
マツダ ロードスターは、軽快な走りとオープンエアの開放感が魅力の2シーター・スポーツカーです。
コンパクトなボディながらも、運転しやすいサイズ感を重視して設計されています。
本記事では、ロードスターのボディサイズや室内サイズについて詳しく解説します。
日常のドライブからワインディングロードまで、その走りやすさの理由を見ていきましょう。
マツダ ロードスターのボディサイズを紹介!
マツダ ロードスターは、コンパクトでバランスの取れたボディサイズが特徴のオープンスポーツカーです。
ここでは、全長・全幅・全高をもとに、取り回しや走行性能の特徴を解説します。
ロードスターの全長・全幅・全高
ロードスターの全長・全幅・全高は以下のとおりです。
- ・全長:3,915mm
・全幅:1,735mm
・全高:1,235mm
全長3,915mmと短めで、狭い道や駐車場でも扱いやすいサイズです。
全幅は1,735mmとコンパクトで、軽快なハンドリングと安定した走りを実現しています。
全高1,235mmの低いシルエットは、空力性能を高めつつスポーティな印象を演出します。
コンパクトながらもロングノーズ・ショートデッキの理想的なプロポーションが魅力です。
ロードスターの室内サイズ
ロードスターの室内長・室内幅・室内高は以下のとおりです。
- ・室内長:940mm
・室内幅:1,425mm
・室内高:1,055mm
室内は2シーターらしくコンパクトですが、ドライバー中心に設計されており、操作性に優れています。
低めの着座位置と広い視界が確保されており、スポーツドライビング時の一体感を味わえます。
幅は1,425mmとややタイトながら、シート形状やペダル配置が最適化されており、快適な姿勢で運転できます。
コンパクトな空間の中に、運転を楽しむための機能性とデザイン性が凝縮されています。
歴代のロードスターのボディサイズ
歴代のロードスターのボディサイズは、以下のとおりです。
- 初代(NA型)
・全長:3,955mm
・全幅:1,675mm
・全高:1,235mm2代目(NB型)
・全長:3,955mm
・全幅:1,680mm
・全高:1,235mm3代目(NC型)
・全長:4,020mm
・全幅:1,720mm
・全高:1,245mm4代目(ND型)
・全長:3,915mm
・全幅:1,735mm
・全高:1,235mm
歴代モデルを比較すると、時代とともに全幅が広がっていることが分かります。
また、3代目(NC型)では全長が4,000mmを超えていますが、4代目(ND型)では再び軽量・コンパクト化を実現しています。
ロードスターの荷室サイズと荷室容量
マツダ ロードスターはコンパクトなボディながら、必要十分な荷室スペースを確保しています。
スポーツカーとしてのデザイン性を保ちながらも、日常使いに配慮した収納力が魅力です。
ここでは、荷室サイズや使い勝手について詳しく紹介します。
ロードスターの荷室サイズ
ロードスターの荷室サイズは以下のとおりです。
- ・荷室最大長:約500mm
・荷室最大幅:約1,100mm
・荷室最大高:約467mm・開口(入口)最大長:約330mm
・開口(入口)最大幅:約770mm・荷室の凹部 最大長:約410mm
・荷室の凹部 最大幅:約630mm
・荷室の凹部 最大深:約105mm
トランク開口部はやや小さめですが、奥行きがあるため荷物の積み込みはしやすい設計です。
ソフトトップ収納時も荷室スペースが変わらない構造となっており、実用性を損ないません。
日常使いや週末ドライブに必要な荷物を十分に積める、合理的な設計が特徴です。
ロードスターの荷室容量は?
