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車のドアの修理や交換にかかる費用は?交換する判断基準もご紹介!

  • 2024年3月28日

車のドアにはひっかき傷やへこみ、擦り傷ができることがあります。
ドアは他のパーツよりも修理費用が高くなりやすいといわれているため、どのくらいかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、車のドアの修理や交換にかかる費用について解説します。
ドアの修理または交換で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

車のドアを修理するか交換するかの判断基準

ここでは、車のドアを修理するか交換するかの判断基準をご紹介します。

修理では直せない大きなへこみがある場合

修理では直せないような大きなへこみができてしまった場合は、ドアを交換しなければなりません。
また、へこみ自体はあまり大きくなくとも、へこみの箇所によっては修理ができず、交換となることがあります。
どれくらいのへこみで交換となるかは、素人では判断できないため、業者に判断してもらいましょう。

特殊な素材を使用している場合

ドアの素材がアルミやカーボンのような特殊な素材が使用されている場合は、損傷の度合いに関係なく交換が必要な場合がほとんどです。
アルミやカーボンなどのやわらかい素材は、鉄と違って板金作業で叩いても形を修復するのが難しい傾向にあります。

交通事故でぶつけられた場合

交通事故で一方的にぶつけられた場合も、ドアの交換が必要になることが多い傾向にあります。
なぜなら、ドア自体にはそこまで大きなダメージを受けているように見えなくとも、内部が大きく傷ついている可能性があるためです。
交通事故に遭った場合には、へこみ具合が酷くなくても、ドアを交換しておくのが安心でしょう。
一方的にぶつけられた場合であれば、保険金を利用して修理を行えるため、費用面の負担を抑えて交換できます。

傷が小さくても放置は厳禁

小さな傷だからといって放置しておくと、ボディの表面にある撥水効果が落ちてしまったり、塗装がはがれてしまったりする恐れがあります。
万一塗装がはがれてしまった場合には、表面の腐食やサビにつながりかねません。
また、車が持つ保護機能が発揮できなくなってしまう恐れもあります。
傷ができた場合は小さな傷であっても放置せず、早めに修理しましょう。

車のドアを交換するデメリット

ここでは、車のドアを交換するデメリットを解説します。

リセールバリューが大きく下がる

ドアを交換すると、新品同様の見た目を取り戻すことができますが、リセールバリューは大きく下がってしまう恐れがあります。
小さな傷やへこみの修理の場合は気にするほどではありませんが、ドア交換となると別です。
ドアには配線が多く、交換すると後々不具合を生じるリスクが高いとみなされてしまうのです。
また、ドアだけでなく、フレーム部分にダメージがあり、修理した場合には修復歴車となり、さらにリセールバリューが下がってしまいます。

保険の等級が低くなる可能性がある

ドアの交換には、高額な費用が必要です。
そのため、保険を利用して修理を検討する方もいるかもしれませんが、車両保険で費用を補うと等級が下がり、保険料が上がる可能性があります。
長い目で見ると、保険を使用しない方がお得になるケースもあるため、見積もりを取って保険会社に相談するのがおすすめです。

保険を使うかどうかの判断基準

車両保険は、大きく分けて「一般型」「エコノミー型」の2種類です。
エコノミー型は、一般型に比べると補償対象となる事故の種類が少なく、保険を使用できない可能性があります。
補償対象となる事故は、保険会社によって異なるため、自分の加入している保険のタイプと保証内容を確認しましょう。

保険を使う場合に注意すること

保険を使用すると、等級が下がって保険料が上がる可能性があることに注意しましょう。
車両保険には1〜20までの等級があり、数字が低いほど保険料は高くなります。
事故で保険を使用すると、一般的に3等級下がり、翌年の保険料から値上がりするため、修理費用によっては保険を使用しない方がいい場合もあるのです。
保険を使用した方がお得か、自己負担で直した方がお得かを考えましょう。

中古パーツへの交換はリスクがある

できるだけ費用を抑えたいという思いから、中古パーツへの交換を検討する方もいるでしょう。
ドアを含め中古パーツは価格が安いため、交換費用を抑えることができます。
ただし、中古パーツはものによって品質が大きく異なり、パーツ選びに失敗すると再び交換が必要になり、交換費用がかさむという事態になりかねません。
あらかじめ新品と中古品の両方の見積もりを取り、それほど差額が大きくなければ新品への交換をおすすめします。

