スバル インプレッサは、安全性能と快適な乗り心地を両立した、スバルを代表するコンパクトカーです。
「ボディサイズはどのくらい?」「運転のしやすさや室内の広さはどうなの?」と気になる方も多いでしょう。
本記事では、インプレッサのボディサイズや室内寸法を詳しく解説します。
実際の使い勝手や他車との違いを知ることで、自分のライフスタイルに合うかどうかを判断しやすくなるでしょう。
スバル インプレッサのボディサイズ
スバル インプレッサは、コンパクトながらも存在感のあるデザインと高い走行安定性を両立したモデルです。
街乗りでの扱いやすさを保ちながら、ロングドライブでも快適に過ごせるボディバランスが特徴です。
まずは、インプレッサのサイズを解説します。
インプレッサの全長・全幅・全高
インプレッサの全長・全幅・全高は、以下のとおりです。
- ST・ST Smart Edition・ST Black Selection・ST Style Edition
・全長:4,475mm
・全幅:1,780mm
・全高:1,480mmST-G・ST-H・ST-H Style Edition
・全長:4,475mm
・全幅:1,780mm
・全高:1,515mm
全長は4,475mmで、コンパクトカーとしてはやや余裕のあるサイズ感です。
全幅は1,780mmと標準的で、都市部の駐車場でも扱いやすい設計です。
全高はグレードによって異なりますが、1,480〜1,515mmの範囲で設定され、居住性とデザイン性のバランスを取っています。
低重心のフォルムが走行時の安定感を高め、走りの安心感を支えています。
インプレッサの室内サイズ
インプレッサの室内長・室内幅・室内高は、以下のとおりです。
- ・室内長:1,925mm
・室内幅:1,505mm
・室内高:1,200mm
室内長は1,925mmと十分な奥行きを確保しており、後席の足元にもゆとりを感じられるでしょう。
室内幅は1,505mmで、前席・後席ともに快適に座れる広さを実現しています。
室内高は1,200mmとやや低めですが、低重心化により安定感を高めながらも圧迫感を感じにくい設計です。
全体的にゆとりと快適性のバランスが取れた室内空間で、長距離移動でもリラックスして過ごせるでしょう。
インプレッサの荷室サイズと使い勝手は?
スバル インプレッサは、コンパクトカーでありながら高い実用性を備えた荷室設計が魅力です。
日常の買い物から旅行まで幅広い用途に対応でき、積み下ろしのしやすさにも配慮されています。
ここでは、インプレッサの荷室サイズを詳しく見ていきましょう。
インプレッサの荷室サイズ
インプレッサの荷室サイズは、以下のとおりです。
- ・荷室高:706mm
・荷室開口部最大幅:1,042mm
・荷室フロア長:814mm
荷室フロア幅(ホイールハウス側)は1090mmを確保しており、横方向にもゆとりがあります。
荷室高が706mmあるため大きめの荷物も積みやすく、開口部が広いことでスーツケースやベビーカーの出し入れもスムーズにできるでしょう。
奥行きのあるフロア形状によって荷物を整理しやすく、デイリーユースからアウトドアまで対応できるのが特徴です。
コンパクトクラスながらも積載効率を追求した設計で、使いやすさと実用性の両立を実現しています。
インプレッサの荷室容量
インプレッサの荷室容量は、ST・ST Smart Edition・ST Black Selectionで368L、その他のグレードで315L(VDA方式)を確保しています。
大きく開く荷室開口部により、横長の荷物や大型スーツケースの積み込みも便利です。
リヤゲートにはLEDランプを標準装備しており、夜間や暗い場所でも荷物の出し入れがしやすい設計です。
さらに、カーゴルームには小物や買い物袋を掛けられるフックを6つ設置し、汚れた荷物を分けて収納できるサブトランクも備えています。
日常の使い勝手を考慮した収納設計で、幅広いライフスタイルに対応できるのが特徴です。
シートを倒したときの使い勝手
インプレッサは6:4分割可倒式リヤシートを採用しており、荷物の大きさや形状に合わせてアレンジできます。
ゴルフバッグや自転車などの長尺物も積み込めるため、レジャーや旅行などにも柔軟に対応可能です。
シートを一部だけ倒せば、人を乗せながら長い荷物を積むこともでき、シーンに応じた使い分けができます。
カーゴルームの形状もフラットに近く設計されており、荷物の安定性や積み下ろしのしやすさも考慮されています。
インプレッサのサイズをライバル車と比較!
