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車修理代の相場は?擦り傷やへこみの節約方法と修理期間も解説

  • 2024年3月28日

車を擦ってしまったり、傷つけてしまったりした場合に
「修理代はいくらかかってしまうのだろう」
「修理はどれくらいかかるのか気になる」
「車の修理費用は高そうだから節約したい」
と考える方もいるのではないでしょうか。
傷付いた箇所によっては高額になってしまうことも考えられます。
そこで本記事では、車修理代の相場と擦り傷やへこみの修理代の節約方法を解説します。
修理期間も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

車の修理代の相場とは?

車の修理代相場を部位別に紹介します。

ルーフの修理代

ルーフの修理代は、2万円程度が相場です。
ただし、ルーフ全体を交換する場合は40万円〜50万円と高額になります。
また、ルーフの修理にはさまざまな種類があります。
たとえば、デントリペアやルーフ全体の交換などが代表的です。
デントリペアは再塗装をすることなく、へこみを修復する作業のことを指します。

フロントの修理代

車のフロントには、エンジンや以下のような重要な部品がさまざま集まっています。

  • ・ラジエーター(エンジンの温度を調節する部品)
    ・コンデンサー(車内の熱を車外へ放出する部品)
    ・ヘッドライト
    ・レーザーセンサ

たとえば、バンパーのみを交換する場合は10万円程度で修理ができます。
ただし、交換が必要になる場合は軽自動車でも50万〜60万円、普通車の場合は100万円以上も珍しくないです。
また、近年話題のLEDライトや安全装置用のセンサーなどを交換すると、ヘッドライトの片方だけでも10万円を超える可能性があります。

側面の修理代

側面に擦り傷やへこみが出来た場合、ドア1枚で完結する修理は珍しく、広範囲の修理で塗装のぼかしが必要になる場合が多い傾向です。
普通のドアではなく、スライド式のドアの場合は複雑な構造で部品を外すのに時間がかかるため、修理代が高額になる傾向です。
費用を抑える手段として、ドアの中古品を使用して工場に必要最低限の修理依頼をすると10万円で対応できる可能性があります。
また、ドアミラーのみの交換をする場合、3万円〜10万円ほどの修理代で済む場合があります。

リアの修理代

リアをぶつけた際は、見た目に比べて修理に高額な費用がかかる可能性が高いです。
フロントより車のフレームに距離が近いため、フレームの修正が必要になる場合が多いです。
また、低床型ミニバンは、バンパーだけでなくリヤゲートも損傷する場合があります。
見た目の損傷が軽度でも50万円以上を想定した方が良いでしょう。

シチュエーション別の車の修理代

修理代はシチュエーションによって大きく差がでます。
3つ紹介します。

ブロックに擦った際の修理代

ブロックに擦った際は、バンパー横、またはフェンダーに傷をつける場合が多いでしょう。
また、傷は深くまで傷つけてしまうことが多く、広範囲な傷になってしまうこともあります。
そのため、場合によっては、修理するよりも全体を交換した方が安くなることもあります。
ブロックに擦った際の修理代は以下の通りです。

  • ・フェンダー修理:100,000円以上
    ・バンパー修理 (軽自動車):50,000円以上
    ・バンパー修理 (普通自動車):100,000円以上
    ・傷が浅いまたは少ない修理:10,000円以上

ただし、損傷が激しい場合はバンパーやドアを押して影響を与えてしまう可能性があります。
この際かえって損傷被害が広範囲になり、修理代が100,000円を超える場合もあるため、覚えておきましょう。

縁石に擦った際の修理代

縁石に擦った際は、バンパーの横やホイール周りに傷やへこみができる場合が多いでしょう。
バンパーの修理代は紹介した通り、軽自動車で交換する場合は5万円〜、傷やへこみのダメージが少ない場合は1万〜5万円で済みます。
また、ホイールを擦った可能性がある場合は、タイヤ交換する必要もあります。
コンクリートで出来ている縁石は固く、損傷が激しい場合も多いです。
タイヤを交換する際、メーカーやサイズによって金額に差が出やすい点に注意が必要です。
条件別に、タイヤの費用を紹介します。

