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車のサイドミラーの修理の相場はいくら?修理できる業者や注意点を解説!

  • 2024年9月30日

車ミラー修理

車のサイドミラーは、運転中の視界を確保するために欠かせない、重要な部品です。

しかし、狭い道路での接触や駐車場での不注意が原因で、サイドミラーが故障・破損することは珍しくありません。

いざ壊れてしまっても、どの業者に修理を依頼すればよいか、またどれくらい費用が発生するのか、気になる方も多いでしょう。

本記事では、サイドミラーの修理・交換が必要な故障例や、修理にかかる費用相場などを解説します。

修理業者の選び方や注意点も詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

サイドミラーの修理が必要な故障例

まずは、部品の交換や修理で済む故障例と、本体の交換が必要となる故障例をみていきましょう。

部品の交換や修理で済む故障例

修理や部品の交換で済む故障例は、以下のとおりです。

  • ・サイドミラーが開閉しない
    ・ミラーレンズの角度が調整できない
    ・作動させると異音が発生する
    ・サイドミラーカバーに擦り傷や軽い損傷がある

上記のような故障であれば比較的軽度なため、部品交換や修理で対応できます。

たとえば、サイドミラーが開閉しないときは、内部のモーターやギアの故障が考えられます。

この場合は、キットを使用して修理すれば、該当部品の交換で済むケースがほとんどです。

同様に、ミラーレンズの角度調整ができない場合や、ミラー内でモーター音が止まらない場合も、部品の交換で解決できるでしょう。

また、正常に作動しているにも関わらず「ギギギ音」や「ミシミシ音」といった、異音が発生することがあります。

これは内部の汚れや摩耗が原因であることが多く、清掃やグリスアップで改善される可能性があります。

ただし、異音によっては、サイドミラー一式の交換が必要になるかもしれません。

もしも、サイドミラーカバーに軽度の擦り傷や損傷がある場合は、コンパウンドで磨くか、カバーのみを交換することで対応可能です。

これらの故障は、比較的安価で短時間で修理が可能なため、早めの対処をしましょう。

本体の交換が必要な故障例

サイドミラー本体の交換が必要な故障例は、以下のとおりです。

  • ・サイドミラーが根元からガタつく
    ・ミラーウィンカーが点灯しない
    ・ミラー内のモーター音が止まらない
    ・ミラーレンズが割れている
    ・カメラ機能に不具合がある

これらの故障は、修理や部分的な部品交換では対応できない故障例です。

サイドミラーが根元からガタつく場合は、取り付け部分や本体そのものが破損している可能性が高いです。

そのため、サイドミラー全体の交換が必要となります。

また、サイドミラーに組み込まれたウィンカーが点灯しない場合も、内部配線やLEDの故障が原因です。

単体部品の交換ができない場合には、サイドミラー全体の交換が求められます。

ミラーレンズが割れたときは車種によってはレンズのみの交換が可能ですが、部品が設定されていない場合は、サイドミラー全体を交換しなければならないケースもあります。

ほかにも、カメラ内蔵型サイドミラーでカメラの不具合が発生した際には、カメラユニットを交換する必要があります。

ただし、カメラが本体と一体化している場合には、サイドミラー全体の交換が必要です。

サイドミラーの修理、交換の費用相場と期間

ここでは、サイドミラーの修理、交換の費用相場と期間について解説します。

サイドミラーの修理・交換の費用相場や期間について

サイドミラーの修理・交換に必要な費用相場や、修理に出した場合の期間は、以下のとおりです。

修理の種類 費用目安 修理期間
修理のみ 1万円〜2万円 1日〜2日
動かない場合 1万5千円〜2万円 1日〜2日
格納ができない場合 1万円〜1万5千円 1日〜2日
交換の場合 2万円〜4万円 1日〜2日

