日産エクストレイルは、アウトドアから街乗りまで幅広く対応できる人気のSUVです。
購入を検討する際に、車体サイズや室内の広さが気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エクストレイルのボディサイズや室内寸法を詳しく解説していきます。
サイズを知ることで、自分のライフスタイルに合うかどうかを判断しやすくなるはずです。
日産 エクストレイルのボディサイズ
エクストレイルは街中からアウトドアシーンまで幅広く活躍できるSUVです。
まずは全長・全幅・全高をチェックし、生活スタイルに合うかどうか見ていきましょう。
エクストレイルの全長・全幅・全高
エクストレイルの全長・全幅・全高は以下のとおりです。
- 全長:4,690mm
全幅:1,840mm
全高:1,720mm
全長は4,690mmとミドルサイズSUVとして標準的で、街乗りや高速道路での安定感を確保しています。
全幅は1,840mmあり、広めの車体幅がもたらすゆとりのある室内空間と安定した走行性能が魅力です。
全高は1,720mmと高めに設定されており、ドライバーの視点が高くなるため視界の良さと存在感を両立しています。
エクストレイルの室内サイズ
エクストレイルの室内長・室内幅・室内高は以下のとおりです。
- S(2WD/2列)
・室内長:1,980mm(1,990mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mmX(2WD/2列)
・室内長:1,980mm(1,990mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mmG(2WD/2列)
・室内長:1,970mm
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mm(1,215mm)S e-4ORCE(4WD/2列)
・室内長:1,980mm
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mmX e-4ORCE(4WD/2列)
・室内長:1,980mm(1,990mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mmG e-4ORCE(4WD/2列)
・室内長:1,990mm
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mm(1,215mm)X e-4ORCE(4WD/3列)
・室内長:2,530mm(2,545mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mmROCK CREEK e-4ORCE(4WD/2列)
・室内長:1,980mm(1,990mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mmROCK CREEK e-4ORCE(4WD/3列)
・室内長:2,530mm(2,545mm)
・室内幅:1,540mm
・室内高:1,255mm※室内長の( )内はNissanConnectインフォテインメントシステム装備車
室内高の( )内はパノラミックガラスルーフ装備車の数値
エクストレイルはグレードや駆動方式によって室内サイズが若干異なりますが、いずれもゆとりある設計となっています。
特に3列シート仕様では室内長が2,500mm以上確保されており、家族や仲間とのドライブに十分なスペースを提供します。
また、パノラミックガラスルーフを選択した場合は開放感が得られる一方で室内高が下がるため、快適性と空間の広さをどうバランスさせるかを考慮するとよいでしょう。
日産 エクストレイルの荷室サイズと荷室容量
続いては、エクストレイルの荷室サイズと荷室容量を解説します。
エクストレイルの荷室サイズ
エクストレイルの荷室は、2列シート車と3列シート車で仕様が異なります。
2列シート車では荷室高が約840mm、幅はストラット間で約1095mm、最大で約1325mmを確保しています。
3列シート車は荷室高が約830mmで、3列目使用時の荷室長は約310mmと限られますが、3列目を収納すると約950mm、2列目も畳めば約1820mmのスペースを確保可能です。
どちらも広い幅と十分な高さを備えており、日常使いからアウトドア、大型荷物の積載まで柔軟に対応できます。
エクストレイルの荷室容量
エクストレイルは、実用性の高い積載力を備えています。
セカンドシートは4:2:4分割可倒式でスライドやリクライニング機能を備え、用途に応じた自在なアレンジが可能です。
シートを後方にスライドすれば足元にゆとりが生まれ、チャイルドシートの装着もスムーズになります。
前方へ動かせば荷室を拡大でき、荷物の多いときに便利です。
また、リヤセンターアームレストスルー機能により、後席に2人乗車していても長尺物を積み込めます。
荷室はホイールハウス間を広く設計し、大型の荷物も積みやすい構造です。
容量は最大575Lで、9.5インチのゴルフバッグを4個まで収納ができます。
日常の買い物からアウトドアまで、幅広いライフスタイルを支える余裕のあるラゲッジスペースです。
エクストレイルのサイズをライバル5車と比較
エクストレイルのサイズ感をより具体的に把握するために、人気SUVとの比較を行います。
代表的なライバル車と比較することで、自分の生活スタイルや利用シーンに合った選び方がしやすくなるでしょう。
トヨタ RAV4とサイズを比較
トヨタ RAV4は、力強いデザインと高い実用性で人気を集めるミドルサイズSUVです。
RAV4のサイズは下記のとおりです。
- ・全長:4,600mm
・全幅:1,855mm
・全高:1,685mm
RAV4はエクストレイルに比べると全長がやや短く、扱いやすい印象を持たせます。
全幅はRAV4のほうが15mm広く、全高はエクストレイルのほうが35mm高くなっています。
両車ともミドルサイズSUVとして近い寸法ですが、街乗り重視ならRAV4、見晴らしや室内の広さを重視するならエクストレイルがよいでしょう。
スバル フォレスターとサイズを比較
スバル フォレスターは、安定感のある走りと高い走破性で支持されているSUVです。
フォレスターのサイズは下記のとおりです。
- ・全長:4,665mm
・全幅:1,830mm
・全高:1,730mm
フォレスターはエクストレイルより全長が25mm短く、街中での取り回しのしやすさにつながります。
