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ディーラーでも廃車手続きを依頼することはできる?手続きの流れやメリットをご紹介!

  • 2023年12月26日

「廃車買取をして欲しいけど、ディーラーでもできるの?」「廃車買取したいけど、ディーラーだと値段はつくの?」など、ディーラーでの廃車買取の可否や費用について悩んでいる方は多いでしょう。
ディーラーでも廃車手続きは代行してくれますが、費用がかかります。
そこで今回は、ディーラーに廃車手続きを依頼する流れや必要書類、メリットやデメリットなどを解説いたします。
ディーラーで廃車を依頼するかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ディーラーに廃車を依頼するなら

ここでは、ディーラーで廃車する流れや必要な書類、費用について解説いたします。

ディーラーで廃車する流れ

ディーラーで廃車する流れは、以下のとおりです。

  • 1.車を持ち込む日程を調整する
    2.必要書類を用意する
    3.引き取り日に車を持ち込む
    4.車を引き渡す
    5.車の還付金を受け取る

まずはディーラーに問い合わせて車を持ち込む日程を調節します。
同じディーラーで新車を購入する場合は、納車と廃車のタイミングを合わせて引き取ってもらうのが一般的です。
問い合わせた際に必要書類も指示されるため、車の引き取りの日までに必要な書類を用意しておきましょう。

車の引き取り日になったら、自走できる場合はディーラーへ自分で運転して向かいます。
車が動かない場合はレッカーを手配しなければなりませんが、レッカー代は別途で請求される場合もあるため、あらかじめ費用を確認しておきましょう。
車の引き取りが終わると、ディーラーが廃車手続きを済ませてくれるため、自分で行う作業はありません。

廃車手続きが完了したら、廃車した車の還付金を受け取れることがあります。
還付金の受け取りがある場合には、廃車手続きの完了から2ヶ月半後程度に、都道府県税事務所から還付の通知書が届くため、指定された窓口に持っていきましょう。
還付金を受け取ったら、ディーラーでの廃車手続きは完了です。

事故車でローンが残っている場合も廃車買取できる?

ディーラーは廃車買取を行っておらず、手続きの費用を支払って引き取ってもらうことが可能です。
しかし、事故車の廃車買取を行ってもらう場合でも、ローンの支払いが残っていれば、必ず全額支払わなければなりません。
一括返済できず、返済が滞ってしまった場合に、滞った期間だけ支払いの総額が増えてしまうため、できるだけ早く返済しましょう。

必要な書類

必要な書類は、普通自動車と軽自動車で異なります。
普通自動車の必要書類は、以下のとおりです。

  • ・車検証
    ・手数料納付書
    ・申請書
    ・印鑑証明書(3ヶ月以内に発行されたもの)
    ・実印
    ・前後2枚のナンバープレート
    ・委任状

軽自動車の必要な書類は、以下のとおりです。

  • ・車検証
    ・解体届出書
    ・使用済自動車引取証明書
    ・軽自動車税申告書
    ・認印
    ・前後2枚のナンバープレート
    ・委任状

普通自動車の場合は実印しか認められていませんが、軽自動車の場合は認印でも可能です。

必要な費用

ディーラーで廃車手続きを行う場合に必要な費用は、一時抹消登録か永久抹消登録かによって、費用が異なります。
一時抹消登録にかかる費用は、約1〜5万円+350円程度です。
費用の内訳は、引き取り金額が0〜3万円、書類手続き金額が1〜2万円、運輸支局で支払う印紙代が350円です。

一方、永久抹消登録にかかる費用は、約1〜8万円だといわれています。
費用の内訳は、引き取り金額が0〜3万円、車の解体金額が0〜3万円、書類手続き金額が1〜2万円です。

店舗によってはレッカー代が別途必要な場合もあるため、あらかじめ確認しましょう。

他社メーカーの車も廃車手続きも可能?

