アルファードから別の車に買い替えたいと考えたときは、下取りよりも業者による買取がおすすめです。下取りと比べて高価買取してもらえる可能性があります。
しかし、一口に業者といっても全国に数えきれないほどの数があるため、どこを選べば良いのか悩んでしまうでしょう。
そこで本記事では、アルファードの高価買取が期待できるおすすめの業者をご紹介します。
併せて、失敗しないための選び方や高価買取のコツ、買取に必要な書類や流れなども解説していますので、ぜひ参考にしてください。
アルファードの買取額の相場
アルファードの買取額の平均相場を年式・グレード・走行距離別にご紹介します。
年式別の場合
年式別によるアルファードの買取平均相場は以下のようになっています。
年式 | 平均買取価格 |
2024年式 | 694.6万円〜811.4万円 |
2023年式 | 414.4万円〜492.3万円 |
2022年式 | 272.2万円〜491.6万円 |
2021年式 | 246.3万円〜478.5万円 |
2020年式 | 245.1万円〜513.4万円 |
2019年式 | 216.3万円〜455.8万円 |
2018年式 | 193.4万円〜408.6万円 |
2017年式 | 157.2万円〜320.7万円 |
2016年式 | 137.3万円〜300.7万円 |
2015年式 | 91.1万円〜175.9万円 |
出典元:トヨタアルファードの買取相場・査定価格の実績データ | ユーカーパック
型落ちが進むほど買取額の相場が下がっていることが見て取れます。
2024年式と2015年の差を算出すると、603,5万円〜635,5万円もの差があります。
グレード別の場合
グレード別の場合のアルファードの買取平均相場は以下のとおりです。
グレード | 平均相場 |
エグゼクティブラウンジ | ・エグゼクティブラウンジ
206.5万円〜624.1万円 ・エグゼクティブラウンジ S 316.4万円〜668.6万円 |
ロイヤルラウンジ | 288.7万円〜936.3万円 |
240 | ・240G
27.3万円〜116.9万円 ・240S 30.3万円〜106.1万円 ・240S タイプ ゴールド 58.4万円〜119.5万円 ・240S タイプゴールド2 67.9万円〜141.2万円 ・240S プライムセレクション2 34.7万円〜61.7万円 ・240S プライムセレクション2 タイプゴールド 31.5万円〜68.3万円 ・240S プライムセレクション2 タイプゴールド2 32.9万円〜52.9万円 ・240S リミテッド 30.0万円〜60.1万円 ・240S Cパッケージ 56.4万円〜142.3万円 ・240X 24.1万円〜91.6万円 |
350 | ・350G
32.9万円〜100.7万円 ・350G プレミアムシートパッケージ 53.9万円〜161.1万円 ・350G Lパッケージ 43.3万円〜147.3万円 ・350S 29.6万円〜104.3万円 ・350S タイプ ゴールド 69.0万円〜106.9万円 ・350S タイプゴールド2 50.5万円〜126.7万円 ・350S プライムセレクション 31.2万円〜57.7万円 ・350S プライムセレクション2 37.4万円〜69.6万円 ・350S プライムセレクション2 タイプゴールド 36.4万円〜69.7万円 ・350S プライムセレクション2 タイプゴールド2 57.5万円〜84.4万円 ・350S Cパッケージ 33.0万円〜123.6万円 ・350X 17.0万円〜57.3万円 |
AS | ・AS
13.4万円〜39.1万円 ・AS プライムセレクション 11.2万円〜26.7万円 ・AS プライムセレクション2 13.5万円〜36.3万円 ・AS プラチナセレクション 11.0万円〜28.0万円 ・AS プラチナセレクション2 13.9万円〜28.9万円 ・AS プレミアム 13.9万円〜41.1万円 ・AS プレミアム アルカンターラバージョン 18.0万円〜34.4万円 ・AS Ltd 14.5万円〜29.9万円 ・AS Ltd DUAL AVN Spl 11.3万円〜26.9万円 |
AX | ・AX
11.9万円〜40.0万円 ・AX トレゾア アルカンターラバージョン 16.5万円〜30.9万円 ・AX Lエディション 15.4万円〜39.4万円 |
G | 156.7万円〜400.8万円 |
GF | 182.2万円〜492.9万円 |
MS | ・MS