  • ・ホイールのみ:5,000円~100,000円以上
    ・ホイール・タイヤ:10,000円~200,000円以上
    ・ホイール・タイヤ・足まわり:100,000円以上

へこみがサイドシルにできてしまった場合、修理費用がさらにかかってしまい、最低でも8万円以上の修理代がかかるでしょう。

車にひっかき傷ができた際の修理代

車に猫の爪でひっかかれたような傷ができた際は、擦り傷と同等の修理代となる場合が多い傾向です。
費用は、50,000円〜100,000円ほどと範囲によって異なります。
簡易的な傷を見えなくする程度であれば、タッチアップペンを使用して自分で対処することも可能です。
タッチアップペンは、ホームセンターやカー用品店で売っています。
ただし、簡易的な傷を目立たなくする程度に限るため、安心して綺麗な状態に戻したい方はディーラーに注文をしましょう。
実際に「1,000円〜2,000円」と修理代に大きな差はないため、業者に依頼するのがおすすめです。

修理代が高くなる理由

修理代は部位と場合以外の要素でも、大きく差がでます。
ここでは、修理代が高くなる理由を4つ紹介していきましょう。

損傷の大きさ

損傷部分に同じ傷を負ったとしても、擦り傷で済む軽度な場合と、深くまで傷ができた重度の場合では費用が異なります。
軽度の場合は1,000円〜で済む場合もありますが、重度の場合は100万円を超える場合も珍しくないでしょう。
また、故障の大きさによっても同様に金額が異なります。

部品の価格

使っている部品によって価格は大きく異なります。
代表的な3種類は以下の通りです。

  • ・新品
    ・中古品
    ・リビルト品

上記のリビルト品を、初めて知った方も多いのではないでしょうか。
リビルト品とは、使わなくなった車から点検や清掃を施して、新品同様にした部品です。
中古品とリビルト品は、新品に比べて安い特徴があるため、修理代を抑えたい方は利用しましょう。
また、純正パーツかメーカー部品かによっても費用が異なります。
基本的に純正パーツの方が高品質なため、値段も高いと考えて良いでしょう。
依頼する業者が部品を仕入れて修理する場合、仕入れ代金が含まれている場合がほとんどのため、割高な請求に注意しましょう。

車種

車種によって、作業工数の大小が変わってきます。
たとえば、バンパー・フロント・フェイスの取り替えは車種によってそれぞれ工数が異なります。
この工数を点数で表したものが、以下の表です。

車種  点数 
マツダセンティア  1.8 
スバルレガシィ  1.8 
日産マーチ  1.5 
三菱ミニカバン  0.8 
トヨタカローラ  0.7 
ダイハツブーン  0.5 
ホンダパートナー  0.4 

参考:日本自動車整備振興会連合会(2022年)
例として、5,000円の業者で修理をする場合で計算をしてみましょう。
ホンダパートナーの場合、5,000×0.4=2,000で修理工賃は2,000円です。
また、マツダセンティアの場合、5,000×1.8=9,000円で修理工賃は9,000円です。
上記のように、車種によって7,000円もの工賃の違いが生まれます。
修理の費用が気になる方は、自分の車種点数を調べておきましょう。

車の色

車種だけでなく、車の色によっても修理代が異なります。
たとえば、コンクリートにぶつけてしまい元の形に戻す板金塗装をする場合、色がない状態から塗装を施します。
車体の色がホワイトやブラックの場合と、パール色の塗料を使用する場合を比較すると、パール色はそのものが高く作業時間もかかるため高くなる傾向です。
板金塗装も色を塗る範囲によって価格が変わるため、なかには100,000円を超える場合もあります。
車の色の修理代が気になる方は、見積もり依頼をしてみましょう。

ディーラーに修理を出す

ディーラーとは、純正部品を使用してメーカーの車などを修理する正規販売店です。
代表的な例として、トヨタやマツダなどがあげられます。
費用が高く期間が長くかかる傾向にあるのは、純正部品を使用して品質を担保しているためです。
そのため、修理した後にクレームやトラブルが起こりにくい点はメリットでしょう。

