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車のバックドアのへこみの修理費用と自分で直す方法|サイドガラスの交換費用についても解説!

  • 2024年2月29日

「車のバックドアのへこみ修理費用はいくら?」
「自分でへこみを直すことはできる?」
「サイドガラスまで傷がある!交換費用は高い?」
といったお悩みや疑問はありませんか?

車のへこみや傷はDIYで修理できるものが多くあります。
しかし、車を触ることに慣れていない方には難しいでしょう。

そこで本記事では、自分で直す方法に加えてプロに依頼する場合の修理費用について解説します。
サイドガラスまで傷が入っている方に向けて、ガラスの交換費用も併せて紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

車のバックドアのへこみ修理ができる店舗

車のバックドアがへこんだ際に修理を依頼できる店舗には以下があります。

  • ・ディーラー
    ・板金塗装業者
    ・カー用品店
    ・ガソリンスタンド

修理代や修理にかかる期間も併せて解説します。

ディーラー

現在の愛車メーカーのディーラーに修理を依頼すれば、車種の知識にも長けているため安心して任せられます。
万一交換しなければならないことになっても、純正品を取り扱っているため新車のようなきれいな状態まで戻せるのも大きなメリットです。

また、代車を無料で用意してくれたり、洗車も一緒にしてくれたりといったサービスも受けられます。
どの店舗へ行っても安定した高い質の修理を受けられるのも安心できるポイントです。

修理代

ディーラーは、サービスや修理の質が高いため修理代は高額です。
修理代は傷の大きさによって変動します。

修理代の目安は、傷の大きさが10cm以内の修理代は約60,000円以上、10cm〜20cmは約70,000円以上、20cm以上の場合は約80,000円超となっています。

板金塗装業者

板金塗装業者は、傷やへこみの修理を専門にしています。
そのため、修理の技術が優れており、きれいに仕上げてくれるでしょう。
ただし、修理のマニュアル化がされていないため、修理担当者の腕にかかっています。

また、業者によって技術の差が大きく、高い技術をもった担当者に出会えるかがキーポイントです。
また、個人経営の業者では、納期期間がとても長くなることもあります。

修理代

修理代は傷が深いほど安くなる傾向です。
また、中古部品の取扱いもあるため、交換を必要とする場合の部品代も抑えることが可能です。

修理代の目安は、傷の大きさが10cm以内の修理代は約20,000円程度、10cm〜20cmは約30,000円程度、20cm以上の場合は約40,000〜50,000円程度です。
業者によって大きく異なるため、修理依頼する前に見積もりを出してもらいましょう。

カー用品店

カー用品店は全国チェーンの大きなカー用品店も多く、地域によって工賃や修理代が異なる場合があります。
また、交換しなければならないような大きなへこみの場合、修理依頼ができないケースもあります。

費用もディーラーに比べると工賃が安いため、依頼しやすいでしょう。
しかし、店舗ごとの併設工場の規模や設備に差があり修理期間が長引く可能性もあるため、予定を確認してから依頼することをおすすめします。

修理代

一般的なカー用品店の修理代目安は、傷の大きさが10cm以内の修理代は約40,000円以上、10cm〜20cmは約40,000〜50,000円以上、20cm以上の場合は約60,000円超です。

もし、大きな傷の修理を依頼する場合、修理を外注で対応することもあります。
そのような場合は代行費用や仲介手数料がかかるため、小さな傷を直してもらうのに適しているでしょう。

ガソリンスタンド

すべてのガソリンスタンドではないため注意が必要ですが、板金修理も可能とするところがあります。
ブロック塀の角で擦ったり、ぶつけて軽くへこんだりといった場合の修理は即日対応をしてくれるのがメリットです。

また、日中は忙しくて修理依頼になかなか行けない方も利用しやすいといったメリットもあります。
ディーラーやカー用品店とは違い営業時間が長く、店舗によっては深夜も営業しているためです。
修理技術もカー用品店とあまり変わりませんが、店舗による技術の差は大きいでしょう。

修理代

修理代の目安は、傷の大きさが10cm以内の修理代は約10,000円以上、10cm〜20cmは約20,000〜30,000円以上、20cm以上の場合は約50,000円超となっています。
これまで紹介してきたところと比べると、最も安い金額で修理を依頼できます。