基本的には、他社メーカーの車の廃車手続きは行なっていないことが多いです。
自社メーカーで購入した車のみ、廃車引き取りを行っているのが一般的です。
また、水没車や不動車なども廃車引き取りを断られる可能性が高い傾向にあります。
ただし、例外もあるため、ディーラーに相談してみてもよいでしょう。

ディーラーで廃車を依頼するメリット

ディーラーで廃車を依頼するメリットは、以下の4つが挙げられます。

  • ・安心感がある
    ・手続きが簡単
    ・納車のタイミングに合わせることができる
    ・新車への乗り換えなら下取り扱いをしてもらえる可能性がある

それぞれのメリットについて解説いたします。

安心感がある

ディーラーで廃車手続きを依頼するメリットの1つとして、安心感が挙げられます。
ディーラーはメーカーの公式店舗であるため、引き渡した車を必ず抹消登録してくれるのか不安を感じる必要がありません。
廃車手続きを安心して任せることができるでしょう。

手続きが簡単

手続きが簡単なことも、ディーラーでのメリットといえます。
特にディーラーでローンを組んでいる場合は、ローン未完済の際に必要となる譲渡証明書や委任状が不要で、手続きもスムーズに行うことが可能です。
また、新車に乗り換える場合でも残っているローンを新しい車のローンと合算し、借り換えで対応できます。
このように、煩わしい廃車手続きと新車手続きの両方を任せることが可能です。

納車のタイミングに合わせることができる

ディーラーに廃車手続きを任せると、新車の納車タイミングに合わせることが可能です。
廃車の依頼先と新車の購入場所が別の場合は、車を引き渡してから新車の納車まで数日間車のない生活を送らなければならないかもしれません。
しかし、廃車と新車の手続きをディーラーで行う場合は、納車のタイミングで廃車する車の引き取りをしてくれます。
また、廃車手続きと新車手続きが1カ所で済むため、手間や時間も抑えられるでしょう。

新車への乗り換えなら下取り扱いをしてもらえる可能性がある

ディーラーで廃車を行い、同店で新車への乗り換えもするならば、廃車ではなく下取り扱いをしてもらえる可能性があります。
下取りの場合は廃車とは違い、車の状態に応じて新車の購入価格を値下げしてくれるのが一般的です。
車種によっては廃車するよりも下取り金額の方が値引き額大きくなるケースもあり、新車を安く手に入れられるかもしれません。

ディーラーで廃車を依頼するデメリット

ディーラーで廃車を依頼するデメリットは、以下の2つが挙げられます。

  • ・手数料が高い
    ・還付金を受け取れない場合がある

それぞれのデメリットを解説いたします。

手数料が高い

ディーラーは廃車手続きにかかる手数料が高いというデメリットがあります。
ディーラーには、引き取った車を再販して利益を得る手段はほとんどありません。
そのため、レッカー代や車の解体費用などの手続きにかかった手数料は、そのままドライバーに請求されます。
また、運輸支局での書類手続きも代行手続き料として請求されるかもしれません。

還付金を受け取れない場合がある

ディーラーで廃車手続きを依頼する場合は、還付金を受け取れない場合があります。
通常、自賠責保険、自動車重量税、自動車税は払い過ぎている場合、還付金を受け取ることが可能です。
自賠責保険と自動車重量税の場合は車検の残りがある場合に月割りで、普通自動車の自動車税の場合は3月以外に廃車した際に月割りで還付金が交付されます。

しかし、ディーラーのなかには廃車の還付金をディーラーが受け取る代わりに、廃車の手続きを無料または割引するケースもあるのです。
廃車を依頼する際にあらかじめ、還付金について確認しておきましょう。

廃車手続きはディーラー以外でも可能!

廃車手続きは、ディーラー以外でも行うことが可能です。
ディーラー以外には、中古車買取業者、廃車買取業者に依頼する場合と自分で行う場合があります。
ここでは、中古車買取業者、廃車買取業者、自分、ディーラーに分けて、廃車買取方法を比較します。

廃車買取方法を比較!