車のドアの修理や交換にかかる金額

ここでは、車のドアの修理や交換にかかる金額をご紹介します。

小さな引っかき傷の修理にかかる費用

小さな引っかき傷の修理にかかる費用は、以下のとおりです。

修理依頼先 費用
セルフ 1,000円~5,000円程度
ディーラー 3万円~4万円程度(10㎝以内の引っかき傷)
4万円~6万程度(10~20㎝以内の引っかき傷)
カーケア用品店 1万円~25,000円程度(10㎝以内の引っかき傷)
25,000円~5万円程度(10~20㎝以内の引っかき傷)
板金塗装業者 2万~3万円程度(10㎝以内の引っかき傷)
3万~5万程度(10~20㎝以内の引っかき傷)

塗装にかかる費用

傷の補修は行わず、塗装のみを行った場合にかかる費用は、以下のとおりです。

修理依頼先 費用
セルフ 1万円~12,000円程度
業者 1万円~3万円程度(部分塗装)
5万円~10万円程度(全面塗装)

へこみの修理にかかる費用

へこみの修理にかかる費用は、以下のとおりです。

修理依頼先 費用
セルフ 1,000円~2,000円程度(デントリペアキット)
1,500円~3,000円程度(ヒートガン)
ディーラー 6万円程度(10㎝以内のへこみ)
7万円程度(10~20㎝以内のへこみ)
8万円程度(20㎝を超えるへこみ)
カーケア用品店 25,000円程度(10㎝以内のへこみ)
3万円程度(10~20㎝以内のへこみ)
4万円程度(20㎝を超えるへこみ)
板金塗装業者 4万円程度(10㎝以内のへこみ)
5万円程度(10~20㎝以内のへこみ)
6万円程度(20㎝を超えるへこみ)

自分へこみを修理するのに使用するデントリペアキットやヒートガンが販売されていますが、へこみ修理は難易度が非常に高いため、プロに任せるのをおすすめします。

ドアの交換にかかる費用

ドアの交換にかかる費用は、国産車が約10万円〜、外車が約30万円〜となっています。
外車のドア交換は部品を調達するための輸送費などがかかるため、国産車よりも高額です。
ドア交換の費用の大半を工賃が占めています。

ドアの交換費用はなぜ高い?

ドアの交換は、古いドアを外してただ新しいドアをはめるだけの単純な作業だと思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、ドア交換は作業工程が多く、技術力を要する非常に難しい作業です。
そのうえ、ドア交換には1週間を超える長い時間がかかり、限られた人しか行えないことから、高めの工賃が設定されています。

費用が高額になる場合は車を手放すことも検討を

ドア交換には高額な費用が必要であるため、車の年式や状態次第では手放すことも検討しましょう。
たとえば、すでに走行距離が長い場合には、ドア交換にかかる高額な費用に見合うほど乗れないかもしれません。
ドア交換をしてでも乗り続けるべきか、新しい車を購入すべきかよく考えましょう。
車の乗り換えを検討するときにおすすめなのは一括査定を利用することです。
CTN一括査定では利用者の登録情報をもとに3社を厳選してご連絡しますので、電話ラッシュで時間や手間を取られることがありません。
またCTN一括査定の大きなポイントは、軽自動車やSUV、輸入車などの専門買取業者などでも比較できることです。
そのうえ車販売店のみならず解体業者や貿易会社とも連携しているため、大掛かりな修理が必要な車などにも対応が可能です。
「きっと値がつかないだろう」と諦めている方もCTN一括査定なら、愛車にぴったりの買取業者を見つけられるかもしれません。
車を高く売りたいと思っている方は、CTN一括査定をぜひご利用ください。

車のドアの修理や交換を安く済ませる方法

ここでは、車のドアの修理や交換を安く済ませる方法を解説します。

板金塗装業者に直接持ち込む

板金塗装業者に持ち込むと、ディーラーや整備工場などの一般的な業者より費用を安く済ませられるかもしれません。
たとえば、ディーラーでドア交換を依頼する場合には、ディーラーではドア交換を行えないため、板金塗装業者に依頼しています。
そのため、中間マージンが発生し、結果的にドライバーが支払う費用が高くなってしまうのです。
しかし、ドライバーが直接板金塗装業者に持ち込めば、中間マージンを支払う必要がなく、交換にかかる費用だけで済ませることができます。

