
トヨタが製造・販売しているプリウスαは、優れた燃費性能と実用性を兼ね備えたハイブリッドワゴンです。
プリウスαの燃費は、どれくらいなのでしょうか。
この記事では、プリウスαの特徴や性能、カタログ燃費を紹介しています。
グレードや歴代モデルの比較、燃費走行のポイントについても解説しているので、購入を検討されている方は参考にしてください。
プリウスαの基本情報
プリウスαはどのような特徴を持つ車なのでしょうか。
デザインや性能などの基本情報を紹介します。
外観デザイン
ワゴンらしいなだらかなルーフラインと、垂直に近いリアゲートが、プリウスαの外観デザインの特徴です。
サイドウインドウは、プリウスシリーズに共通したトライアングルシルエットを継承しています。
空力性能を向上させた見た目は、先進的なイメージです。
ボディはプリウスよりもやや大きめになります。
室内空間
インテリアには自然な姿勢でくつろげるシートを採用しているため、長距離移動でも体に負担が少なくなります。
人数や物の形に合わせた、多彩なシートアレンジもできます。
フルラゲージモードにした場合の、ラゲージ容量は1035Lと大容量です。
室内装備には、先進性と軽い操作感が魅力のエレクトロシフトマチック、ステアリングを握ったまま操作できるステアリングスイッチを採用しています。
走行中の視線移動が少なく済むように、メーターをインパネ中央に配置しているのもポイントです。
走行性能
優れたハイブリッドシステムにより、圧倒的な低燃費と静粛性を実現しました。
モーターとエンジンを、最適な効率で組み合わせて走行しています。
5人乗りに搭載されているのは、パワー密度が高いニッケル水素バッテリーです。
7人乗りには、小型で軽量なリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
優れたハイブリッドパワートレーンを搭載しているため、加速は静かでスムーズです。
滑らかで上質な走りを実現しています。
安全性能
プリウスαは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発している、セーフティサポートカーです。
自動ブレーキなどの安全運転を支援する装置を搭載し、ドライバーの安全をサポートします。
プリウスαに搭載された主な安全性能は、次のとおりです。
・プリクラッシュセーフティ
・レーダークルーズコントロール
・インテリジェントパーキングアシスト
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
なお、安全運転を支援する装置は、あくまでも運転を支援する機能になります。
機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。
グレード別の価格
プリウスαのグレード別のメーカー希望小売価格は、次のとおりです。
S:250万円
G:280万円(5人乗り)300万円(7人乗り)
GR SPORT:341万3300円
こちらは2011年に発売されたときの価格になります。
最終モデルの新車価格は、235〜362万円です。
カラー展開
プリウスαのボディカラーは、次のとおりです。
・スーパーホワイトII
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・ダークレッドマイカメタリック
・ダークシェリーマイカメタリック
・スティールブロンドメタリック
・ダークブルーマイカ
選べるカラーはグレードによって異なります。
カラーによっては、オプション料金が発生する場合もあるのでご注意ください。
プリウスαのグレード別カタログ燃費
プリウスαのグレードは、全3種です。
グレードごとの特徴や、カタログ燃費を紹介します。
S
Sはベーシックな装備のベースグレードです。
Sグレードには、エントリーモデルのLセレクションと、スポーティな装備を追加したツーリングセレクションもラインナップされています。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| グレード | 燃料消費率 |
| S | WLTCモード:20.7km/L 市街地モード:19.5km/L 郊外モード:21.5km/L 高速道路モード:20.8km/L |
| S“Lセレクション” | WLTCモード:20.7km/L 市街地モード:19.5km/L 郊外モード:21.5km/L 高速道路モード:20.8km/L |
| S“ツーリングセレクション” | WLTCモード:20.7km/L 市街地モード:19.5km/L 郊外モード:21.5km/L 高速道路モード:20.8km/L |
Sグレードは、標準的な装備がそろっていれば問題ない方や、内装にこだわりのない方に向いています。
G
GはSよりも、装備や機能がグレードアップした上級グレードです。
Gグレードにも、エクステリアにスポーティさがプラスされた、ツーリングセレクションが設定されています。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| グレード | 燃料消費率 |
| G | WLTCモード:20.7km/L 市街地モード:19.5km/L 郊外モード:21.5km/L 高速道路モード:20.8km/L |
| G“ツーリングセレクション” | WLTCモード:20.7km/L 市街地モード:19.5km/L 郊外モード:21.5km/L 高速道路モード:20.8km/L |
Gグレードは、見た目や装備を豪華にしたい方に向いています。
GR SPORT
GR SPORTは、Sツーリングセレクションがベースのスポーツモデルです。
ボディ剛性が強化され、足回りにも手が加えられています。