修理にかかる期間

修理にかかる期間は基本的に5日程度です。
しかし、へこみが深かったり、高級車であったりする場合はさらに時間がかかることもあります。

また、バックドアのへこみの修理は高い技術が必要であり、ほかのパーツのへこみ修理よりも大変です。
そのため、最初に提示された修理完了予定よりも長引くことも少なくありません。

バックドア修理で交換が必要となるケースと費用

後ろのドア修理で交換が必要となるケースと費用を解説します。
交換しなければならないケースは以下のとおりです。

  • ・交換ケース①へこみの程度が大きい
    ・交換ケース②ドアの素材がアルミ製またはカーボン製である
    ・交換ケース③修理の要因が交通事故である

では、交換費用も含めて詳しく解説します。

交換ケース①へこみの程度が大きい

へこみの程度が大きい場合は交換をしなければなりません。

へこみが大きい程度とはフレームも曲がってしまうほどであったり、全体的にへこんだりした状態です。
このような場合、修理で完全に直すことは不可能です。
もし、直せたとしても、へこみや変形が若干残るような違和感を覚える仕上がりになってしまいます。

また、へこみが小さい場合でも例外として交換となるケースがあります。
衝撃により内部に搭載されている電気系統が破損・故障をしている場合は、交換しなければならないことがあります、

交換ケース②ドアの素材がアルミ製またはカーボン製である

ドアの素材がアルミ製またはカーボン製である場合、交換対応となるケースがあります。
アルミ製またはカーボン製は柔らかいため加工が難しく、傷やへこみが小さくても板金修理は高難易度です。
よって、ほとんどのケースで交換対応となります。

交換ケース③修理の要因が交通事故である

修理を必要とするへこみの原因が交通事故である場合は交換対応となります。
交通事故を起こすと重たい衝撃が人に加わることからわかるように、車にとっても強い衝撃です。
フレームが曲がったり、ドア内部にある電気系統を激しく損傷している可能性も考えられます。
よって、修理は厳しく交換対応となるのが基本です。

交換費用

交換にかかる費用は修理に比べて高額になります。
基本的にバックドアの交換は、国産車で約100,000円以上が相場です。
車種によっては特別生産で世界で数台しかないものもありますが、当然、そのような場合はさらに高くなり、約300,000円程度かかります。
ちなみに、ランボルギー二のようなスーパーカーならさらに高額となることも少なくありません。

修理と違い交換費用が高い理由

特殊な素材を使用していたり、高級車であったりする場合はドア代が高くつきます。
加えて、ドアの脱着作業は工程数が多いうえに作業レベルは複雑です。
高い技術をもった整備士でなければ対応が難しいほどであるため、工賃が高額になりやすいのです。

バックドアの交換費用・修理費用を安く抑える方法

バックドアの交換費用・修理費用を安く抑える方法を紹介します。
具体的な方法は以下の3つです。

  • 1.中古品やリビルト品の使用を検討する
    2.車両保険を活用する
    3.相見積もりを取って安いところに依頼する

では、一つずつ解説します。

中古品やリビルト品の使用を検討する

バックドアの交換費用を安く抑えたい方は、中古品やリビルト品の使用を検討しましょう。
新品の純正品を選ぶと高額になることが多いためです。

オークションやカー製品を中古販売をしているストアで購入した中古品は、新品に比べて耐久性や質が劣りますが、価格は抑えられます。
また、高品質または良質なものが入手できるとは限らない点もデメリットといえるでしょう。

もし、消耗された状態の中古品の使用に抵抗がある方は、リビルト品(廃車された車の利用できる部品を再利用したもの)がおすすめです。
リビルト品は中古品と比べると価格は上がりますが、修理されているため中古品に比べると耐久性はあります。

スライドドアの場合は交換費用が高くなりやすいため、とくに中古品やリビルト品の検討を推奨します。

車両保険を活用する

バックドアの交換費用を安くする方法として、車両保険の活用もあります。

車両保険を活用すれば、修理代の一部負担で済んだり、全額免除されたりします。
ただし、車両保険を使えるのはもらい事故や他人に傷つけられた場合のみです。
とはいえ、一般型の保険であれば自損事故であっても保険が活用できます。

