CTN車一括査定

10年落ち・過走行車・事故車・不動車
どんなクルマでもOK!!

1,000店舗以上から厳選

フィアット500の燃費は本当に悪いのか?カタログ燃費や実燃費を比較して解説

  • 公開日: 2026年1月29日

フィアット500 燃費
フィアット500は、丸みのあるデザインとイタリア車ならではの個性が魅力のコンパクトカーです。

エンジンには燃費向上が期待できる「デュアロジック」を採用していますが、実際の燃費数値を知りたい方も多いでしょう。

本記事では、フィアット500のカタログ燃費と実燃費を比較し、ライバル車との違いや燃費が悪いと言われる理由まで詳しく解説します。

後悔しないためのポイントも記載していますので、フィアット500が気になる方は、最後までご覧ください。

フィアット500の特徴

フィアット500は、イタリア生まれのコンパクトカーとして長い歴史を持つモデルです。

丸みのある愛らしいデザインは、登場から時代を超えて多くの人を魅了してきました。

外観だけでなく、クラシックな雰囲気を取り入れたインテリアも特徴で、乗り込んだ瞬間に特別感を味わえます。

ボディサイズは小さいものの、街中での取り回しがしやすく、狭い道や駐車場でも扱いやすい点も魅力です。

さらに、安全装備も充実しており、コンパクトカーながら安心して運転できる一台として支持されています。

残念ながら、フィアット500/500Cの日本向け生産は2024年5月に終了しましたが、ほかにはない個性を求める方にとって、今だからこそ注目したい1台といえるでしょう。

フィアット500のグレード

フィアット500は、豊富なグレードが用意されているところも特徴の一つです。

それぞれ選ぶグレードによってスペックやデザインなどが異なります。

・ガソリンタイプ:500カルト、500ドルチェヴィータ、500Cドルチェヴィータ
・コンパクトSUVタイプ:フィアットX CLUB、フィアットX SPORTS
・EVタイプ:500e ICON

カルトとドルチェヴィータはグレードが異なり、ドルチェヴィータのほうが上級グレードになります。

また、500Cはオープンカーである「カブリオレタイプ」となります。

【現行】フィアット500の燃費

フィアット500は豊富なグレードを展開しており、燃費もそれぞれ異なってきます。

ここでは、フィアット500の詳しい燃費を4つのタイプに分けて紹介していきます。

フィアット500のカタログ燃費と実燃費

フィアット500のカタログ燃費と実燃費は、次のとおりです。

グレード カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費
カルト 18.0km/L 15.28km/L
ドルチェヴィータ 17.5km/L 15.20km/L

カタログ燃費・実燃費の間に、大きな差は見られません。

フィアット500Cのカタログ燃費と実燃費

フィアット500Cのカタログ燃費と実燃費は、次のとおりです。

グレード カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費
ドルチェヴィータ 17.5km/L 15.20km/L

フィアット500Cのエンジンや排気量は、フィアット500と同じです。

そのため、燃費に関しても同じ数値となっています。

フィアット500Xのカタログ燃費と実燃費

フィアット500Xのカタログ燃費と実燃費は、次のとおりです。

グレード カタログ燃費(WLTCモード) 実燃費
フィアットX CLUB 13.4km/L 11.50km/L
フィアットX SPORT 13.4km/L 11.50km/L

フィアット500Xのエンジンは、直列4気筒ターボとなっています。

グレードによる燃費の違いはなく、それぞれカタログ燃費が13.4km/L、実燃費が11.50km/Lとなっています。

フィアット500はEVモデルの「500e」も発売されている

フィアット500は、EVモデルである「500e」もラインナップされています。

グレードには「Icon」と「Open」があり、Openがオープンカーであるカブリオレタイプです。

一充電あたりの走行距離は、それぞれ335km(WLTCモード)となっており、優れた性能であることが分かります。

【歴代】フィアット500の燃費

歴代フィアットの歴史は古く、初代モデルは1936年に登場し、1957年に2代目が誕生しています。

現行モデルである3代目は2007年に登場し、2024年までに「フィアット500C」や排気量の異なるタイプがラインナップされています。

それぞれのカタログ燃費と実燃費は、次のとおりです。

種類 排気量 カタログ燃費 実燃費
フィアット500 900cc 22.0〜24.0km/L
(JC08モード)
12.88〜15.36km/L
1400cc 13.8km/L
(10・15モード)
14.28km/L
フィアット500C 900cc 24.0〜26.6km/L 13.82〜14.51km/L
1400cc 13.8km/L
(10・15モード)
17.09km/L