なお、上記の費用や期間はあくまでも目安のため、参考程度にしてください。

各修理の程度別に詳しくみていきましょう。

修理の場合

サイドミラーの修理費用は、修理箇所や故障の程度によって異なりますが、一般的には1〜2万円程度が相場です。

特に、内部のモーターや配線の不具合でミラーが動かなくなった場合は、サイドミラーを分解して、内部のユニットを交換する必要があります。

これには少し手間がかかるため、修理時間も約30分から1.5時間ほどを見込んでおく必要があります。

また、故障が軽微なものであれば、部品の交換や修理だけで済む場合も多いため、費用を抑えつつ修理できるのが特徴です。

特に、モーターやギアの交換で済む場合は、ディーラーや整備工場での工賃を含めて2万円程度で修理が完了します。

修理にかかる期間は、在庫があれば1日から3日ほどで完了するケースが一般的です。

ただし、部品の取り寄せが必要であれば、1週間程度かかる場合もあります。

動かない場合

サイドミラーが動かなくなった場合は、内部のモーターや電子回路の故障が原因なことが多く、内部ユニットの交換が必要です。

ユニットそのものの価格は1万円以内で済むことが多いものの、ディーラーでの工賃を含めると、全体で2万円前後の費用がかかります。

作業自体は比較的シンプルですが、ミラー全体を外して内部を確認する必要があるため、修理にかかる時間は1〜2日程度が一般的です。
破損した場合
サイドミラーが破損した場合は、カバーのみを交換することで修理が完了するケースがほとんどです。

