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中古車オークションの代行サービスで起きるトラブルとは?対処法や防止策も

  • 2024年2月29日

中古車オークション代行トラブル (2)

「中古車オークションの代行サービスは、トラブルが多い?」」
「どんなトラブルがあるの?」
「トラブルにあわないためには?」
中古車オークションの代行サービスで中古車の購入を検討している方は、上記のような疑問や不安をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
中古車をオークションで購入・売却することでさまざまなメリットがありますが、それに伴うリスクも十分に理解しておく必要があります。
ここでは、中古車オークションの代行サービスで起きるトラブルについて解説します。
また、トラブルにあった際の対処法や防止策についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

中古車オークションの代行サービスとは

中古車オークションの代行サービスは、代行業者が一般の人が直接参加できない自動車オークションに参加し、車の売却や購入を代理で行うサービスです。
売却希望者は自分の車をオークションに出品し、購入希望者は希望する車種や条件を代行業者に伝え、落札を代わりに行ってもらいます。
自動車オークションは、「古物商許可証」という資格がないと参加できないため、代行業者を通じて取引を行います。

売る側と買う側のそれぞれのメリット・デメリット

中古車オークションの代行サービスにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここでは、売る側と買う側のそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

売る側のメリット

売る側には主に以下の2つのメリットがあります。

  • ・高く売れる場合がある
    ・ニッチな車でも売れる可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

高く売れる場合がある

車を売る際に、オークションの代行サービスを利用すると、市場価値以上で車を売却できるチャンスがあります。
オークションは、多くの買い手が競争する仕組みです。
この競争が価格を押し上げ、結果として売り手にとって高い価格での売却ができます。
特に、状態が良い車両や人気のモデルは、高値で落札される可能性が高いです。

ニッチな車でも売れる可能性がある

中古車オークションの代行サービスでは、ニッチな市場向けの車や、限定モデルなどもオークションでは買い手を見つけやすいです。
一般的な市場や買取店では評価されにくい珍しい車や古いクラシックカーでも、オークションでは高い関心を集めます。
その結果、適正価格やそれ以上で売却することが可能です。
オークションの代行サービスは日本中の買い手がアクセスできるため、特定のニーズを持つ買い手が見つけやすいです。

売る側のデメリット

売る側には、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。

  • ・必ずしも落札されるわけではない
    ・手数料を払い続けるリスクがある
    ・希望よりも低い価格で落札される

必ずしも落札されるわけではない

車を売却しようとオークションに車を出品しても、必ずしも落札されるとは限りません。
市場の需要や、その時のオークションの状況、出品される車の状態やによって買い手が現れないこともあります。
オークションでの流札率は4割程度とも言われており、落札されない可能性が高いのは事実です。
そのため、落札されない場合、車を再度オークションに出品するか、他の方法での売却を検討する必要があります。

手数料を払い続けるリスクがある

多くのオークション代行サービスでは、出品手数料や成約時の手数料が発生します。
特に、車が落札されるまでに何度も出品する必要がある場合、手数料だけが積み重なりお金を払い続けるといった状況になりかねません。
落札されなかった場合の手数料も発生することがあるため、利用前に手数料の有無を確認することが重要です。
手数料がかからないサービスもあるので、気になる方はそちらを利用しましょう。

希望よりも低い価格で落札される

オークションでの売却は市場の需要と供給に大きく左右されるため、売り手が希望する価格で落札されるとは限りません。
場合によっては、希望する価格よりも低い価格で落札される可能性があります。
そのため、オークションに出品する前には、現在の市場価値を調査し最低落札価格など価格設定を決めることが大切です。

買う側のメリット

続いて、買う側のメリットについて解説します。
買う側のメリットは以下のとおりです。

  • ・マイナーな車も手に入る
    ・安く買うことができる

それぞれ詳しくみていきましょう。

マイナーな車でも手に入る

中古車オークションでは、さまざま車種が出品されます。
そのため、中古車市場や販売店ではなかなか見つからないマイナーな車種やモデルを見つけることが可能です。
特定の年式のモデルや限定車、レアな色の車など個性的な車を求めている購入者にとっては大きなチャンスがあります。

安く買うことができる

買う側で利用するもう一つの大きなメリットは、市場価格よりも安く車を購入できる可能性があることです。
オークションの入札形式により、車を市場価格以下で購入する可能性があります。
特に、販売店を通さない取引は中間コストを削減し、安く買うことができる大きな要因となります。
また、売主が「早く売りたい」と考えている場合、購入者は相場よりも安価で車を手に入れることが可能な場合もあるでしょう。

買う側のデメリット

続いて、買う側のデメリットについてみていきましょう。
買う側には以下のデメリットがあります。

  • ・現車の確認ができない
    ・手数料が必要になる

それぞれ詳しく解説します。

現車の確認ができない

中古車オークション代行サービスで車を購入する場合、現車を確認することができない点が大きなデメリットです。
写真や説明文の情報だけでは、車の実際の状態を完全に把握することは難しいです。
そのため、100%自分の希望に合う車両でないという場合もあります。
また、隠れた欠陥や小さな傷など、目で見て確認しないとわからない問題が後になって発覚するリスクもあります。

