
エルフは、小型トラックの中でもサイズバリエーションが豊富で、用途に応じた使い分けがしやすい車種です。
全長・全幅・全高といった基本サイズから、荷台寸法、最大積載量、最小回転半径まで、数字で把握しておくことで、自分に合ったエルフを選びやすくなります。
また、エルフはサイズやボディタイプによって査定評価が大きく変わるのも特徴です。
売却時には、1社だけで判断せず、複数業者を比較できる一括査定を活用することで、より高値での売却が期待できます。
本記事では、エルフのサイズをわかりやすく解説しながら、使いやすさのポイントと高く売るためのコツまで詳しく紹介します。
エルフのサイズ
エルフは、小型トラックの中でもボディバリエーションが豊富で、用途に応じてサイズが細かく設定されています。
ここでは、標準ボディ・ロングボディのサイズ差や、架装別の違い、小回り性能に関わる最小回転半径を具体的な数字で解説します。
標準ボディ/ロングボディのサイズ
エルフのボディサイズは、主に標準ボディとロングボディに分かれます。
標準ボディは以下のとおりです。
- ・全長:4,690mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,980mm
・ホイールベース:2,500mm
ロングボディは以下のとおりです。
- ・全長:5,990mm
・全幅:1,890mm
・全高:2,120mm
・ホイールベース:3,360mm
ロングボディは標準ボディと比べて、全長が約500mm長く設定されており、その分、荷台長を確保できます。
一方で、全幅や全高はほぼ同じため、運転感覚に大きな差が出にくいのが特徴です。
小回り性能に影響する最小回転半径
小型トラックを選ぶうえで重要なのが最小回転半径です。
エルフの最小回転半径(代表値)
- ・標準ボディ:4.4m
・ロングボディ:6.3m
標準ボディは4.4mと小回りが利き、狭い住宅街や倉庫内でも扱いやすいのがメリットです。
一方、ロングボディはホイールベースが長いため、最小回転半径は約0.5m大きくなりますが、積載性とのバランスを考えると許容範囲といえます。
エルフの荷台サイズ・積載量の目安
エルフは、ボディサイズだけでなく荷台寸法と積載量のバリエーションが豊富な小型トラックです。
業種や用途に合ったサイズを選ぶためにも、荷台の長さ・幅・高さ、最大積載量の目安を把握しておきましょう。
荷台寸法(長さ・幅・高さ)の基本
まずは、エルフの代表的な荷台サイズを確認します。
標準ボディの荷台サイズは以下のとおりです。
- ・荷台長:3,120mm
・荷台幅:1,620mm
・荷台高:380mm
ロングボディ(平ボディ)の荷台サイズは以下のとおりです。
- ・荷台長:4,355mm
・荷台幅:1,790mm
・荷台高:380mm
標準ボディとロングボディでは、荷台長に約500mmの差があり、長尺物の積載可否に影響します。
最大積載量とサイズの関係
エルフの最大積載量は、車両総重量や架装内容により異なります。
最大積載量の目安は以下のとおりです。
- ・標準ボディ:2,260kg
・ロングボディ:2,590kg
小型トラックの区分上、多くのエルフは最大積載量約2,000kgに設定されています。
ただし、『アルミバン』『パワーゲート付き』『クレーン付き』などの架装車は、車両重量が増えるため、最大積載量が1,850kg前後になる場合があります。
サイズから見たエルフの使いやすさ
荷台サイズと積載量のバランスから見ると、エルフは積載力と取り回しを両立した車種といえます。
- ・荷台長3,120mm:建材・資材・パレット積みに対応
・荷台幅1,620mm:狭い道路でも走行しやすい
・最大積載量2,260kg:法規制内で十分な積載力
また、ロングボディを選べば、荷台長3,600mmを確保できるため、配管材・木材・什器などの長尺物にも対応可能です。
このように、エルフは「積みたい荷物のサイズ」+「走行環境」を基準に選ぶことで、無駄のない使い方ができる小型トラックといえます。
エルフと他トラックのサイズ比較
小型トラック選びでは、「エルフは他社と比べて大きいのか、小さいのか」が気になるポイントです。
ここでは、同クラスのキャンター、デュトロとサイズを比較し、エルフの立ち位置を明確にします。
キャンターとのサイズ比較
まずは、キャンターとの比較です。
- エルフ
・全長:4,690mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,980mm
・最小回転半径:4.4m
- キャンター
・全長:4,845mm
・全幅:1,885mm
・全高:2,780mm
・最小回転半径:4.5m
このように比較すると、エルフはキャンターよりも全長で約155mm短く、全幅で約190mm狭いサイズ設計となっています。
そのため、狭い道路や住宅街、敷地に余裕のない現場では、エルフの方が取り回しやすいと感じやすいでしょう。
一方、キャンターは全高が約800mm高く、箱型架装や特殊架装を前提とした仕様が多いため、積載物の高さを重視する用途に向いています。
最小回転半径はエルフが4.4m、キャンターが4.5mと差は0.1mにとどまり、小回り性能に大きな違いはありません。
総合すると、都市部での運転や頻繁な停車・発進が多い業務ではエルフ、高さのある荷物や架装を重視する用途ではキャンターが適しているといえます。
デュトロとのサイズ比較
次に、デュトロとのサイズ比較です。
- エルフ
・全長:4,690mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,980mm
・最小回転半径:4.4m
- デュトロ
・全長:4,685mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,980mm
・最小回転半径:4.8m
デュトロとのサイズを比較すると、全長・全幅・全高はほぼ同一で、外寸に大きな違いはありません。
全長はエルフが4,690mm、デュトロが4,685mmと、差はわずか5mmにとどまります。
一方で、取り回し性能に関わる最小回転半径には差があり、エルフは4.4m、デュトロは4.8mと、0.4mの違いがあります。
この差により、狭い交差点や切り返しが必要な場面では、エルフの方が小回りが利きやすいと感じやすいでしょう。
サイズ感自体は同クラスですが、
都市部や住宅街での走行頻度が高い場合はエルフ、
安定した走行やメーカーの好みを重視する場合はデュトロ
といった観点で選ぶのがポイントです。
小型トラックの中でエルフは大きい?小さい?
