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軽自動車の廃車は買取してもらえる?損をしない廃車買取業者の探し方!

  • 2023年9月24日

軽自動車を廃車する際「廃車買取業者はどうやって探すの?」「手続きが大変?」など、業者の選定や手続きに関する事が気になるところではないでしょうか。ここでは軽自動車の廃車の手続きや買取について説明します。

軽自動車の廃車について

廃車になった軽自動車を売りたいけど、廃車だから売れるかわからないため放置している方は損をしているかもしれません。まず、なぜ廃車なのに売れるのか、廃車にすることでもらえる還付金について解説します。

なぜ廃車を買取りできるのか

軽自動車の廃車は、部品の再利用や金属のリサイクルができることで、買い取りが可能となっています。
軽自動車の部品は他の車両の修理やメンテナンスに使用できます。エンジンやタイヤ、内装品などは、新品を購入するよりも、中古部品を利用する方がコストパフォーマンスが良い場合があります。また、希少な車種や古い車種の部品は高価で売買されることも。
軽自動車は主に鉄やアルミニウムなどの金属から構成されており、これらはリサイクル業者に売却し、溶解して再利用できます。
軽自動車の廃車によって、車の所有者には廃車手続きの負担軽減や一部の費用回収、リサイクル業者や中古部品市場には新たな資源供給というメリットが生まれます。

廃車にすることでもらえる還付金について

軽自動車の保有者が、車両の廃車を選択した際に受け取ることが可能な還付金について説明します。

1.自賠責保険の未使用部分の還付

自賠責保険加入時に支払った料金の未使用部分が返ってくるもので、廃車処理時に保険会社に手続きを行うことで還付が可能です。

2.自動車重量税の未使用分の返金

自動車重量税とは、新車購入時と車検時に課される税金です。車検の有効期間が残っている場合、自動車重量税の未使用部分が還付される可能性があります。重量税は車検時に2年分一括で支払われるため、廃車時点で車検の有効期間が残っている場合は、返金の可能性を引取り業者に確認しましょう。
以上が軽自動車を廃車にすることでもらえる主な還付金の種類となります。それぞれ厳密な手続きや条件があるため、具体的な手続き方法は役所や保険会社へ問い合わせましょう。

軽自動車の廃車買取先

実際に廃車になった軽自動車を買い取る、廃車買取業者、ディーラー、解体業者・スクラップ業者について解説します。

廃車買取業者

廃車買取業者は、自動車の部品の価値を見込んで、車を買い取ります。自動車の現状を評価した上で買取価格を提示し、もし合意できれば家まで車を引き取りに来てくれるところもあります。
廃車買取先を選ぶ際は、査定額、手数料、取引のスピード、対応の良さなどを確認して選ぶと良いでしょう。一部の業者は、無料で査定を行ってくれます。
インターネットを利用してさまざまな廃車買取業者を比較する事も可能です。見積もりを取り、業者間で比較検討することで、より良いサービスを受けられる可能性があります。
ただし、全ての軽自動車が高く売れるわけではないため、実際の査定額に期待しすぎないように注意しましょう。査定は無料で行われることが多いので、複数の業者に見積もりを取るのがおすすめです。

ディーラーへ依頼

ディーラーに依頼すると、新車の購入と一緒に古い軽自動車を買い取ってもらうケースが多いです。新車購入額から買取額を差し引いた形になるため、手間や時間が省けるメリットがあります。しかし、一般的にディーラーの買取価格は他の買取先に比べて低めであることが多いです。

解体業者・スクラップ業者

解体業者やスクラップ業者は、車の部品や金属を再利用・再資源化するためのビジネスを展開しています。
解体業者は、車を部品ごとに分解し、その部品を個別に売ることでビジネスを行っています。エンジンやトランスミッションのような機能的に問題がない部品は再利用部品として販売され、その他の部品はスクラップとしてリサイクルされます。解体業者は、自動車の品質や部品の需要によっては高価買取をする場合もあります。
一方、スクラップ業者は、車両全体を金属スクラップとしてリサイクルします。一部の貴金属を含む部品は分解して取り出されることもありますが、多くは圧縮して鉄くずとして販売されます。スクラップ業者は一定の価格で車両を買取るので、車の状態にかかわらず一定の買取価格が得られます。
どちらの業者に買い取ってもらうかは、車の状態や部品の価値、自分が求める買取価格などによります。複数の業者に見積もりを取って比較すると良いでしょう。

廃車をなるべく高値で売る方法

売却が可能であれば、なるべく高値で売りたいですよね。少しでも高値で売却するために、車の掃除をする、パーツや装備品を純正パーツで揃える、焦って売却しないという方法があります。

