
ダイハツが製造・販売しているハイゼットカーゴは、60年以上の長きにわたり、働く人々から愛されてきたワンボックスタイプの軽商用車です。
ハイゼットカーゴの燃費は、どれくらいなのでしょうか。
この記事では、ハイゼットカーゴの特徴や性能、カタログ燃費を紹介しています。
グレードや歴代モデルの比較、燃費走行のポイントについても解説しているので、購入を検討されている方は参考にしてください。
ハイゼットカーゴの基本情報
ハイゼットカーゴは、どのような特徴を持つ車なのでしょうか。
デザインや性能などの基本情報を紹介します。
外観デザイン
堂々として精悍、そして力強さがあるのが、ハイゼットカーゴのスタイリングコンセプトです。
スクエアボディのパッケージで、リヤ上端の拡大やフロントピラーの角度を見直し、軽最大の積載量と広いキャビンを実現しています。
傷がつきやすいバンパー下端部を別体化することにより、ロアバンパーだけを交換可能としました。
被視認性の高いLEDテールとストップランプを採用しています。
バックドアは企業名などオリジナルネームを入れやすい、幅広のフラット面を持つ形状です。
室内空間
ハイゼットカーゴは、荷室の長さや幅、高さのサイズが軽キャブオーバーバンの中でNo.1です。
優れた積載能力と積み下ろしのしやすさで、毎日の仕事に大きく貢献します。
また、載せる荷物や乗車人数に合わせて、簡単な操作でシートアレンジが可能です。
荷室の用途に応じて工夫ができる、ユーティリティも充実しています。
機能性と利便性にこだわった収納スペースは、運転席から簡単に出し入れができることが魅力です。
仕事に使うさまざまなアイテムが、すっきりと見やすく整理できます。
走行性能
駆動方式は、3つのモードを選択できる電子制御式4WDです。
通常走行で使用する2WD、路面状況に応じて駆動力を制御する4WD AUTO、農地や山の未舗装路で力を発揮する4WD LOCKに切替できます。
新ユニットのFR用CVTの採用により、あらゆる走行性能が向上しました。
力強い発進性能や、長時間の運転も快適で疲れにくい静粛性、そして長距離でも経済的に走れる燃費性能に優れています。
安全性能
ハイゼットカーゴには、安心して働くことができる、心強い安全装備が多彩に装備されています。
安全に役立つ機能は、次のとおりです。
・視界補助パック
・LEDパック
・ヒルホールドシステム
・VSC・TRC
・ABS
・ヘッドランプ自動消灯システム
・リバース連動リヤワイパー
・デュアルSRSエアバッグ
・衝突安全ボディ
・エマージェンシーストップシグナル
・プリテンショナー・フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト
搭載される安全装備は、グレードによって異なります。
一部装備は、パックオプションです。
グレード別の価格
ハイゼットカーゴの価格は、グレードによって異なります。
グレード別のメーカー希望小売価格は、次のとおりです。
| グレード | メーカー希望小売価格 |
| クルーズターボ | 152万9000円 |
| クルーズ | 129万8000円 |
| デラックス | 121万5500円 |
| スペシャルクリーン | 117万7000円 |
| スペシャル | 110万円 |
| デッキバンG | 161万7000円 |
| デッキバンL | 137万5000円 |
上記には保険料、税金、自動車リサイクル料金、その他の登録に伴う費用は含みません。
価格は販売会社が独自に定めているので、詳しくは販売会社に問い合わせてください。
カラー展開
ハイゼットカーゴのボディカラーは、業種や好みに合わせて選べる、多彩なバリエーションを用意しています。
カラー展開は、次のとおりです。
・ブライトシルバーメタリック
・ホワイト
・アイスグリーン
・トニコオレンジメタリック
・シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック
・オフビートカーキメタリック
ボディカラーの設定は、グレードによって異なります。
一部カラーはメーカーオプションです。
ハイゼットカーゴのグレード別カタログ燃費
ハイゼットカーゴは、全7グレードです。
グレードごとの特徴や、カタログ燃費を紹介します。
クルーズターボ
クルーズターボは、ターボエンジンを搭載したターボ車です。
