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下取りに出して中古車を購入した時の帳簿の仕訳を全パターン解説!

  • 2023年6月7日


中古車の仕訳は項目や勘定項目のパターンが多く、長年経理や事務をされている方でも迷ってしまうものです。
しかし、この記事を見ながら一つひとつ分解して考えることで、しっかり理解した上で面倒な仕訳をクリアできるはずです。

車下取りの仕訳方法とは?

中古車の下取りに関する仕訳は新車の購入金額やローンなどのせいで内容が複雑になりやすく、難易度が高いです。

まずは「税込み経理と税抜き経理」「直接法と間接法」
それぞれの違いとメリット・デメリットを確認し、ご自身がどちらの経理方法を採用したほうが良いのかを見ていきましょう。

前提として、全ての取引を同じ経理処理にするという原則がありますので、初めての方は自分に合った方法を、すでに仕訳業務をしている方は自社がどちらに当てはまるか、もう一度ご確認ください。

税込み経理とは?

その名の通り、取引した金額を税込みで経理する方法を指します。

メリット

・税込みで経理処理をすることで取引の計算や記録が簡単になります。
この理由から、多くの企業で採用されている経理方法です。
・取引の明細に税金が含まれている為、より透明性の高い記録ができます。
・車の購入・下取り売却金額ともに発生する税金を、その取引と一緒に計上することにより、記録の整合性が高まります。

デメリット

・税率の変更があった場合、それに応じて価格や取引の計算もその都度変更する必要があります。
・車の売買に返品やキャンセルが発生した場合、税金の扱いが複雑になってしまう場合があります。

税抜き経理とは?

取引した金額に含まれる消費税を、別の勘定項目として扱う方法を指します。

メリット

・税制や税率の変更があったとしても取引の計算に直接影響がなく、価格の変更が簡単です。
・車の売買に返品やキャンセルが発生した場合でも税金の取り扱いがシンプルです。
・税金を別計算で仕訳するため、車そのものの価値が明確になり可視性が高く、分析しやすくなります。

デメリット

・税金を別計算で仕訳するため、取引の処理や記録が複雑になってしまいます。
・税込み経理に比べて透明性の低い計理になることがあります。

直接法(ダイレクトメソッド)とは?

直接法では、お金の出入りを明確に記録し、その合計を財務諸表に反映させます。
具体的には、現金収入や現金支出の項目を個別に仕訳し、現金勘定に記録する方法です。

メリット

現金の収入や支出を個別に記録するため、現金の動きが明確に把握できます。
現金に関する情報が重要な場合や、現金の管理を重視したい方にオススメです。

デメリット

現金の収支を個別に記録する必要があるので、取引が複雑な場合や、現金の流入と流出が頻繁に発生する場合、大量の仕訳が必要となり計算や処理が複雑になることがあります。

また、直接法ではクレジットなどの非現金取引を直接記録することができません。クレジットなどの記録を行うためには、別の帳簿や仕訳が必要になる場合があります。

間接法(インダイレクトメソッド)とは?

間接法では、利益計算書の純利益をベースにして現金の増減を記録します。
具体的には、利益計算書の各項目に対して調整を行い、現金勘定への増減を計算する方法です。

メリット

利益計算書の情報を活用するため、会計処理が簡単になります。
また、現金以外の要素(資産の取得や売却、償却費用など)も考慮できます。
現金以外の要素も把握したい方にオススメです。

デメリット

利益計算書を基に現金の増減を計算しているため、利益計算書に変化があった場合、現金の増減の原因が直接的に分かりません。
現金の動きを把握するためには、追加の分析や調整が必要となります。

また、利益計算書そのものに誤りがあった場合、間接法の計算も間違った内容になってしまう可能性があります。

車の主な勘定項目とその内訳

勘定項目 明細書の項目
車両運搬具 車両本体価格、附属品価格 納車費用
保険料 自賠責保険、任意保険
租税公課 重量税、自動車税
支払手数料または租税公課 検査登録料、車庫証明費用
支払手数料 登録代行料
預託金またはリサイクル預託金 リサイクル費用

 

勘定項目 明細書の項目
車両運搬具 車両本体価格、附属品価格 納車費用
保険料 自賠責保険、任意保険
租税公課 重量税、自動車税
支払手数料または租税公課 検査登録料、車庫証明費用
支払利息 ローンの金利
長期前払費用 割賦手数料

購入した車と下取りに出した中古車の仕訳を合算する手順

一度に全ての仕訳をしようとすると混乱してしまいますが、以下の手順に分けて仕訳することにより勘定項目を整理して仕訳することができます。

  • ①新しく買った車の仕訳をまとめる
    ②下取りに出した中古車の仕訳をまとめる
    ③買った車と下取りに出した中古車の仕訳を合算した仕訳をつくる

個人が下取りをした場合の仕訳方法

では次に、具体的な金額例を交えて仕訳方法を解説します。
下取りで売却損が出る場合と出ない場合を、それぞれ個人事業主と法人、その中で直接法と間接法、さらに税込み・税抜きパターンに分けて仕訳していきます。

