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ディフェンダーの燃費は良い?悪い?マイナーチェンジによる最新情報も紹介

  • 公開日: 2025年12月26日

ディフェンダー 燃費
タフさと高級感を兼ね備えたディフェンダーは、多くのファンを惹きつける本格4WDです。

一方で、購入を検討している方のなかには「燃費が悪い」と聞いて、実際の数値が気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、最新モデルの燃費データから歴代モデルの数値、ライバル車との比較、燃費改善のポイントまで徹底解説します。

日本で初導入されたPHEVモデルも紹介しますので、ディフェンダーの燃費を詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ディフェンダーとはどんな車?

車体サイズ(全長×全幅×全高) 4,510〜4,945mm×1,995mm×1,970〜1,975mm
車両総重量 2,090〜2,460kg
エンジン 直列4気筒ガソリン
直列6気筒ディーゼル(マイルドハイブリッド)
V型8気筒ガソリン
プラグインハイブリッド
駆動方式 AWD(4WD)
総排気量 2.0L・3.0L
燃費(WLTCモード) 8.3〜9.9km/L

 

ランドローバーから発売されているディフェンダーは、長年受け継がれてきたタフさに現代の快適さを加えたオフロード志向のSUVです。

グレードには、90・110・130の3モデルが用意され、どのグレードもアルミ製モノコックボディにより剛性と軽さを両立しています。

また、高度な電子制御システムが路面を把握し、悪路でも安定した走行を実現。

パワートレーンは2.0Lガソリンやマイルドハイブリッド、V8モデルなど豊富で、走りの個性を選べる点も魅力ポイントの一つです。

舗装路でもしなやかな乗り心地を備え、日常使いにも十分対応します。

2025年7月の初のマイナーチェンジで2026年モデルが発売!

ディフェンダーは2025年7月に初のマイナーチェンジとして、2026年モデルが発売されました。

今回のマイナーチェンジでは、フロントランプやバンパーの造形が見直され、よりタフで洗練された外観にアップデートされています。

テールランプのフラッシュサーフェス化や新色の追加で存在感も向上。

室内には13.1インチの大型ディスプレイを採用し、操作性が一段階アップしています。

「オクタ」シリーズにはブラック仕様も加わり、選択肢がさらに広がりました。

さらに、エンジンにはディフェンダー初となる「プラグインハイブリッド」を導入し、タフさや加速性はそのままに経済性も期待できる1台となっています。

90・110・130・OCTAの違い

ディフェンダーには大きく分けて、以下の4つのグレードが存在します。

・90
・110
・130
・OCTA(オクタ)

それぞれはボディサイズ(全長)が異なるところが特徴で、90がもっとも短く、次いで110、もっとも大きいのが130となります。

サイズが異なることで重量も変わってくるので、その分燃費数値も変わってきます。

また、OCTA(オクタ)は、ディフェンダーシリーズの史上最強と言われるモデルです。

そのほかモデルでは、主にオフロード性能と実用性を重視していますが、OCTAはオンロードとオフロードとともにパフォーマンスを発揮できるように設計されています。

現行ディフェンダーの燃費

ここからは、現行ディフェンダーの詳しい燃費を紹介していきます。

ディフェンダーの現行モデルは、2020年4月に登場し、マイナーチェンジが2025年7月に行われました。

燃費は、グレードはもちろん選択するエンジンタイプによっても異なってきます。

以下に、カタログ燃費と実燃費を紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。

カタログ燃費

まず、現行モデルのカタログ燃費は、次のとおりです。

グレード エンジンタイプ カタログ燃費(WLTCモード)
90 ガソリン(2.0L) 8.3km/L
110 ガソリン(2.0L) 8.3km/L
ディーゼルMHEV(3.0L) 9.9km/L
130 ガソリン
ディーゼルMHEV(3.0L) 10.5km/L
OCTA ガソリン 8.3km/L

 

ほとんどのモデルが10.0km/Lを切る燃費数値となっており、決して燃費性能がよいとは言えないようです。

実燃費

続いて、実燃費を見ていきましょう。

実燃費は燃費情報サイト「e燃費」を参考にしています。

グレード エンジンタイプ 実燃費
90 ガソリン(2.0L)
110 ガソリン(2.0L)
ディーゼルMHEV(3.0L) 9.78km/L
130 ガソリン
ディーゼルMHEV(3.0L)
OCTA ガソリン

 

