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GRヤリスのサイズはどのくらい?ボディサイズや荷室サイズを徹底解説!

  • 公開日: 2025年10月27日

GRヤリス サイズ

トヨタが世界ラリー選手権(WRC)で培った技術を惜しみなく注ぎ込んだ「GRヤリス」は、コンパクトながら圧倒的な走行性能を誇るスポーツモデルです。

レースで磨かれたデザインと高い操作性に加え、日常使いにも便利な快適機能や安全性能を兼ね備えています。

そんなGRヤリスの購入を検討する際に気になるのが、ボディサイズや室内空間、荷室の広さといった実用面という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、GRヤリスのサイズを詳しく解説するとともに、グレード別の特徴やライバル車との比較も紹介します。

GRヤリスの特徴

GRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)の技術を投入して生まれた本格的なスポーツモデルです。

エクステリアやインテリアはもちろん、エンジンやサスペンションに至るまで、モータースポーツの現場で磨かれたノウハウが反映されています。

ここでは、GRヤリスの特徴を紹介します。

レースの現場で磨かれたデザイン

GRヤリスのデザインは、単なる見た目の派手さではなく、レースで勝つための機能性を重視した設計が随所に施されています。

フロント部分には、スチールメッシュを採用したロアグリルを搭載しています。

軽量化と強度を両立させながら冷却効率を向上させており、長時間のスポーツ走行が可能です。

また、分割構造を採用したフロントバンパーは、競技走行での損傷時に修理が容易となるなど、実用面にも配慮されています。

リアデザインでは、リタイアの原因となりやすかったランプ類を一体型に集約し、さらに一文字のLEDテールランプを導入しています。

高い被視認性を確保すると同時に、GRヤリスならではの個性を際立たせています。

高い視認性・操作性

コックピット周りはプロドライバーの意見を反映し、視認性と操作性が徹底的に磨き上げられています。

ディスプレイや操作系は運転席側に向けられ、必要な情報を素早く把握できるように配置されています。

メーターには専用のフルTFT液晶を採用し、回転数や水温、さらにはATモデルではオイル温度など走行時に重要なデータを直感的に確認できます。

また、ドライビングポジションも最適化されており、シートに座った瞬間から体にフィットし、長時間の運転でも疲れにくい仕様です。

こうした工夫によって、日常走行から本格的なサーキット走行まで、常にドライバーをサポートしてくれるコクピットが完成しています。

快適な機能充実している

スポーツカーでありながら、GRヤリスは快適性にも妥協していません。

本革巻きのステアリングやシフトノブは手に馴染みやすく、操作感を高めています。

さらに、寒い季節に重宝するステアリングヒーターやシートヒーターも装備可能で、日常の使いやすさにも配慮されています。

加えて、JBL製プレミアムオーディオシステムを選択でき、アクティブサウンドコントロールによって走行シーンに合わせたサウンド演出も楽しめます。

エンジンサウンドを強調してスポーツ性を味わうことも、静かで快適な環境を優先することも可能です。

先進の安全性能

GRヤリスには、トヨタ独自の先進安全技術「Toyota Safety Sense」が搭載され、日常の走行における安心感を高めています。

プリクラッシュセーフティは、車両や歩行者だけでなく、自転車や交差点での対向車も検知し、衝突回避をサポートします。

その他にも、レーダークルーズコントロールや車線逸脱警報など、多彩な予防安全機能を搭載している点も特徴です。

スポーツカーとしての高性能を誇りながら、普段の街乗りや長距離移動においても安心して使えるよう設計されています。

ただし、装備の内容はグレードごとに異なるため、購入時には希望する機能が搭載されているかを確認する必要があります。

1.6L 3気筒ターボダイナミックフォースエンジンを採用

GRヤリス最大の魅力といえば、トヨタが誇る専用開発エンジン「1.6L 直列3気筒ターボ ダイナミックフォースエンジン」です。

最高出力272PS、最大トルク370Nmを発揮するこのエンジンは、ラリーでの過酷なテストを経て耐久性と高出力を両立しています。

軽量化されたピストンや強化されたバルブスプリング、さらにボールベアリングターボを採用することで、ターボラグを抑えた瞬発力を実現しています。

また、アクセルレスポンスの改善や高回転域での伸びやかな加速性能も大きな特徴です。

小排気量ながら大排気量エンジンにも匹敵するパワーを発揮し、日常走行から本格的なスポーツ走行まで幅広く対応する、GRヤリスの心臓部といえるでしょう。

GRヤリスのサイズ

ここでは、GRヤリスのボディサイズや室内寸法、荷室の広さ、取り回し性能、そしてタイヤサイズについて詳しく解説します。

ボディサイズ

GRヤリスのボディサイズは、全グレード共通で全長3,995mm、全幅1,805mm、ホイールベース2,560mmです。

ラリー参戦を前提に設計されたこともあり、短い全長と広めの全幅によって安定感のある走りを実現しています。

全高は1,455mmに設定されていますが、最低地上高はグレードによって異なり、2WDの「RS」が140mm、4WDの「RZ」および「RZハイパフォーマンス」では130mmとやや低めです。