車の掃除をする

車を高値で売却するためには、まず車の状態を良くすることが重要です。特に、車内清掃は見過ごせません。経年車や故障車でも、清潔な内装は必然的に評価を高めます。シートやフロアマットの汚れ、臭いは徹底的に消しましょう。また、ダッシュボードやドア内側など細部まで清掃を行うことで、より新鮮な印象を与えることができます。

パーツや装備品を純正パーツで揃える

車好きの方でカスタマイズしている場合、不要となって使わないパーツがあるかもしれません。純正パーツが手元にある場合は、一緒に買取してもらうことで、査定額が上がる可能性があります。

焦って売却しない

廃車を高値で売るためには、焦らずに行動することが非常に効果的です。急いで売ろうとすると適切な評価が受けられず、結果的に低い価格で買い叩かれる可能性があるためです。
車の状態をきちんと把握するためには、車検診断を受けることがお勧めです。これにより、車の状態や価値を公平に評価してもらえます。また、修理が必要な箇所が明確になり、それによって価格が下がる原因を事前に対策できます。
複数の廃車買取業者から見積もりを取ることです。複数の業者から見積もりを取ることで、競争原理が働き高値で売る可能性が高まります。
以上のように、焦らずに車の状態を評価し、複数の業者から見積もりを取り、適切なタイミングで売却することで、廃車をなるべく高値で売ることが可能となります。

車買取の査定基準についてはこちら

軽自動車における廃車買取の注意点

軽自動車の廃車を買取してもらうために、注意すべきことはあるのでしょうか。ここでは、軽自動車における廃車買取の4つの注意点について説明します。

所有権を確認する

車検証の中に、使用者と所有者の欄があります。廃車を売却する場合、所有者の欄が誰になっているか、確認する必要があります。
私有地で保管された軽自動車が放置されたままになっている場合や、使用状態が悪く廃車を検討している場合など、廃車買取業者へ相談する前に車検証を用意しておくことが非常に重要です。所有者本人が業者に依頼しなければ、廃車買取は一切行えません。また、所有者が故人の場合や所有者が見つからない場合等、様々な状況により所有権の譲渡が必要な場合もあります。

費用がかかるケースもある

軽自動車の廃車買取を利用する際には、費用が発生する場合があります。

1.解体費用

廃車する車を解体するための解体費用がかかる場合があります。解体費用は、車の大きさや部品の状態などにより変動しますが、一般的には数万円程度とされています。解体後の部品のリサイクルや処分、粗大ごみとしての処理費用や、技術者による適切な解体作業費用が含まれています。

2.運搬費用

廃車する車を運ぶ時に発生する費用です。廃車買取業者によっては、無料で車を引き取ってくれるところもありますが、運搬費が発生する場合もあります。たとえば、車が故障して動かない状態は、レッカーや積載車などで運ぶため、運搬費用がかかります。

3.手数料

利用する業者によっては手数料を取られる場合もあります。買取業者を選ぶ際には、できるだけコストを抑えられる業者を選ぶことがポイントとなります。必ず事前に全ての費用を確認し、納得のいく計画を立てることが必要です。

ローンの場合はディーラーに確認

車のローンが残っている場合、まずディーラーに相談しましょう。車のローンを組んでいる場合、法律的にはその車の所有権は金融機関にあり、完済するまで個人の所有物とは言えません。そのため、ローンが残ったまま車を廃車にしようとすると、所有権の問題が発生し、廃車の手続きができない場合があります。
ディーラーに相談すると、ローンの残存額を廃車買取額から差し引いて返済する方法や、ローン完済後に買取を行う方法などを提案してもらえます。また、ローンが残っている車を売却する際には、ローンの残金を一度支払って清算することもあります。
このような手続きは専門的な知識を要するため、自身で行うのは難しいです。そのため、まずはディーラーや販売店、金融機関に相談し、どのように進めるべきかアドバイスを受けることをおすすめします。

買取内容を確認して、損をしない業者を選ぶ

廃車買取を行う際には、軽自動車といえど、買取業者選びは注意が必要です。買取業者によっては、あまりにも低い価格で引き取られることもあります。

1.見積りは適正価格かどうか確認しましょう。

見積りは一社ではなく、必ず複数社から取得しましょう。それぞれの価格を比較することで、適正価格を知ることができます。

2.どんなに高額査定を提示されても、契約前に必ず詳細な内容を確認してください。

廃車になるといっても「買取」と「引取」は異なるので、間違えないようにしましょう。買取は車体に価値があり、売却することでお金が手に入る一方、引取は廃車処分を業者が代わりに行い、その費用を支払うという意味です。