ノンターボモデルよりも加速能力が向上し、高速道路や上り坂、重量があるものを積んだ状態での走行時に、大きな力を発揮します。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| 走行モード | 燃料消費率 |
| JC08モード | 2WD:19.7km/L 4WD:19.0km/L |
| WLTCモード | 2WD:14.7km/L 4WD:14.7km/L |
クルーズターボは、長距離移動や高速道路を使用する機会がある方や、仕事だけでなくレジャーでも活用したい方に向いています。
クルーズ
クルーズは、外装や内装に加えて装備が豪華な上級グレードです。
ボディ同色のフロントバンパーとリヤバンパー、ホイールキャップ、電動格納式ドアミラーが標準装備になります。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| トランスミッション | 走行モード | 燃料消費率 |
| CVT | JC08モード WLTCモード |
JC08 2WD:20.5km/L JC08 4WD:15.6km/L WLTC 2WD:20.3km/L WLTC 4WD:15.6km/L |
| 5MT | JC08モード WLTCモード |
JC08 2WD:18.0km/L JC08 4WD:14.9km/L WLTC 2WD:17.9km/L WLTC 4WD:14.9km/L |
クルーズは、見た目や快適装備が充実した車を求めている方に向いています。
デラックス
デラックスは、外装や内装、快適装備が充実した中間グレードです。
外観はフロントバンパーが樹脂タイプからボディ同色タイプになり、オプションで下部のロアバンパーも着色タイプに変更可能となります。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| トランスミッション | 走行モード | 燃料消費率 |
| CVT | JC08モード WLTCモード |
2WD:20.5km/L 4WD:15.6km/L 2WD:20.3km/L 4WD:15.6km/L |
| 5MT | JC08モード WLTCモード |
2WD:18.0km/L 4WD:14.9km/L 2WD:17.9km/L 4WD:14.9km/L |
デラックスは、性能と見た目、価格のバランスが取れた一台を求めている人に向いています。
スペシャルクリーン
スペシャルクリーンは、快適装備や機能装備が簡略化されたエントリーモデルです。
トランスミッションはCVTのみが設定されています。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| 走行モード | 燃料消費率 |
| JC08モード | 2WD:20.5km/L 4WD:15.6km/L |
| WLTCモード | 2WD:20.3km/L 4WD:15.6km/L |
スペシャルクリーンは、スムーズな加速ができる車を求めている方に向いています。
スペシャル
スペシャルは、快適装備や機能装備が簡略化されたエントリーモデルです。
カラーはホワイトとグレーの2種類ですが、トランスミッションはCVTと5MTが設定されています。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| トランスミッション | 走行モード | 燃料消費率 |
| CVT | JC08モード WLTCモード |
2WD:20.5km/L 4WD:15.6km/L 2WD:20.3km/L 4WD:15.6km/L |
| 5MT | JC08モード WLTCモード |
2WD:18.0km/L 4WD:14.9km/L 2WD:17.9km/L 4WD:14.9km/L |
スペシャルは、見た目にこだわりが少ない方や、購入費用を安く抑えたい方に向いています。
デッキバンG
デッキバンGは、ハイゼットカーゴのグレードの中でも、デラックスクラスに位置付けられる上位モデルで、安全装備や快適装備が充実しているのが特徴です。
後部がデッキになっているため、ピックアップトラックのように活用できます。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| 走行モード | 燃料消費率 |
