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車のミッションの故障原因は?整備の必要性、原因と症状、修理コストを徹底解説

  • 2024年3月29日

車 ミッション 故障 原因
車のミッションは、他の車のパーツと比較して故障しにくいです。
故障しにくいとはいえ、トランスミッションの構造上、摩耗や破損の可能性は否定できません。
また、車に優しくない走らせ方などを長年繰り返すと、トランスミッションの故障につながります。
MT車特有の操作が、トランスミッションの故障原因になる場合もあります。
本記事で解説するのは、なぜトランスミッションが故障するのか、トランスミッションを整備する必要性、故障した時にみられる特徴的な症状についてです。
本記事を読めば、車を動かすために重要なトランスミッションについて理解し、故障でみられる症状と、具体的な修理費用を知ることができます。
トランスミッションに不安がある場合には、ぜひ参考にしてください。

トランスミッションとは?

トランスミッションは、車のエンジンの後部に搭載され、エンジンから出力される駆動力を大小さまざまな歯車や軸を介し、車輪へと伝える動力伝達装置で、「変速機」または「変速機構」と呼ばれます。
はじめに、トランスミッションの役割と構造について解説し、あわせてトランスミッションの潤滑油を交換する必要性について解説します。

役割と構造

トランスミッションの役割は、エンジンの出力軸の回転力をギアのかみ合わせで回転数を変えることです。
発進時や、登り坂・下り坂を走行するときには、トルク(エンジンのシャフトを回す力)を必要とし、スピードを上げたいときには、回転数が必要です。
また、バック(後進)するときには、回転を逆にすることが要求されます。
エンジンのトルク・回転数・回転方向は、一定の範囲内でしか変動しません。
そのため、エンジンからのトルクや回転数、回転方向をギアの組み合わせによって、走行状況に応じて最適にする必要があります。
トランスミッションによってギアを最適に変化させることで、エンジンにかかる負担を抑え、効率の良い走行が可能です。
運転手がギアチェンジを手動で行うことをMT(マニュアルトランスミッション)、自動で行うことをAT(オートマチックトランスミッション)といいます。
また、トラックなどの大型車には、MTとATの中間の機能を持つAMT(オートメーテッドトランスミッション)=セミオートマチックトランスミッション搭載の車があります。

定期的にミッションオイルを交換しよう

ここでは、定期的にミッションオイルを交換する必要性について解説します。
エンジンの出力を伝達する際には、ギアや関連部品に強い摩擦力や圧力などのストレスがかかるため、トランスミッション専用の潤滑油が必要です。
トランスミッション専用の潤滑油を「ミッションオイル」といい、古くなると冷却性能が低下します。
トランスミッション内部の熱を効率良く逃がせなくなるため、一連の部品が加熱されてしまい、トランスミッションの損傷の原因になりかねません。
このため、定期的にミッションオイルを交換する必要があります。
一般的にトランスミッションオイルとは、MT車のミッションオイルのことを指し、AT車では「オートマチックトランスミッションフルード(ATF)」と分けられています(ここでは総称としてミッションオイルとします)。
ミッションオイルの交換時期の目安は、車種によって異なりますが、2万km~3万kmとされており、エンジンオイルほど頻繁に交換する必要はありません(エンジンオイルは3000〜5000km、もしくは3か月〜半年)。
交換頻度はあくまでも目安で、以下に挙げる走行は、エンジンやトランスミッションの負担が大きいです。
・スポーツ走行(自動車用のサーキットでの走行)をする
・山道を多く走行する
これらの走行を繰り返すと、ミッションオイルの劣化が早まることが考えられ、交換目安より早い交換が必要になります。
ギアが入りにくくなった(MT車)、変速ショックが大きくなった(AT車)、異音が発生する、燃費が悪くなった、などの症状が発生した場合には、速やかなオイル交換がおすすめです。

トランスミッションが故障する原因と故障の予防方法

トランスミッションの役割と構造、トランスミッションオイルの定期的な交換の必要性について解説しました。
ここからは、トランスミッションが故障する原因と、故障の予防方法について解説します。
トランスミッションはエンジンと直結しており、そのため車の走らせ方や扱い方が直接影響を及ぼすのです。
また、走行距離や時間の経過が、故障の原因のひとつとして考えられるでしょう。
故障の原因から解説します。