この差は駆動方式やサスペンション設定の違いによるもので、走行性能を最適化するための工夫が反映されています。

室内サイズ

GRヤリスはコンパクトなボディながら、効率的なレイアウトにより快適な室内空間を確保しています。

公式に発表されている室内寸法は「長さ1,785mm × 幅1,430mm × 高さ1,175mm」で、スポーツカーとしては十分な居住性を備えています。

全高が低めに設定されている一方で、ベルトラインを下げてガラスエリアを広く取ることで、開放感を高めています。

フロントシートはスポーツ走行時に体をしっかり支えるタイトなホールド感があり、ドライバーを中心とした設計がなされています。

後席はコンパクトながら短距離移動には対応できるスペースがあり、必要に応じて荷室との拡張利用も可能です。

荷室サイズ

スポーツモデルという性格上、荷室は大容量ではありませんが、実用性を意識した設計になっています。

荷室容量は174L前後とされ、9インチのゴルフバッグ1個や中型スーツケースであれば収納可能です。

シートバックを倒すことで積載スペースを拡張できるため、アウトドアや旅行の際にも十分対応できます。

また、ラゲッジ開口部は幅広く設計されているため、荷物の積み降ろしがしやすい点も魅力です。

スポーツカーでありながら日常的なユースにも応えられるバランスを備えています。

取り回しやすさ(最小回転半径)

GRヤリスの最小回転半径は「RS」が5.2m、「RZ」と「RZハイパフォーマンス」が5.3mです。

2WDと4WDの違いによってわずかに差がありますが、数値としては十分コンパクトカー並みであり、狭い駐車場や市街地の細い道路でも扱いやすい設計となっています。

スポーツカーというと取り回しが難しいイメージを持たれがちです。

しかし、GRヤリスは日常生活のシーンでもストレスを感じにくいよう配慮されているのが特徴です。

タイヤサイズ

GRヤリスのタイヤサイズは、RSとRZが225/40R18、RZハイパフォーマンスは225/40ZR18を採用しています。

表記上「R」と「ZR」の違いはありますが、サイズそのものに差はなく、速度記号の違いによるものです。

幅広で偏平率の低いタイヤを採用することで、優れたグリップ力と安定したハンドリングを実現しています。

サーキット走行はもちろん、一般道でも高い操縦性を発揮できるよう設計されています。

GRヤリスのグレード

GRヤリスには、走行性能を追求したベース仕様のRCから、快適装備を充実させたRZ、さらなる高性能を実現したRZ“High performance”まで多彩なラインアップが用意されています。

ここでは、GRヤリスの各グレードを紹介します。

RC

RCは、モータースポーツでの使用を前提に開発されたストイックなグレードです。

快適装備を削ぎ落とし、走りに直結しない装備(バックガイドモニター、スマートエントリー&スタート、ディスプレイオーディオ、遮音材や制振材など)をあえて搭載していません。

そのため一般道での利便性はやや低下しますが、その分軽量化され、純粋な走行性能を存分に体感できます。

自分でチューニングを施したい人やサーキット走行を視野に入れているユーザーにぴったりなグレードです。

RC + Aero performance package

RCに「Aero performance package」を組み合わせたモデルで、空力性能と冷却性能を大幅に高めています。

専用のアルミフード(ダクト付き)、フロントリップスポイラー、フェンダーダクト、リヤバンパーダクト、燃料タンクアンダーカバー、可変式リヤウイングの計6アイテムを一括装備しています。

これらの装備はレースシーンでの実戦データを反映しており、冷却効率や操縦安定性の向上に大きくつながっています。

トランスミッションは6速MTと8速ATが選択可能で、モータースポーツに挑戦しつつも高い完成度を求める人に適したグレードです。

RZ

RZは、一般道での快適性と走行性能をバランス良く両立したスタンダードなグレードです。

RCでは省かれていた装備が充実し、左右独立温度調整式フルオートエアコンやコネクティッドナビ、車内Wi-Fiなど普段使いに欠かせない機能を備えています。

内装の質感も高められており、シフトノブやドアハンドルの仕上げからもスポーツカーらしい高揚感を味わえます。

サーキットだけでなく街乗りやロングドライブでも快適に過ごせるため、コストパフォーマンス重視のユーザーにおすすめです。

RZ“High performance”

