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廃車にする時の保険はどうするのが正しい?ケースごとの対応の仕方を解説

  • 2023年12月27日

車を廃車にする経緯は人それぞれですが、その際に気にかかるのが「保険」です。
車を運転するうえで万が一に備えて加入していた保険も、廃車にすれば必要がありません。
保険によっては「いつから新しい車に乗り換えるか」によって、対応の仕方が異なるのは意外と知られていません。
この記事では、廃車の際に保険がどうなるかについて紹介をしています。

廃車をするときは自賠責保険の解約が必要

自動車に乗るうえで加入するものが「自賠責保険」です。
車に乗っている方は加入していますが、どんなものかわからない方も多いでしょう。
ここでは自賠責保険について解説していきます。

自賠責保険とは

正式には「自動車損害賠償責任保険」といい、自動車を購入したときに加入が義務付けられている保険です。
別名で「強制加入保険」ともいわれ、加入していないと車検を受けることができません。
自賠責保険の補償範囲は対人賠償のみで、自動車事故を起こした際の被害者救済の保険です。
任意保険に加入しておらず、支払い能力がない場合に効果を発揮します。
更新は車検と同様に、新車を購入後は3年目、それ以降は2年ごとです。
軽自動車か普通自動車かで保険料が変わってきます。

解約は廃車のときのみおこなえる

自賠責保険は、車を廃車にしたときはじめて解約ができます。
自賠責保険は車を運転している人にかかる保険ではなく、乗っている車にかかるものです。車ごとにある車台番号で識別されているので、廃車して登録を抹消した時に解約ができます。
未加入や期限切れは法律違反となり、免許停止や懲役または罰金が課せられるので注意が必要です。

任意保険の解約はケースによって対応が異なる

自賠責保険と同じく、あるととても心強いのが「任意保険」です。
最低限な補償をする自賠責保険とは違い、さまざまなケースに対して補償をしてくれるので、加入する方が多くなっています。
そんな任意保険も、廃車にするときは解約するのかわからない方もいるでしょう。
ここからは任意保険について解説していきます。

任意保険とは

任意保険は自賠責保険とは違い、運転者自身の意思で加入する保険です。
自賠責保険だけでは補えない部分(運転者や同乗者、自分の車に対する補償など)を幅広くカバーしてくれます。
保険料や保証内容・カバーできる範囲は保険会社によってさまざまです。
特約をつけることで手厚い保障が受けられたり、保証内容を抑えて保険料を安くしたり、いろいろな手段が選べます。
交通事故を起こしてしまった場合、相手側から請求される金額が自賠責保険では収まらないことがほとんどです。
強制ではありませんが、万が一に備えカバーできる範囲を広げることが任意保険の重要な役割といえます。

解約するかどうかは人によって変わる

任意保険の場合、人によって解約の可否が異なります。
主なケースとして、以下の3つがあげられるので確認していきましょう。

  • ・車にもう乗らない場合
    ・すぐに乗り換える場合
    ・しばらく乗らない場合

車にもう乗らない場合

廃車にする際、もう車には乗らない場合は解約をして問題ありません。
任意保険は申し出がない限り満期日まで契約が継続するだけでなく、自動更新の特約が付いている場合は満期日以降も払い続けることになってしまいます。
廃車にしただけでは任意保険は解約されないので、前もって解約日を指定しておく「先付け解約」という制度を活用しましょう。
廃車後の解約を忘れる心配がないので、廃車手続きと並行して先付け解約もおこなうのがおすすめです。

すぐに乗り換える場合

今の車を廃車にし、次の車が決まっていてすぐに乗り換える場合は「車両入替」の手続きを進めましょう。
今までの等級や契約内容を引き継ぐことが可能なので、安心して車に乗れます。
自動的に入れ替わるものではなく、手続きをしないと無保険で走ることになるので、万が一が起こったときに保険が使えません。
納車日が決まり次第、手続きをするといいでしょう。
車両入替を行うには条件があるので、事前にご加入の保険会社に相談しておきましょう。