14.8万円〜39.2万円 ・MS プライムセレクション 17.9万円〜34.2万円 ・MS プライムセレクション2 18.6万円〜38.8万円 ・MS プラチナセレクション 15.3万円〜33.3万円 ・MS プラチナセレクション2 16.1万円〜37.2万円 ・MS プレミアム 15.7万円〜39.4万円 ・MS プレミアム アルカンターラバージョン 16.1万円〜33.5万円 ・MS Ltd 17.4万円〜39.7万円 ・MS Ltd DUAL AVN Spl 15.9万円〜35.1万円 |
MX | ・MX
9.6万円〜45.8万円 ・MX トレゾア アルカンターラバージョン 15.2万円〜34.9万円 ・MX Jエディション 0.2万円〜13.1万円 ・MX Lエディション 11.8万円〜39.3万円 |
MZ | ・MZ
13.9万円〜42.0万円 ・MZ Gエディション 15.3万円〜57.1万円 |
S | ・S
155.2万円〜402.6万円 ・S タイプゴールド 279.5万円〜423.0万円 ・S タイプゴールド2 303.4万円〜428.7万円 ・S タイプゴールド3 265.8万円〜442.0万円 ・S Aパッケージ 166.8万円〜388.9万円 ・S Aパッケージ タイプブラック 186.9万円〜292.0万円 ・S Cパッケージ 190.4万円〜497.9万円 |
SA | ・SA
112.4万円〜240.3万円 ・SA タイプブラック 115.9万円〜249.2万円 ・SA Cパッケージ 170.1万円〜303.6万円 |
SC | 294.6万円〜539.7万円 |
X | 132.6万円〜383.6万円 |
Z | 592.5万円〜815.0万円 |
出典元:トヨタアルファードの買取相場・査定価格の実績データ | ユーカーパック
高額買取が難しいグレードは、MX、MZ、MS、ASです。
それ以外は、100万円の高価買取が期待できる可能性があります。
走行距離別の場合
今回表にまとめたのは、10,000km〜100,000kmの走行距離別のアルファードの買取平均相場です。
走行距離 | 平均買取価格 |
10,000km | 400.3万円〜475.5万円 |
20,000km | 384.0万円〜457.9万円 |
30,000km | 363.5万円〜435.0万円 |
40,000km | 343.1万円〜412.2万円 |
50,000km | 326.8万円〜393.5万円 |
60,000km | 310.4万円〜374.7万円 |
70,000km | 298.2万円〜361.3万円 |
80,000km | 281.9万円〜342.6万円 |
90,000km | 265.4万円〜324.9万円 |
100,000km | 245.0万円〜302.1万円 |
出典元:トヨタアルファードの買取相場・査定価格の実績データ | ユーカーパック
走行距離が短いほど買取金額は上がりますが、100,000kmでも高値で売れる傾向です。
買取業者の査定基準
買取業者の査定基準は以下の5つです。
- ・見た目の状態
・走行機能パーツの状態
・ボディーカラーの人気度合い
・修復歴や事故歴の有無
・年式と走行距離のバランス
では、ひとつずつ解説します。
基準1.見た目の状態
査定する際は、車両の見た目の状態をチェックします。
外観に大きな凹み傷やすり傷、パーツの破損などがないかを細かく見ていき、査定金額に結果を反映させます。
基準2.走行機能パーツの状態
査定の際は、走行機能パーツの状態もチェックします。
走行機能パーツは車にとって命ですので、マフラーやエンジンなどに大きな故障や劣化などがないかを見ていきます。
基準3.ボディーカラーの人気度合い
ボディーカラーも査定金額に影響するためチェックされます。
人気が高いカラーほど次のオーナーが見つかりやすいため、査定額に影響します。
基準4.修復歴や事故歴の有無
修復歴や事故歴がないかも査定で重要視されます。
事故歴がある場合は安全性が大きく劣っている可能性が高いため、特に厳しく査定されます。
修復歴がある車両についてはそれほど影響はありません。
基準5.年式と走行距離のバランス
年式と走行距離のバランスの良さも査定に影響します。
例えば、年式が新しくても走行距離が多い場合は劣化が進んでいると判断して減点される可能性が高いです。
反対に、型落ちが2年など少し古い年式で走行距離が短い場合は、劣化がそれほど進んでいないと判断し、大幅減点は避けられる傾向です。
そのほか影響する可能性があるもの
上記でご紹介した以外にも、タイヤのすり減り方や車検の残存期間も査定に影響する場合があります。
これらは、査定士や買取業者によって異なります。
タイヤのすり減りが少ないものに交換する、車検を少し多めに残すなどすれば、どの業者を選んでも心配はありません。
【失敗しないために押さえておくべき】買取業者4つの選び方