故障を起こす4つの原因

トランスミッションが故障を起こす主な原因は、以下の4つです。
・ATFの不具合(AT車)
・車の寿命
・MT車の原因は半クラッチの多用
・運転手の車の扱い方
それぞれ詳しく解説します。

ATFの不具合(AT車)

先程AT車のミッションオイルがATF(オートマチックトランスミッションフルード)とよばれると解説しました。
AT車のミッションオイルであるATFに不具合が出ると、AT車のトランスミッションの故障の原因になります。
ATFの劣化が主な原因ですが、原因は他にも挙げられ、
・メーカー指定以外のオイル(新開発されたミッションでは純正のみ)
・ATFの入れすぎ(泡立ちが発生して油圧系統に空気が入り動作不良と加熱)
・ATFが少ない(内部の潤滑不足と冷却不足)
などがあります。
上記を含め、ATFに不具合が生じるとギアの摩耗や消耗につながり、故障を引き起こします。

車の寿命(経年劣化)

精密に作られたトランスミッションにも、経年劣化があらわれます。
車のパーツの寿命は、一般的に10万kmあるいは10年といわれています。
トランスミッションの寿命は、MT車もAT車も30万kmあるいは15年程度とされており、整備や丁寧な運転によって寿命は伸びるものの、いつかは不具合が発生するでしょう。
車は、約3万点のパーツによって構成されており、部品それぞれで交換・整備の頻度は異なりますが、壊れにくいとされるトランスミッションにも寿命は来ます。

MT車の原因は半クラッチの多用

MT車特有の操作である「半クラッチ」が、MT車のトランスミッションの主な故障原因です。
MT車では、シフトレバーとクラッチを使用してギアチェンジを行います。
半クラッチとは、クラッチと呼ばれる円盤型の動力伝達装置を完全に連結していない(半分連結している)状態のことです。
また、クラッチは、エンジンの動力をトランスミッションに伝達、あるいは切り離して遮断するはたらきをしています。
MT車を発進させる場合、クラッチを切った(クラッチを踏み込んだ)状態から、クラッチをつなげる(クラッチを足から離す)操作を、ゆっくりと行います。
クラッチペダルの踏み込み具合を徐々に調整して、回転しているエンジンの動力を、回転していないトランスミッションに伝達するため、クラッチは消耗するのです。
クラッチの消耗が進むとギアチェンジしにくいなどの症状が表れ、その結果強引なギアチェンジを行うようになります。
これがトランスミッションに負担をかけ、故障させる原因です。

運転手の車の扱い方

運転手の車の扱い方が、トランスミッションを故障させる原因になります。
運転の仕方やクセが、主な原因です。
故障の原因になりうる運転の仕方、クセを以下に挙げます。
・車が完全に止まっていないのにギアを「P」や「R」に入れる
・急発進
・急加速
・エンジンブレーキの多用
これらの操作は、トランスミッションに大きなストレスを与えます。
運転のクセは、自分では認識しにくいため、気付く方は少ないでしょう。
クセですることは繰り返ししてしまうため、その繰り返しが故障の原因につながるのです。

故障の予防対策

故障の原因について解説してきましたが、ここからは予防対策について解説します。
車の寿命については、仕方ないことでしょう。
しかし、寿命を早めてしまう運転をしない、定期的に車を整備するなどで故障を予防できます。
具体的な予防対策について解説します。

急加速・急発進をなるべく行わない

車を急加速したり、急発進させたりするのは、故障の原因になると解説しました。
どちらも、エンジンの出力を急激にトランスミッションに伝える行為で、トランスミッションに大きな負担をかけます。
これらの運転は、トランスミッションに関わりが深い、クラッチやギアなどにも悪影響を及ぼしかねない行為です。
運転は慎重に、急加速・急発進はなるべく行わないことをおすすめします。

丁寧な運転を心がける

急加速・急発進など、「急」が付く運転は、トランスミッションのみならず、車全体のパーツにも負担をかけてしまいます。
「急ブレーキ」はタイヤやブレーキパーツに、「急ハンドル」はタイヤとサスペンションなどの足回りに大きな負担をかける運転操作です。
丁寧な運転とは、「急」が付く運転操作をしない、スピードを控えめにする、クラッチ操作を優しく行うことなどを指します。
車にダメージを与えない運転を、心がけましょう。