結論として、エルフは小型トラックの中で「標準的なサイズ」に位置します。
- ・全長:4,690mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,980mm
・最小回転半径:4.4m
このサイズ感により、『狭い道路や住宅街でも走行可能』『最大積載量2,000kgを確保』『荷台長3,100mm前後で実用性が高い』というバランスの取れた性能を実現しています。
そのため、「大きすぎず、小さすぎない小型トラック」を求める場合、エルフは非常に扱いやすい選択肢といえます。
用途別に見るエルフの最適なサイズ選び
エルフはボディサイズや荷台寸法の選択肢が多く、用途に合ったサイズを選べる点が大きな魅力です。
ここでは、業種別・利用規模別に、最適なサイズの目安を解説します。
建設業・配送業で選ばれるサイズ
建設業や配送業では、積載量と荷台長を重視したサイズが選ばれる傾向があります。
建設業で多いサイズは、以下のとおりです。
- ・ボディ:ロングボディ
・全長:約5,190mm
・荷台長:約3,600mm
・荷台幅:約1,620mm
・最大積載量:2,000kg
配管材・足場材・木材など、長さ3,000mm以上の資材を積む場合、荷台長3,600mmのロングボディが適しています。
配送業で多いサイズは、以下のとおりです。
- ・ボディ:標準ボディ/ロングボディ
・荷台長:約3,100〜3,600mm
・最大積載量:2,000kg
・最小回転半径:4.4〜4.9m
都市部の配送では、標準ボディの4.4mという小回り性能が評価され、郊外・長距離配送では積載効率を重視してロングボディが選ばれるケースが多くなります。
個人・小規模事業者に向いているサイズ
個人事業主や小規模事業者には、取り回しの良さを重視したサイズがおすすめです。
おすすめサイズの目安は、以下のとおりです。
- ・ボディ:標準ボディ
・全長:約4,690mm
・全幅:約1,695mm
・荷台長:約3,100mm
・最大積載量:2,000kg
・最小回転半径:4.4m
全長が5,000mm未満に収まるため、『狭い駐車場』『住宅街』『現場間の移動』でも扱いやすく、初めて小型トラックを導入する場合にも安心です。
サイズ選びで失敗しないポイント
エルフのサイズ選びで失敗しないためには、以下のポイントを数字で確認することが重要です。
- ・荷物の長さが3,000mm以上か
・積載重量が2,000kg近くになるか
・駐車スペースの奥行きが5,000mm以上あるか
・使用エリアでの最小回転半径が4.9m以内で問題ないか
「大は小を兼ねる」でロングボディを選ぶと、取り回しに不満が出るケースもあります。
逆に、積載物のサイズを把握せず標準ボディを選ぶと、荷物が積みきれないといった失敗につながります。
用途・積載物・走行環境を具体的な数字で整理したうえでサイズを選ぶことが、エルフを無駄なく使うためのポイントです。
エルフを高く売るなら一括査定がおすすめ

エルフは、サイズや架装内容によって需要が大きく変わる小型トラックです。
そのため、売却時には1社だけで判断せず、複数業者を比較できる一括査定が有効です。
一括査定でサイズの価値を正しく評価してもらえる理由
エルフは、『荷台長3,100mm』『荷台長3,600mm(ロング)』『最大積載量2,000kg』といったサイズ違いによって、買取ニーズが異なります。
一括査定を利用すると、『標準ボディを高く評価する業者』『ロングボディを重視する業者』『建設業向けサイズに強い業者』など、サイズ別の需要を持つ複数業者が同時に査定します。
結果として、1社査定よりも数万円〜数十万円高い金額が提示されるケースも珍しくありません。
サイズという強みを正しく価格に反映させるためには、比較できる環境が重要です。
ディーラー下取りと買取の違い
エルフ売却時に比較されやすいのが、ディーラー下取りと買取専門業者です。
ディーラー下取りは、以下のとおりです。
- ・新車購入が前提
・査定基準が一律
・サイズ・架装の評価が低くなりやすい
・相場より10万〜30万円低くなる傾向
買取専門業者は、以下のとおりです。
- ・売却のみ可能
・サイズ・用途・需要を加味
・架装車・ロングボディも評価対象
・相場に近い、または上回る価格が出やすい
特に、荷台長3,600mmのロングボディや、業務用途で人気のサイズは、買取専門業者の方が適正評価されやすい傾向にあります。
まとめ
エルフは、標準ボディ・ロングボディ・ワイドボディなど、用途に応じた多彩なサイズが魅力の小型トラックです。
荷台長は3,100mm〜3,600mm、最大積載量は2,000kgを確保しており、建設業や配送業、個人事業まで幅広く対応可能です。
キャビンも広く、乗車定員3〜6名、最小回転半径は4.4〜4.9mと、狭い道や都市部でも運転しやすい設計になっています。
標準ボディは取り回しの良さが魅力で、ロングボディは積載力を重視する現場に最適です。
さらに、エルフを売却する際は、サイズや用途に合った需要を正しく評価してもらえる一括査定が有効です。
ディーラー下取りより高額査定になるケースも多く、複数業者を比較することで、より適正な価格で売却できます。
サイズを理解し、用途に合ったエルフを選ぶことが、効率的な運用と高額売却のポイントです。





全てのメーカーから買取相場を探す