この場合、軽自動車のような小型車では、部品代と工賃を合わせても1万円以内で修理ができます。

ミラーカバーのみの交換であれば、作業も簡単で即日修理が可能な場合も多く、修理にかかる時間は1日以内が一般的です。

また、サイドミラーのウィンカーランプ不具合による修理でも、ミラーカバーを取り外す作業が必要です。

しかし、カバーの脱着にかかる時間や工賃も比較的少ないため、費用も抑えられます。

傷がついた場合

サイドミラーの表面に傷がついてしまった場合は、修理の内容によって費用は大きく異なります。

浅い傷であれば、コンパウンドなどを使って磨くだけで修復できることもあり、その場合の費用は、数千円から1万円程度です。

作業も比較的簡単で、半日から1日程度で完了することが多いでしょう。

一方で、深い傷がついているときや、ミラーカバーそのものが損傷している場合は、カバーの交換が必要です。

この場合はカバーの部品代と工賃を合わせても、1万円~1万5,000円以内で済むことが多く、交換作業も1日から2日程度で完了します。

ただし、在庫がない場合は部品の取り寄せに時間がかかる可能性があり、数日から1週間程度の期間が必要となることもあります。

本体を交換する場合

サイドミラーの修理では対応できない深刻な故障や、部品が一体型になっている場合は、サイドミラー全体を交換する必要があります。

本体交換が必要な場合の費用は2万円〜5万円程度が相場であり、車種やサイドミラーの種類によっては、さらに高額になることもあります。

特に、ミラーユニットやカメラ機能が付いている場合は、交換費用が高くなる傾向にあります。

在庫があれば1日〜3日程度で完了しますが、部品の取り寄せが必要な場合は、1週間程度かかることもあります。

サイドミラーの修理費用を抑えるコツ

サイドミラーの修理費用を抑えるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

まず、複数の業者から見積もりを取ることが効果的です。

同じ修理内容でも、整備工場やディーラーによって工賃が異なるため、2〜3社から見積もりを取って適正な価格を把握できると、納得のいく選択ができるでしょう。

また、中古パーツやリビルト品の活用も、費用を抑える方法の1つです。

中古パーツは新品よりも安価で手に入りますが、品質にばらつきが生じやすく在庫も限られるため、費用を抑えつつ信頼性も求める場合は、リビルト品を選ぶと良いでしょう。

さらに、保証制度の適用を確認することも重要です。

なぜなら、車の購入時に付帯されている保証が適用されれば、修理費用がかからない場合もあるからです。

これらのポイントを活用することで無駄な出費を抑え、サイドミラーを修理することができます。

サイドミラーを修理せずに走行する際の注意点

サイドミラーが故障したままでも、走行してしまうケースは少なくありません。

軽微なかすり傷であれば、法律上の観点からも問題なく運転を続けられますが、ミラーやカバーが割れていたり、ミラーが動かなかったりする場合は危険です。

たとえば、割れたカバーの破片が走行中に飛散すると、他の車や歩行者にぶつかる恐れがあります。

また、サイドミラーが十分に機能しないと後方確認ができず、接触事故や交通トラブルの原因になります。

このような場合は、道路交通法で整備不良車両として扱われ、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科される可能性があります。

