フリードはコンパクトなボディながら3列シートを備え、家族や荷物をしっかり載せられる人気のミニバンです。
日常の移動から旅行まで幅広く活躍できるため、そのサイズ感が気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、フリードのボディサイズや室内空間の広さを詳しく解説します。
サイズを把握することで、自分のライフスタイルに合った選び方が見えてくるでしょう。
ホンダ フリードのサイズはどれくらい?
フリードはコンパクトなボディでありながら3列シートを備え、多彩なライフスタイルに対応できるミニバンです。
サイズは駐車のしやすさや取り回しに直結するため、購入前に確認しておきたいポイントといえます。
まずは、フリードの全長・全幅・全高を詳しく解説します。
フリードの全長・全幅・全高
フリードは以下のとおり、グレードによって全幅や高さが異なります。
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AIR・AIR EX
・全長:4,310mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,755mm(FF)/1,780mm(4WD車)CROSSTAR・スロープ
・全長:4,310mm
・全幅:1,720mm
・全高:1,755mm(FF)/1,780mm(4WD車)
AIR・AIR EXは全長4,310mm、全幅1,695mmで、全高はFF車が1,755mm、4WD車が1,780mmです。
CROSSTARや福祉車両仕様のスロープ車は全長4,310mm、全幅1,720mmで、全高は同じく1,755mm(FF)/1,780mm(4WD車)となります。
都市部での扱いやすさと、多人数・多用途に対応できる実用性を両立しています。
フリードの室内長・室内幅・室内高
フリードの室内サイズは、グレードによって異なります。
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FREED AIR・AIR EX
・室内長:2,645mm
・室内幅:1,470mm
・室内高:1,280mmFREED e:HEV AIR・AIR EX
・室内長:2,645mm
・室内幅:1,470mm
・室内高:1,270mm(6人乗り車)/1,260mm(7人乗り車)FREED CROSSTAR・スロープ
・室内長:1,935mm(5人乗り車)/2,645mm(6人乗り車)
・室内幅:1,470mm
・室内高:1,280mm/1,275mm(スロープ)FREED e:HEV CROSSTAR・スロープ
・室内長:1,935mm(5人乗り車)/2,645mm(6人乗り車)
・室内幅:1,470mm
・室内高:1,270mm/1,190mm(スロープ)
FREED AIR・AIR EXは室内長2,645mm、幅1,470mm、高さ1,280mmで、広さと快適性を両立しています。
ハイブリッド仕様のFREED e:HEV AIR・AIR EXは、同じ室内長と幅を持ちながら、6人乗りでは1,270mm、7人乗りでは1,260mmとわずかに高さが変わります。
CROSSTARやスロープ仕様は、5人乗りで室内長1,935mm、6人乗りで2,645mmと選択肢があり、高さは1,280mm、スロープは1,275mmです。
さらにe:HEVのCROSSTAR・スロープは、室内高が1,270mm、スロープ仕様では1,190mmとなります。
ライフスタイルや乗車人数に合わせて選べる点が魅力です。
フリードの荷室サイズ
フリードの荷室サイズは、シート構成によって変わります。
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3列シート車
・開口部高さ:1,110mm
・開口部地上高:480mm
・開口部最大幅:1,080mm
・ラゲッジスペース高さ:1,255mm2列シート車
・開口部高さ:1,260mm
・開口部地上高:335mm
・開口部最大幅:1,080mm
・ラゲッジスペース高さ:1,355mm
3列シート車では開口部高さ1,110mm、地上高480mm、最大幅1,080mmを確保しており、ラゲッジスペースの高さは1,255mmとなっています。
家族や仲間を乗せつつ、荷物も載せたい場合に使い勝手の良さを発揮するでしょう。
2列シート車では開口部高さが1,260mm、地上高が335mm、最大幅1,080mm、ラゲッジスペース高さは1,355mmとさらに余裕があり、大きな荷物やアウトドア用品も積み込みやすい設計です。