失敗しないために押さえておくべき買取業者の選び方は以下の4つです。
- ・買取実績が豊富なところを選ぶ
・出張買取と持ち込み買取があるところを選ぶ
・査定士の対応が丁寧なところを選ぶ
・相見積もりや一括査定で選ぶ
では、ひとつずつ解説します。
選び方1.買取実績が豊富なところを選ぶ
買取実績が豊富なところを選んだほうが良い理由は、信頼しやすいためです。
実績が少ないと買取に慣れておらず、妥当な金額から外れたり、作業がスムーズでなかったりする可能性があります。
安心して任せられるかを判断する材料のひとつとして、実績数を確認しましょう。
選び方2.出張買取と持ち込み買取があるところを選ぶ
出張買取と持ち込み買取があるところを選んだほうが良い理由は、利便性が高いためです。
持ち込み買取のみだと店舗に行く手間がかかり、忙しいと査定を依頼できなくなります。
出張買取があれば、自宅や職務先などに来てもらい査定してもらえます。
また、持ち込み買取なら査定額に納得がいかず断りたいとなった場合、意思を伝えることが苦手な方も断りやすいです。
ご自身の性格に合った方法を選ぶことも大切でしょう。
選び方3.査定士の対応が丁寧なところを選ぶ
査定士の対応が丁寧なところを選んだほうがいい理由は、信頼して任せられるためです。
買取は契約であるため、双方が納得した状態であるのが必須です。
査定士が車を大切に扱ってくれなかったり、詳細な説明がなく内訳や減点の項目がわからなかったりすると、不安が残ります。
ご自身が大切に乗ってきた愛車を手放すので、信頼できる業者の査定士に売却できるのが望ましいです。
選び方4.相見積もりや一括査定で選ぶ
業者を選ぶ際は、相見積もりや一括査定を利用するのもおすすめです。
相見積もりや一括査定を行うことで、買取金額の相場と最も高く買い取ってもらえる業者がわかります。
相場もしくは相場以上に買い取ってもらえれば手元に入る金額が増えるため、買い替えや生活費に充てられる費用も増えます。
高価買取を狙うなら、1社に絞るのではなく比較した上で業者を選ぶのが良いです。
CTN車一括査定を利用すれば大手から地域密着型まで、600社以上の提携業者に査定が依頼できます。
一括査定サイトの利用料や手数料は無料です。
自動車業界14年以上の実績があるため、安心して車を売却できます。
紹介数は高価買取店3社のみなので、営業電話が何件もかかってくる心配はありません。
CTNのネットワークにより、全国どこに住んでいても対応できます。
一括査定サイトを利用した車の売却を検討している方には、CTN車一括査定がおすすめです。
アルファードの買取におすすめの業者
アルファードの買取におすすめの業者は以下の4つです。
- ①カーセブン
②カーネクスト
③車高く売れるドットコム
④CTN車一括査定
では、ひとつずつ解説します。
買取安心宣言のもと営業している|カーセブン
カーセブンの特徴は、買取安心宣言を定めていることにあります。
宣言内容は以下のとおりです。
- ・買取金額の半額を当日中に前払い
・契約後の減額は一切しない
・カーセブン名義に必ず変更する
・契約後でも7日間以内なら電話1本でキャンセル可能
・契約後でもキャンセル料金は無料
このように会社全体のモットーとして明言しているため、安心感があります。
0円以上の買取を保証|カーネクスト
カーネクストの特徴は、0円以上の買取を保証していることにあります。
型落ちの年数が大きい車両や長距離走行している車両も、0円以上で買取すると宣言しています。
加えて、全国での引取り金額と代行手続きを無料で対応してくれるため、気軽に出張査定や代行を依頼できるのも魅力です。
全国最短で当日出張買取が可能|車高く売れるドットコム
車高く売れるドットコムの特徴は、全国を対象に最短で当日出張買取が可能なことにあります。
加えて、画像と電話で査定をする体制も整っており、利便性が高いです。
また、店舗を持たないため人件費や店舗の維持にコストがかからず、その分を査定額に反映する形をとっているのも特徴です。
10社を一括比較し上位3社を厳選してくれる|CTN車一括査定
CTN車一括査定は、最大10社まで一括査定ができ、その比較結果を3社に絞ってくれる利便性の高さが特徴です。
10社から見積もりの電話がかかってきたりメールが来たりすると、タイミングによっては反対に不便に感じます。
CTN車一括査定側で3社に絞ってくれるため、連絡が来る負担も少なくでき、なおかつ依頼先も見つけやすいです。
アルファードを高価買取してもらう7つのコツ
アルファードを高価買取してもらうためのコツは以下の7つです。
- ・新モデルが発売される前に売る
・純正パーツや付属品を揃えて売る
・DIYで傷を修理せずそのまま売る
・車が売れやすい時期に売る
・買取業者に買取してもらう
