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低年式車は買取可能?買取の条件や値が落ちにくい車もご紹介

  • 2023年9月24日

車を車検に出したり、下取りなどに出した際、業者やお店の方から説明で「低年式」という言葉を聞いたことはないでしょうか。車にあまり興味がない方にとっては、あまり聞き馴染みのない言葉です。
しかし、これは車が高く売れるかどうかの一つの指標になっているものなのです。そのため、知らないと車を買い替える際に損をしてしまう可能性があります。
この記事では、低年式とは何か、低年式の車は高く買い取ってもらえるのかをご紹介いたします。買取の条件や値が落ちにくい車も一緒にご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも低年式の車とは

低年式車とは?

低年式車とは、製造された年から長い年月が経っている車のことです。おおよそ7~10年経った車が低年式車とされることが多く、中古車の売買などで特に見られる一つの目安となっています。
法律などで具体的に低年式車と断定するものはなく、それぞれディーラーや買取業者の裁量で区別されることが多い傾向です。低年式車は長い年月使用されてきた車であるという認識ですので、部品が古かったり、傷んでいたりすることがあります。そのため、取引を行う際は注意して確認する必要があるのです。
製造された年から5年以内の車は、逆に高年式と呼ばれます。高年式車に比べて低年式車は市場価値が低いため、中古車であっても安く購入することができるのが大きなメリットです。
しかし、先にも言った通り低年式車は内部部品に異常がある場合もあり、走行距離や車の状態について詳細に確認して取引を行うことが大切です。また人気車種などでない場合、低年式車は買取をしてもらえないこともあります。

10~20年落ちの車買取についてはこちら

2~3回目の車検満了時が買取時期の目安

車は早い方だと5年経過の時の車検時、または7年が経過した時に行う車検の時に車の買い替えを検討する方が多い傾向にあります。なぜなら、7年以上が経過すると業者によっては低年式車と判断され、現在使用している車の値段が大幅に下がる可能性があるからです。
10年以上経ってしまうと、そもそも買い取ってもらえるか怪しいラインと言っても差し支えありません。部品の不調も目立ってきますし、なにより走行時に不具合が起きやすくなります。車の状態によっては買取を拒否されてしまいかねません。
このため、プレミア車であるなどといった特別な場合を除き、たいていの車は7年以上が経過すると値崩れを起こしてしまう傾向にあります。希望の値段がある時や高く売りたい時に不利になってしまいますので、タイミング的にも2~3回目の車検時に車を買い替えるという方が大半です。
車は決して安い買い物ではありませんので、多くの方ができるだけ高く売って新しい車の元にしたいと考えています。低年式車になってしまうと、どうしても買取金額に影響が出てしまうということを覚えておくと良いでしょう。

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低年式が買取可能となるための条件

では、7年以上乗った愛車はもうどこにも売れないのでしょうか。結論から言わせてもらうと、そのようなことはありません。低年式車でも条件が揃っていれば、買取業者が買い取ってくれる可能性は十分にあるのです。

低年式車でも買取が可能となるための条件は、主に以下の5つです。

  • ・10万km以下の走行距離
  • ・修復箇所が少なく、車の状態が良い
  • ・人気車種である
  • ・ディーラーに買い取ってもらう
  • ・廃車買取業者に依頼する

低年式車がどれくらいの値段になるのかも一緒にご紹介いたします。

低年式車はどれくらいの値段で買い取ってもらえるのか

車の資産価値は法律で、6年であると定められています。つまり、新車登録後から5年経過した時に受ける2回目の車検時に買い替えを行えば、事故車などでない限り車の価値がまだ高い状態で、良い値段で取引を行える可能性が高いです。

10万キロ以下の走行距離

車の走行距離が10万km以下の場合、車の損耗は比較的少ないとされ、交渉の材料になり得ます。車の状態にもよりますが、1年で1万km以内ならばたとえ10年の型落ち車でも買い取ってもらえることがあるようです。
しかし、車の使用率が極端に低く、走行距離が短すぎるのはよくありません。車を使用しないと逆に傷む部品などがあるからです。低年式車を手放す予定がある時は、ロングドライブなどはあまり行わず、日常で使用するに留めておくと良いでしょう。