低い地上高のおかげで積み降ろしの負担も軽減され、日常の買い物からレジャーまで幅広く対応します。
用途に応じて選べる点が、フリードの大きな魅力といえるでしょう。
フリードとライバル車のサイズを比較
続いては、フリードのライバル車とサイズを比較していきます。
フリードを購入しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
トヨタ シエンタとサイズを比較
シエンタはトヨタが展開するコンパクトミニバンで、街乗りからファミリー用途まで幅広く対応できる人気モデルです。
シエンタのサイズは下記のとおりです。
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・全長:4,260mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,695mm(2WD)/1,715mm(E-Four)
比較すると、シエンタは全長と全高が控えめで、よりコンパクトな印象を与えます。
対してフリードは高さに余裕があるため、頭上空間が広く感じられるでしょう。
全幅はほぼ同等ですが、CROSSTARでは少し広めに設計されています。
どちらも扱いやすいサイズ感ですが、よりゆとりある室内空間を重視するならフリード、都市部での取り回しを優先するならシエンタがよいでしょう。
スズキ ソリオとサイズを比較
ソリオはスズキが展開するコンパクトトールワゴンで、取り回しのしやすさと室内空間の広さを兼ね備えたモデルです。
ソリオのサイズは下記のとおりです。
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・全長:3,810mm
・全幅:1,645mm
・全高:1,745mm
フリードと比較するとソリオは全長が約500mm短く、全幅も50~75mm狭いため、街中での運転や駐車がしやすいコンパクトさが特徴です。
ソリオは扱いやすく、少人数での使用に適しているでしょう。
対してフリードはファミリー層やアウトドアなど、荷物や乗車人数が多い方におすすめです。
トヨタ ルーミーとサイズを比較
ルーミーはトヨタが販売するコンパクトトールワゴンで、街中での使いやすさや取り回しの良さが魅力のモデルです。
ルーミーのサイズは下記のとおりです。
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・全長:3,700mm
・全幅:1,670mm
・全高:1,734mm
カスタムG、カスタムG-Tは全長が異なり、以下のサイズとなります。
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・全長:3,705mm
・全幅:1,670mm
・全高:1,734mm
フリードと比べると、ルーミーは全長で約600mm以上短く、全幅も25~50mm狭いため、よりコンパクトで小回りが利きやすいサイズ感です。
フリードは全高が約20~45mm高く、3列シートを備えることで多人数乗車や荷物の積載に優れています。
ルーミーは都市部での普段使いに適しており、フリードはファミリーやレジャー用途により強みを発揮するモデルといえるでしょう。
日産 セレナとサイズを比較
セレナはミドルサイズミニバンで、広い室内空間と多彩なシートアレンジを備え、特に家族連れに人気の高いモデルです。
セレナのサイズは下記のとおりです。
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X・XV・e-POWER X・e-POWER XV
・全長:4,690mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,870mmハイウェイスターV・e-POWER ハイウェイスターV
・全長:4,765mm
・全幅:1,715mm
・全高:1,870mme-POWER LUXION
・全長:4,765mm
・全幅:1,715mm
・全高:1,885mm
フリードと比較すると、セレナは全長で約400mm以上長く、全高も約100mm高くなっています。
セレナは大人数での移動に適し、フリードは日常使いと多用途性を兼ね備えたバランスのよいミニバンといえるでしょう。
三菱 デリカD:2とサイズを比較
デリカD:2は三菱のコンパクトミニバンで、扱いやすいサイズ感と実用性を兼ね備えたモデルです。
デリカD:2のサイズは以下のとおりです。
