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フィットの燃費はどのくらい?ガソリン・ハイブリッド・旧型・ライバル車を徹底比較

  • 公開日: 2025年10月29日

フィット 燃費

広い室内空間とスムーズな走りで人気のコンパクトカー、ホンダのフィット。

日常使いはもちろん、通勤や長距離ドライブでも快適に走れる万能モデルです。

購入を検討している方は、「実際の燃費はどのくらい?」「ハイブリッドとガソリン車の違いは?」と気になっていませんか?

本記事では、フィットのカタログ燃費・実燃費・旧型との違い・ライバル車との比較を徹底解説します。

フィットの詳しい燃費が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ホンダのフィットってどんな車?

燃費を紹介する前に、ホンダのフィットとはどんな車なのかを紹介していきます。

スペックや特徴、グレードを詳しく見ていきましょう。

フィットのスペックや特徴

車体サイズ(全長×全幅×全高) 3,995×1,695×1,515mm
室内サイズ(全長×全幅×全高) 1,955×1,445×1,260mm
車両総重量 1,130〜1,260kg
エンジン 1.3Lまたは1.5L(直列4気筒)
駆動方式 2WD・4WD
総排気量 1,496cc
燃費(WLTCモード) 24.3~26.4km/L

ホンダのフィットは、2001年に初代が登場したコンパクトカーで、広い室内と高い機能性で人気を集めてきました。

乗車する人の空間を最大化し、機械部分は最小限に抑える設計で、快適性と使い勝手を両立しています。

2020年2月に登場した4代目フィットでは、このコンセプトを受け継ぎつつ、「視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」の4つの心地よさに重点を置いて改良しました。

ガソリン車とハイブリッド「e:HEV」を選べ、ベーシックからスポーティーまで幅広いグレード展開も特徴です。

5つのグレードから選択できる

フィットは、特徴の異なる5つのグレードをラインナップしています。

「BASIC」:低価格で手に入れられるエントリーグレード
「HOME」:生活になじみやすいデザインと快適性が特徴
「RS」:スポーツ性を感じられるデザイン
「CROSSTAR」:SUVのような使い方ができるグレード
「LUXE」:高級感や装備が充実するグレード

それぞれのグレードで、2WDと4WDから選択でき(「RS」を除く)、さらにすべてのグレードはガソリン車とハイブリッド車からも選ぶことが可能です。

現行フィットの燃費

ここからは、現行フィットの詳しい燃費を紹介していきます。

フィットの現行モデルは、2020年に登場しました。

燃費はグレードや駆動方式、トランスミッションなどによっても異なってきます。

以下に、カタログ燃費と実燃費を紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。

カタログ燃費

現行フィットの燃費は、ガソリンとハイブリッドで大きく異なります。

ここでは、それぞれのカタログ燃費を詳しく紹介していきます。

ガソリン車のカタログ燃費

ガソリン車のカタログ燃費は、次のとおりです。

グレード カタログ燃費(WLTCモード)
2WD 4WD
BASIC 18.7km/L 16.6km/L
HOME 18.5km/L 16.6km/L
RS 17.9km/L
CROSSTAR 17.6km/L 16.1km/L
LUXE 17.9km/L 16.0km/L

ガソリンのカタログ燃費は、2WDで17.6〜18.7km/L、4WDで16.0〜16.6km/Lとなっています。

ハイブリッド車のカタログ燃費

ハイブリッド車のカタログ燃費は、次のとおりです。

グレード カタログ燃費(WLTCモード)
2WD 4WD
BASIC 30.2km/L 25.4km/L
HOME 29.0km/L 25.3km/L
RS 27.2km/L
CROSSTAR 27.1km/L 24.2km/L
LUXE 27.6km/L 23.5km/L