修理代を節約する方法

高い修理代を節約する方法を紹介します。

修理内容に合った業者を選択

板金塗装が必要な場合は板金工場に依頼をしましょう。
一方でそれが不要の場合は、整備工場がおすすめです。
上記のように修理内容に合った業者を選択しなければ、手数料が余分に発生します。
たとえばディーラーに依頼した場合、純正部品を使用していて安心です。
ただし、提携している工場に外注をしているため中間マージン費用がかかってしまいます。
このように大半は、板金工場に外注依頼しているため手数料がかかるでしょう。
手数料を支払わずに修理代を節約するためには、整備工場や板金工場に直接依頼するのが適切です。

自分で修理

軽度な傷であれば自分で修理できるため、修理代の節約が可能です。
タッチペンやコンパウンドなど修理するための道具費用はかかりますが、すべて合わせても10,000円ほどで購入ができます。
また、1度購入をすると長く使用ができるため、コストパフォーマンスの面でもおすすめです。
ただし、大きな傷や故障の修理は厳しいので注意しましょう。

相見積もりをする

依頼する業者を1社に絞らず、2社以上の複数業者と修理代を比較して決めましょう。
たとえば、1社に依頼をして決定した場合は、相場がわからないため高い料金で依頼している可能性があります。
そのため、2社以上の複数業者に見積もり依頼をして比較することで、相場の値段が把握でき、相場に沿った依頼ができるでしょう。

中古部品を利用する

工場は仕入れた部品を使用するため、仕入れ値に利益を乗せた金額が修理代になります。
そのため、できる限り自分でパーツを購入して持ち込むと良いでしょう。
ただし、業者によっては持ち込みが禁止なところや、持ち込み代金を請求される場合もあるため良く調べることが大切です。
修理代金を抑えたい方は、持ち込み可能かまたは代金がかからないかを調べたうえで、中古部品をインターネットで購入して持ち込みましょう。

修理期間はどのくらい?

修理代の期間を部位別に紹介します。
車を頻繁に利用する方にとっては修理期間は重要な要素なので、押さえておくと良いでしょう。

フレームの修理期間は数日~1ヵ月

フレームの修理期間は数日から1ヵ月です。
損傷が軽い場合は数日から1週間ほどで完了します。一方で重度の場合は1ヵ月ほどかかります。
フレームは特に重要な部分で、損傷している場合はまっすぐに走れずに重大な事故に繫がる可能性もあります。
車から異音や異臭、振動などを感じた場合は、早く点検に出しましょう。

バンパーの修理期間は2日~4日

バンパーの修理期間は、種類によって異なります。

  • ・フロントバンパー:2日
    ・リヤバンパー:4日

交換の場合は1日で完了する場合があるため、修理よりも早く終わる傾向です。

ドアの修理期間は5日~1週間

ドアの修理期間は、以下のどこに依頼しても5日間です。

  • ・ディーラー
    ・カー用品店
    ・板金業者

ただし、車が外国産の場合や損傷が激しい場合は1週間ほどかかる場合もあります。

まとめ

本記事では、車修理代の相場と擦り傷やへこみの節約方法を解説しました。
車を修理する際は、ぶつけた部位や深い傷・浅い傷などのシチュエーションによって金額が異なります。
最後に、シチュエーション別の修理代をおさらいしましょう。
ブロックに擦った際の修理代

  • ・フェンダー修理:100,000円以上
    ・バンパー修理 (軽自動車):50,000円以上
    ・バンパー修理 (普通自動車):100,000円以上
    ・傷が浅いまたは少ない修理:10,000円以上

縁石に擦った際の修理代

  • ・ホイールのみ:5,000円~100,000円以上
    ・ホイール・タイヤ:10,000円~200,000円以上
    ・ホイール・タイヤ・足まわり:100,000円以上

車にひっかき傷ができた際の修理代

  • ・費用は、50,000円〜100,000円

車を「ぶつけてしまった」または「擦ってしまった」場合、修理代がどれくらいかかるかわからないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

車を所有していてこすり傷ができるときはどのようなとき?

免許の取り立てや狭い道を走っているとき、車体に物がぶつかったときや駐車中などです。

車の修理に車両保険を使える場合は?

事故や火災で車が壊れた場合は、車両保険を適用できます。
ただし、車両保険を使用すると事故は3等級、火災は1等級と保険の等級が下がります。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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