特にミラーの調整ができない、もしくはミラーが車体から外れかけている場合は、すぐに修理を行うことが大切です。

明らかに損傷している場合は、安全性を確保するためにも、できるだけ早く修理業者に依頼しましょう。

サイドミラーの修理を依頼できる業者

サイドミラーの修理を依頼できる業者は、以下の4つがあります。

  • ・ディーラー
    ・整備工場
    ・ガソリンスタンド
    ・大手カー用品店

各業者の特徴について詳しくみていきましょう。

ディーラー

サイドミラーの修理を依頼する際、真っ先に候補として挙げられるのがディーラーです。

ディーラーは特定の自動車メーカーに特化しているため、その車種に対する知識や技術力が高いのが特徴です。

また、純正パーツを使用した修理や交換が行われるため、仕上がりや品質に関しては安心感があります。

しかし、ディーラーでの修理は工賃が高くなることが多く、軽微な修理であっても、ユニット全体の交換をすすめられるケースがあります。

場合によっては高額な修理費用が発生する可能性があるため、事前に見積もりを確認して、他の業者と比較することが重要です。

整備工場

自動車整備工場も、サイドミラーの修理や交換に対応しています。

特に、日頃から車検や定期点検を依頼している整備工場であれば、信頼関係があるため依頼しやすいでしょう。

また、整備工場は、ディーラーよりも柔軟な対応が可能な点がメリットです。

新品パーツへの交換はもちろん、中古パーツやリビルトパーツを使用した修理も選択肢として提供されることが多く、費用を抑えたい場合に適しています。

また、部品交換だけでなく、軽度な傷や破損の修理対応も行ってもらえることがあります。

そのため、依頼する際にはどのようなパーツを使用するのか、どの程度の修理が可能かを確認し、自分のニーズに合った提案を受けると良いでしょう。

ガソリンスタンド

サイドミラーの修理を依頼できる業者として、ガソリンスタンドも候補の1つです。

給油や洗車だけでなくオイル交換やタイヤ交換などの、簡単なメンテナンスを行っている店舗も多く存在しているからです。

なかでも、整備士が常駐しているガソリンスタンドでは、サイドミラーの修理や交換も受け付けていることがあります。

特に、近隣にディーラーや整備工場がない場合は、急なトラブルの際に利用しやすいのがメリットです。

しかし、ガソリンスタンドでの修理対応は店舗によって異なり、すべてが対応しているわけではありません。

また、スタッフの技術力や修理内容にばらつきがある点にも、注意が必要です。

依頼する際には、その店舗がサイドミラーの修理に対応しているかどうか、事前に確認してください。

大手カー用品店

大手カー用品店も、サイドミラーの修理や交換を依頼できます。

カー用品店ではタイヤやバッテリーなどの販売に加え、簡単な修理や取り付け作業を行っている店舗も多いからです。

特に、ミラーカバーの傷を補修したい場合や、タッチペンやコンパウンドなどを利用して、簡単なメンテナンスを行いたい場合に便利です。

また、板金修理に対応している店舗もあり、仕上がりのクオリティにも期待できます。

ただし、店舗によって対応範囲や技術力に差があるため、事前にサービス内容や技術者のスキルを確認しておくことが重要です。

特に、複雑な修理や電動ミラーの不具合などは対応できない場合もあるため、依頼する前にしっかりと相談し、見積もりを取るようにしましょう。

サイドミラーを修理する際の注意点

サイドミラーを修理する際には、以下の2つの注意点があります。

  • ・傷の修理以外のDIYは極力避ける
    ・車両保険料と修理費用を比較する

各注意点について詳しくみていきましょう。

傷の修理以外のDIYは極力避ける

サイドミラーのカバーにできた軽い擦り傷や表面の細かいキズであれば、市販のコンパウンドを使って自分で修復することが可能です。

コンパウンドは、傷を目立たなくするための微細な研磨剤で、塗装表面のクリア層に浅い傷がある場合に有効です。

コンパウンドをカバーの傷ついた部分に塗布し、専用のスポンジで丁寧に磨くだけで、傷が目立たなくなることがあります。

また、カー用品店やホームセンターで1,000円前後で購入でき、使用方法も簡単です。

ただし、磨く力加減を間違えると逆に塗装を削り過ぎてしまい、元の状態よりも悪化してしまう可能性があります。

また、塗装表面を保護しているクリア層を超えた深い傷には効果がないため、無理に修復しようとすると、塗装にダメージを与えてしまいます。

そのため、修復が難しい場合や作業に自信がない人は、無理にDIYで対応せず最初からプロの業者に任せましょう。

車両保険料と修理費用を比較する

サイドミラーが破損した場合、自損事故であれば車両保険を使って修理費用をカバーすることも可能です。

しかし、車両保険を適用すると等級が3つ下がるため割引率が低くなり、翌年からの保険料が大幅に上がる可能性があります。

さらに、事故有係数も適用されるため、今後3年間は保険料が高くなり続ける点にも注意が必要です。

保険を使用して修理費用を負担したとしても、トータルでかかる保険料の増額分が、サイドミラーの修理費用を上回ることがあります。

そのため、修理費用がどの程度になるのか、保険を使用した場合の保険料増額分をしっかりと比較したうえで、判断することが大切です。

小さな修理であれば保険を使わずに自己負担で修理した方が、結果的に負担が少なく済むケースも少なくありません。

まとめ

サイドミラーの修理は故障の程度や車種、依頼先によって費用や期間が大きく異なります。

軽度な傷や部品交換で済む場合もあれば、ユニット全体の交換が必要な場合もあります。

そのため、サイドミラーの修理を行う際は、複数の業者から見積もりを取得して、適切な業者に依頼することが大切です。

この記事を参考にサイドミラーの故障状況を確認して、最適な業者選びと修理方法を検討してみてください。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
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損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.サイドミラーの故障で車検に通らないことはありますか?

サイドミラーの故障で車検に通らないことはあります。

ドアミラーは、道路運送車両保安基準第44条の「後写鏡」に該当します。

そのため、ドアミラーが故障して「後写鏡」の要件を満たさない場合、保安基準不適合となり整備不良車に該当します。

また、サイドミラーがぐらついたり、手動でも格納できなかったりする場合は、保安基準に適合しないため車検に通りません。

車検前に必ずサイドミラーの点検を行い、必要に応じて修理を行うことが重要です。

Q2.輸入車のサイドミラーを修理する際、国産車と比べてどのくらい高いですか?

輸入車のサイドミラー修理費用は、国産車と比べて一般的に高額です。

国産車の場合は、部品代や工賃を含めて1〜3万円程度で修理可能なケースがほとんどです。

しかし、輸入車では部品の価格が高くなる傾向があり、5万円以上、場合によっては10万円を超えることもあります。

特に、電動格納機能やヒーター、カメラなどの高機能が備わったモデルでは、修理費用がさらに高くなりがちです。

また、部品の取り寄せや作業の難易度が高いため、工賃も割高になることが多いです。

そのため、輸入車のサイドミラー修理には、国産車の1.5〜3倍の費用がかかると考えておくと良いでしょう。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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