・洗車と車内掃除をしてから売る
・メンテナンスノートを提出する
では、ひとつずつ解説します。
コツ1.新モデルが発売される前に売る
新モデルが発売される前に売るほうが良い理由は、モデルが古くなり価値が下がるためです。
新モデルは燃費性能が高くなったり、最新機能が追加されたりすることも多いため、前モデルの人気度が下がり査定額が減少します。
コツ2.純正パーツや付属品を揃えて売る
純正パーツや付属品を揃えて売るほうが良い理由は、ニーズが高いためです。
中古車を購入する方は、純正パーツや付属品を求めていることがあります。
加えて、カスタムのデザインが個性的な場合は在庫に残りやすいため、業者側が純正パーツや付属品を求めている場合もあります。
コツ3.DIYで傷を修理せずそのまま売る
DIYで傷を修理せずそのまま売るほうが良い理由は、仕上がりが悪くなるためです。
プロが行うのと素人が行うのとでは、仕上がりに大きな差が生まれます。
仕上がりが悪くなると減点されるため、無理にご自身で修理しないほうが安心です。
コツ4.車が売れやすい時期に売る
車が売れやすい時期に売ったほうが良い理由は、次のオーナーが見つかりやすくなるためです。
買い取ったものの、長年在庫に抱えるのは業者にとって損するため避けたいところです。
車が売れやすい時期に売れば在庫に抱える期間が短くなる可能性があるため、査定額がアップする可能性があります。
コツ5.買取業者に買取してもらう
下取りではなく買取業者に買取してもらうほうが良い理由は、買取業者は売却ルートがたくさんあったり、相場がわかっていたりするためです。
ディーラーは買取業者ではないため下取りした車両の販売ルートは少なく、また損しないよう下取り金額を買取相場より低めにします。
高価買取は100%できないといっても過言ではないため、高価買取を狙うなら専門業者に依頼するのがおすすめです。
コツ6.洗車と車内掃除をしてから売る
洗車と車内掃除をしてから売るほうが良い理由は、車両状態が良いためです。
大切に乗られてきたことがわかる車両は、メンテナンスもしっかりしていると判断されやすいです。
定期的にメンテナンスをしている車両は、していない車両と比べて安全性が高いため、高価買取が期待できます。
コツ7.メンテナンスノートを提出する
メンテナンスノートを提出するほうが良い理由は、買い手に安全性の高さを証明できるためです。
中古車で懸念されるのは、安全性です。
安全性が確保されていない車両は買い手がつかず長年在庫として抱えるリスクがあるため、業者はできる限り引き取りたくないと考えます。
安全性の高さを業者と買い手に伝えるためにも、メンテナンスノートは提出しましょう。
買取手続きの必要書類と流れ
買取手続きの必要書類と流れを解説します。
買取手続きに必要な書類
車を買い取ってもらうために必要な書類は以下です。
- ・自動車検査証(車検証)
・リサイクル券
・自動車税納税証明書
・自賠責保険証
・住民票
・印鑑証明書
上記に加えて、名義変更の手続きを別の誰かにお願いする場合は委任状や譲渡証明書が必要です。
なお、業者側で準備されるのが一般的ですが、ご自身で用意しなければならない可能性もあるため、確認が必要です。
書類作成では実印も必要ですので、必ず忘れないようにしましょう。
必要書類の再発行について
車検証・納税証明書・自賠責保険証については再発行ができ、リサイクル券は原則不可です。
車検証は「使用の本拠の位置」を管轄する運輸支局もしくは自動車検査登録事務所で手続きできます。
納税証明書は「使用の本拠の位置」にある市町村へ、インターネット・郵送・窓口にて申請可能です。
自賠責保険証は、契約先の自動車保険会社に連絡し、指示にしたがって手続きすれば再発行が可能です。
リサイクル券は再発行ができませんが、自動車リサイクル料金の預託状況を紙に印刷すれば代用できます。
買取の流れ
車を買い取ってもらう際の流れは以下のとおりです。
- ・Step1|業者を探す
・Step2|査定依頼をする
・Step3|車両を引き渡す
・Step4|買取金額の入金をチェックする
相見積もりや一括査定を利用したり、近くにある買取業者などを探したりして、ご自身が納得できる業者を探しましょう。
次に、査定を依頼し、査定額や対応に納得ができれば車両を引き渡します。
買取金額の入金は、即日で手渡しされるケースと、後日振り込まれるケースがあるため、振り込みの場合は入金されているかチェックしましょう。
まとめ
アルファードは、基本的に高価買取が期待できます。
業者を選ぶ際は、相場の金額に近い査定額であること、信頼できると感じられること、利便性が高いことに着目するとご自身に合ったところを選べます。
ぜひ本記事を参考にし、納得のいく形でアルファードを買い取ってもらいましょう。