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CX-5の燃費が悪いのは本当?実際の数値や向上させる方法を詳しく紹介

  • 公開日: 2025年9月30日

CX-5 燃費

マツダ・CX-5は力強い走りと上質なデザインで人気のSUVです。

2012年に初代が登場し、現在は2代目が販売されています。

また、ディーゼルエンジンをいち早く採用したモデルとしても注目されています。

しかし、実際に使用しているユーザーからは、「燃費が悪い」という声も少なくありません。

この記事では、実際の燃費データやガソリン・ディーゼルの違い、さらに燃費を良くする運転の工夫まで解説します。

購入を検討中の方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

CX-5の基本情報

【マツダCX-5のスペック】

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,575mm×1,845mm×1,690mm
室内サイズ(全長×全幅×全高) 1,890mm×1,540mm×1,265mm
車両総重量 1,720kg~1,910kg
エンジン ガソリン・ディーゼル
駆動方式 2WD・4WD
総排気量 1.997L、2.488L
燃費(WLTCモード) 13.0~14.6km/L

マツダCX-5は2012年に誕生したクロスオーバーSUVで、現在は2代目モデルが展開されています。

走行状況を検知して最適なトルク配分を行う「i-ACTIV AWD」や、滑らかな運転をサポートする「G-ベクタリング コントロール」など先進技術を採用し、街乗りから悪路まで安定したドライブを実現します。

さらに、ガソリンとクリーンディーゼルを選べるエンジンラインナップや、気筒休止システムによる効率的な燃費性能も魅力です。

安全装備は「MAZDA PROACTIVE SAFETY」を全車標準化し、快適性と安心感を両立した人気SUVとなっています。

エンジンタイプは3つ

CX-5は、「ガソリン」と「ディーゼル」の2つのエンジンから選択可能です。

ガソリンタイプには、2.0Lと2.5Lの排気量タイプがあり、軽快な加速と優れた燃費性能が魅力の「SKYACTIV-G 2.0」と、優れたスピード感を感じられる「SKYACTIV-G 2.5」を展開。

ディーゼルタイプには、燃費性能と環境性能を向上させ、さらに力強いトルクと高回転を兼ね備えた「SKYACTIV-D 2.2」をラインナップしています。

それぞれのエンジンは、加速性能や燃費性能が異なるため、自分の使いたいシーンに合わせて選択できます。

MT(ミッション)も選択可能

CX-5には、AT(オートマチック)のほかにMT(ミッション)からも選択可能です。

MTには、ATと異なり、以下に挙げられる機能が搭載されていません。

AT車誤発進抑制機能
スマート・ブレーキ・サポート
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール

しかし、MTのほうが走行時の回転数を上げやすく、ATよりも迫力あるスピード感を楽しめます。

なお、2023年にマイナーチェンジしたタイプはATしか選択できません。

乗り心地のよい室内空間

CX-5の室内空間は、静粛性に優れており、フロントシートも体をしっかり支える構造となっています。

そのため、長距離走行でも疲労を感じにくく、快適で落ち着いたドライブ環境を提供してくれます。

また、高級感を感じさせるインテリアや、上質なシートを使用するなど、細部までこだわったデザインも特徴のひとつです。

運転席だけでなく後席にもゆとりがあり、同乗者も快適に過ごせる空間が広がっています。

CX-5の燃費

ここからは、本題であるCX-5の燃費を紹介していきます。

まずは、現行モデルのカタログ燃費と実燃費を紹介していきますので、現行モデルを検討している方は参考にしてください。

CX-5のカタログ燃費

現行モデルのカタログ燃費は、以下のとおりです。

エンジンタイプ・ボディタイプ カタログ燃費(WLTCモード)
2WD 4WD(E-Four)
ガソリン 20S 14.6km/L 14.0km/L
25S 13.8km/L 13.0km/L
ディーゼル XD 17.4km/L 16.6km/L

燃費数値は、ガソリンモデルで13.0〜14.6km/L、ディーゼルモデルで16.6〜17.4km/Lとなっています。

なお、CX-5には全部で9つのグレードがありますが、グレードによる燃費の違いはありません。

CX-5の実燃費

次に、実燃費を見ていきましょう。

燃費調査サイト「e燃費」によると、以下の結果が出ています。

エンジンタイプ・ボディタイプ 実燃費
2WD 4WD(E-Four)
ガソリン 20S 9.41km/L 10.59km/L
25S 11.46km/L
ディーゼル XD 13.67km/L 14.74km/L