買取できないと言われた時の方法

車の状態により、買取が不可と言われる場合もあります。その際の選択肢として、スクラップを解説します。

買取が不可能の場合は鉄屑へ

軽自動車の廃車で買取不可と言われた場合、鉄屑として売却することが可能です。リサイクル業者を探し、鉄屑としての買い取りを行っているか問い合わせてみましょう。
リサイクル業者に連絡したら、車の重量や鉄の価格、輸送費などを確認し、見積もりを出してもらいましょう。ただし、鉄屑の価格は市場価格に大きく影響されるため、それほど高い金額を期待するのは難しいかもしれません。
また、車体の状態によっては、リサイクル業者が引き取るのを断られることもあります。その場合は、自分で部品を取り外し、個々に売却するという手もあります。この作業は専門的な知識とスキルが必要なため、安全を確保するためには、プロに依頼することをおすすめします。

鉄屑での買取が向いてる車の特徴

鉄屑での買取が向いている軽自動車には、次のような特徴があります。

1. 古い年式: 古い軽自動車は、部品の需要が少ないためです。しかし、車体は鉄製で、鉄資源としての価値があるため、鉄屑としての買取が向いています。

2. 劣化、故障: 大きな損傷や故障があったり、腐食が進んでいる軽自動車は、修理費用がかさむため、鉄屑として処理する方がコストパフォーマンスが良いことがあります。

3. 高齢化: 長い間所有して高齢化した軽自動車は、使用頻度が低くなる傾向にありますが、駐車場料金など車を持つための維持費用が続くため、鉄屑での買取が考えられます。

4. 廃車予定: 経済的な理由やエコカーへの切り替えなどで廃車を考えている軽自動車も、鉄屑としての買取が適しています。

5. 事故車: 修理不能な事故を起こした軽自動車は、部品の取り外しや修繕が難しいため、鉄屑として処分することが多いです。

これらの特徴を持つ軽自動車は、鉄屑として買取られ、再利用やリサイクルの一環として処理されます。

廃車買取後の軽自動車はどうなる?

廃車として引き取られた後の軽自動車は、どうなるのでしょうか。ここでは、廃車買取後の車の行方について説明します。

海外へ輸出

日本国内で使用されていた軽自動車が廃車になる際、一部はリサイクルや解体、そして一部は海外へ輸出されます。この輸出は、主に新興国に対して行われ、再び使用される可能性が高いです。はじめに車体が整備され、必要な部品が交換されます。その後、海外へと運ばれ、新たなオーナーとの出会いを待ちます。
輸出先の国や地域では、日本製の軽自動車が経済的な価値を持ち、地元の人々の生活を支えています。安全性や燃費の良さ、耐久性の高さ、メンテナンスのしやすさなど、日本の軽自動車の特徴は、新興国の人々にとって大きな魅力となります。

構内専用車として使用

廃車でも状態が良好なものは、構内専用車として再利用されることもあります。
構内専用車とは、企業や施設などの敷地内での移動や荷物の運搬に使用される車両のことです。一般的に道路上での走行は認められていませんが、敷地内であれば法律上の制限が少ないのです。軽自動車は狭い場所でも機動性が高く、簡単に操作することができるため、特に工場や倉庫などの広大な敷地を有する施設での利用が見られます。

国内でリサイクル

自動車のリサイクルは、自動車リサイクル法に基づき、整備業者や解体業者によって進められています。軽自動車は、さまざまな部品と材料で構成されており、その多くは回収し、再利用することが可能です。エアバッグやフロン類といった有害物質を取り除くための処理が行われます。その後、エンジンやミッション、タイヤ、バッテリーなど、再利用可能な部品は分別されます。
金属部品は鉄や非鉄金属に分けられてリサイクルされ、ガラスやプラスチックも可能な限りリサイクルに回されます。これらは再生資源として再利用されるだけでなく、エネルギーとしても利用されます。
これらのリサイクルプロセスにより、軽自動車のリサイクル率は非常に高い水準を保っています。また、リサイクルによってエネルギー消費や廃棄物排出を削減し、環境負荷を軽減する役割も果たしています。

まとめ

この記事では、廃車となった軽自動車の売却で損をしない業者の探し方、手続き方法や注意点を解説しました。少しでも高値で買い取ってもらうためには、焦らずに業者を選定することが大事です。廃車となった軽自動車の買取先を探している際は、ぜひ参考にしてください。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

廃車はどこでも買取してくれるの?

どのような状態でも可能としている業者が主です。しかし自走できることを条件にしている業者や、水没車はNGにしている業者など、買取範囲を限定されている場合もあります。

不動車でも買取してもらえるところはある?

一部の廃車買取業者で買取可能です。中古車として再販は出来なくても、車本体や車を構成する中古部品としての価値があるためです。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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