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・全長:4,800mm
・全幅:1,795mm
・全高:1,875mm
フリードと比べるとデリカD:2は全長で約500mm、全幅で約100mm大きく、よりボリュームのあるボディとなっています。
また全高も100mm近く高いため、より広い室内空間や高い視点からの運転が可能です。
一方でフリードは全長4,310mmと短めに抑えられており、都市部での駐車や取り回しのしやすさが魅力です。
デリカD:2は余裕あるサイズでファミリーユースやアウトドアに強く、フリードはコンパクトさを活かして日常使いで快適に乗れるでしょう。
フリードがおすすめな人の特徴
フリードは、ミニバンの利便性と扱いやすさを兼ね備えたモデルです。
ここでは、フリードがどのようなライフスタイルの方におすすめできるのか解説します。
自分に合った1台を選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。
子育て世代のファミリーカーを探している人
フリードは3列シート仕様を選べば最大7人まで乗車でき、子育て世代にぴったりのファミリーカーです。
コンパクトなボディながらも室内は広々としており、チャイルドシートを設置しても余裕を持って乗り降りできるでしょう。
後席のスライドドアは開口部が大きく、子どもを抱えたままでもスムーズに乗降可能です。
さらに低床設計のため、小さなお子さんでも自分で乗り降りしやすくなっています。
荷室もベビーカーや買い物袋を積み込むのに十分な広さがあり、日常の送迎から週末のお出かけまで快適に使えます。
子育て世代にとって、安全性と実用性を両立した安心の1台といえるでしょう。
大きすぎないミニバンを探している人
フリードは「ちょうどいいサイズのミニバン」として人気があり、大きすぎる車に抵抗がある方におすすめです。
全長は約4.3mと短めで、街中や立体駐車場でもスムーズに運転や駐車がしやすいでしょう。
その一方で、3列シート仕様を選べば家族や友人と一緒に出かける際も快適に過ごせる広さがあります。
大きなミニバンは扱いにくいと感じる方でも、フリードなら取り回しの良さと実用性を両立できるかもしれません。
コンパクトカーでは物足りない人
フリードは、コンパクトカーでは手狭に感じる方にちょうど良いサイズ感を提供します。
全長は約4.3mと一般的なコンパクトカーより一回り大きく、室内空間や荷室容量に余裕が生まれています。
そのため、後席に大人が座っても快適に過ごせ、さらに3列シートを選べば多人数での移動にも対応可能です。
コンパクトカーからの乗り換えを検討している人にとって、フリードはサイズ感と実用性のバランスが取れた選択肢といえるでしょう。
日常使いとレジャーの両立を求める人
フリードは普段の生活での使いやすさと、休日のレジャーにも対応できる機能性を兼ね備えています。
シートアレンジを活用すれば自転車やアウトドア用品なども積載可能で、家族旅行やキャンプにも対応できます。
燃費性能に優れたハイブリッドモデルもラインアップされており、長距離移動でも経済的に使える点も魅力です。
毎日の暮らしとアクティブな週末を、1台でこなしたい人におすすめです。
運転が苦手でも安心な車を探している人
フリードはコンパクトなサイズ感に加え、運転をサポートする機能が充実しているため、運転に自信がない方でも安心して扱えます。
最小回転半径が小さく小回りが利くため、住宅街や狭い駐車場でも楽に操作できます。
さらに「Honda SENSING」をはじめとした先進安全装備を標準搭載しており、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などが日常の安心を支えてくれます。
見晴らしの良いドライビングポジションや、広いガラスエリアによる視界の良さも特徴です。
まとめ
フリードは、コンパクトなボディサイズと広い室内空間を両立させた、使い勝手の良いミニバンです。
全長約4.3mと扱いやすいサイズながら、3列シートや多彩なシートアレンジにより、ファミリー層からアウトドアを楽しむ方まで幅広いニーズに応えられるのが特徴です。
グレードによって全幅や全高が若干異なるため、利用シーンに合わせて選べるのも魅力です。
荷室も十分な広さを備えており、日常の買い物から旅行やレジャーでの荷物までしっかり積み込めます。
燃費性能に優れたハイブリッドモデルも選択でき、経済性と環境性能を両立できる点も見逃せません。
大きすぎないミニバンを求める方や、日常とレジャーを両立させたい方にぴったりの選択肢といえるでしょう。