一括査定は「CTNバイク一括査定」がおすすめ！
一括査定をするなら、CTNバイク一括査定で行うのがおすすめです。
メリットがたくさんあるため、ご紹介します。
【メリット1】故障車・不動車も査定が可能
CTNバイク一括査定を利用するメリット1つ目は、故障車や不動車といった動かないバイクも査定可能なことです。
提携を組んでいる買取業者が幅広く、動かないバイクでも買い取ってパーツで販売するなど販売ルートを確保しているところがあります。
車種やニーズ、動かない原因によっては高価買取も期待できるため、利用する価値があります。
【メリット2】オンラインで完結するため電話対応要らず
CTNバイク一括査定を利用するメリット2つ目は、電話対応が不要なことです。
一般的な一括査定サービスは、査定依頼を出した会社から電話がかかってきます。
電話対応のラッシュに追われ、生活に差し支えたり買取の手続きがスムーズに進まないなどの課題がありました。
CTNバイク一括査定は、査定額がオンライン上で提示されるのを確認する形となるため、快適に利用できます。
【メリット3】一斉送信で10社まで査定依頼が出せる
CTNバイク一括査定を利用するメリット3つ目は、一斉送信で査定依頼できることです。
通常の相見積もりは、査定依頼を出したい業者の店舗にいったり、自宅まで来てもらったり手間がかかります。
CTNバイク一括査定は、バイクの情報や必要事項を一度入力すれば、その情報が一斉送信で共有されます。
手間要らずで見積もり比較ができるため、とても便利です。
【メリット4】使い方がシンプルで迷わない
CTNバイク一括査定を利用するメリット4つ目は、使い方がシンプルなことです。
使い方が複雑なものはかえって不便になり、査定を断念してしまう方もいるでしょう。
CTNバイク一括査定は「情報記入」→「一斉送信」→「査定額の提示」→「売却」とシンプルなため、インターネットに慣れていない方でも比較的使いやすいです。
CTNバイク一括査定を利用していただければ、最大10社の買取店の査定額の比較を行い最高額での売却を実現します。
査定額の提示から売却後のバイクの引き取りまで、全てオンラインで完結しますので非常にスムーズです。
もちろん一括査定サイトの利用料や手数料はもちろん無料です。
CTNの豊富なネットワークにより、日本全国どこに住んでいても対応できます。
さらにローン残債が残っているバイク、廃車や事故車、故障車、不動車問わず全て買取可能です。
バイクの売却を検討している方はぜひ一度、CTNバイク一括査定を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
バイクの買取額は、高ければ売値の9割、低ければ6割くらいです。
趣味で購入する方が多いことから値落ち率もそれほど高くないため、高額買取が期待できます。
ただし、バイクの状態によって激しく変動するため、一括査定などで査定額を比較し売却先を決めましょう。
メーカー別中古車買取相場ランキング