ロードスターのトランク容量は約130L(VDA方式)で、コンパクトながら実用性をしっかり確保しています。
54cm×40cm×22cmサイズのソフトタイプキャリーバッグを2つ収納できる奥行きと深さがあり、週末の小旅行にも対応できます。
トランクは独立構造となっており、ソフトトップを開閉しても容量が変わらない設計です。
また、ロードスター RFでは約127Lの容量を確保し、航空機持ち込みサイズのキャリーバッグ2個を収納できる大きさです。
さらに、RFには小物を入れられるマルチボックスも備わっており、限られたスペースを有効活用できます。
スポーツカーでありながら、日常使いにも対応できるバランスの取れた収納性能が魅力です。
ロードスターのサイズをライバル車と比較
ここでは、マツダ ロードスターとライバル車のサイズを比較します。
それぞれのボディサイズを見比べることで、ロードスターのコンパクトさや取り回しの良さがより明確になるでしょう。
トヨタ 86とサイズを比較
トヨタ 86は、FRレイアウトを採用した本格的なスポーツクーペです。
86のサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,265mm
・全幅:1,775mm
・全高:1,310mm(ルーフ高は1,280mm)
トヨタ 86はロードスターより全長が350mm長く、全幅も40mm広い設計です。
全高は約75mm低く、ロードスターの方がより重心の低い設計であることが分かります。
その分、86はボディサイズに余裕があり、安定感のある高速走行が得意です。
一方のロードスターは軽量コンパクトなボディで、俊敏なハンドリングと街中での扱いやすさが魅力です。
スバル BRZとサイズを比較
スバル BRZは、トヨタ 86と共同開発されたFRスポーツクーペで、高い走行安定性とコーナリング性能が魅力のモデルです。
BRZのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,265mm
・全幅:1,775mm
・全高:1,310mm
スバル BRZはロードスターより全長が350mm長く、全幅も40mm広いサイズです。
その分、ワイド&ローなスタンスによって直進安定性と操縦安定性に優れています。
一方、ロードスターは全高が約75mm低く、より軽快なハンドリングを楽しめる設計です。
BRZはクーペらしい伸びやかなボディラインが特徴で、安定感重視の走りに適しています。
対してロードスターは軽量さを武器に、ドライバーと一体になるような操作感が持ち味です。
スズキ スイフトとサイズを比較
スズキ スイフトは、軽快な走りと高い燃費性能を兼ね備えたコンパクトハッチバックです。
スイフトのサイズは以下のとおりです。
- XG
・全長:3,860mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,500mm(FF)/1,525mm(4WD)HYBRID MX
・全長:3,860mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,500mm(FF)/1,525mm(4WD)HYBRID MZ
・全長:3,860mm
・全幅:1,695mm
・全高:1,500mm(FF)/1,525mm(4WD)
スイフトはロードスターより全長が55mm短く、全幅は40mm狭い設計です。
一方、全高は約265mm高く、車内空間に余裕を持たせた造りとなっています。
スイフトは日常使いに適した実用的なサイズで、街中での取り回しがしやすいのが特徴です。
ロードスターは低重心で全高が低く、よりスポーティなスタイルと走りを重視した設計です。
どちらもコンパクトながら、目的に応じた魅力を持つモデルといえるでしょう。
日産 フェアレディZとサイズを比較
日産 フェアレディZは、力強いデザインと高い走行性能を誇る本格スポーツクーペです。
フェアレディZのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:4,380mm
・全幅:1,845mm
・全高:1,315mm
フェアレディZはロードスターより全長が465mm長く、全幅も110mm広いワイドボディです。
全高は約80mm高く、室内空間やドライビングポジションにゆとりがあります。
一方、ロードスターはコンパクトで軽量なボディにより、俊敏なハンドリングと小回り性能が魅力です。
フェアレディZがパワーと迫力を重視したモデルなら、ロードスターは軽快で人車一体の走りを楽しめるモデルといえます。
ダイハツ コペンとサイズを比較
