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ハリアーの燃費は実際どうなの?現行・旧型からライバル車との比較も紹介

  • 更新日: 2025年9月2日 公開日: 2025年8月29日

ハリアー 燃費
高級感溢れるデザインと快適な乗り心地で人気のトヨタのハリアー。

一方で、一部のユーザーからは「燃費が悪い」といった声もあり、実際のところどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、現行型・旧型それぞれの燃費性能やライバル車との比較、実燃費データまで徹底解説します。

ハリアーの燃費を確認したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ハリアーのスペックと特徴

トヨタの人気SUV「ハリアー」は、高級感溢れるデザインや快適な室内空間、力強い走行性能など、多彩な魅力を兼ね備えています。

まずは、ハリアーの燃費を紹介する前に、ハリアーの基本的なスペックや特徴について整理していきましょう。

ハリアーのスペック

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,740 × 1,855 × 1,660mm
室内サイズ(全長×全幅×全高) 1,880 × 1,520 × 1,215mm
エンジン ・直列4気筒2.0Lガソリン
・直列4気筒2.5Lハイブリッド
・直列4気筒2.5Lプラグインハイブリッド
駆動方式 2WD・4WD・E-Four
燃費(WLTCモード) ・ガソリン:15.6〜18.5km/L
・ハイブリッド:22.4〜22.7km/L
・プラグインハイブリッド:20.5km/L
総排気量 2.0L・2.5L
最高出力(kW(PS)/r.p.m.) 126〜131(171〜178)/5,700〜6,600
最大トルク(N・m(kgf/m)/r.p.m.) 207〜221(21.1〜22.5)/4,800〜5,200
新車価格 3,710,300円〜

ハリアーは、トヨタから販売されているミドルサイズSUVの一つです。

「高級クロスオーバーSUV」として登場したハリアーは、上質な走りとラグジュアリーな室内デザイン、さらに利便性の高い居住空間によって、多くのドライバーから絶大な人気を集めています。

1997年に初代が登場して以来、3回のモデルチェンジを繰り返し、現在は4代目ハリアーとして世界中から愛されている車です。

洗練されたデザインとくつろげる室内空間

ハリアーの大きな特徴の一つが、高級感溢れる洗練されたデザインと、くつろげる室内空間です。

エクステリアは、重厚感のある安定したフォルムを感じさせ、存在感ある見た目となっています。

ヘッドランプやリアランプにLEDを採用するなど、トヨタらしいおしゃれなこだわりを感じさせるところも魅力です。

インテリアは、ブラックを基調とした細部までこだわった空間と、余裕のある設計により、安心かつ快適さをもたらしてくれます。

ダイナミックな走りと高度なセーフティ機能

ハリアーの最高出力は「126〜131(171〜178)/5,700〜6,600」、最大トルクは「207〜221(21.1〜22.5)4,800〜5,200」と、ダイナミックな走行が可能です。

また、安全機能も充実しており、「Toyota Safety Sense」をはじめとした豊富な機能が搭載されています。

2025年6月には、一部改良により、検知領域を広げたプリクラッシュセーフティをはじめ、安全装備が進化し、新たな機能も加わったことで、より安心して乗れるクルマに仕上がっています。

多彩なパワートレインも魅力

ハリアーには、2.0Lのガソリンモデル、2.5Lのハイブリッドモデル、そして2.5Lのプラグインハイブリッドモデルという3種類のパワートレインが用意されています。

2.0Lガソリン車は、ダイナミックフォースエンジンを採用し、迫力ある走り出しと快適な静音性を実現しています。

2.5Lハイブリッド車とプラグインハイブリッド車は、エンジンとモーターを組み合わせて、20.5〜22.7km/LのミドルサイズSUVではトップクラスの低燃費を実現しています。

【グレードで比較】現行ハリアーのカタログ燃費

ここからは、本題であるハリアーの燃費を紹介していきます。

グレード別で紹介するので、気になるグレードをチェックしてみてください。

エンジンタイプ・グレード 2WD E-Four(4WD)
ガソリン G 15.8km/L 15.0km/L
Z 15.6km/L 14.8km/L
Z“Leather Package” 15.6km/L 14.8km/L
ハイブリッド G 22.7km/L 22.0km/L
Z 22.4km/L 21.7km/L
Z“Leather Package” 22.4km/L 21.7km/L
プラグイン
ハイブリッド
G 20.5km/L
Z 20.5km/L

