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中古車購入時の輸送費はいくら?負担を抑える方法についても解説

  • 2024年11月29日


遠方の販売店から中古車を購入する場合や自宅での納車を希望する場合は、購入者が輸送費を負担する必要があります。
輸送費の金額はいくらになるのでしょうか。
この記事では、中古車購入時にかかる輸送費の相場について解説していきます。
輸送費を安く抑える方法についても解説しているので、中古車の購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

中古車購入時にかかる輸送費とは

中古車購入時には輸送費がかかります。
まずは陸送費や納車費用との違いについて解説します。

輸送費とは

中古車が販売されていた場所から、購入者の自宅や近隣の店舗まで移動させる際にかかった費用のことです。
輸送費を負担するのは店舗ではなく車の購入者になります。

輸送手段はトレーラーや積載車が基本ですが、場所によっては船舶や航空機を使用します。
取り寄せる距離が遠くなればなるほど、輸送費が高くなるのが基本です。
なお、購入店まで自分で車を取りに行く場合は輸送費が発生しません。

陸送費との違い

輸送費ではなく陸送費と呼んでいる業者もありますが、明確な違いはありなく、どちらも車を移動させる費用という意味です。
陸送費は陸路を使った移動のことを指しているため、空路や海路を使う場合に輸送費と言い換えることもあります。

納車費用との違い

納車費用は、車を購入者に引き渡すためにかかった費用のことです。
輸送費は納車のためにかかった移動費用のことを指していますが、納車費用に含めている店舗と、別にしている店舗があります。
納車費用に含まれる項目は、次のとおりです。

  • ・点検
    ・洗車
    ・車内クリーニング
    ・書類作成
    ・登録代行費用

輸送費がどこに含まれているかは、見積書で確認できます。
店舗によって考え方がわかるので、中古車を購入するときは忘れずにチェックしておきましょう。

中古車購入時の輸送費の相場

中古車購入の際にかかる輸送費はいくらなのでしょうか。
以下では、相場や陸送にかかる日数について解説していきます。

購入先や距離によって相場は異なる

中古車はディーラーや自動車販売店(サブディーラー)で購入できますが、輸送費は店舗や移動距離によって変動するので注意してください。
購入先別の輸送費の相場は、次のとおりです。

中古車の購入先 近隣の場合(移動距離3時間以内) 遠方の場合(移動距離3時間以上)
ディーラー 2万円〜3万円 3万円〜10万円
自動車販売店 1万円〜3万円 3万円〜7万円

輸送費は自動車販売店よりもディーラーの方がやや高めに設定されている傾向があります。
移動距離は長くなればなるほど輸送費が上積みされるので、事前に見積もりを取って費用を把握しておくことが大切です。

業者によって輸送費用は異なりますが、輸送にかかる期間はどこを選んでもほとんど変わりません。
近隣なら最短1日、遠方なら最長10日が納車までかかる日数の目安です。
なお、毎年3月や4月の引っ越しシーズンには車の移動が増えるため、輸送期間が通常よりも長くなることも覚えておきましょう。

その他の理由で費用が変動するケースもある

中古車を購入する業者や移動距離、シーズン以外の理由でも、輸送費が変わることがあります。
それは運搬方法と経由地に違いがある場合です。

運搬方法はトレーラー、船舶、航空機の3通りありますが、トレーラーが一番時間がかかりますが安価で済みます。
自動車を運搬する際に経由地を多くすると時間はかかりますが、1台あたりのコストが抑えられます。
経由地がない場合は運搬時間を短縮できますが費用は高いです。

中古車購入時の輸送費が高くなるケース

中古車の状態によっても輸送費は高くなります。
輸送費が相場よりも高くなるケースを確認しておきましょう。

離島に住んでいる

車の購入者が北海道や沖縄など、本州から離れた場所に住んでいる場合は、トレーラーだけでなく船舶や航空機を使用して輸送するため、費用が高額になりやすいです。
特に離島の場合は専用のフェリーを利用するので、中古車両一台あたりの輸送コストが高くなる傾向にあります。