ハイブリッドでは、2WDで30.0km/Lを超えるグレードもあり、4WDに関しても25.0km/Lの優れた燃費性能を持つモデルもあります。

実燃費

続いて、現行モデルの実燃費を見ていきましょう。

具体的な数値は、燃費紹介サイト「e燃費」を参考にしています。

グレード・エンジンタイプ 実燃費
2WD 4WD
BASIC ガソリン 13.93km/L
ハイブリッド 22.58km/L 21.73km/L
HOME ガソリン 13.93km/L
ハイブリッド 22.58km/L 21.73km/L
RS ガソリン 13.93km/L
ハイブリッド 22.58km/L
CROSSTAR ガソリン 13.93km/L
ハイブリッド 27.1km/L 18.40km/L
LUXE ガソリン 13.93km/L
ハイブリッド 22.58km/L 21.73km/L

カタログ燃費と比較すると、全体でおよそ4.0〜8.0km/L低い数値となります。

実燃費はカタログ燃費の6〜7割程度になることを考慮すると、そこまで悪くない数値であると言えます。

特に4WDハイブリッド車は、グレードによって4.0km/L程度の差しかないことから、優れた燃費性能が期待できるでしょう。

旧型フィットの燃費

ここからは、フィットの旧型モデルの詳しい燃費を紹介していきます。

歴代フィットは、初代が2001年、2代目が2007年、そして3代目が2013年に登場しています。

それぞれのカタログ燃費と実燃費を見ていきましょう。

カタログ燃費

カタログ燃費は、次のとおりです。

グレード・エンジンタイプ カタログ燃費
2WD 4WD
初代 ガソリン 20.0〜23.0km/L 17.6〜20.0km/L
2代目 ガソリン 16.2〜21.0km/L 15.2〜16.0km/L
ハイブリッド 20.0〜26.4km/L
3代目 ガソリン 19.2〜24.6km/L 19.4〜20.2km/L
ハイブリッド 37.2km/L 29.4km/L

※初代が10・15モード、2代目と3代目がJC08モード

フィットの歴代モデルは、現行と同様に燃費性能が優れているところが特徴です。

特に3代目のハイブリッドは、JC08モードで35.0km/Lを超える数値となっており、国産コンパクトカーの中でもトップレベルとなっています。

実燃費

続いて、旧型モデルの実燃費を見ていきましょう。

グレード・エンジンタイプ 実燃費
2WD 4WD
初代 ガソリン 9.78〜17.09km/L 16.85km/L
2代目 ガソリン 9.92〜14.68km/L 14.17〜19.41km/L
ハイブリッド 12.89〜26.4km/L
3代目 ガソリン 15.12〜16.58km/L 16.23〜20.99km/L
ハイブリッド 20.14〜23.69km/L 19.61〜20.92km/L

旧型の実燃費は、カタログ燃費と同様にハイブリッドが優れた数値となっています。

また、現行ハイブリッドの実燃費である22.58km/Lよりも、高い数値であるモデルも確認できます。

フィットとライバル車の燃費を比較

コンパクトカーに該当するフィットを選ぶ方は、似た車と比較している方も多いと思います。

ここでは、フィットとライバル車の燃費の比較を紹介していきます。

【トヨタ】ヤリス

トヨタのヤリスの燃費は、次のとおりです。

エンジンの種類 ヤリス フィット
ガソリン 2WD 19.0〜21.3km/L 17.6〜18.7km/L
4WD 19.1km/L 16.0〜16.6km/L
ハイブリッド 2WD 35.4〜36.0km/L 27.1〜30.2km/L
4WD 30.2km/L 23.5〜25.4km/L

ヤリスは国産コンパクトカーの中でもトップ3に入る燃費の優れた車です。

燃費を比較すると、ガソリンとハイブリッドともにヤリスのほうが優れています。

【日産】ノート

日産ノートの燃費は、次のとおりです。

エンジンの種類 ノート フィット
ガソリン 2WD 17.6〜18.7km/L
4WD 16.0〜16.6km/L
ハイブリッド 2WD 28.4km/L 27.1〜30.2km/L
4WD 23.8km/L 23.5〜25.4km/L