※ガソリンが4WD、ハイブリッド・プラグインハイブリッドがE-Four

ガソリン車のカタログ燃費の数値が、2WDで15.6〜15.8km/L、4WDで14.8〜15.0km/Lとなっています。

ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車では、すべてのグレード・駆動方式で20.0km/Lを超える低燃費を実現しています。

現行ハリアーの実燃費

現行ハリアーの実燃費についても見ていきましょう。

項目 プラグインハイブリッド ハイブリッド ガソリン
サンプル① 25.23km/L 17.97km/L 11.62km/L
サンプル② 28.01km/L 16.61km/L 11.64km/L
サンプル③ 20.00km/L 17.23km/L 12.20km/L
サンプル④ 27.60km/L 15.61km/L 13.10km/L
平均燃費 25.21km/L 16.86km/L 12.14km/L

こちらの結果の中で驚きなのが、プラグインハイブリッドの平均燃費がカタログ燃費よりも約5.0km/Lを上回っているところです。

プラグインハイブリッドは、モーターだけで走行できる特徴があるので、使い方次第では大幅な燃料削減が可能です。

そのほかのエンジンタイプに関しては、平均燃費よりも2.0〜4.0km/L程度、下回る結果となっています。

旧型ハリアーのカタログ燃費

ハリアーは、現在までに3回モデルチェンジを繰り返しており、それぞれに特徴が異なります。

そのため、旧型ハリアーを選択肢に入れる方も少なくありません。

ここでは、旧型ハリアーの燃費について、ガソリン車とハイブリッド車に分けて詳しく見ていきましょう。

ガソリン車

旧型ハリアーのガソリン車のカタログ燃費は、次のとおりです。

世代/タイプ カタログ燃費
2WD 4WD
(E-Four)
3代目 ガソリン 16.0km/L 14.8〜15.2km/L
ターボ 13.0km/L 12.8km/L
2代目 9.4〜11.0km/L 9.1〜10.6km/L
初代 9.4〜9.5km/L 8.8〜9.1km/L

※3代目:JC08モード・2代目、初代:10・15モード

現行ハリアーのガソリン車と比較すると、モデルによっては2WDのカタログ燃費のほうが高い数値となっています。

ただし、こちらのデータは、JC08モードもしくは10・15モードとなっていますので、正確な比較となりませんので、あくまで参考としてください。

ハイブリッド車

ハイブリッド車のカタログ燃費は、次のとおりです。

世代 カタログ燃費
3代目 21.4〜21.8km/L
2代目 17.8km/L

現行ハリアーのハイブリッド車と比較すると、現行のほうが高い数値になっています。

しかし、3代目に関しては、差が1.0km/L程度とそこまで大きな差は見られません。

旧型ハリアーの実燃費

旧型ハリアーの実燃費についても見ていきましょう。

以下は、3代目モデルの実燃費データです。

グレード ハイブリッド ターボ ガソリン
サンプル① 14.50km/L 9.74km/L 10.84km/L
サンプル② 13.63km/L 10.40km/L 11.05km/L
サンプル③ 13.35km/L 11.70km/L 11.70km/L
平均燃費 13.83km/L 10.61km/L 11.20km/L

3代目ハリアーの実燃費では、どのエンジンタイプもカタログ燃費より、大幅に数値が下回る結果となっています。

現行と比較しても低い数値となっており、現行ハリアーの燃費性能のほうが優れていることが分かります。

ハリアーとライバル車の燃費の比較

燃費を検討する際、多くの方が気になるのはライバル車との違いです。

ここでは、ハリアーの燃費が同クラスのモデルと比べてどの程度優れているのかを見ていきます。

【トヨタ】ヤリスクロス

エンジンの種類 駆動方式 ヤリスクロス ハリアー
ガソリン 2WD 14.6〜19.8km/L 15.6〜15.8km/L
4WD
(E-Four)
17.1〜18.4km/L 14.8〜15.0km/L
ハイブリッド 2WD 25.0〜30.8km/L 22.4〜22.7km/L
4WD
(E-Four)
26.0〜28.7km/L 22.0〜21.7km/L
プラグインハイブリッド 4WD
(E-Four)
20.5km/L