トランスミッションが故障した時に見られる4つの症状

トランスミッションが故障すると、特徴的な4つの症状がみられます。
この症状が見られた場合は、トランスミッションが故障した可能性が高く、早めに手を打つのがおすすめです。
特徴的な4つの症状を以下に挙げます。

焼き付いたような異臭がする

焼き付いたような異臭の原因は、ATFが漏れたためで、オイルがトランスミッションに焼き付き、異臭を放ちます。
焼き付いたような異臭を放つのは、トランスミッションだけではなく、エンジンオイルが漏れたときにもみられる症状です。
どちらもオイルが漏れると、異臭の他に、地面にオイル染みができるという症状が表れます。
上記の症状が見られた場合には、いち早く整備工場に点検・修理を依頼してください。

燃費が悪くなる

燃費が悪くなるのも、トランスミッションが故障した時の特徴的な症状です。
この場合、ミッションオイルの劣化が疑われるでしょう。
ミッションオイルの劣化は、同時にトランスミッションの損傷・劣化にもつながりかねません。
トランスミッションが劣化すると、「ギアが噛み合わない」という現象を起こします。
ギアが噛み合わないとギアは空転してしまい、空転しているときも燃料を消費し、これが燃費を悪くさせる原因です。
以前と比較し、燃費が悪くなってしまった場合には、トランスミッションの故障が疑われます。

なめらかに加速しない

なめらかに加速しなくなる原因は、エンジンの回転で得られる駆動力をトランスミッションがうまく伝えられない状況が考えられます。
前項でも共通していますが、ギアが空転することにより、加速が得られない仕組みです。
トランスミッションが故障すると、アクセルを踏んでも、エンジンの回転が高まるだけでスピードが出ない、というのも特徴のひとつに挙げられます。

ギアチェンジしたときに振動や異音がする

ギアチェンジしたときに振動や異音がするのも、トランスミッションが故障した時の特徴的な症状です。
トランスミッションは、大小さまざまなギアで構成されており、このギアに不具合が生じたために、振動や異音が発生します。
トランスミッションの役割である変速を、スムーズにできなくなったからこそ、このような現象が起きるのです。
ミッションオイルの劣化も考えられるため、整備士に診断してもらいましょう。

トランスミッションの修理費用はいくら?

トランスミッションが故障した場合の修理費用について解説します。
ここでは、トランスミッションが故障した際の修理として代表的なのが以下の4つです。
それぞれのケースの費用を、軽自動車と普通車に分けて解説します。

【ケース1】ATF交換

軽自動車 5000円〜1万円
普通車 数千円〜3万円

トランスミッションの修理費用の中で、最も安く済むのがATF交換です。
ミッションの潤滑油を交換するのみだと、上記の費用で行えます。
オイル漏れが見られ、オイルシール(ゴムパッキン)を交換する必要があると、さらに2万円〜5万円の費用がかかります。

【ケース2】ATミッション修理

軽自動車 20万円
普通車 20万円

ATミッションは構造が大変複雑であり、専門知識が必要であることと、不具合が起きた際の点検箇所が非常に多く、工賃が上乗せされるために修理費用がかさみます。
修理方法としては、分解して、損傷したパーツの交換、洗浄を行う「オーバーホール」が挙げられます。
年式の古い車で、純正パーツの供給が終了している場合などにも行われる修理方法です。

【ケース3】ATミッション交換

軽自動車 15万円〜30万円
普通車 20万円〜50万円

オーバーホールでは解決しない場合に行うのが、ミッション交換です。
トランスミッションはエンジンと共に、車の機能を保持するため重要な機関で、トランスミッションそのものが高額で、上記の費用がかかります。
さらにオーバーホール同様、工賃は高額です。