インプレッサのボディサイズは、同クラスのライバル車と比べてどの程度の差があるのか気になるかもしれません。
ここでは、トヨタ カローラやマツダ MAZDA3などを例に比較してみましょう。
トヨタ カローラとサイズを比較
トヨタ カローラは、安定した走行性能と燃費の良さを両立した人気のコンパクトセダンです。
カローラのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,495mm
・全幅:1,745mm
・全高:1,435mm
インプレッサと比較すると全長はカローラのほうが20mm長く、全幅はインプレッサのほうが35mm広い設計です。
全高はインプレッサのほうがやや高く、室内空間にゆとりがあります。
取り回しやすさを重視するならカローラ、広い車内と安定感を求めるならインプレッサが向いているでしょう。
マツダ MAZDA3とサイズを比較
マツダ MAZDA3は、スタイリッシュなデザインと上質な走りが魅力のハッチバックです。
MAZDA3のサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,460mm
・全幅:1,795mm
・全高:1,440mm
インプレッサと比べると、MAZDA3のほうが全長で15mm短く、全幅で15mm広い設計となっています。
全高はインプレッサのほうが40〜75mm高く、頭上空間にゆとりがあります。
MAZDA3は低重心でスポーティな印象が強く、インプレッサは快適性と実用性を兼ね備えたバランスの良いサイズといえます。
ホンダ シビックとサイズを比較
ホンダ シビックは、洗練されたデザインと高い走行性能を兼ね備えた人気のハッチバックです。
シビックのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,560mm
・全幅:1,800mm
・全高:1,415mm
RSのみ全高が異なります。
- ・全長:4,560mm
・全幅:1,800mm
・全高:1,410mm
インプレッサと比較すると、シビックの方が全長で約85mm長く、全幅も20mm広い設計です。
全高は低く抑えられており、よりスポーティな印象を与えます。
インプレッサは高さに余裕がある分、乗降のしやすさや車内のゆとりで優位です。
シビックは、走行安定性やデザイン性を重視する人に向いているでしょう。
スバル レヴォーグとサイズを比較
スバル レヴォーグは、ツーリングワゴンとしての高い積載性と安定した走行性能を両立したモデルです。
レヴォーグのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,755mm
・全幅:1,795mm
・全高:1,500mm
インプレッサと比較すると、レヴォーグのほうが全長で約280mm長く、より伸びやかなスタイルを採用しています。
全幅もわずかに広く、走行時の安定感を高めています。
全高はほぼ同等で、室内の広さはどちらも快適に設計されています。
日産 リーフとサイズを比較
日産 リーフは、静粛性と環境性能に優れた電気自動車(EV)として人気のモデルです。
リーフのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,480mm
・全幅:1,790mm
・全高:1,560~1,565mm
インプレッサと比べると全長と全幅はほぼ同等ですが、全高はリーフのほうが約50〜80mm高くなっています。
リーフはバッテリーを床下に配置しているため、やや背の高いデザインが特徴で、乗降のしやすさにも優れています。
一方で、インプレッサは低重心で安定感のあるフォルムが魅力です。
デザイン性や走行安定性を重視するならインプレッサ、快適性や静粛性を求めるならリーフがおすすめです。
インプレッサの魅力と特徴
インプレッサは、スバル独自の水平対向エンジンとAWD技術を融合させ、走りの安定性と快適さを高い次元で両立したモデルです。
ここでは、そのパワーユニットの魅力について紹介します。
走りを支える水平対向エンジンとAWD
インプレッサの特徴は、低重心で安定した走りを実現する水平対向エンジンと、スバル独自のAWDシステムの組み合わせです。
2.0L直噴エンジンは、アクセル操作に対するレスポンスが良く、街中でも高速道路でもリニアな加速を感じられるでしょう。
さらに、モーターアシストを組み合わせたe-BOXERは、発進時のスムーズさと力強さを両立し、静かで滑らかなドライブフィールを実現しています。