ノートのエンジンタイプはハイブリッドのみの設定です。

燃費を比較すると、最大値はフィットのほうが優れていますが、グレードによってはノートのほうがよい数値となっています。

【スズキ】スイフト

スズキスイフトの燃費は、次のとおりです。

エンジンの種類 スイフト フィット
ガソリン 2WD 23.4km/L 17.6〜18.7km/L
4WD 22.0km/L 16.0〜16.6km/L
ハイブリッド 2WD 24.5〜25.4km/L 27.1〜30.2km/L
4WD 22.7km/L 23.5〜25.4km/L

燃費を比較すると、ガソリンはスイフトのほうが優れています。

しかし、ハイブリッドに関しては、2WDと4WDともにフィットのほうが優れていることが分かります。

フィットの燃費は排気量別ランキングで第4位

フィットの燃費ランキングを、燃費情報サイト「e燃費」で確認してみると、排気量1301〜1600ccにおいて、第4位の結果が出ていました。(※WLTCモードで比較)

上位3車種と燃費数値を紹介すると、次のような結果が出ていました。

トヨタ ヤリス(ハイブリッド):30.2〜36.0km/L
トヨタ アクア:29.3~34.6km/L
トヨタ ヤリスクロス(ハイブリッド):25.0~30.8km/L

上記のように、上位3車種の燃費はすべて30.0km/Lを超えてきます。

とはいえ、フィットのハイブリッドの燃費も23.5〜30.2km/Lと、最大燃費数値が30km/Lを超えてくるので、決して悪いとは言えないでしょう。

フィットの燃費を下げないためのコツ

ここまで紹介してきたように、フィットの燃費は現行と旧型とともに優れていることが分かりました。

しかし、車の燃費は使用者の使い方によって左右されると言われており、場合によっては燃費を悪化させている方もいらっしゃいます。

ここでは、フィットの燃費を下げないためのコツを3つ紹介していきます。

使用しない荷物はおろす

車の燃費は、重量が増すほど悪化すると言われています。

特に荷物をそのままにすることが多い方は、重量が増す原因となりやすく、無意識のうちに燃料消費を加速させている可能性があります。

ゴルフバッグやキャンプ道具、使用していない工具などを載せている方は、「すぐに使うから載せておこう」と思わずに、使い終わったら降ろすクセをつけましょう。

アクセルやブレーキの踏み方に注意する

車の燃費を下げないためには、アクセルやブレーキなどの使い方にも注意する必要があります。

アクセルを踏む際は、基本的に「ゆっくり踏む」を意識し、急発進や急加速はやめておくことをおすすめします。

また、ブレーキはなるべく使用せず、エンジンブレーキを活用するのがおすすめです。

運転方法を丁寧に行うことは、事故防止にも役立ちます。

定期的なメンテナンスを心がける

燃費を下げないためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

特にエンジンオイルとエアフィルターは、燃費と大きく関係しているため、定期的にチェック・交換することをおすすめします。

交換は、エンジンオイルで3,000〜5,000kmまたは3〜6ヶ月ごとに、エアフィルターで1年または1万kmを目安にするとよいでしょう。

フィットの価格や維持費

フィットを検討している方は、車両価格といった初期費用や、乗り続ける際にかかる維持費などは、見逃せないポイントです。

以下に、それぞれの金額を紹介しますので、参考にしてください。

フィットの新車価格

グレード・エンジンタイプ 新車価格
2WD 4WD
BASIC ガソリン 1,776,500円 1,985,500円
ハイブリッド 2,208,800円 2,417,800円
HOME ガソリン 2,050,400円 2,258,300円
ハイブリッド 2,404,600円 2,615,800円
RS ガソリン 2,218,700円
ハイブリッド 2,616,900円
CROSSTAR ガソリン 2,363,900円 2,574,000円
ハイブリッド 2,710,400円 2,920,500円
LUXE ガソリン 2,370,500円 2,578,400円
ハイブリッド 2,719,200円 2,929,300円