フェリー代の目安は、東京から石垣島の場合は軽自動車が8万円、普通車が9万円です。
輸送費だけで10万円を超えてしまうことも珍しくはありません。
離島に住んでいる方は、輸送費が高いことを理解した上で中古車を購入しましょう。

ボディサイズが極端に大きい

中古車のボディサイズが大きいと、トレーラーや積載車で一度に輸送できる車の数が減って運搬コストが上がってしまうため輸送費に追加料金が発生します。

極端に大きな車でなければ輸送費はそこまで高くなりませんが、どのサイズから料金が値上がりするのかは販売店が委託している運搬業者によって異なります。
ボディサイズの大きな中古車の購入を検討している場合は、輸送費がいくらになるのかを前もって確認しておきましょう。

車高が低い

車高をローダウンしているカスタム車も、運搬が難しいため輸送費が高くなります。
通常の車であれば底が擦れる心配はありませんが、車高が低い車は傷がつかないよう慎重に運搬しなければなりません。

どんなに配慮しても積み込みの際に傷がついてしまう恐れがあるため、運搬業者に輸送を断られるケースもあります。
車高が低いカスタム車を購入するときは、遠方への輸送が可能かどうかも合わせてチェックしましょう。

全高が2m以上ある

ハイエースやキャラバンなど全高が2m以上ある車両は、積載車に乗せることができません。
基本的にハイルーフの車は大型のトレーラーで輸送することになるため、輸送費が通常の倍以上になる場合もあります。

また、フェリーを利用する場合も全高が2mを超えてしまう車両は普通車料金では輸送できません。
標準ルーフであれば普通車と同じ料金ですが、ハイルーフは特殊車両と同じ扱いになります。
詳しい料金については輸送業者に問い合わせてみてください。

ナンバーがついていない

ナンバーがない未登録車は公道を走行することができないため、自走での移動が困難です。
積載車の利用が必須となるため、輸送費の増加は避けられません。

未登録車は年式やモデルは古いですが、公道を走っていないため新車同様の車がお得に購入できます。
しかし、購入費用は節約できても輸送費用が高くなりやすいです。
未登録車の購入にかかる費用を総合的に判断して購入するべきか判断しましょう。

不動車

事故や寿命による故障が原因で動かなくなってしまった不動車も、自力で走ることができないため輸送費が高額になりやすいです。
積載車への積み込みには、専用の特殊車両を使用しなければなりません。
不動車の輸送費は最大で相場の4倍かかることもあります。
車両本体価格は低いですが、輸送費に高い金額を払う必要があることを把握しておきましょう。

中古車購入時の輸送費を安く抑える方法

輸送費の負担は決して軽くはありません。
中古車購入時の輸送費をできるだけ安くする方法を解説していきます。

閑散期を狙う

車両の輸送業者にも忙しい時期とそうでない時期があります。
中古車の需要が増える1月〜2月の繁忙期は、輸送費の値上げを行っても客足が途絶えることはありません。
予約もすぐに埋まってしまうため、車が届くまでに時間がかかります。

中古車を購入する人が減るのは新生活に慣れ始める4月〜5月頃です。
閑散期は仕事の依頼を確保するため輸送費を安くして客を呼び込もうとします。
輸送費を節約したいなら、輸送業者の閑散期に中古車を購入しましょう。

自分で取りに行く

中古車を購入した店舗が近隣にある場合は、自分で取りに行くことをおすすめします。
なぜなら自分で車を引き取りに行った場合、輸送費用は不要だからです。
中古車を選ぶときは、自宅から近い店舗の在庫をチェックしましょう。

ただし、欲しい車が遠方の店舗にある場合は、無理をせず輸送を依頼してください。
長距離移動による疲労により、事故に遭うリスクが高くなります。
また、乗り慣れていない車で長距離運転するのは大変です。
距離に応じて自分で取りに行くかどうかを判断しましょう。

近隣の系列店まで陸送してもらう

全国チェーンの自動車販売店で購入した場合は、自宅ではなく最寄りの店舗まで陸送を依頼すると良いでしょう。
系列店舗間の移動であれば、陸送費を値引きしてもらえる可能性があります。
自宅よりも店舗までの方が移動距離が短ければ、若干ではありますが陸送費を抑えることが可能です。