ヤリスクロスと燃費を比較すると、一部のガソリン車以外、ヤリスクロスのほうが燃費は優れていることが分かります。

ヤリスクロスのハイブリッド車は、ライバル車の中でも特に優れた燃費性能を持っており、グレードによっては最大30.8km/Lという驚きの数値となっています。

【トヨタ】RAV4

エンジンの種類 駆動方式 RAV4 ハリアー
ガソリン 2WD 15.6〜15.8km/L
4WD
(E-Four)
15.2km/L 14.8〜15.0km/L
ハイブリッド 2WD 22.4〜22.7km/L
4WD
(E-Four)
20.3〜20.6km/L 22.0〜21.7km/L
プラグインハイブリッド 4WD
(E-Four)
22.2km/L 20.5km/L

RAV4と燃費を比較すると、ガソリン車とプラグインハイブリッド車はRAV4のほうが優れており、ハイブリッド車はハリアーのほうが高い数値となっています。

【トヨタ】カローラクロス

エンジンの種類 駆動方式 カローラクロス ハリアー
ガソリン 2WD 15.6〜15.8km/L
4WD
(E-Four)
14.8〜15.0km/L
ハイブリッド 2WD 26.4km/L 22.4〜22.7km/L
4WD
(E-Four)
23.3〜24.6km/L 22.0〜21.7km/L
プラグインハイブリッド 4WD
(E-Four)
20.5km/L

カローラクロスは、ハイブリッド車のみラインナップされています。

燃費を比較すると、カローラクロスの燃費のほうが高い数値になっています。

しかし、これはハリアーのほうが車両重量や排気量が大きいためだと考えられます。

【日産】エクストレイル

エンジンの種類 駆動方式 エクストレイル ハリアー
ガソリン 2WD 15.6〜15.8km/L
4WD
(E-Four)
14.8〜15.0km/L
ハイブリッド 2WD 19.7km/L 22.4〜22.7km/L
4WD
(E-Four)
18.3〜18.4km/L 22.0〜21.7km/L
プラグインハイブリッド 4WD
(E-Four)
20.5km/L

現行のエクストレイルは、すべてハイブリッド車になります。

燃費を比較すると、ハリアーのほうが数値が高いことが分かります。

【ホンダ】ヴェゼル

エンジンの種類 駆動方式 ヴェゼル ハリアー
ガソリン 2WD 15.6〜15.8km/L
4WD
(E-Four)
15.0km/L 14.8〜15.0km/L
ハイブリッド 2WD 25.3〜26.0km/L 22.4〜22.7km/L
4WD
(E-Four)
21.3〜21.5km/L 22.0〜21.7km/L
プラグインハイブリッド 4WD
(E-Four)
20.5km/L

ヴェゼルと燃費を比較すると、ガソリン車はほぼ同等の数値となっています。

ハイブリッド車に関しては、2WDはヴェゼルが優れており、4WDはハリアーのほうが優れています。

【マツダ】CX-5

エンジンの種類 駆動方式 CX-5 ハリアー
ガソリン 2WD 13.8〜14.6km/L 15.6〜15.8km/L
4WD
(E-Four)
13.0〜14.0km/L 14.8〜15.0km/L
ディーゼル 2WD 17.4km/L
4WD 16.6km/L
ハイブリッド 2WD 22.4〜22.7km/L
4WD
(E-Four)
22.0〜21.7km/L
プラグインハイブリッド 4WD
(E-Four)
20.5km/L

現行のCX-5は、ガソリン車に加えてディーゼル車を展開しています。

燃費を比較すると、ガソリン車はハリアーのほうが高い数値です。

CX-5はディーゼル車を展開しており、ガソリン車よりも燃費は優れていますが、それでもハリアーのハイブリッド車のほうが燃費は優れています。

ハリアーを燃費で選ぶならどのグレードがおすすめ?