しばらく乗らない場合

「しばらくの間は乗らないけども、いずれは車に乗る」という場合は、保険を解約せず「中断」がおすすめです。
どこの保険会社でも中断ができるので、安心して手続きをしましょう。
解約してしまうとそれまで積み上げた等級もゼロになってしまい、再契約の際に等級ごとの割引が効かなくなってしまいます。
もし最大の20等級だった場合、保険料は40〜60%ほど割引きになるので、いずれ車に乗るなら惜しいものです。
中断にすると、等級や保険内容を引き継ぐことができます。
期間は有限ですが、次に乗るときまで中断しておくといいでしょう。

保険の解約方法は異なる点に注意!

自賠責・任意保険を解約する場合、手順や必要なものが異なります。

  • ・自賠責保険の解約の仕方
    ・任意保険の解約の仕方

それぞれ解説をしていくので、しっかりと見ていきましょう。

自賠責保険の解約の仕方

自賠責保険の解約は、保険会社の窓口で手続きをおこなう必要があります。
保険代理店では取り扱っていなかったり、郵送だけで済んだりするので事前に確認しておきましょう。
保険会社によって必要な書類は異なることもあり、自動車の種類によって変わる点に注意しましょう。
必要な書類は主に以下のとおりです。

  • ・自賠責保険承認請求書
    ・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
    ・本人確認書類
    ・廃車を確認できる書類(登録事項等証明書や軽自動車検査証返納確認書など)

他にも、印鑑や還付金を振り込む際の口座番号なども必要になるので、準備しておくといいでしょう。

自賠責保険証明書は再発行できる

なかには「自賠責保険証が見当たらない」という方もいるかもしれません。
自賠責保険証は車の運転時に携帯していなければならず、不携帯だと処罰の対象となり30万円の罰金が科せられます。

自賠責保険証が見当たらない方は、まずは車検証入れを見てみましょう。
自賠責保険は車検のときに支払いや加入をするので、車検証と一緒に保管している方がほとんどです。
紛失をしてしまったとしても、保険会社で再発行が可能なので慌てずに手続きをしましょう。

任意保険の解約の仕方

任意保険の解約は、保険会社に解約の旨を連絡し手続きを進めていく必要があります。
自賠責保険と同様に、廃車にしたら解約されるものではないので注意しましょう。
自賠責保険とは違い、解約に必要な書類は保険会社で用意してくれます。
送られてきた書類に必要事項を記入し、返送して保険の解約は完了です。

解約のタイミングに気をつける

任意保険を解約する際は、タイミングに気をつける必要があります。
理由として、廃車予定の車の引き取り方が関係しています。
任意保険は自賠責保険とは違い、自由に解約できるので廃車前でも保険の解約が可能です。廃車予定の車を業者が引き取ってくれるのであれば、早めに解約しても問題はありません。問題なのは、自分で運転するケースです。
業者の引取場所まで自分で運転する場合、どんなに近い距離でも公道を走ります。
その際に保険を解約してしまうと、万が一のときに補償が受けられないばかりか、自賠責保険で足りない部分を実費で負担する必要があります。
万全を期すためにも、少しでも運転する可能性があるなら解約は控えるといいでしょう。

廃車にするとどんなメリット・デメリットがある?

廃車にすると、さまざまなメリットとデメリットがあります。
メリットとしてお金が関係してくるので、しっかり理解して損をしないようにしましょう。

廃車に関するメリット

廃車に関するメリットとして、以下の3つがあげられます。

  • ・税金を支払わなくていい
    ・保険も支払わなくていい
    ・還付金が受け取れる場合がある

ひとつずつ解説をしていくので、見ていきましょう。

税金を支払わなくていい

車を乗るうえで切り離せないのが「各種税金」です。
主なものとして「自動車税」や「自動車重量税」があり、排気量や車の重さで金額は異なります。
長く乗るほど金額が大きくなるので、毎年の負担は大きいものです。
廃車にするとそれらを支払う必要がなくなるので、家計にゆとりが生まれます。