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修復箇所が少なく、車の状態が良い

きちんと車検を行い、メンテナンスを欠かさず行ってきた車は買取でも良い値段がつくことがあります。買取業者も買い取った車にかかる修繕費用などが少なければ、すぐに売りに出せたり車を分解して部分取りで販売することができたりするので、お互いに助かるからです。
エンジンオイルを変えていたり、傷んだ部品を都度適切に修理していた場合は交渉の材料にもなります。低年式だからといわず、普段からしっかりお手入れしておけば、いざ手放すという時に有利になるでしょう。

人気車種である

低年式車でも値崩れを起こしにくい人気の車種である時は、買い取ってくれる可能性があります。また希少性の高いプレミアのついた車である場合は、それなりの値段がつくことも少なくありません。
人気車種であれば、次に購入する人もすぐ見つけやすく、生産が終了しているプレミア車の場合は修復用の部品だけでも価値があるからです。またマニアの方との取引を行えるので、業者にとって損となりづらい取引ともいえます。
値崩れを起こしにくい人気車種を下記でご紹介いたしますので、そちらも参考になさってください。

ディーラーに買い取ってもらう

販売元であるディーラーに買い取ってもらうというのも、一つの方法です。買取値に直接影響するということは少ないですが、新車購入の際に良い条件を提示してくれることがあります。ディーラーとしては顧客を逃したくないので、一つの交渉材料とみなして、ディーラーに買い取ってもらうのも良いでしょう。
また低年式車を時間と手間をかけずに引き取って欲しい場合などにもおすすめです。処分費用などは別途かかってしまいますが、ディーラーにおまかせすることでスムーズに不要車を処分することができます。

廃車買取業者に依頼する

10年以上も乗った車の場合は、買取業者はもちろんディーラーでも買取が難しい場合があります。その時は、廃車専門の買取業者に依頼すると良いでしょう。
廃車買取業者であれば、低年式であることや事故車であるなどに関わらず、あらゆる車を買取ってもらえます。もはや値段がつかない車を処分したい場合にうってつけです。
特に海外への輸出ルートを持つ廃車買取業者は、車の状態によってはそこそこの値段で引き取ってくれることもあります。日本の車は海外で人気が高いということと、海外に年式という概念がそもそもあまりないためです。
また意外と手間のかかる廃車手続きなども行ってくれる場合があります。値段を気にしないという方には、廃車買取業者にお願いするのも良いでしょう。

廃車買取業者についてはこちら

低年式を高価買取してもらうためには

長年愛用した車だからこそ、良い値段で売りたいものです。低年式でも高価買取をしてもらうためには、どのようにすれば良いのでしょうか。

低年式でも高価買取してもらうために注意して行うと良いのは、主に以下の3つです。

  • ・普段からメンテナンスを行う
  • ・海外への独自販路を持つ買取業者に依頼する
  • ・買取業者に車の良い点をアピールして交渉する

普段からメンテナンスを行う

普段からメンテナンスを行うことで、修復箇所や異常のある部分をなるべく少なくすることです。車を大事に乗ってきたというアピールにもなります。
オイルの交換や部品の修復は車検時に行うと良いですが、普段からできることとして、特に車の中の清掃などを重点的に行いましょう。前の所有者の痕跡はなるべく消しておいたほうが、後に購入した方も使いやすいものです。煙草や食品の匂いなどはなるべく消しておくと、業者に良い印象をもたれやすいです。
高く買い取ってもらうためだけに直前で修理に出すことはプラスの評価に繋がりにくいので、あまりおすすめできません。逆に修理費用だけがかさんでしまいます。車を手放す際に不調が見つかっても、わざわざ直しに行くことはしないようにしましょう。