今回調査したところ、実燃費は110グレードのディーゼルMHEVのみしか記載がありませんでした。

110のディーゼルMHEVの実燃費とカタログ燃費と比較すると、ほとんど同じ数値となっています。

あまり参考にならないかもしれませんが、こちらを参考にすると、そのほかのモデルも同等の燃費数値になるのではないかと考えられます。

ディフェンダー110にはPHEVモデルもラインナップ

ディフェンダーのグレードの中でも110は、プラグインハイブリッド(PHEV)もラインナップしています。

110PHEVは、ガソリンとEV(電気)のどちらか一方だけを使用して走行でき、EV走行だけで見ると、換算距離は欧州仕様車値でおよそ48km走行可能となっています。

そして、ガソリン走行とEV走行を合わせたカタログ燃費が、以下のとおりです。

グレード エンジンタイプ 欧州複合モード WLTPモード
110 PHEV 30.3km/L 36.3km/L

 

こちらの燃費数値は、「欧州複合モード」と「WLTPモード」となっており、一般的に取り入れられる「WLTCモード」での測定ではありません。

そのため、そのほかのモデルとの比較が難しいと言えますが、それでも30.0km/Lを超える数値は、世界的にもトップクラスといっても過言ではないでしょう。

なお、110PHEVは充電機能も優れており、7kWの普通充電器であっても約2時間半でフル充電が可能です。

歴代ディフェンダーの燃費

ここからは、ディフェンダーの歴代モデルの詳しい燃費を紹介していきます。

歴代ディフェンダーは、初代モデルが2002年9月に登場しています。

それぞれのカタログ燃費と実燃費を見ていきましょう。

カタログ燃費

今回初代ディフェンダーのカタログ燃費を調査したところ、残念ながら詳しい数値が見つけられませんでした。

実燃費

続いて、実燃費を見ていきましょう。

エンジンタイプ 実燃費
4000cc 4ATガソリン およそ8.21km/L
3900cc 4ATハイオク およそ5.4km/L
2500cc 5MTディーゼルターボ 9.74km/L

 

上はおよその数値となりますが、あまりよい数値でないことが分かります。

2500cc5MTディーゼルターボに関しては、現行モデルと同等の数値が確認できます。

ディフェンダーとライバル車の燃費を比較

ディフェンダーの燃費が知りたい方のなかには、ライバル車との比較も重要なポイントだと思います。

ここでは、ディフェンダーとライバル車の燃費の比較を紹介していきます。

【メルセデス・ベンツ】Gクラス

メルセデス・ベンツのGクラスの燃費は、次のとおりです。

エンジンの種類 Gクラス ディフェンダー
ガソリン 6.8km/L 8.3km/L
ディーゼル 11.7km/L 9.9〜10.5km/L
プラグインハイブリッド 30.3〜36.3km/L

 

Gクラスと燃費を比較すると、ガソリン車はディフェンダーのほうが優れており、ディーゼル車はGクラスのほうが高い数値となっています。

なお、Gクラスには電気自動車も展開しており、走行可能距離数は530kmとなっています。

【ジープ】ラングラー

ジープのラングラーの燃費は、次のとおりです。

エンジンの種類 ラングラー ディフェンダー
ガソリン 9.2〜9.8km/L 8.3km/L
ディーゼル 9.9〜10.5km/L
プラグインハイブリッド 30.3〜36.3km/L

 

ラングラーのエンジンタイプは、ガソリン車のみとなります。

燃費を比較すると、ラングラーのほうが高い数値となっています。

【トヨタ】ランドクルーザー

トヨタのランドクルーザーの燃費は、次のとおりです。

エンジンの種類 ランドクルーザー ディフェンダー
ガソリン 7.9〜8.0km/L 8.3km/L
ディーゼル 9.7km/L 9.9〜10.5km/L
プラグインハイブリッド 30.3〜36.3km/L

 

ランドクルーザーのエンジンタイプは、ガソリンとディーゼルがラインナップされています。

燃費を比較すると、ディフェンダーのほうが数値的には高くなっていますが、ほとんど変わらないといってもよいほどの差となっています。

ディフェンダーはガソリン車とディーゼル車はどちらが良い?