SI-DRIVEのスポーツモードでは、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強い加速が得られ、運転の楽しさを一層引き立てます。
AWDによる高い走行安定性も加わり、日常からロングドライブまで安心して快適に走れる1台です。
アイサイトによる高い安全性能
インプレッサには最新の運転支援システム「アイサイト」が搭載されており、3つのカメラで周囲を広く検知し、”ぶつからない”運転をサポートします。
交差点での右左折時や歩行者・自転車の検知にも対応し、プリクラッシュブレーキによって衝突の危険を察知すると自動的に減速・停止を行うのが特徴です。
さらに、ツーリングアシストや全車速追従機能付クルーズコントロールなど、高速道路での長距離運転も支援します。
価格と性能のバランスが取れたコストパフォーマンス
インプレッサは、装備や走りの好みに合わせて選べる価格設定が魅力です。
各グレードの価格と特徴は以下のとおりです。
- ・ST(FWD 2,744,500円〜/AWD 3,014,000円〜)
軽快な走りと必要十分な装備を備えたベーシックモデル
- ・ST Smart Edition(FWD 2,953,500円〜/AWD 3,168,000円〜)
安全性や質感を高めた上位グレード
- ・ST Black Selection(FWD 3,058,000円〜/AWD 3,272,500円〜)
ブラック加飾が特徴で、機能性とデザイン性を両立
- ・ST Style Edition(FWD 3,096,500円〜/AWD 3,311,000円〜)
上品な外観やデザインを重視する人におすすめ
- ・ST-G(e-BOXER)(FWD 2,959,000円〜/AWD 3,179,000円〜)
発進の力強さと滑らかな加速を実現するハイブリッド仕様
- ・ST-H(e-BOXER)(FWD 3,157,000円〜/AWD 3,371,500円〜)
快適性と安全装備を充実させた上級モデル
- ・ST-H Style Edition(e-BOXER)(FWD 3,300,000円〜/AWD 3,514,500円〜)
上質なデザインと走行性能を兼ね備えた最上位グレード
用途や予算に合わせて選べるラインナップです。
インプレッサはどんな人におすすめ?
インプレッサは、安定した走行性能と快適な乗り心地を両立した1台です。
ここでは、インプレッサがどのような人におすすめかを紹介します。
高い走行性能を求める人
インプレッサは、ドライバーの意のままに動く高い走行性能を求める人に適しています。
スバルグローバルプラットフォームを採用し、車体剛性と応答性を高めることで、直進時もカーブでも安定した走りを実現しています。
シンメトリカルAWDは4輪で路面をとらえるので、雨や雪道などでも高い安定性を発揮するでしょう。
e-BOXER搭載モデルでは、モーターアシストによる滑らかな加速と爽快なレスポンスが魅力です。
長距離ドライブでも疲れにくい設計が施されており、走行性能と快適性を両立したバランスの良い車といえます。
安全性を重視する人
インプレッサは、安全性能を重視する人に適した1台です。
スバル独自の「総合安全」思想に基づき、走り出す前から事故後までドライバーと乗員を守る技術を搭載しています。
3つのカメラを備えた先進運転支援システム「アイサイト」は、歩行者や自転車も検知して衝突を未然に防ぐサポートを行います。
衝突安全ボディや8つのエアバッグにより、万一の衝撃からも乗員を守るようサポートします。
事故を防ぐ力と衝突時の安全性を両立しているため、家族の送迎や長距離移動でも安心して運転できるでしょう。
上質な内装の車に乗りたい人
インプレッサは、快適さと高級感を求める人にもおすすめです。
先進的なデザインのコクピットは操作性と上質さを兼ね備え、視認性の高いディスプレイや質感の高い素材がドライバーを包み込みます。
後席にはゆとりのある足元スペースを確保し、厚みのあるシートクッションが長時間のドライブでも快適さを保つでしょう。
さらに、大きく開くリヤドアで乗り降りしやすく、家族での利用にも便利です。
機能性とデザイン性を両立したインテリアは、乗る人全員に満足感を与える仕上がりです。
まとめ
スバル インプレッサは、全長4,475mm×全幅1,780mm×全高1,480~1,515mmの扱いやすいボディサイズと、快適な室内空間を両立したハッチバックです。
広い荷室やシートアレンジの柔軟さにより、通勤や買い物などの日常使いからレジャーまで幅広く対応します。
コンパクトながら実用性と走りのバランスが取れたインプレッサは、家族でも個人でも満足度の高い1台といえるでしょう。