交換費用を抑えられるメリットがある一方で、保険料が上がることがデメリットとして挙げられます。
車両保険を活用した場合は等級が上がるため、次の年から車の保険料が上がってしまうのです。

交換費用は一時的な費用ですが、保険料は掛け続ける期間払い続けなければなりません。
長い目でみてどちらのほうが良いのか、よく考えてから活用したほうがいいでしょう。

相見積もりを取って安いところに依頼する

交換費用を抑える方法として、相見積もりを取って安いところに依頼するのも好手段です。

修理費用もそうですが、交換費用も依頼する場所や業者によって大きく違います。
工賃は商品のように定価があるわけではないため、高くも安くも設定できます。
病院で受ける診察や治療法、ワクチン接種などと一緒です。

複数社で見積もりを出してもらい、比較して予算に近いところを選ぶといいでしょう。
ただし、多すぎると迷ってしまったり、やり取りの負担もそれだけ増えるため、多くても3社くらいにしておくと良いです。

また、費用だけを見て決めるのも考えものです。
費用は安くてもやり取りが雑であったり、話すことが二点三点変わったりするところは信頼できません。
なるべく安いかつやり取りが丁寧で内訳もしっかりと説明してくれる業者を見つけましょう。

自分で後ろドアのへこみを直すには?

自分で後ろドアのへこみを直す方法は以下の4つがあります。

  • 1.ドライヤー&冷却スプレー
    2.熱湯&ハンマーで叩く
    3.吸盤(修理キット)
    4.パテ

では、一つずつ解説します。

【自分で直す方法1】ドライヤー&冷却スプレー

一つ目に紹介するのは、ドライヤーと冷却スプレーを使った方法です。
後ろドアは金属素材で製造されているため、熱を加えて急激に冷やすことで形状記憶されます。

修理は、まずへこみがある箇所の汚れをきれいにしてから行います。
次に、へこみ箇所にドライヤーの温風を当ててしっかりと温めたあと、すぐに冷却スプレーを吹きかけます。
温冷作業は変形が戻るまで行いましょう。

【自分で直す方法2】熱湯&ハンマーで叩く

二つ目に紹介するのは、熱湯とハンマーを使った方法です。
熱湯で金属を柔らかくし、ハンマーを内側から叩いて加工します。
ゲームや映画でみかける、剣を鍛えたり作ったりする鍛治のシーンをイメージしてもらうといいでしょう。

まず、へこみ箇所に100℃くらいの熱湯をかけ、板金用ハンマーで内側から叩き形を整えます。
冷却スプレーをするかエアダスターを使用して表側を冷やして形状記憶させて完了です。
ただし、ハンマーを使った加工は難しいため、板金経験がある方以外はおすすめしません。

【自分で直す方法3】吸盤(修理キット)

三つ目に紹介するのは修理キットの吸盤を使った方法です。
修理キットの吸盤は「バキュームリフター」「バキュームカップ」と称されることもあります。
種類や大きさがさまざまあるため、へこみの大きさにあった製品を選んで修理をしましょう。

まず、へこみ箇所とその周り部分の汚れをきれいにします。
次に吸盤をあてて吸引し、へこみをならしていき、直るまで繰り返し行ってください。

【自分で直す方法4】パテ

四つ目に紹介するのはパテを使用した方法です。
板金修理や普段からパテ修理をする仕事に就いている方におすすめです。
パテ、マスキングテープ、耐水サンドペーパー、サフェーサーを用意します。
サフェーサーを使用することで、プロのような仕上がりに実現可能です。

まず、へこみ箇所に付着した汚れをきれいにします。
次に、マスキングテープで塗料が周りにつかないよう加工し、耐水サンドペーパーでへこみ部分を削ってください。
平らにしたら上からパテを塗布し、20〜30分程度自然乾燥させます。
乾燥後、盛り上がりがある部分を再び耐水サンドペーパーで磨いてならしていきます。
サフェーサーを塗り、カラースプレーで塗装をして修理は完了です。

自分で直す際のリスク・注意点

自分で直す際のリスクの注意点について解説します。

  • ・塗装剥がれが起きる可能性がある
    ・カラーナンバーを確認・微調整する
    ・洗車してから作業を始める
    ・素人の場合は完璧に修復できない
    ・ケガなどのリスクがある
    ・車の査定額が下がる可能性が高くなる