| JC08モード | 2WD:20.5km/L 4WD:15.6km/L |
| WLTCモード | 2WD:20.3km/L 4WD:15.6km/L |
デッキバンGは、仕事で大きな荷物を積む機会がある方に向いていると言えるでしょう。
デッキバンL
デッキバンLは、デッキバンGの下位モデルです。
ベーシックな装備を取り入れていて、トランスミッションはCVTと5MTが設定されています。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| トランスミッション | 走行モード | 燃料消費率 |
| CVT |
JC08モード WLTCモード |
2WD:20.5km/L 4WD:15.6km/L 2WD:20.3km/L 4WD:15.6km/L |
| 5MT |
JC08モード WLTCモード |
2WD:18.0km/L 4WD:14.9km/L 2WD:17.9km/L 4WD:14.9km/L |
デッキバンLは、配送業などの仕事ではもちろん、趣味でレジャー用品を積みたい方に向いているでしょう。
ハイゼットカーゴの歴代モデル
ハイゼットカーゴは、現行モデルで11代目です。
歴代モデルの特徴や、カタログ燃費を紹介します。
2004年発売10代目モデル
2004年12月に、フルモデルチェンジされた10代目が発売されました。
以前のモデルよりもホイールベースが長くなったことにより、安定性と広いラゲッジルームを確保しています。
最大積載量は350kgと大容量です。
カタログ燃費は、15.6km/Lになります。
優れた走行性能やタフなボディ、充実した安全性能も魅力の一台です。
2021年発売11代目モデル
2021年12月に発売された11代目は、ハイゼットカーゴの現行モデルです。
軽自動車用としては初のFR用CVTを搭載し、発進性や静粛性等が大幅に向上しています。
4WD車にのみ、3つのモードが選択可能な電子制御式4WDを採用しました。
カタログ燃費は、20.5km/Lです。
クラス最大の積載スペースを確保したことにより、商用車としての価値を高めています。
ハイゼットカーゴの燃費をよくする方法
ハイゼットカーゴの実燃費は、カタログ燃費を下回ります。
燃費をよくするポイントをチェックしておきましょう。
丁寧な運転を心がける
急発進や急停止、急ハンドルなどの荒い運転を行うと、燃料の消費が激しくなります。
無駄な燃費の消費を抑えるために、車間距離を十分に開ける、ふんわりとアクセルを踏む、などといった丁寧な運転を心がけましょう。
アイドリングの時間を減らす
荷物を積み下ろしや時間調整で車を停車させるときなどに、エンジンをつけっぱなしにすると燃料が消費されてしまいます。
アイドリングの時間を減らせば、燃費の悪化を防ぐことができるでしょう。
エアコンの使用を控える
エアコンをつけたまま走行すると、使用しない場合と比べて約12%も燃費が悪くなってしまいます。
シートヒーターを活用するなど、エアコンの使用を控える工夫をしましょう。
ハイゼットカーゴとライバル車の燃費を比較
ハイゼットカーゴと、ライバル車との燃費を比較します。
スズキ エブリイ
スズキのエブリイは、ビジネスからレジャーまで幅広く使用できる軽バンです。
カタログ燃費は14.6km/Lのため、ハイゼットカーゴよりわずかに低いと言えますが、体感的にはほぼ変わらないでしょう。
またエブリイは荷物運搬にも使えるほか、先進の安全装備が充実しているので、通勤や通学にも使いやすい車と言えるでしょう。
ホンダ N-VAN
ホンダのN-VANは、可愛らしい見た目と荷室の高さが魅力の軽バンです。
カタログ燃費は17.0〜19.8km/Lで、ハイゼットカーゴとほぼ同等になります。
N-VANは、仕事や趣味で長尺物を頻繁に運ぶ人に向いているでしょう。
まとめ
今回は、ハイゼットカーゴのグレードや、歴代モデルの燃費を紹介しました。
ハイゼットカーゴは、広い荷室と優れた積載量が魅力の軽商用バンです。
安全性や快適装備も充実しているため、仕事から趣味まで幅広く活用されています。
カラーやグレードの種類も豊富ですので、好みや用途に合った一台を選びましょう。




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