デントリペア専門業者に依頼をする

デントリペアとは、塗装の必要がない小さなへこみをデントツールと呼ばれる工具を使って押し出したり、接着剤で取り付けたツールを利用してへこみを引っ張り出す板金修理方法です。
デントリペア専門業者に依頼するメリットは、修復できるへこみの大きさや程度は制限されてしまうものの、塗料やパテを使用しないため、修理跡がほとんど目立たないことです。
また、板金塗装と比較して、作業時間が圧倒的に短く、費用も半額程度で済みます。
ただし、デントリペア専門業者の技術力には板金塗装業者以上に大きな差があるため、初めて利用する場合は口コミや評判を確認しましょう。

相見積もりをする

ドア交換にかかる費用は、修理依頼先によって異なります。
また、行う修理内容やドアを修理するか交換するかの基準も統一されていません。
そのため、複数の業者に見積もりを依頼し、自分に合った業者を選ぶのがおすすめです。

自分で修理する

自分で修理することで、工賃を抑えることもできます。
自分でドアを修理する方法は、4つあります。
まず1つ目は、コンパウンドを使用して引っかき傷や擦り傷を目立たなくさせる方法です。コンパウンドはカー用品店やホームセンターで販売されており、800円〜1,300円程度で購入できます。
コンパウンドを使用した方法は、以下の手順に沿って行いましょう。

  • ①洗車で汚れやホコリを洗い落とす
    ②細めのコンパウンドをスポンジに取って、傷部分を磨く
    ③傷の見え方に変化がなければ、荒めのコンパウンドで磨く
    ④やわらかい布でコンパウンドを拭き取る
    ⑤より細かいコンパウンドで磨き、布で拭き取る

2つ目は、タッチペンを使用して引っかき傷を目立たなくさせる方法です。
タッチペンは、カー用品店やホームセンターで販売されており、1,000円前後で購入できます。
プロに依頼するよりはクオリティが低くなってしまいますが、安く済ませられて簡単にできる方法です。
ただし、大きなへこみや深いダメージを受けた箇所の修復は難しいでしょう。
3つ目は、塗装スプレーを使用して傷を目立たなくさせる方法です。
塗装スプレーはカー用品店やホームセンターで販売されており、2,000円前後で購入できます。
スプレーはボディに広く吹きかけられるため、タッチペンよりも大きな傷の修復が可能です。
ただし、広範囲に吹きかけてしまうため、小さな傷の修復には向いていません。
また、塗装面の下の層まで及ぶような大きな傷の対応も難しいでしょう。
4つ目は、中古パーツを利用してドアを交換する方法です。
新品の純正品を購入するよりも安く済ませることができます。
ただし、中古パーツには当たり外れがあり、安全性にもかかわるため、中古パーツの使用を検討している場合は信頼できる業者にパーツ探しを依頼しましょう。

業者に依頼するメリット

ここでは、業者に依頼するメリットを解説します。

出来栄えが違う

自分で修理するのと、業者に依頼するのとでは、出来栄えが違います。
ドアの傷のへこみを修理するには、専門的な道具と板金技術が必要です。
自分で行うと、色ムラができたり、完全に修理できなかったりするため、綺麗な仕上がりを望むのであれば業者に依頼することをおすすめします。

素人では修理と交換の判断が難しいことがある

ドアの修理と交換は、プロに判断してもらうのが安心です。
万一、交換が必要にもかかわらず修理で済ませてしまうと、車検に通らなかったり、マイナス査定になったりする危険性があります。
後々のことを考えて自分の判断だけで決めてしまわず、プロに相談するのがおすすめです。

まとめ

ドアを修理するか交換するかは、判断するのは難しいでしょう。
交換が必要なケースでも、修理で済ませてしまうと事故につながりかねないので安全性に欠けてしまいます。

早めにプロに依頼することで費用を抑えることができたり、事故を未然に防いだりすることにも繋がりますので、早めの対処が必要です。
車のドアを修理に出すか、交換に出すか迷った場合は、まずはプロに依頼するのが良いでしょう。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

車のドアを交換すると修復歴ありになりますか?

修復歴ありとなるケースは、フレームやピラーに傷やへこみができた場合が多い傾向にあります。
車のドアの交換だけでは、修復歴はつかないでしょう。

車のドアの交換にはどれくらいの日数がかかりますか?

部品がすぐに手に入らない場合もあるため、1週間以上かかることがほとんどです。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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