海外への輸出ルートを持つ買取業者に依頼する

海外への輸出ルートを持っている買取業者に査定を依頼すれば、思ったよりも良い値段がつくことがあります。日本車は特に海外で人気で、部品ひとつでも良い値段で売れる可能性が高いからです。
なかには低年式車を専門に取引している業者もあります。また独自販路を持つ買取業者に査定をお願いする時は、複数社行ってもらうのがおすすめです。
どこに頼めば良いか迷ってしまう方や手っ取り早く済ませたい方は、ディーラーにお願いすると良いでしょう。

車買取と海外輸出についてはこちら

買取業者に車の良い点をアピールして交渉する

低年式かどうかに関わらず、買取業者に自身の愛車の良い点をアピールして交渉するようにしましょう。しっかりアピールすることで、買取業者のなかには値段を上げてくれる方もいらっしゃいます。
特に純正部品の有無や売却できるオプションパーツなどは、積極的にアピールすると低年式車でも値段がつきやすくなります。またマイナス評価になりやすいポイントは、隠さずに正直に話すようにしましょう。
交渉は、お互いの尊重が大切です。高圧的な物言いなどはせず、丁寧に話し合うことで取引をより良いものにできます。

10年落ちの車の買取価格を上げる方法についてはこちら
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低年式でも値落ちしにくい車種

低年式になってしまっても、値落ちしにくい車種を最初から選んでしまうのも良いでしょう。値崩れしにくい車は需要がありますので、低年式でも買い取ってもらえますし、値段もつきやすいです。
値崩れを起こしにくい国内で人気の車種は、主に以下3つの車種です。

  • ・ハイエース
  • ・スポーツカータイプやハイトワゴン
  • ・ジムニー

海外からの高い人気を誇るハイエース

トヨタのハイエースは国内外問わず、人気が高い車です。内装が広く、大人数で移動するという時に大変便利な車と言えるでしょう。4WDであれば、アウトドアやウィンタースポーツなどにもうってつけです。
世界中でもトップクラスで利用されている車の一つですので、中古車市場でもかなりの高値で取引がされている車種です。そうそうに値落ちしない車の代表格ですので、低年式車でも多くの買取業者が良い値段を付けてくれる可能性があります。

軽自動車でもスポーツカーは人気

軽自動車は低年式車になってしまうと、それこそ値段がつかないことが多いのですが、スポーツカーやハイトワゴンの場合は別です。
スポーツカーは見た目のデザインがかっこいいものはもちろん走行も楽しく、安全面でのスペックも通常車より高い傾向にあります。人気カラーや車種によっては、新車に負けない値段が付けられる可能性が高いです。

マニアに人気のジムニー

国内の車マニアの間で人気のジムニーは、良い値段が付きやすいとされています。どこか可愛らしさを感じる見た目の良さとサイズ感、運転していて楽しい車種ということで、高い人気を誇っています。悪路に強い車でもあるので、アウトドアが趣味の方にもぴったりの車です。
1970年に販売されて以降、何度もフルチェンジしている車ですが、男女問わず高い人気を得ているため、そうそうに値が落ちる心配がありません。

まとめ

ここまで低年式車の買取が可能かどうかをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。車の資産価値は6年ですが、車種によってはそれ以上使用しても問題無い場合があります。しかし、低年式車となってしまえばよっぽどの人気車種でもない限り、高い値段で売ることはできません。
始めから値が崩れにくい人気車種を購入するか、上手に車検時に買い替えを行うか、先のことも十分に考えたうえで、車を購入すると良いでしょう。

About CTN COPORATION



2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
取り扱い車種に詳しい営業スタッフのほか、保険や自動車検査、整備などの有資格者も数多く在籍。
車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
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■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

低年式車の高額買取は可能か

プレミア車または人気車種である場合は高価になる場合もありますが、その他低年式車については古い車になり相応の劣化もありますので高価にはならないケースが多いです。

低年式車にはいつからなるのか

おおよそ製造から7~10年頃から、低年式車と区分されることが多いです。
また、

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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