フィットの中古車価格

エンジンタイプ 新車価格
2WD 4WD
ガソリン 199,000〜2,874,000円 179,000〜3,000,000円
ハイブリッド 249,000〜2,810,000円 322,000〜3,061,000円

フィットの維持費

項目 ガソリン車 ハイブリッド車
燃料費(1L/170円) 90,909〜106,250円 56,291〜72,340円
自動車税(1年) 30,500円
車検費用(1年) 47,000円程度
自賠責保険(12ヶ月) 8,825円
合計 177,234〜192,575円 142,616〜158,665円

※免税は含まれていません。
※燃料費は170円、1年10,000kmで計算
※自賠責保険は24ヶ月を1年分にして計算

フィットは燃費以外にも魅力が多い

フィットは優れた燃費があるところが特徴ですが、そのほかにも豊富な魅力が存在します。

以下に4つの魅力を紹介していきますので、決め手にかける方はぜひ参考にしてください。

かわいらしいデザイン

フィットのデザインは、かわいさと使いやすさを両立したバランスが魅力です。

丸みを持たせたボディラインは優しい印象を与え、毎日の通勤や買い物にも使いやすい特徴があります。

インテリアはすっきりした配置で視界も広く、運転時の安心感を高めています。

シンプルだけど温かみのあるデザインが、フィットらしさを際立たせています。

ゆったりとした室内空間がある

フィットはコンパクトカーながら、驚くほど広々とした室内空間を備えています。

前席・後席ともに足元のスペースが広く、後部座席でも脚を伸ばして快適に過ごせます。

さらに、後部座席を折りたたむこともでき、3つのシートアレンジも可能ですので、さまざまな荷物に対応できる積載力も魅力です。

走行性能も優れている

フィットは走行性能にも優れ、街乗りから高速道路までストレスのない走りを実現します。

エンジンは低速から高回転まで滑らかに加速し、力強いトルクを発揮。

ハイブリッドではモーターのアシストにより、静かでスムーズな加速が可能です。

さらに、安定したハンドリングと快適な乗り心地を両立しており、長距離ドライブでも疲れにくい仕上がりです。

安全性能も充実している

フィットは「安心して運転できる車」を目指して設計されています。

全車に標準装備される「Honda SENSING」は、前方の車や歩行者を検知してブレーキを自動制御するなど、事故を未然に防ぐ機能が豊富に搭載。

さらに、万が一の衝突時にも高い衝撃吸収性能を発揮します。

こうした安全性能が評価され、国の安全テストで最高ランクのファイブスター賞を獲得しています。

まとめ

本記事では、フィットの燃費を現行と旧型に分けて紹介し、ライバル車との比較や燃費を下げないためのコツ、初期費用や維持費まで紹介してきました。

フィットは、ガソリン車・ハイブリッド車ともに優れた燃費性能を誇り、特にハイブリッドでは30km/Lを超える数値を実現しています。

加えて、広い室内空間や快適な乗り心地、安全性能など、日常使いに必要な機能がバランスよく備わっているのも魅力です。

燃費と快適性を両立したい方には、まさに理想的な1台と言えるでしょう。

購入を検討している方は、ぜひ試乗でフィットの魅力を体感してみてください。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.フィットの燃費を確認する方法はありますか?

A1.メーター内のマルチインフォメーションディスプレイで確認できます。平均燃費や瞬間燃費などが走行中に表示され、給油ごとのリセットも可能です。

Q2.フィットは燃費が悪いと感じる人もいるのはなぜですか?

A2.燃費は走り方や使用環境によって変わるからです。短距離移動や渋滞が多い環境では燃費が下がる傾向があり、「思ったより伸びない」と感じるケースがあります。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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