最上級グレードに位置づけられるのがRZ“High performance”です。

専用のプレミアムスポーツシートやピアノブラック塗装のサイドグリル・リヤバンパーなど、デザイン面の仕上げがより上質になっています。

加えて冷却性能や駆動系の強化が行われており、パワフルな走りを安定して楽しむことができます。

外観・内装ともにGRヤリスの魅力を最大限引き出す仕上がりで、スポーツドライビングと高級感を両立したい人に最適なモデルです。

RZ“High performance” + Aero performance package

RZ“High performance”にさらに空力・冷却性能を高めた「Aero performance package」を搭載した究極仕様です。

スーパー耐久シリーズや全日本ラリー選手権などの知見をフィードバックし、スポーツ走行における細やかなギヤ制御や安定性が改良されています。

可変式リヤウイングや専用エアロパーツにより、運動性能をさらに引き上げた仕上がりで、GRヤリスを最高レベルで楽しみたい方におすすめのグレードです。

GRヤリスとライバル車とのボディサイズ比較

ここでは、GRヤリスと同じくホットハッチとして人気の「フォルクスワーゲン GTI」「スズキ スイフトスポーツ」とのサイズを比較していきます。

フォルクスワーゲン GTI

フォルクスワーゲンGTIは、ヨーロッパを代表するホットハッチで、全長4,295mm×全幅1,790mm×全高1,465mmというサイズを持ちます。

一方、GRヤリスは全長3,995mm×全幅1,805mm×全高1,455mmと、全長は短く全幅は広い構成です。

つまり、GTIは日常使いの扱いやすさを重視したやや長めのボディ、GRヤリスはよりワイドな設計で走行安定性を重視した造りといえるでしょう。

高さに関しては大きな差はなく、駐車場での使い勝手も似ていますが、走りのキャラクターは大きく異なります。

スズキ スイフトスポーツ

スイフトスポーツは全長3,890mm、全幅1,695〜1,735mm、全高1,500〜1,510mmと、GRヤリスよりもコンパクトなサイズ感です。

室内寸法を比べると、スイフトスポーツは室内長1,905〜1,910mm、室内幅1,385〜1,425mm、室内高1,225mmで、GRヤリス(よりも頭上空間が広めに取られています。

コンパクトさと実用性を重視するスイフトスポーツに対し、GRヤリスはワイド&ローな設計によってスポーティーな走りを強調しています。

まとめ

本記事では、GRヤリスのサイズやグレード別の特徴、ライバル車との比較も紹介しました。

GRヤリスは、ヤリスをベースにしながらも全く別物のスポーツモデルとして開発された一台です。

専用ワイドボディや高性能ターボエンジンを搭載し、日常使いはもちろん、モータースポーツの世界でも通用する性能を誇ります。

サイズは全長3,995mm・全幅1,805mm・全高1,455mmとコンパクトで、都市部でも扱いやすい取り回しを実現しています。

GRヤリスは走りの楽しさを徹底的に追求した「ドライバーズカー」といえるでしょう。

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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.GRヤリスとヤリスの違いは?

ヤリスとGRヤリスは兄弟車ですが、設計思想や性能は大きく異なります。

ヤリスは日常の移動を快適にするために燃費性能や利便性を重視し、コンパクトで扱いやすい5ドア仕様を採用しています。

一方、GRヤリスは世界ラリー選手権参戦を目的に開発された3ドアのスポーツモデルで、専用のワイドボディや強化されたサスペンションを備えています。

搭載されるエンジンも異なり、ヤリスにはハイブリッドや1.0L・1.5Lガソリンエンジンが用意され、低燃費を実現しています。

対してGRヤリスは1.6L直列3気筒ターボエンジンを搭載し、圧倒的な加速力と高出力を誇ります。

価格帯もGRヤリスの方が高めですが、その分「走りに特化したクルマ」としての魅です。

Q2.GRヤリスのサイズは小さい?

GRヤリスは全長3,995mm・全幅1,805mm・全高1,455mmと、数字だけを見ればコンパクトカーに近いサイズ感です。

しかし全幅が1,800mmを超えているため、3ナンバーに分類され、実際には堂々とした存在感を放ちます。

最小回転半径は5.2〜5.3mで、細い道や立体駐車場でも扱いやすいレベルに収まっています。

一般的な立体駐車場や自走式駐車場なら問題なく利用可能であり、都市部での使用にも十分対応できるでしょう。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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