両車ともミドルサイズSUVとして近いサイズ感ですが、扱いやすさを重視するならフォレスター、広さとバランスを求めるならエクストレイルが魅力といえます。
マツダ CX-5とサイズを比較
マツダ CX-5は洗練されたデザインと走りの楽しさを追求したミドルサイズSUVで、都市部からロングドライブまで幅広く対応できるモデルです。
CX-5のサイズは下記のとおりです。
- ・全長:4,575mm
・全幅:1,845mm
・全高:1,690mm
エクストレイルと比較するとCX-5は全長が短く、全高も低めに設計されているため、よりスポーティで引き締まったプロポーションが特徴です。
一方で全幅はやや広く、どっしりとした安定感を強調しています。
エクストレイルは全高が高いため、室内の開放感や荷室の積載性に優れ、ファミリー層やアウトドア用途で使いやすいでしょう。
CX-5はデザイン性や走行性能を重視する人に、エクストレイルは実用性と多用途性を求める人に適したSUVだといえます。
三菱 アウトランダーとサイズを比較
三菱 アウトランダーは力強い走行性能と先進技術を融合させたSUVで、5人乗りと7人乗りが選べるのが特徴です。
アウトランダーのサイズは下記のとおりです。
- XDGHZ(P Executive Package/5人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,750mmXDGHZ(P/5人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,750mmXDHHZ(G/5人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,750mmXDSHZ(M/5人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,745mmXDUHZ(P Executive Package/7人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,750mmXDUHZ(P/7人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,750mmXDXHZ(G/7人)
・全長:4,720mm
・全幅:1,860mm
・全高:1,750mm
エクストレイルと比べると、アウトランダーは全長と全幅が一回り大きく、堂々とした存在感を持っています。
全高はほぼ同等ですが、グレードによってはわずかに低く抑えられており、スタイリッシュさを感じさせます。
エクストレイルは室内の開放感や扱いやすさに優れている一方、アウトランダーは多人数乗車や荷物をしっかり積みたい場面でおすすめです。
両車ともファミリー層に適していますが、用途やライフスタイルによって選び分けると満足度が高まるでしょう。
トヨタ ハリアーとサイズを比較
トヨタ ハリアーは、上質なデザインと快適性で幅広い層から人気を集めるSUVです。
ハリアーのサイズは下記のとおりです。
- ・全長:4,740mm
・全幅:1,855mm
・全高:1,660mm
ハリアーはエクストレイルより全長が50mm長く、エレガントで伸びやかなスタイルを感じさせます。
全幅は15mm広く、ワイド感のある外観と安定感のある走りを実現しています。
一方で全高は60mm低いため、スタイリッシュなフォルムが魅力ですが、視点の高さや車内空間の余裕はエクストレイルが優位です。
両車ともミドルサイズSUVとして人気がありますが、デザイン性を重視するならハリアー、視界の良さや実用性を重視するならエクストレイルが選びやすいでしょう。
エクストレイルはどんな人に向いている?
エクストレイルは日常使いの快適さとアウトドア対応力を両立したSUVです。
ここではライフスタイルに合わせて、どのような人に特におすすめできるのかを解説していきます。
アウトドアや遠出が多い人
エクストレイルはSUVらしい力強い走破性と快適性を兼ね備えており、アウトドアや遠出が多い人にぴったりのモデルです。
e-POWER 4WDシステムによって悪路や雪道でも高い安定性を確保し、キャンプ場や山道など多様な環境でも運転しやすいでしょう。
加えて走行モードを切り替えることで、路面状況やシーンに応じた最適なドライビングを楽しめるのも魅力です。
さらに静粛性の高いキャビン設計と体をしっかり支えるシート形状が、長時間ドライブでの疲労を軽減します。
週末のアウトドアや家族旅行をアクティブに楽しみたい人にとって、エクストレイルは頼れるSUVだといえます。
荷物をしっかり積みたいファミリー
エクストレイルは広い荷室を備えており、荷物をたくさん積みたいファミリー層にも適しています。
後席を倒せばフラットで大容量のラゲッジスペースが生まれ、キャンプ用品やスポーツ用具、大きなスーツケースも余裕をもって積み込めるでしょう。
開口部が広く、床面が低めに設計されているため、重い荷物の積み下ろしもスムーズです。
また、荷室には防水仕様の素材が採用されており、濡れたアウトドア用品や泥のついた道具も気兼ねなく収納できます。
普段の買い物から休日のレジャーまで、幅広いシーンで実用性を発揮する1台であり、子育て世代やアクティブに活動する家族にも心強い存在となるでしょう。
街乗りと高速をバランスよく使う人
エクストレイルは街中での扱いやすさと高速道路での快適性を両立しており、日常から長距離移動までバランスよく使いたい人に向いています。
コンパクトすぎないサイズ感ながら見切りが良く、街乗りでの取り回しも安心です。
さらにe-POWERシステムにより加速がスムーズで、信号の多い市街地でもストレスを感じにくくなっています。
高速道路では高い静粛性と安定した走行性能を発揮し、長距離でも疲れにくいのが特徴です。
渋滞や市街地の走行から週末の遠出まで、幅広いシーンで快適さを保てるため、普段使いとレジャーを両立したい人にぴったりのSUVといえるでしょう。
まとめ
エクストレイルは、アウトドアでの力強さと日常の使いやすさを兼ね備えたSUVです。
広い荷室や防水仕様のラゲッジは荷物を多く積むファミリーに便利で、4WDシステムによる安定した走りは遠出や悪路で信頼できます。
街乗りや高速走行でも扱いやすさと快適性を発揮し、幅広いライフスタイルに対応できる点が大きな魅力です。
普段の生活からレジャーまで多彩なシーンで活躍できる1台として、エクストレイルは多くの人にフィットするモデルといえるでしょう。