通常、実燃費は路面や運転状況、気温などの影響を受けるため、カタログ燃費よりも低くなります。

CX-5の実燃費に関してもカタログ燃費よりも低い数値となっていますが、エンジンタイプによっては低下率がそれほど下がっていないモデルもあります。

旧型CX-5の燃費

冒頭でも紹介しましたが、CX-5の現行モデルは2017年に発売されており、1つ前の初代モデルは2012年に登場しています。

CX-5の燃費を調査している方は、初代モデルの燃費数値を知りたい方も多いのではないでしょうか。

ここでは、初代モデルのカタログ燃費と実燃費を詳しく紹介していきます。

旧型CX-5のカタログ燃費

初代モデルのエンジンタイプは、現行モデルと同様にガソリンモデル、ディーゼルモデルの2つがラインナップされています。

また、ボディタイプに関してもガソリンタイプの20Sと25S、ディーゼルモデルのXDから選択できます。

カタログ燃費は、以下のとおりです。

エンジンタイプ・ボディタイプ カタログ燃費(JC08モード)
2WD 4WD(E-Four)
ガソリン 20S 16.4km/L 15.6km/L
25S 15.2km/L 14.6km/L
ディーゼル XD 18.4〜18.6km/L 18.0km/L

初代モデルのカタログ燃費は、ガソリンモデルで14.6〜16.4km/L、ディーゼルモデルで18.0〜18.6km/Lとなっています。

現行モデルと旧モデルでは、燃費の測定方法が違うため比較は困難ですが、WLTCモードは数値が低めに出る傾向があることを考えると、実際の燃費差は大きくないといえます。

旧型CX-5の実燃費

次に初代モデルの実燃費を見ていきましょう。

こちらも「e燃費」を参考にすると、以下の結果が出ています。

エンジンタイプ・ボディタイプ 実燃費
2WD 4WD(E-Four)
ガソリン 20S 13.78km/L 10.33km/L
25S 10.53km/L 10.40km/L
ディーゼル XD 12.73km/L 12.73km/L

実燃費は、ガソリンモデルで10.0〜14.0km/L、ディーゼルモデルで12.73km/Lとなっています。

驚きなのはディーゼルモデルの2WDと4WDの実燃費が同じ結果だったことです。

実燃費は、さまざまな要因によって数値が変わってきますが、それでも同じ結果ということはエンジンの性能が優れているからだと言えるでしょう。

CX-5とライバル車の燃費を比較

CX-5の燃費を調査している方のなかには、ライバル車との比較をしたい方も多いでしょう。

そこで、ここではライバル車である3車種との燃費の比較を紹介していきます。

【トヨタ】ハリアー

エンジンの種類 ハリアー CX-5
ガソリン 2WD 15.6〜15.8km/L 14.6km/L
4WD(E-Four) 14.8〜15.0km/L 14.0km/L
ハイブリッド 2WD 22.4〜22.7km/L
4WD(E-Four) 21.7〜22.0km/L
プラグインハイブリッド 4WD(E-Four) 20.5km/L
ディーゼル 2WD 17.4km/L
4WD 16.6km/L

ハリアーは、3つのエンジンタイプを展開しています。

燃費を比較すると、全体的にハリアーのほうが優れていることが分かります。

【スバル】フォレスター

エンジンの種類 フォレスター CX-5
ガソリン 2WD 14.6km/L
4WD(E-Four) 13.5〜13.6km/L 14.0km/L
ハイブリッド 2WD
4WD(E-Four) 18.4〜18.8km/L
ディーゼル 2WD 17.4km/L
4WD 16.6km/L

フォレスターは、すべてのモデルでAWD(4WD)を採用しています。

燃費を比較すると、ガソリンモデルはCX-5のほうが優れています。

ハイブリッドモデルとディーゼルモデルでは燃費を比較するのが難しいと言えます。

しかし、その差は1.0〜2.0km/L程度と大きな差でないと言えるでしょう。

【トヨタ】RAV4

エンジンの種類 RAV4 CX-5
ガソリン 2WD 14.6km/L
4WD 15.2km/L 14.0km/L
ハイブリッド 2WD
E-Four 22.3〜20.6km/L
プラグインハイブリッド 4WD(E-Four) 22.2km/L
ディーゼル 2WD 17.4km/L
4WD 16.6km/L