【ケース4】MTミッション交換

MT車のミッションは、MT車特有の「クラッチ」が付属しているため、先にクラッチ交換の費用について解説します。

  • ・クラッチの交換費用
軽自動車 3万円〜5万円
普通車 3万円〜10万円

ギアが入りにくい、ミッションが「滑っている」状態の場合、クラッチの摩耗が原因のひとつとされ、MT車のミッション修理の定番としては、クラッチ交換が挙げられます。

  • ・MTミッション交換費用
軽自動車 15万円〜30万円
普通車 20万円〜50万円

クラッチ交換しても症状の改善が見られない場合は、MTミッションを交換します。
交換費用は、ATミッションと変わりありません。

トランスミッション修理費用を安くする方法2つ

非常に高額な修理費用が予想されるトランスミッションの修理ですが、修理費用を安くする方法が2つあります。それぞれ解説します。

ディーラーではなく修理工場への持ち込み

トランスミッションの修理費用を安くする方法の1つめは、ディーラーではなく修理工場へ持ち込むことです。
なぜなら、ディーラーで修理に使うパーツはすべて純正新品を使用し、パーツを修理して使うより、新品に交換することを勧められるためです。
修理費用に加え、新品に交換することで部品代が上乗せされるため、修理費用が高くなってしまいます。
修理工場では、直して使い続けられるパーツであれば、修理して再利用するため、修理費用が抑えられます。
また、交換部品は比較的高額な純正パーツではなく、社外パーツを使うことで費用を抑えるなどの相談にも乗ってくれるかもしれません。
故障原因が特定でき、修理費用が高額になることが予想される場合には、ディーラーではなく修理工場へ持ち込むことが選択肢のひとつ、として挙げられます。

新品のトランスミッションを選ばない

トランスミッションを交換することになった場合に提案できるのが、この方法です。
ATミッション交換時には、新品を選ぶか、中古(リビルド)品を選ぶかで、修理費用が大きく変わります。
リビルドされたトランスミッションとは、トランスミッションケースは中古品ですが、内部のギアやクラッチを新品に交換してあったり、内部洗浄を施してあったりと、機能的には新品同様です。
希少車種でなく一般的な車種であれば、メーカーに在庫がある場合もあります。
リビルドされたトランスミッションを選択することを修理工場へ相談するのも、修理費用を安くする方法です。

トランスミッションを修理する?乗り換える?

トランスミッションを修理、あるいは交換するには、高額な費用がかかると解説しました。
経年劣化が、トランスミッション故障の原因のひとつにも挙げられます。
ここでは、高額な修理費用を照らし合わせて、乗り換え検討を行う判断基準について解説します。
年式や、今後の車の使い方にあわせて、修理するか乗り換えるかを検討してください。

年式の新しい車は修理して乗り続ける

年式が新しく、修理がATF交換だけで済む場合には、修理をおすすめします。
年式が新しければ、この先数年乗ることに不安は少ないでしょう。
また、ATF交換の修理費用より、乗り換えるほうがコストがかかる可能性があります。
年式の新しい車は、トランスミッションを修理して乗り続けるのはいかがでしょうか。

年式が古い・走行距離も多い場合は乗り換えも視野に

年式が古く、多走行な車は、乗り換えることも検討しても良いでしょう。
長年車を使い続けると、トランスミッションだけではなく、車全体にも不具合がある可能性は否定できません。
特にミッション交換する場合の修理費用は、15万円〜50万円と高額です。
高額な修理費用と、新しい車の修理費用を照らし合わせると、乗り換え検討も視野に入れるのも良いでしょう。
年式が古くて多走行でも、まだ価値がある可能性はあります。
車の今の価値を知るためにも、一度査定してはいかがでしょうか。
車の乗り換えを検討するときにおすすめなのは一括査定を利用することです。
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まとめ

車のトランスミッションが故障すると、大掛かりな修理を必要とする可能性があります。
故障の原因を知り、トランスミッションの寿命を縮めない扱い方・乗り方を心がけましょう。
またトランスミッションが故障するには、相応の走行距離と年数経過が必要です。
長い間乗り続けている車がある場合は、乗り換えを視野に入れるのも選択肢のひとつです。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

ミッションオイルの適正交換時期は?

2万kmあるいは2年毎とされています。トランスミッションの寿命を縮めないためにも、定期的な交換がおすすめです。

ミッションの故障は車が古いから?

年式と照らし合わせてください。一般的に車の平均使用年数は13年〜14年とされているため、これが経過していれば、車が古くなってしまい起きた故障です。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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