初代モデルと2代目モデルの燃費数値の記載はありませんでした。

3代目の歴代モデルに関しては、1400ccがカタログ燃費よりも実燃費のほうが高い数値となっており、優れた燃費性能であることが分かります。

フィアット500とライバル車の燃費を比較

フィアット500を検討している方のなかには、「ほかのコンパクトカーと比べて燃費はどうなのか?」と気になっている方も多いでしょう。

単体の数値だけでは判断しにくいため、ライバル車との比較が重要になります。

ここでは、フィアット500のライバル車を3つ挙げ、それぞれの燃費数値を比較していきます。

【ルノー】トゥインゴ

ルノーのトゥインゴの燃費数値は、以下のとおりです。

トゥインゴ フィアット500
897cc:17.4km/L 990〜1030cc:17.5〜18.0km/L
1331cc:13.4km/L

トゥインゴは、ターボチャージャー付き直列3気筒エンジンを搭載し、排気量は897ccとなっています。

燃費を比較すると、同タイプであるフィアット500が0.6km/L高い数値となっています。

【ミニ】クーパー

ミニのクーパーの燃費数値は、以下のとおりです。

クーパー フィアット500
1498cc:16.3km/L
1998cc:15.3km/L
990〜1030cc:17.5〜18.0km/L
1331cc:13.4km/L

クーパーのエンジンは直列3気筒DOHCガソリンと直列4気筒DOHCガソリンを採用し、排気量は1498ccと1998ccの2つがラインナップされています。

燃費を比較すると、排気量の違いはあるもののフィアットのほうが全体的に優れています。

【ダイハツ】コペン

ダイハツのコペンの燃費数値は、以下のとおりです。

コペン フィアット500
658cc:AT19.2km/L
MT18.6km/L
990〜1030cc:17.5〜18.0km/L
1331cc:13.4km/L

コペンのエンジンは、直列3気筒DOHCターボエンジンを採用し、排気量は658ccです。

燃費数値は、AT(オートマ)とMT(ミッション)によって異なり、どちらの数値もフィアット500よりも優れています。

フィアット500の購入を後悔しないためのポイント

フィアット500は魅力の多い車ですが、購入後に後悔しないためには、事前に知っておくべきポイントがあります。

ここでは、購入前に必ず確認しておきたい注意点をいくつか紹介します。

特に「500」と「500C」は注意が必要

フィアット500と500Cは、「デュアロジック」と呼ばれるトランスミッションが採用されています。

デュアロジックは、MTのクラッチ操作を自動で行ってくれるシステムのことです。

クラッチが備えられていないため見た目的にはATであり、免許もAT限定で運転できますが、通常のオートマとは違うところに気をつける必要があります。

というのも、デュアロジックは変速するタイミングでアクセルを緩める必要があるからです。

MTに慣れていない人であれば、本来アクセルを戻すタイミングで戻さなかったりするため、クラッチ板に摩擦が生じて、次第に変速しなくなるという状況になります。

また、通常であれば2万キロ前後で「デュアロジックオイル」と呼ばれる油を交換する必要がありますが、交換せずに乗り続けることでデュアロジックの故障につながる可能性もあります。