トヨタのRAV4は、ガソリンとハイブリッド、そしてプラグインハイブリッドの3つのモデルをラインナップしています。

燃費を比較すると、全体的にRAV4のほうが優れていることが分かります。

CX-5の燃費を向上させる方法

CX-5は、燃費効率が比較的優れているディーゼル車をラインナップしていますが、ハイブリッドやプラグインハイブリッドと比較すると低い数値です。

しかし、運転方法や定期的なメンテナンスといった工夫を実施すれば、燃費の向上が期待できます。

ここでは、CX-5の燃費をよくするためのポイントを5つ紹介していきます。

ていねいな運転を心がける

燃費向上にもっとも効果的と言われているのが、運転方法をていねいに行うことです。

具体的には、以下の3つに気をつけるとよいとされています。

発進時のアクセルを緩やかに踏む
加速時のアクセルを緩やかに踏む

反対に、急発進や急加速は燃費を悪化させる原因となりますので、できる限りていねいな運転を心がけましょう。

エンジンブレーキを使用する

発進時や加速時の車が動き出すタイミングに燃料は多く消費されますが、車のスピードを落とす際にも燃費改善のポイントがあります。

それは、エンジンブレーキを活用することです。

車のスピードを落とす際に、エンジンブレーキを活用することでスピードを大きく落とす必要がなくなり、再度加速する際の燃料消費を下げられます。

タイヤの空気圧を定期的にチェックする

車の燃費はタイヤの空気圧によっても左右されます。

空気圧が下がってくると、回転する際の抵抗も大きくなり、その結果燃料消費を加速させてしまいます。

空気圧はガソリンスタンドやカーショップなどで確認できるので、1ヶ月に1回程度はチェックしましょう。

エアコンの使用方法に気をつける

車のエアコンは、燃料を使用して動いています。

特に過度な温度設定や風量が大きくなると、燃料消費も増えますので、適度な温度設定・風量調整を意識しましょう。

また、以下のポイントを行えば燃費改善に役立ちます。

夏場は先に窓を開けて室内の熱気を逃がしてからエアコンを使用する
冬場はエンジンが温まってからエアコンを使用する

メンテナンスは定期的に行う

車を適切な状態にするために、定期的にメンテナンスを実施しておくことも燃費改善におすすめです。

メンテナンスを実施していない車は、本来出せるはずの性能を発揮できないため、燃費が悪くなる可能性が高くなります。

特にエンジンオイルやエアフィルターは、燃費に大きく関係するため、定期的なチェックと交換を実施しましょう。

CX-5の価格と維持費

CX-5の燃費を調べている方は、車両価格や維持費についても知りたいポイントだと思います。

以下に、それぞれの価格を紹介していますので、購入する際の参考にしてください。

CX-5の新車価格

エンジンタイプ・グレード 新車価格
2WD 4WD(E-Four)
ガソリン 20S i Selection 2,810,500円 3,041,500円
20S Black Selection 3,140,500円 3,371,500円
20S Field Journey 3,520,000円
25S Sports Appearance 3,581,600円 3,812,600円
ディーゼル XD i Selection 3,129,500円 3,360,500円
XD Black Selection 3,459,500円 3,690,500円
XD Field Journey 3,839,000円
XD Sports Appearance 3,900,600円 4,131,600円
XD Exclusive Mode 3,994,100円 4,225,100円

CX-5の中古車価格

エンジンタイプ・グレード 新車価格
2WD 4WD(E-Four)
ガソリン 550,000〜3,353,000円 605,000〜3,889,000円
ディーゼル 350,000〜3,697,000円 300,000〜4,368,000円

CX-5の維持費

項目 ガソリン ディーゼル
燃料費(1L/170円) 116,438〜130,769円 97,701〜102,410円
自動車税(1年) 36,000円 43,500円
車検費用(1年) 100,000円程度
自賠責保険(12ヶ月) 8,825円
合計 261,263〜275,594円 250,026〜254,735円

※免税は含まれていません。
※燃料費は170円、1年10,000kmで計算
※自賠責保険は24ヶ月を1年分にして計算

CX-5の維持費は、自動車税や燃費の違いから、ガソリンとディーゼルで10,000〜20,000円程度異なります。

燃費で選ぶ場合は、ディーゼルが優れているかもしれませんが、自動車税はガソリンのほうが安いので大きな差はないと言えるでしょう。

2025年に欧州で発売した3代目CX-5!
気になる燃費や日本での発売予定は?

実は、2025年にCX-5の3代目モデルが欧州で発売されており、日本での発売は2026年を予定しています。

3代目CX-5は、デザインや内装、パワートレインといったあらゆる面が大きく変わってきています。

特に変わったポイントとしては、従来のガソリンとディーゼルが廃止され、2.5Lハイブリッドのみになるところです。

そして、気になる燃費ですが欧州仕様で「13.0〜14.0km/L」と、決して高い数値とは言えません。

日本で発売された際に、どのような燃費になるのかは不明ですが、ディーゼルの16.6〜17.4km/Lよりは高くなるのではないかと予想されます。

まとめ

この記事では、CX-5の詳しい燃費数値を現行・旧型の順に紹介し、ライバル車との比較や燃費を向上させる方法を解説しました。

CX-5の燃費は、ガソリンで13.0〜14.6km/L、ディーゼルで16.6〜17.4km/Lでした。

購入を検討する際は、ガソリンとディーゼルどちらが自分の使い方に合うか、維持費や走行シーンを踏まえて選ぶことが大切です。

燃費性能だけでなく走りや快適性も兼ね備えたCX-5なら、長く満足して乗り続けられるはずです。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.CX-5の燃費はどこを見れば確認できますか?

A1.車両に搭載されているマルチインフォメーションディスプレイで「平均燃費」や「瞬間燃費」を確認可能です。

さらに給油量と走行距離を記録すれば、より正確な実燃費を把握できます。

Q2.燃費で考えるならガソリン車とディーゼル車どっちを選ぶべき?

A2.燃費だけで見ると、ディーゼルエンジンのほうが優れています。

また、軽油はガソリンより単価が安いため、長距離を走る人や年間走行距離が多い人ほどメリットを実感しやすいでしょう。

ただし、車両価格はガソリン車のほうが安いため、走行距離・使い方・予算を考慮することが重要です。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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