では、一つずつ解説します。

塗装剥がれが起きる可能性がある

ドライヤーや熱湯を使用した修理方法を使用する場合、塗装剥がれが起きる可能性があります。
過剰な熱は塗装にダメージを与えるためです。
塗装剥がれは内部の金属がサビる可能性が高くなるため、お湯の温度には気をつけましょう。

カラーナンバーを確認・微調整する

へこみ修理時に塗装剥がれが起きたり、パテ修理後のカラーリングをしたりする場合は、カラーナンバーを確認しましょう。
ただし、同じカラーナンバーであっても少し違う場合もあるため、微調整が必要です。
しかし、塗料のカラー調整はプロでも非常に難しいため、自分でカラーリングをするのは難しいでしょう。

洗車してから作業を始める

車全体を洗車をするか、へこみ部分のみを洗ってから修理をしましょう。
汚れが付着したまま修理をすると、傷になったりパテがうまく塗布できず剥がれたりするためです。
仕上がりのきれいさにも影響するため、必ず洗ってください。

素人の場合は完璧に修復できない

プロのように磨きあげた技術で修復をするわけではないため、完璧な修復はできません。
とくにへこみの修理は細やかな力加減や仕上がり調整を要するため、完璧に仕上げようとすると高い技術と豊富な経験が必要です。
完璧に直したいと考えている方は、自力ではなくプロに修理依頼することをおすすめします。

ケガなどのリスクがある

熱を与える修理方法はへこみ部分が高温状態となるため、触れるとやけどを負うリスクがあります。
焦ったり集中力がなかったりする状態での作業は避けましょう。

車の査定額が下がる可能性が高くなる

素人による修理は見た目の仕上がりがあまりよくない状態になるケースが多く、車の査定額が下がる可能性が高くなります。
もし、乗らなくなった場合に車の査定額を少しでも高くしたいと考える方は、プロに依頼しましょう。

後方ドアのサイドガラスにも傷がある場合の修理・交換費用

後方ドアのサイドガラスにも傷がある場合の修理・交換費用について解説します。

修理費用の相場

後方ドアのサイドガラス(ドアガラス)に傷ができてしまった場合、修理ができます。
修理費用は約10,000〜20,000円が相場です。

ただし、500円玉以上のひびや傷ができている場合は修理できません。
交換が必要となるため、さらに費用が上がり高額になるケースがほとんどです。

また、ガラスは国産や海外製品といった生産国によって価格が大きく変動します。
さらに、社外品か純正かでも価格は大きく変わります。
純正品の場合、安くても約100,000円から、社外品の国産品の場合は約80,000円からが一般的です。

一般的なサイドガラスの交換費用の相場

一般的なドアを採用したサイドガラスの交換費用相場は、20,000円台です。
ただし、車種や交換を行う場所によって変動します。
また、UVカットなどの機能を採用した車のガラスは費用が高くなりやすい傾向です。

スライドドアのガラスの交換費用の相場

スライドドアのガラスの交換費用の相場は、10,000〜80,000円台と幅が広いです。
スライドドアの車種は工賃も高くなるケースが多く、一般的なサイドガラス交換よりも高い傾向にあります。
また、UVカットなどの機能を採用したガラスを使用している車種は費用が高くなります。

まとめ

車のバックドアや後ろドアのへこみ修理は自分でもできますが、仕事で板金修理を行っている方でない限り完璧に仕上げるのは困難です。
プロに依頼すると費用はかかるかもしれませんが、仕上がりのきれいさはもちろんのこと、失敗によるトラブル発生も防げます。
信頼できる店を見つけ、長く愛車に乗れるようプロの修理を受けましょう。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
取り扱い車種に詳しい営業スタッフのほか、保険や自動車検査、整備などの有資格者も数多く在籍。
車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.ドアが閉まらない場合の修理費用は?

ワイヤートラブルがあると5,000〜15,000円程度、電気系統の故障なら15,000円〜30,000円程度が相場です。

Q2.バックドアを交換すると修復歴ありになる?

バックドアを交換するだけなら修復歴に入りません。ただし、フレームやピラーなど車の骨格にあたる部分も修理すると修復歴ありとなります。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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