手数料が必要になる

オークション代行業者を利用する際、入札手数料として1回あたり1,000円〜10,000円がかかり、入札回数が増えるほど出費が増えます。
さらに、落札時には約50,000円の落札料や、輸送費として10,000円〜30,000円が発生するため、これらの費用を含めて予算を決めておきましょう。

中古車オークションの代行サービスで起きやすいトラブルと対処法

中古車オークションの代行サービスは、利用する際にはトラブルが発生する可能性があります。
ここでは、中古車オークションの代行サービスで起きやすいトラブルと対処法についてみていきましょう。

車を売却する際によくあるトラブル

まずは、車を中古車オークションの代行サービスを使って売却する際によくあるトラブルを解説します。

落札価格より低い金額しか支払ってもらえない

中古車オークションの代行サービスで車を売却したが、落札価格より低い金額しか支払ってもらえないトラブルがあります。
たとえば、「実際には2,000,000円で落札されたが、1,800,000円でしか売れなかった」と伝えられる場合です。
これは、実際の落札価格をごまかし、差額を不正に中抜きされていることが考えられます。
このような悪徳業者は少数ではあるものの、完全にはいないわけではありません。

業者に車を持ち逃げされる

出品する車を業者に預けたまま、業者が車を持ち逃げして連絡が途絶えるというトラブルがあります。
車を持ち逃げされてしまうと、売却金も手に入らないため、売り手にとっては大きな損害となります。
業者を選ぶ際には、公式サイトの取引実績だけではなく、SNSで評判や口コミをしっかりと確認しましょう。
信頼できる業者を見極め、不当なトラブルに巻き込まれないための予防策を講じることが重要になります。

車を購入する際によくあるトラブル

続いて、車を中古車オークションの代行サービスを使って車を購入する際によくあるトラブルについてみていきましょう。

落札価格よりも高い料金を請求される

中古車オークション代行サービスを通じて車を購入する際、代行業者が不当に高い料金を要求することがあります。
これは、落札状況や落札価格が購入者に公表されないため、価格を確認できないというこを悪用した手法です。
不正な価格の上乗せを避けるためには同様の車種の市場価格を事前に調査し、信頼できる代行業者を選ぶことが大切です。

料金を支払った後に連絡が途絶える

支払い後に業者からの連絡が途絶え、約束された車が届かないトラブルもあります。
このトラブルは、直接業者と会わないオンラインオークションで起こる確率が高いです。
トラブルが心配な方や、初めてオークション代行で車の売買を行う方は、オンラインオークションは避けましょう。

落札した車に不備があっても対応をしてもらえない

落札した車が届いたものの、不備やキズなどがあり事前の情報と異なりトラブルにつながるケースがあります。
特にボディの傷やエンジンの状態、修復歴の有無などが問題として多いです。
これは、オークションシステムの都合上、現車の確認が難しいために生じます。
そのため、事後の対応も含めたサービスの質やトラブル発生時のフォローがしっかりしている業者を選ぶことが重要です。

両方で起きやすいトラブル

ここでは、車を中古車オークションの代行サービスを使って車を購入・売却の両方でよくあるトラブルについてみていきましょう。

手数料が変わる

オークション代行を利用する際、手数料のトラブルは車を購入・売却の両方で起こるトラブルです。
特に、オークションのシステムを理解していないため、出品手数料やシステム利用料、成約時の手数料が水増しされることがあります。
中古車オークションはオークション会場で費用が異なる上に、具体的な手数料は一般に公開されないため、実際の金額を把握するのが難しいです。
そのため、中古車オークションの代行サービスを利用する際は、何にいくらの手数料が発生するのか事前に確認しましょう。

トラブルに発展しないためには?

中古車オークションの代行サービスを利用するとトラブルや被害に合う可能性があります。
そのため、トラブルに発展しないよう、あらかじめ対策をしておくと安心です。
ここでは、トラブルを防ぐためのポイントや、トラブルが起きてしまった際の対処法について解説します。

トラブルを防ぐにはどうすれば良い?

中古車オークションの代行サービスを利用する際は、以下のポイントを押さえてトラブルを防ぎましょう。
トラブルを防ぐポイントは以下のとおりです。

  • ・相場を事前に確認しておく
    ・手数料を確認しておく
    ・業者の口コミや評判を確認しておく
    ・入札前に出品内容の確認を行う
    ・希望条件を明確に伝える
    ・買取店の利用を検討する

それぞれ詳しく解説します。

相場を事前に確認しておく

同じ車種やモデルが市場で、どのような価格で取引されているかを事前に調査しておきましょう。
中古車情報サイトやオークションの過去の落札価格を確認することで、相場感を確認できます。
相場を知ることで、高すぎる価格や安すぎる価格を見分けることが可能になり、安全に取引が可能です。