では、以下の仕訳を例としてご説明いたします。

購入の仕訳(税込み)

借方 貸方
車両運搬具 1,855,000円 普通預金 2,000,000円
保険料 30,000円
租税公課 70,000円
支払手数料 35,000円
リサイクル預託金 10,000円

 

借方 貸方
車両運搬具 1,855,000円 普通預金 2,000,000円
保険料 30,000円
租税公課 70,000円
合計 2,000,000円 合計 2,000,000円

下取りの仕訳(100万円で購入した減価償却額50万円の車を20万円で売却し、30万円の売却損が出た場合)

借方 貸方
普通預金 200,000円 車両運搬具 490,000円
固定資産売却損 300,000円 リサイクル預託金 10,000円
合計500,000円 合計500,000円

下取りで売却損が出る場合の仕訳方法

直接法で行う場合

直接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,800,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000
リサイクル預託金 10,000
固定資産売却損 300,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

直接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,780,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000
固定資産売却損 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法で行う場合

間接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,800,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,780,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

下取りで売却損が出ない場合の仕訳方法

下取りの仕訳(減価償却額50万円の車が80万円で売却でき、30万円の売却利益が出た場合)

借方 貸方
普通預金 200,000円 車両運搬具 490,000円
固定資産売却益 300,000円 リサイクル預託金 10,000円
合計500,000円 合計500,000円

直接法で行う場合

直接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,500,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000 固定資産売却益 300,000
リサイクル預託金 10,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

直接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,480,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 固定資産売却益 300,000
リサイクル預託金 10,000 仮受消費税 20,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法で行う場合

間接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,500,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000 固定資産売却益 300,000
リサイクル預託金 10,000 仮受消費税 20,000
減価償却累計額
普通預金
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,780,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

法人が下取りをした場合の仕訳方法

次に、同じ金額条件で法人の場合の仕訳はどうなるのかを見ていきます。

下取りで売却損が出る場合の仕訳方法

直接法で行う場合

直接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,500,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000 固定資産売却益 300,000
リサイクル預託金 10,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

直接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,480,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000 固定資産売却益 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法で行う場合

間接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,800,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損 300,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,780,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

下取りで売却損が出ない場合の仕訳方法

直接法で行う場合

直接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,500,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000 固定資産売却益 300,000
リサイクル預託金 10,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

直接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,480,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000 固定資産売却益 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法で行う場合

間接法・税込み

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,855,000 普通預金 1,800,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 35,000
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損 300,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

間接法・税抜き

借方 金額 貸方 金額
車両運搬具 1,669,500 普通預金 1,780,000
保険料 30,000 車両運搬具 490,000
租税公課 70,000 リサイクル預託金 10,000
支払手数料 31,500 仮受消費税 20,000
リサイクル預託金 10,000
減価償却累計額
普通預金
固定資産売却損 300,000
仮払消費税 189,000
合計 2,300,000 合計 2,300,000

事業車を売却した場合の仕訳方法についてはこちら
車買取の確定申告についてはこちら

下取り車を仕訳する際の注意点

リサイクル預託金の処理方法

リサイクル預託金の仕訳は、「リサイクル預託金」という勘定項目を新設するのが一番わかりやすく処理ができます。
しかし、どうしても新たに項目を作るのが難しい場合は、「長期前払費用」として処理しても問題ありません。

支払時に資産計上することになる項目ですので、中古車として下取りに出すタイミングでの処理を忘れないようにしなければなりません。

譲渡所得税の申請

個人が私的使用している車の売却は非課税となりますが、個人事業主や法人の場合は確定申告などの申請が必要なケースがあり、課税される場合は譲渡所得として扱われます。
その計算方法は以下となります。

譲渡収入金額-(取得費用+譲渡費用)-特別控除額50万円=譲渡所得金額

譲渡所得金額がマイナスになった場合は非課税となります。
課税対象になる場合は減価償却費を明確にすることがポイントとなります。

取得価格の仕訳方法

自動車の取得価格の仕訳は主に「車両運搬具」「租税公課」「保険料」「支払手数料」「預託金」といった項目があります。

「車両運搬具」には、車両本体価格だけではなく、車に装備されている付属品も含まれます。
「租税公課」は自動車税、重量税、環境性能割が該当し、
「保険料」には自賠責保険料と任意保険料の2つが含まれます。
「支払手数料」とは新規車検代行費用、車庫証明の申請代行費用のことを指し、これは消費税の対象になります。
「預託金」とはリサイクル預託金のことを指し、車種ごとに金額が決まっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?車の購入と下取りが合算された仕訳は難しいですが、実際のお取引内容を照らし合わせながらこの記事の仕訳の例を活用して頂けると幸いです。

About CTN COPORATION



2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.個人事業主で、下取りの売却益を出したいときはどうすれば良い?

買取専門店を比較検討し、もっとも高価買取してもらえるところに売却する事をおすすめします。

Q2.控除される税金はないの?

事業用の車の売却で利益が出た場合は最大50万円の特別控除が受けられます。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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