カタログ燃費は、次のとおりです。
| グレード | 燃料消費率 |
| GR SPORT |
WLTCモード:20.7km/L 市街地モード:19.5km/L 郊外モード:21.5km/L 高速道路モード:20.8km/L |
GR SPORTは、迫力のあるスポーツカーを求める方に向いています。
プリウスαの歴代モデル
プリウスαは、2011年5月にプリウスのワゴンモデルとして発売されました。
歴代モデルの特徴やカタログ燃費を紹介します。
2009年3代目プリウス
プリウスαのベースとなっているのが、2009年に発売された3代目プリウスです。
プリウスはこの年にフルモデルチェンジが行われ、走行性能が大きく向上しています。
エンジンとモーターの両方を主役とする先進技術の採用により、カタログ燃費は38.0km/Lと驚異的です。
横から見ると二等辺三角形のような形になる、トライアングルシルエットも採用しています。
2011年前期プリウスα
2011年5月に発売されたのが、3代目プリウスと同様のプラットフォームを使用して製造された、前期プリウスαです。
優れた空力性能や走行性能はそのままに、ゆったりとした居住空間を確保しています。
5人乗り2列シート車と、7人乗り3列シート車の2タイプが設定されました。
3代目のプリウスと同じパワーユニットを採用していて、カタログ燃費は31.0km/Lです。
なお、コンパクトで軽量なリチウムイオンバッテリーを採用しているため、7人乗りでも高い燃費性能を維持しています。
2014年後期プリウスα
2014年にマイナーチェンジされたのが、後期のプリウスαです。
前期と比較するとフロントマスクの変更が行われているため、シャープでスタイリッシュな顔つきに変更されています。
カタログ燃費は前期と同じです。
トヨタ・セーフティセンスPが全車に標準で装備されたため、安全性が向上しています。
2017年12月には、外装や内装をスポーツカーの仕様に変更した、GRスポーツモデルが追加されました。
プリウスαの燃費をよくする方法
プリウスαの実燃費を、カタログ燃費に近づけるにはどうすればいいのでしょうか。
燃費をよくするポイントを解説します。
走行モードを活用する
プリウスαは走行シーンに合わせた4つのモードを搭載しているため、走行モードを適切に切り替えることで燃費を向上させることが可能です。
なかでもECOモードは急なアクセルの踏み込みによる急加速、急発進を制御してくれるので、特に意識をしなくても燃費に配慮した運転ができます。
エアコンの使い方を工夫する
エアコンを使用しながら走行すると、燃費が悪くなります。
無駄な燃料の消費を抑えるために、使い方を工夫することが大切です。
エアコンの風量をAUTOに設定し、ドライブモードをECOモードに設定してください。
アイドリングストップの際に自動でエアコンの出力が弱まるなど、燃費に配慮した走行ができます。
暖機運転は不要なのでしない
プリウスαは、冷えているときにガソリンエンジンが自動で停止するため、暖機運転は必要ありません。
ハイブリッド車には、各部品の発熱量を抑制する専用の水冷装置が備わっています。
暖機運転による、燃料消費を防ぐことが可能です。
ただし、発進の際にアクセルを全開にしてしまうと、エンジンに負担がかかります。
乗り出しは優しく加速することを心がけましょう。
素早い加速と一定の速度を心がける
素早い加速と一定の速度で走行することが、燃費向上に役立ちます。
発進後に再加速を行うと、燃費が悪化してしまうので注意が必要です。
加速後にトルクを確認しながら、トルクを緩めていくことが重要になります。
プリウスαとライバル車の燃費を比較
最後に、プリウスαとライバル車との燃費を比較します。
ホンダ オデッセイ
ホンダのオデッセイは、燃費性能の高さと優れた走行安定性が魅力のミニバンです。
WLTCモードのカタログ燃費は、20.0〜20.2km/Lになります。
プリウスαよりは燃費が劣りますが、低床設計のため、乗降性や3列目シートの底つき感の少なさは、オデッセイの方が優秀です。
オデッセイは、乗り心地のよさを重視する方に向いています。
スバル XV
スバルのXVは、滑らかなエンジンフィールと、優れた運動性能が特徴のクロスオーバーSUVです。
WLTCモードのカタログ燃費は、13.3〜15.0km/Lになります。
燃費はプリウスαに軍配が上がりますが、先進安全性や走行性能はXVが上です。
XVは、アウトドアやアクティブな走行を楽しみたい方に向いています。
トヨタ アクア
トヨタのアクアは、軽くて小さくて扱いやすいコンパクトカーです。
WLTCモードのカタログ燃費は、33.6〜35.8km/Lになります。
燃費性能は、プリウスαをしのぐほど優秀です。
アクアは、居住性能よりも低燃費を重視する方に向いています。
ホンダ ジェイド
ホンダのジェイドは、低全高で流線型のスポーティーなデザインが特徴のミニバンです。
カタログ燃費は、ハイブリッドモデルで24.2km/Lです。
プリウスαには敵いませんが、他のミニバンと比較すると優秀です。
ジェイドは、スポーティさやエレガントさを求める方に向いています。
まとめ
今回は、プリウスαのグレードや歴代モデル別の燃費性能について解説しました。
プリウスαは、2011年5月にトヨタから発売された、燃費性能と静粛性に優れたステーションワゴンです。
5名乗車の2列シート車と、7名乗車の3列シート車の2タイプが用意されています。
すでに生産が終了しているため、新車で購入することはできません。
現在販売されているのは中古車です。
年式や状態をしっかり確認してから購入を検討しましょう。




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