ダイハツ コペンは、軽自動車規格で作られたコンパクトなオープンスポーツカーです。
コペンのサイズは以下のとおりです。
- ・全長:3,395mm
・全幅:1,475mm
・全高:1,280mm
コペンはロードスターより全長が520mm短く、全幅も260mm狭いコンパクトなボディです。
軽自動車ならではの扱いやすさが魅力で、狭い道や駐車場でもストレスなく運転できるでしょう。
一方で、ロードスターは全幅1,735mmのワイドスタンスにより、高速走行時の安定感に優れています。
全高はコペンの方が45mm高いものの、ロードスターの方が低重心でスポーティなフォルムが際立ちます。
コペンが軽快で手軽なオープンカーなら、ロードスターは本格的な走りを楽しめる上級スポーツモデルといえるでしょう。
マツダ ロードスターの魅力を徹底解説
マツダ ロードスターは、「人馬一体」というコンセプトのもと、ドライバーとクルマが一体となる走りを追求したライトウェイトスポーツカーです。
軽快な走りと上質な乗り味を両立し、走る楽しさを存分に味わえる1台です。
ここでは、ロードスターの魅力を徹底解説します。
軽快な走り
マツダ ロードスターは、FR(後輪駆動)専用設計の「SKYACTIV-G」エンジンを搭載し、人とクルマが一体になるような軽快な走りを実現しています。
ソフトトップモデルには1.5Lエンジンを採用しており、アクセルを踏み込んだ瞬間に力強いトルクとスムーズな加速を体感できるでしょう。
一方で、ロードスターRFには2.0Lエンジンを搭載し、高速走行や追い越し時にも余裕のある加速を発揮します。
また、ショートストロークの6速MTは正確で軽快な操作感を実現し、ドライバーの意のままに走れる気持ちよさを提供します。
人馬一体のドライビングフィール
マツダ ロードスターは「人馬一体」の走りを体現するため、操縦安定性や応答性を徹底的に磨き上げています。
ドライバーの操作に忠実に反応し、ブレーキングからターンイン、コーナリング、加速まで一連の動きを自然に感じ取れる設計です。
特にターンイン時には、ピッチセンターを後方化することで安定した減速フィールを実現しました。
旋回時には、FR車ならではのニュートラルな感覚と正確なステアリングフィードバックが得られます。
走りのすべてがドライバーの感覚と調和し、操る歓びを存分に味わえるスポーツカーです。
オープンカーの開放感を楽しめる
マツダ ロードスターは、オープンカーならではの爽快感と安心感を両立しています。
ロードスター RFでは、フロント・ミドルルーフとバックウインドーが格納され、リアルーフのみが残る独自構造により、開放感と包まれ感を同時に楽しめるでしょう。
風の巻き込みを抑えるエアロボードや最適化されたリアルーフ形状が、穏やかな風に包まれる上質なオープンエア空間を実現しています。
電動式ルーフはワンタッチ操作で開閉でき、世界最速レベルのスムーズな動きを誇ります。
季節やシーンを問わず、空と風を身近に感じながらドライブを楽しめる1台です。
洗練されたデザインと上質な質感
マツダ ロードスターは走る楽しさと同時に、乗るたびに心地よさを感じられる上質なデザインを追求しています。
インテリアは水平基調をベースにした洗練された造形で、素材の質感や手触りにまでこだわり抜かれています。
シートにはナッパレザーやアルカンターラ®など高級素材を採用し、座り心地と上質感を両立しました。
寒い季節でも快適にオープン走行を楽しめる、シートヒーターも標準装備しています。
さらに、ロードスター RFでは、ルーフを閉じたときのシルエットまで美しく仕上げ、外観と内装の一体感を高めているのが特徴です。
細部にまで宿るクラフトマンシップが、洗練された雰囲気と上質なドライビング体験を演出しています。
まとめ
マツダ ロードスターは、軽量ボディと低重心設計による優れた走行性能が魅力のオープンスポーツカーです。
全長3,915mm・全幅1,735mmとコンパクトながら、ロングノーズ・ショートデッキの美しいプロポーションを実現しています。
室内は2シーターらしくタイトながらも、運転に集中できる設計でドライバーとの一体感を生み出します。
荷室は約130Lの容量を確保し、スポーツカーながら実用性も兼ね備えています。
ライバル車と比較しても取り回しの良さと軽快なハンドリングは際立っており、街乗りからワインディングまで存分に楽しめます。
「人馬一体」の思想を体現したロードスターは、走る歓びを求めるすべてのドライバーにふさわしい1台といえるでしょう。





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