ハリアーの燃費を調べている方のなかには、どのグレードがよいのか悩む方も多いでしょう。

ここでは、燃費で選ぶならどのグレードがおすすめなのかを紹介していきます。

燃費がもっとも優れているのはハイブリッド「Gグレード」

ハリアーのグレードの中で、もっとも燃費が優れているのが「Gグレード」です。

Gグレードは現行ハリアーの中で下位のモデルとなりますが、価格も手頃で手に入れやすいところが特徴です。

上位グレードと比較すると装備は少ないかもしれませんが、一般的な車よりは高級感がありますので、初期費用や維持費を抑えたい方にぴったりなグレードと言えるでしょう。

プラグインハイブリッド(PHEV)もおすすめ

実燃費の項目でも紹介しましたが、プラグインハイブリッドがもっとも燃費が抑えられるエンジンタイプです。

プラグインハイブリッドは、ガソリンとモーターを切り替えながら走行できる特徴があり、使い方次第では大幅な燃料削減が可能です。

グレードはGとZから選択でき、それぞれ装備の違いがありますので、予算や求める快適装備に合わせて選ぶとよいでしょう。

機能やデザインを求めるなら「Zグレード」

グレードの中でも機能やデザインがもっとも高級なのが、「Zグレード」です。

Zグレードは、装備やデザインにより高級な素材を用いているため、ラグジュアリーに見せたい方におすすめです。

なお、Zグレードで燃費が優れているのはハイブリッド車となります。

ハリアーの1年間の維持費

ハリアーの燃費を調査するなら、維持費についても知っておきたい重要なポイントです。

以下に1年間の維持費を紹介しますので、参考にしてください。

項目 プラグイン
ハイブリッド車
ハイブリッド車 ガソリン車
燃料費 82,927円 74,890〜78,341円 107,595〜114,865円
自動車税 43,500円 43,500円 36,000円
自動車重量税(1年分) 16,400円 16,400円 16,400円
合計 142,827円 134,790〜138,241円 159,995〜167,265円

※免税は含まれていません。
※燃料費は170円、1年10,000kmで計算

全体で見ると、およそ13万~16万円程度の維持費がかかります。

ただし、こちらはメンテナンス費用や駐車場代、高速料金などは含めていませんので、使用状況によって選ぶことが重要です。

ハリアーの価格

最後に、ハリアーの価格を紹介しておきます。

新車価格

エンジン 駆動方式 グレード 新車価格
ガソリン 2WD G 3,710,300円
Z 4,180,000円
Z“Leather Package 4,500,100円
4WD G 3,910,500円
Z 4,380,200円
Z“Leather Package 4,700,300円
ハイブリッド 2WD G 4,301,000円
Z 4,770,700円
Z“Leather Package 5,090,800円
E-Four G 4,521,000円
Z 4,990,700円
Z“Leather Package 5,310,800円
プラグイン
ハイブリッド
E-Four G 5,470,300円
Z 6,260,100円

中古車価格

エンジン 駆動方式 中古車価格
ガソリン 2WD 578,000〜5,380,000円
4WD 859,000〜5,800,000円
ハイブリッド 2WD 1,548,000〜6,679,000円
E-Four 1,019,000〜6,200,000円
プラグイン
ハイブリッド
E-Four 4,235,000〜6,680,000円

中古車の価格は数十万円から600万円以上と、価格幅は広くなっています。

まとめ

この記事ではハリアーの燃費数値を、現行・旧型・ライバル車で比較し、おすすめのグレードや1年間の維持費についても詳しく解説しました。

現行ハリアーは、ミドルサイズSUVの中でも優れた燃費性能を誇ります。

エンジンタイプは、ガソリン車以外にもハイブリッドやプラグインハイブリッドから選択でき、使い方次第ではより燃料コストを抑えることが可能です。

燃費性能の高さと多彩なエンジンの選択肢により、ハリアーは幅広いニーズに応えられる1台と言えるでしょう。

About CTN COPORATION



2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.ハリアーの燃費をよくするための運転方法はありますか?

A1.急加速や急ブレーキを避け、一定速度を保つことが有効です。エアコンの使い方やタイヤ空気圧の管理も燃費改善に繋がります。

Q2.燃費を重視するならハリアーはおすすめですか?

A2.燃費だけで選ぶならコンパクトカーやハイブリッド専用車の方が有利ですが、ハリアーはSUVの中で燃費性能と快適性のバランスが取れているモデルといえます。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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