手数料を確認しておく

オークションの代行サービスを利用する際には、入札手数料や成約手数料、システム利用料、輸送費などさまざまな手数料がかかります。
これらの手数料がどの程度の額になるのかを事前に業者から明確に説明してもらい、見積もりを取ることが重要です。
手数料の総額が予算内に収まるかを確認し、そのほかにも必要費用がないか注意深くチェックしましょう。

業者の口コミや評判を確認しておく

オークション代行業者を選ぶ際には、インターネット上での口コミや評判を確認しておきましょう。
特に、過去に利用した人の口コミや評価は、業者選びの重要な手がかりとなります。
公式サイトだけではなく、SNSや口コミサイトなど幅広く確認することが大切です。
信頼できる業者かどうかを事前に把握することで、安心してサービスを利用できます。

入札前に出品内容の確認を行う

出品されている車の情報や状態を細かく確認することが重要です。
車両の写真や走行距離、修復歴など細かく確認し、疑問点があれば事前に業者に質問しましょう。
これにより、希望と異なる車両を落札するリスクを減らすこができます。

希望条件を明確に伝える

購入したい車の希望条件を細かく明確に伝えることが大切です。
予算や車種、グレード、年式、内外装のカラー、オプションといった希望条件を代行業者に明確に伝えましょう。
自身の希望をリストアップして業者に提供することで、期待に沿った車種を落札してもらえます。

買取店の利用を検討する

確実にトラブルを避けるためには、買取店を利用することがおすすめです。
買取店は、査定から売却までが早く1週間以内に代金が支払われるメリットがあります。
また、不明点があればすぐに相談ができるので安心して取引が可能することが可能です。オークション代行サービスと比べ取引が早く終り、幅広いサポートを受けることができることも魅力的だと言えるでしょう。
車の売却を検討するときにおすすめなのは一括査定を利用することです。
CTN一括査定では利用者の登録情報をもとに3社を厳選してご連絡しますので、電話ラッシュで時間や手間を取られることがありません。
またCTN一括査定の大きなポイントは、軽自動車やSUV、輸入車などの専門買取業者などでも比較できることです。
そのうえ車販売店のみならず解体業者や貿易会社とも連携しているため、大掛かりな修理が必要な車などにも対応が可能です。
「きっと値がつかないだろう」と諦めている方もCTN一括査定なら、愛車にぴったりの買取業者を見つけられるかもしれません。
車を高く売りたいと思っている方は、CTN一括査定をぜひご利用ください。

トラブルが起きてしまったら?

ここでは、トラブルが起きてしまった際の対処法をいくつか解説します。

契約書の確認

トラブルが発生した際には、まず契約書や取引条件の確認から始めましょう。
契約内容を確認することで、自分の権利や業者の義務が明確になりトラブルの解決に向けた第一歩となります。
具体的な条件や細かな規定を把握することが、解決策を見つける上で非常に重要です。

トラブルが起きた経緯をまとめたり保存する

トラブルに関する具体的な経緯や証拠は、解決の鍵となります。
メールのやり取りや写真など、トラブルに関連するすべての証拠を集めて整理しましょう。
これらの情報は、後の交渉や訴訟の際に自分の主張を裏付けるための大切な材料になります。

弁護士や消費者センターに相談をする

当事者間で解決しない場合は、弁護士や消費者センターに相談しましょう。
弁護士は法的なアドバイスをしてくれ、必要に応じて法的手続きをサポートしてくれます。
消費者センターでは、消費者の権利を守るための相談に応じ、場合によっては業者との間に入って交渉を行うこともあります。
これらの専門機関を利用することが、トラブルの解決につながるでしょう。

まとめ

中古車オークションの代行サービスは、さまざまなメリットがある一方で、トラブルが起きるリスクがあります。
トラブルに繋がらないためにも、この記事で解説したポイントを押さえて安心して取引を行いましょう。
また、トラブルを引き起こさないためにも買取店を利用も検討してみましょう。
買取店では、スムーズかつ安心して取引ができます。
安心かつ納得のいく取引をするためにも、自分のニーズに合った方法を選ぶことが重要です。

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2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
取り扱い車種に詳しい営業スタッフのほか、保険や自動車検査、整備などの有資格者も数多く在籍。
車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.実際にトラブルが起きて解決しない場合は?

トラブルが解決しない場合、なるべく早く消費者センターや弁護士に相談することが大切です。
インターネットで検索し、地域の消費者センターや弁護士を見つけてまずは、相談してみましょう。
国民生活センター公式HPはこちら

Q2.中古車オークション代行 ってどうやって探すの?

中古車オークション代行業者を探す際は、インターネットでの検索が有効です。
実績や公式サイトだけではなく、口コミや評判を専門サイトやSNSなどで事前にチェックしておくと良いです。
これらの情報は、業者の信頼性やサービス品質を判断する上で貴重な情報になります。

この記事の監修者

CTN

CTN編集部

株式会社CTNは創業以来車事業に特化したプロとして、加盟店様を中心に新車卸事業・リース事業を展開しています。
中古車販売店様を15年以上ご支援させていただいたノウハウを基に、中古車買取においてCTNならではのお役立ち情報を配信しております。

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