廃車買取方法を料金、手間、スピードにわけて比較した場合、以下の通りです。

料金 手間 スピード
ディーラー ×
中古車買取業者
廃車買取業者
自分 × ×

何を重視するかによって廃車買取の依頼先を決める必要があります。

スピードと費用を重視するなら廃車買取業者

スピードと費用を重視するなら廃車買取業者がおすすめです。
廃車買取業者はどんな車でも0円から買取してくれると謳っている業者もあり、ディーラーや中古車買取業者で値段のつかなかった車でも無料で引き取りまたは買い取ってくれることくれます。
そのため、廃車買取業者であれば手続きに費用を支払う必要がありません。
また、車の引き上げから廃車の手続きまですべて代行してくれるため手間もほとんどかからないでしょう。

ただし、ディーラーでは廃車する車の引き上げ日をディーラーが調整してくれますが、廃車買取業者の場合は自分で日程調整を行わなければなりません。
新車への乗り換えを検討している場合は、新車の納期の予定日を考慮して車の引き上げ日を決めたとしても、万が一新車の納期が遅れた場合には数日間車がない生活を余儀なくされるかもしれません。

中古車として価値があるなら中古車買取業者

中古車として価値がある場合には、中古車買取業者に依頼するのがおすすめです。
もしも廃車予定の車がまだ中古車として使用できる状態であれば、中古車買取業者の査定に出して買取金額を受け取ることができるでしょう。

また、中古車への乗り換えを考えている場合は、ディーラーと同様に廃車と新車の手続きを同時に行えるため、廃車と納車をスムーズに行えます。

一括査定サービス

中古車の買取業者では、一括サービスを利用する方も多いでしょう。
一括査定サービスを利用することで、一番高い買取金額を提示してくれた中古車買取業者に買取を依頼することができるのがメリットです。
しかし、廃車に特化している一括査定サービスはありません。
廃車買取業者の場合は、車の解体後の部品などを再販売することを目的にしていることが多いため、廃車買取業者が求めている車は一括申込されることが少ない傾向にあるためです。
そのため、廃車買取業者に依頼したい場合は、自分で廃車買取業者の料金やサービスを調べてから依頼する必要があります。

ディーラーと買取業者の比較についてはこちら

 

廃車手続きを自分で行うのはおすすめできない

廃車手続きを自分で行うのは、おすすめできません。
なぜなら、一般的に廃車手続きは人生で何度も行うものではないため、慣れておらず手続きの方法を間違えてしまったり、必要以上に時間がかかったりする恐れがあるためです。
自分で手続きを行えば安く済むだろうと考える方もいるかもしれませんが、自分で手続きを行う場合は、車の解体業者に依頼する費用やレッカー代などのすべてを自分で負担しなければなりません。
したがって、結果的にディーラーや中古車買取業者に依頼するのと同じくらいの費用がかかってしまう恐れがあります。
このように、自分で廃車手続きを行うと、時間も手間も費用もかかるため、業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

ディーラーでは、廃車買取は行っていません。
ディーラーで廃車手続きを依頼する場合は、廃車手続きの手数料を支払う必要があり、一時抹消登録は1〜5万円程度、永久抹消登録の場合は1〜8万円程度かかるといわれています。
ディーラーで廃車すると、メーカーの公式店舗という安心感がある、手続きが比較的簡単である、納車と廃車のタイミングを合わせることができる、新車へ乗り換える場合には下取り扱いしてくれるといったメリットがあります。
一方で、手数料が高く、還付金を受け取れない可能性があることがデメリットです。

ディーラー以外にも、中古車買取業者や廃車買取業者に依頼したり、自分で手続きを行ったりする方法があります。
廃車買取業者は手間や時間もかからず、無料で引き取りまたは買取をしてくれるためおすすめです。
何を重視するかによって、廃車依頼先を選びましょう。

About CTN COPORATION



2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
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車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.ディーラーでの廃車手続きを安く抑えるには?

ディーラーで廃車手続きをする場合、新車の購入または自分で車を持ち込むことで費用を安く抑えられます。
レッカー代は利用する業者や運搬距離によって異なりますが、一般的には1万円程度と言われています。
自分で廃車する車を持ち込めば、レッカー代を節約可能です。

Q2.ディーラーで廃車手続きをしてもらうにはいくらくらいかかる?

ディーラーで廃車手続きをしてもらうには、1〜8万円程度の費用がかかります。
車種や車の状態によって費用は大きく異なりますが、費用の内訳はレッカー移動代、車の解体費用、廃車手続き代行費用などです。
付き合いの長いディーラーの場合は、値引きしてもらえる可能性もあります。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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