引っ越し業者に依頼する

引っ越しを予定している場合は、車両の陸送をオプションサービスとして提供している引っ越し業者を利用するのも一つの手段です。
荷物と一緒に中古車も運んでもらえるので、陸送専門業者に依頼するよりも費用がお得になる可能性があります。

ただし、引っ越し業者が別の業者に陸送を依頼する場合は仲介手数料が発生します。
輸送費を抑えたいなら、荷物の運搬から陸送までをワンストップで行ってくれる引っ越し業者に依頼しましょう。

中古車購入時の輸送費でチェックしておくポイント

購入した中古車を輸送してもらう前に、チェックしておきたいポイントを解説していきます。

見積もりの内訳

見積書には陸送費の内訳として輸送にかかった燃料費や人件費が記載されています。
もし内訳に自分が把握していない追加料金があった場合は、担当者に詳細を説明してもらうことが大切です。
輸送費の相場と比較して、高い場合は理由があります。
何の費用なのかわからない状態のまま陸送費を支払うことはおすすめしません。

車の到着日時

中古車の輸送を依頼する場合は、到着予定日時を事前に確認してください。
あらかじめ到着する日がわかっていれば予定を調整できるので、スムーズに車を引き取ることができます。

渋滞に巻き込まれた場合や繁忙期と重なってしまった場合は、到着が遅れる可能性が高いです。
予定していた日よりも納期が遅れる場合は、輸送の状況を業者から連絡してもらいましょう。

車の内外装

輸送前の車の状態は、購入先の販売店に依頼して写真や動画に残しておくことが大切です。
輸送業者に外装を傷つけられたり、内装を汚されたりする可能性があります。
証拠が残っていれば、業者の過失でついた傷や汚れは補償してもらえるでしょう。
また、傷や汚れを発見した際はすぐに連絡してください。
納車後かなり時間が経ってからの報告になると、購入者がつけた傷だと主張されてしまう可能性があります。

中古車を輸送するメリット・デメリット

最後に中古車を輸送で購入するメリットとデメリットを解説していきます。

メリット

中古車を輸送で取り寄せるメリットは、次のとおりです。

  • ・希望条件を満たす車に出会える
    ・仕事を休まなくて済む
    ・手続きの代行が依頼できる

輸送を利用すれば、中古車探しの範囲を全国に広げることができるので、自分の希望条件に一致する車が見つけやすくなります。
また、自宅まで中古車を輸送してくれるので、仕事を休む必要がありません。
手間がかかる手続きも業者に一任できます。

デメリット

中古車を輸送で取り寄せるデメリットは、次のとおりです。

  • ・輸送費用がかかる
    ・現車の確認が難しい
    ・キャンセル費用が発生する

中古車を輸送してもらう場合は、当然ですが輸送費用がかかります。
店舗が遠方にある場合は、現車の確認ができません。
写真だけでは車をイメージするのが難しいです。
仮にキャンセルとなった場合、輸送業者によってはキャンセル料を請求される場合があります。

まとめ

今回は中古車を購入時にかかる輸送費の相場について解説しました。
輸送費用は輸送業者や移動距離だけでなく、輸送方法や時期によっても変動します。
車の状態によっても輸送費用が高くなるので、突然の高額請求で焦らないように追加費用がいくらになるのかを忘れずに確認してください。

あらゆるトラブルを回避するために、輸送前にチェックしておくことはたくさんあります。
中古車を取り寄せで購入するメリットとデメリットを把握した上で、輸送を選択しましょう。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q.輸送費無料で中古車を購入することはできる?

輸送費を請求するのは販売店ではなく輸送業者のケースが多いです。
輸送費は実費を請求しているため、無料にするのは難しいといえます。

Q.輸送にはどのような手段がある?

販売店のスタッフが自ら輸送する場合と、輸送専門業者が積載車で輸送する場合の2パターンがあります。
輸送手段が気になる方は、販売店のスタッフに確認してみましょう。

この記事の監修者

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。 中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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