ディフェンダーは、ガソリン車とディーゼル車がラインナップされていますが、購入を検討している方のなかには、どちらがよいのか悩む方も多いでしょう。

選ぶ際は、以下をポイントにするとよいでしょう。

街乗りや高速道路を中心に使用する方なら「ガソリン」
オフロードや長距離移動が多い方なら「ディーゼル」

なお、ディフェンダーの110グレードには、プラグインハイブリッドモデルも選択できます。

電気走行を組み合わせることで、燃費数値は格段に上がりますので、燃費で重視するなら110PHEVモデルも検討するとよいでしょう。

ディフェンダーの燃費を改善させる方法

パワフルなディフェンダーでも、日々の運転次第で燃費を無理なく向上させられます。

ここでは、特別な装備を追加しなくても実践できる、手軽な改善ポイントをご紹介します。

3つの「急」を避ける

燃費を悪化させる大きな要因が「急発進・急加速・急ブレーキ」の3つです。

ディフェンダーのような重量のある車では、動き出しや加速で特に燃料を使いやすくなります。

発進はアクセルを優しく踏み、車間に余裕を持って走ることで無駄な加減速を防止できます。

予測運転を意識する

燃費を向上させるには、先の動きを読みながら走る「予測運転」が効果的です。

信号の変化や周囲の流れを早めに察知し、アクセルを戻して自然に減速することで、無駄なブレーキを減らせます。

また、車間を広く保てば頻繁な加速も不要になり、結果的に燃料消費を抑えられます。

タイヤの空気圧を定期的にチェックする

空気圧の低下は転がり抵抗を増やし、燃費悪化の大きな原因になります。

適正値が保たれていないと走行効率が落ち、想像以上に燃料を消費してしまいます。

ディフェンダーはタイヤ空気圧監視システムで気軽に確認できるため、月に一度のチェックを習慣にすると安心です。

アイドリングはなるべく避ける

停車中のアイドリングは、走っていないのに燃料が減るもったいない状態です。

大排気量のディフェンダーでは消費量も多めになるため、特に注意が必要です。

アイドリングストップ機能が作動する場面ではそのまま活用し、5分以上停車する場合はエンジンを切る習慣をつけましょう。

使わない重い荷物は降ろしておく

不要な荷物を積んだまま走ると、車が重くなり燃料を多く消費します。

特にディフェンダーは積載量が大きいため、つい載せっぱなしになることが多くあります。

重めの道具類はこまめに降ろし、必要な物だけを積むことで燃費が安定します。

ルーフラックを付けている方は抵抗の原因となるため、使わないときは外すのがおすすめです。

ディフェンダーの車両価格と維持費

最後に、ディフェンダーの購入時にかかる車両価格と維持費を紹介していきます。

新車価格

グレード・モデル 新車価格
90 Defender X-Dynamic HSE 10,160,000円〜
V8 16,270,000円〜
110 S 9,220,000円〜
Defender X-Dynamic SE 8,720,000円〜
Defender X-Dynamic HSE 10,490,000円〜
X 14,140,000円〜
V8 17,200,000円〜
130 X 15,570,000円〜
V8 17,820,000円〜
Outbound 12,610,000円〜
OCTA OCTA 21,050,000円〜
OCTA Black 22,500,000円〜

 

中古車価格

エンジンタイプ 中古車価格
ガソリン 4,943,000〜22,840,000円
ディーゼル 3,450,000〜18,800,000円

 

維持費

項目 ガソリン車 ディーゼル車
燃料費(1L/180円) 216,867円 171,429〜181,818円
自動車税(1年) 36,000円 50,000円
車検費用(1年) 70,000円程度
自賠責保険(12ヶ月) 8,825円
合計 331,692円 300,254〜310,643円

 

※燃料費は180円、1年10,000kmで計算
※自賠責保険は24ヶ月を1年分にして計算

まとめ

本記事では、ディフェンダーの燃費を詳しく紹介し、ライバル車との比較や燃費の改善方法、購入する際の車両価格の目安と維持費まで触れてきました。

ディフェンダーは燃費だけを見ると決して優秀とは言えませんが、その圧倒的な走破性や高い安全性、上質な乗り味はほかのSUVにはない魅力です。

ガソリン・ディーゼル・PHEVと選択肢も広がり、自分の使い方に合わせたベストな1台を選べます。

燃費改善のポイントを意識すれば、より快適に長く付き合えるでしょう。

気になる方は、ぜひ実車でディフェンダーの魅力に触れてみてください。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.ディフェンダーの燃費は大きなタイヤやオフロード装備で変わる?

A.はい、変わります。大径タイヤやオールテレインタイヤ、ルーフラック、リフトアップなどの装備を追加すると空気抵抗や転がり抵抗が増え、燃費は悪化します。純正状態と比べて1〜2km/L程度変わることもあるため、カスタムを考える際は燃費への影響も意識しておくと良いでしょう。

Q2.ディフェンダーの燃費が悪いと言われるのはなぜ?

A.ディフェンダーは本格的なオフロード性能を備えた重量級SUVで、車重が2.4〜2.7トン前後と非常に重いことが理由の一つです。また、四輪駆動システムや大排気量のエンジンが燃費に影響します。そのため一般的なSUVより燃費は低めですが、走破性や快適性と引き換えの部分でもあります。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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