保険も支払わなくていい

廃車にすると保険を支払う必要がなくなります。
自賠責保険や任意保険など、車にかかる保険も安くはないので嬉しいポイントです。
自賠責保険は車の種類や契約年数で、任意保険は契約内容や特約などで金額が変わります。それらの支払う必要がなくなるのも、廃車によるメリットといえます。

還付金が受け取れる

廃車にすると還付金が受け取れるのもメリットです。

残りの保険期間や廃車にした月によって変わりますが、早めの手続きで還付金が多く受け取れる可能性があります。
損をしないためにも廃車が済み次第、保険や自動車税の還付申請を行いましょう。
ただし、必ず還付金が受け取れるわけではありません。
軽自動車の場合や4月に廃車をした場合、自動車税の還付はないので注意しましょう。

廃車に関するデメリット

メリットだけでなく以下の2点がデメリットです。

  • ・廃車にかかる手続きが面倒
    ・乗り換えをおこなった場合、等級の進行が遅れる

保険料に関わるものなので、こちらも確認していきましょう。

廃車にかかる手続きが面倒

廃車をする場合、さまざまな手続きがあるので面倒に思うかもしれません。
たとえば、自賠責保険承認請求書や登録事項等証明書といった、廃車にかかわる書類を用意する必要があります。
廃車のあとは保険の解約や中断などの手続きをしたり、還付金を受け取るための手続きをしたりと大変です。
廃車には手続きが意外と多く、デメリットといえます。

乗り換えをおこなった場合、等級の進行が遅れる

廃車をきっかけに、保険会社の乗り換えを考えることもあるでしょう。
次に乗る車やライフスタイルなど、大きな変化があったときは保険を見直すいい機会です。
契約途中で乗り換えをおこなうと、次の保険会社では現在の等級が一年間引き継がれます。「あと数か月で等級が上がる」という前に乗り換えてしまうと、等級が上がらず割引率も低いものが適用されるのがデメリットです。
乗り換えを行う前に、翌年度の保険料や満期日などを考慮し、ベストなタイミングなのかを見極めるようにしましょう。
保険会社によっては、途中で乗り換えをしても等級が通常通り上がる制度もあります。
デメリットがない制度なので、利用できるか確認しておきましょう。

まとめ

保険の種類は「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があり、廃車にする際は保険も手続きが必要です。
自賠責保険は解約の手続きをしますが、任意保険は車にいつ乗るかで決まるので、人によって対応が異なります。
それぞれの解約の手順として、書類をそろえて提出する必要があります。
任意保険の場合、保険会社が用意した書類に記入するだけなので手間がかかりません。
廃車にすると保険だけでなく税金も支払う必要がなく、還付金が受け取れるのがメリットですが、手続きが面倒なのが唯一のデメリットです。
車の運転をするかどうかで保険もどうするかが決まるので、本記事を参考にして決めるといいでしょう。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
取り扱い車種に詳しい営業スタッフのほか、保険や自動車検査、整備などの有資格者も数多く在籍。
車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.事故を起こした車を廃車にした際の保険金はどうなるの?

修理の有無に関わらず、保険金を受け取ることは可能です。
事故で大破したから修理ではなく廃車にしても、保険金の請求はできるので安心してください。ただし、保険会社に無断で廃車をするのは控えておきましょう。
保険を適用させるため「該当車両の引取」を条件にしている保険会社もあります。
詳しくは保険会社に問い合わせてみましょう。

Q2.事故車を廃車にしたら必ず保険金は受け取るべき?

メリットだけでなくデメリットもあります。保険金を受け取ると等級が下がってしまい、次回以降の保険料が高くなるので、あえて申請しないのもメリットです。
保険金で買い替えを考えている場合、受け取らないと全額自己負担になるのがデメリットです。
保険金の額と保険料を天秤にかけて、どうするかを決めましょう。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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