故障してしまうと、交換費用に30万円程度かかってくるため注意が必要です。

中古車を選ぶ際は走行距離やオイル交換時期に注意する

フィアット500は2024年5月に生産終了したため、手に入れる方法は中古車のみとなります。

中古車で購入する際は、走行距離とオイル交換時期に注意が必要です。

選ぶポイントとしては、走行距離が3万km台までの車両を選択するのがおすすめです。

フィアット500は走行距離が5〜6万km以上になると、故障のリスクが高まるとされているため、3万km台まであればリスクを減らせるでしょう。

また、デュアロジックオイルに関しても、適正交換時期が2〜3万kmとなっているため、履歴を確認して交換されているか確認するのも重要です。

500Xと500eは通常のATが採用されている

フィアットの500Xと500eは、500や500Cと異なり、一般的な9速ATやデュアルクラッチ式トランスミッションといった、通常のATが採用されています。

そのため、検討している場合は、通常の探し方で問題ありません。

内外装の汚れや傷はもちろん、メンテナンスノートなどを確認し、できれば試乗してみて、気に入れば購入するという流れで安心して手に入れられます。

フィアット500の燃費が悪いと言われる理由

カタログ燃費を見ると決して極端に悪い数値ではないにもかかわらず、フィアット500は燃費に関する不満が挙がることがあります。

その理由には、日本と欧州の道路環境や車の使われ方の違いが関係しています。

ここからは、燃費が悪いと言われる具体的な理由を一つずつ見ていきましょう。

日本の道路事情を考えて作られていないから

フィアット500は、生産国がイタリアであることから、欧州での使用のみを考えて作られた車です。

日本と欧州では道路環境が大きく異なり、それが理由で燃費数値が低くなる場合も多いと言われています。

例えば、欧州では信号が少ないため一定のスピードで走行できますが、日本では短距離移動や渋滞が多く、それに伴ってストップ・アンド・ゴーが多い環境です。

特にフィアット500は、低速域でエンジンを回しトルクを稼ぐ必要がある車ですので、燃料を消費しやすく燃費の悪化に繋がりやすくなります。

そのため、ゆっくり走行しているからといっても、低速域での燃料消費が多くなり、体感的に「燃費が悪い」と感じてしまいやすくなります。

欧州車ゆえのアイドリングが必要だから

フィアット500は、寒冷な気候の多いヨーロッパでの使用を想定して設計されています。

そのため、エンジンが十分に温まってから本来の性能を発揮する特性があります。

エンジン始動直後は燃焼効率が低く、暖機が進むにつれて効率が向上しますが、フィアット500はこの影響を受けやすい傾向があります。

日本のように短距離移動が多い環境では、エンジンが温まる前に走行を終えてしまうことも少なくありません。

その結果、燃費効率が上がらないまま走る時間が増え、「燃費が悪い」と感じやすくなるのです。

高速道路でのエンジンの回転率が高いから

通常、高速道路で走行する際の燃費は良くなる傾向ですが、フィアット500の場合は低くなる可能性が非常に高くなります。

その理由が車の重量とエンジンのパワーです。

フィアット500の車両重量は、約1トン前後と軽自動車並みの重さです。

この重量で高速道路を走行すると横風の影響を受けやすく、一定の速度を保つためにはエンジンを高速回転させる必要があります。

加えて、フィアット500のエンジンは控えめな設定となっているため、アクセルを常に踏む必要があり、これが燃費の悪化に繋がっているというわけです。

さらに、エアコンを使用する時期の場合は、なおいっそう燃料消費が進みやすくなります。

フィアット500の燃費を向上させる方法

フィアット500は、「燃費が悪い」と言われやすい車ですが、使い方次第では燃費の向上も期待できます。

ここでは、燃費向上のコツを3つ紹介しますので、燃費が気になる方は実施してみてください。

アクセルは緩やかに踏む

フィアット500は、低速域でトルクが高回転しやすい車ですので、アクセルをゆっくり踏むことで燃費向上が期待できます。

また、変速するタイミングでアクセルを緩めることも、燃費向上に繋がりやすくなります。

減速時はエンジンブレーキを活用する

どの車にも言えることですが、車のスピードを緩める際はエンジンブレーキを活用すれば、燃費を向上させることが可能です。

アクセルを戻してギアを適切に使えば、燃料の噴射が抑えられ、無駄な燃料消費を防げます。

特に信号が多い市街地では、早めにアクセルを離して減速することで、ブレーキに頼る回数も減り、結果として燃費改善につながります。

定期的なメンテナンスも忘れずに

燃費を安定させるためには、日頃のメンテナンスも欠かせません。

フィアット500の場合は、特にデュアロジックオイルの交換に気をつける必要があります。

また、タイヤの空気圧やフィルター類のチェックも忘れず行うことで、燃費向上が期待できるでしょう。

フィアット500の車両価格と維持費

最後に、フィアット500の車両価格と維持費をみていきましょう。

フィアット500の車両価格

種類・グレード 新車価格
フィアット500 カルト 2,590,000円
ドルチェヴィータ 3,090,000円
フィアット500C 3,260,000円
フィアット500X CLUB 4,120,000円
SPORT 4,350,000円
フィアットe ICON 5,770,000円

フィアット500と500Cの日本向け生産は、2024年5月に終了しています。

在庫が無くなり次第販売終了となりますので、検討している方は早めに決断することをおすすめします。

フィアット500の維持費

項目 維持費
500・500C 500X
燃料費(1L/175円) 97,222〜100,000円 130,597円
自動車税(1年) 25,000〜30,500円 30,500円
車検費用(1年) 35,000円程度
自賠責保険(12ヶ月) 8,770円
合計 165,992〜174,270円 204,867円

※燃料費は175円、1年10,000kmで計算
※自賠責保険は24ヶ月を1年分にして計算

まとめ

本記事は、フィアットの詳しい燃費数値からライバル車との比較、燃費が悪い理由、燃費向上のコツまで紹介してきました。

フィアット500は「燃費が悪い」と言われやすくはあるものの、使い方次第では満足できる車です。

欧州車ならではの特徴やデュアロジックの扱い方を把握し、自分の走行環境に合っているかを見極めることが後悔しないポイントといえるでしょう。

また、燃費だけで判断せず、デザインや走り、所有する楽しさも含めて検討することが大切です。

About CTN COPORATION



2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
取り扱い車種に詳しい営業スタッフのほか、保険や自動車検査、整備などの有資格者も数多く在籍。
車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.フィアット500の燃費は車内のどこで確認できますか?

A メーターパネル内のマルチファンクションディスプレイで確認できます。
ステアリング横の操作ボタンで切り替えを行うと、平均燃費が表示されます。

Q2.フィアット500は燃費重視の人に向いていますか?

A 燃費最優先の車ではありませんが、使い方次第で満足度は高いと言えるでしょう。
フィアット500はデザイン性や走行フィーリングを重視した車のため、燃費だけを見ると国産コンパクトカーに劣る場合があります。
しかし、WLTCモード燃費と実燃費の差を理解したうえで選べば後悔しにくい車種です。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

人気車種の買取相場

メーカーから買取相場を見る

国産車

輸入車

全てのメーカーから買取相場を探す

高価買取店を地域から探す