車買取の際に、以下のような悩みや疑問をもつ方は多いのではないでしょうか?
・車の売却前に準備するものが知りたい
・車の売却に手順はあるのか知りたい
・少しでも高く買取してもらいたい
本記事では車の売却前に何を準備すれば良いのか、またスムーズに売却するために知っておくべき手順などについて解説いたします。
おすすめの買取業者も紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
車買取の手順を簡単に紹介
車買取には、数々の手順があります。
知識のない状態ではスムーズに車を売却することは難しいでしょう。
この項目では、車買取の手順を簡単にご紹介いたします。
売却方法の決定、相場確認
最初にすることは、相場確認です。
どれくらいの値段で車を買い取ってもらえるのかを事前に知っておくことは損をしない為に重要なポイントです。
相場を知らないと業者の言い値になる恐れがあるため、サイトなどを参考に確認しておくと良いでしょう。
次に売却方法ですが、こちらはディーラーでの下取り、個人売買、買取業者に依頼などがあげられます。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、よく考え、自分に合った売却方法を選ぶことが大切です。
車買取業者選び
買取業者は数多く存在します。
それぞれ得意分野が異なっており、良い内容の口コミが多い、担当営業が丁寧、家が近いなど、あなたのニーズに合う買取業者を複数選んでおくと良いでしょう。
安心安全な買取業者を選ぶためには、JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の適正買取店に認定されているか否かも、判断材料となります。
買取業者で査定
好条件の業者が見つかったら、査定を行ってもらいます。
査定は、メーカーや車種、年式、走行距離、状態、スペックなどの内容を加味し値段を算出します。
この時、事前に相場を確認していれば、提示される買取価格が高いか低いか判断できます。
必要書類の準備、売却手続き
車買取では、何種類もの書類を準備しておく必要があります。
自賠責保険証明書などは助手席のダッシュボードに車検証と一緒に保管しているという方もいらっしゃいますが、もし紛失していれば再発行などの手続きが必要です。
必要書類を準備する時に慌てて再発行手続きをすることのないよう、本当にダッシュボードに入っているかどうかなど、きちんと確認しておきましょう。
また軽自動車と普通車では必要となるものが多少異なるため、注意が必要です。
必要書類の確認や署名、捺印を行うことで売却手続きは完了となります。
車両の引き渡し
最後に車両の引き渡しです。
引き渡しの際には、簡単な清掃や車内に私物などの忘れ物がないか確認することも忘れないようにしましょう。
入金確認
入金の確認が済むことで、すべての手順が完了となります。
買取業者によっては入金のタイミングが異なるため、事前に担当者に確認しておくと良いでしょう。
上記が車買取の手順となります。
なかでも相場確認と買取業者選びに関しては、車の買取価格のアップに繋がるため、慎重に行うことをおすすめいたします。
相場確認の方法やおすすめの買取業者については別の項目で説明いたします。
車買取後入金されるまでの期間についてはこちら
車を売るときの必要書類や手順についてはこちら
車買取の前に準備しておくべきこととは?
車の売却前に確認しておくべき内容は以下のとおりです。
- ・売却する車のスペック確認
- ・買取相場や売却タイミングの確認
- ・査定前の洗車
この項目では、車の売却を円滑に進めるために重要なポイントや、車買取の前に準備しておくべきことについて詳しく説明いたします。
売却する車のスペック確認
買取査定額には車種や見た目の他にも、年式や走行距離などのスペックも影響します。
買取相場を確認する際には、そういったスペックなども考慮に入れたうえで算出することが大切です。
買取相場や売却タイミングの確認
買取業者に安く買い取られないためには、買取相場を知ることが重要です。
なぜなら、買取相場を知ることで買取業者の提示金額と相場を比較できるようになるからです。
人気車種、走行距離、年式など、さまざまな理由で買取価格は変動します。
相場確認を怠っていると、損をしてしまう可能性が高まります。
また、事前に適切な売却タイミングを確認しておくことも重要です。
車には高く買い取ってもらえる時期があり、具体的には1月~3月頃などです。
これは、就職や新生活前に車を買う方が増え、結果中古車の在庫状況が薄くなり需要が高まるのが原因とされています。
査定前の洗車
買取査定の前に洗車や室内清掃を行うことで得られるメリットは、下記の3点です。
・車のキズや凹みの確認
・車内の忘れ物の確認
・買取価格アップに繋がる
車の状態を売却前に知ることは、買取相場の確認に役立ちます。
また、買取業者に良い印象を与えることもできるため、査定前の洗車はしておくと良いでしょう。
ボディー
車のボディーには見えないくらいの小石やホコリが付着しています。
洗い流さずにタオルなどで磨きあげてしまうと、ボディーに傷を入れてしまい逆効果になりかねません。
最初はルーフから水をかけていき、小石やホコリを洗い流すことがポイントです。
その後、カーシャンプーなどで優しくこすり洗いを行い、目の細かいタオルで拭き上げましょう。
仕上げにカーワックスで完成です。
ボンネット
ボンネットはエンジンルームの上に覆いかぶさるかたちで取付けられているパーツです。
走行時、エンジンルームはフロントグリルから外気が入ってくるため、枯れ葉やゴミなどを取り込み、ボンネット裏側に付着しやすい傾向にあります。
目に付きにくく清掃も滅多にしない場所なので、汚れが蓄積しやすくなっているのです。
清掃方法ですが、大きなゴミなどを取り除き、水洗いを済ませた後はきちんと乾燥させて終了です。
その際にエンジンルームの清掃やオイル、LLCの確認もあわせて行うと良いでしょう。
足回り
最後は足回りの清掃です。
タイヤハウスやマッドガード(泥除け)は特に汚れが激しい部分となっています。
こまめに清掃していないと泥などがこびり付いた状態になるので、清掃時に水で洗い流しましょう。
しかしタイヤハウス付近にはブレーキパットなど水に弱いパーツがあるため、そういった部分の清掃には注意が必要です。
純正パーツへの取り換え
買取査定の際、外販パーツは万人受けしないため、査定額の減額に繋がる恐れがあります。
新車の状態にどれだけ近いかなども査定基準となるため、少しでも高く買取してもらうためには、純正パーツに取り換えておくことが大切です。
タイヤやアルミホイールも純正にしておくことをおすすめします。
所有者の確認
車の所有者が誰なのかも注意すべきポイントです。
ローン中の車は、車検証に記載されている所有者が、ディーラーや信販会社になっている事があります。
ローン期間中でも車の売却は可能ですが、売却価格が残債金額を上回っていることが好ましいです。
反対に、残債金額が上回る場合は注意が必要になります。
車買取で準備するものとは
車の売却時には、準備しなくてはならないものが複数あります。
初めて車を売却する方は「車の売却には何が必要なのか」「スムーズに車を売却したい」などと悩むものでしょう。
この項目では、車買取の際に準備するものについて解説いたします。
自動車検査証(車検証)
自動車検査証とは、色柄のA4用紙で下記の情報が記載されている書類です。
- ・車種や型式
- ・ナンバープレート
- ・初度登録年月日・満了日
- ・車両の全長・重量
また道路運送車両法で定められているので、運行時には必ず車に積んでおく必要があります。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書は、対人賠償事故を対象としたすべての自動車・バイクが強制加入となる保険の保険証です。
車売却時など書類が必要になったときのため、車検証とセットで保管することをおすすめします。
補償内容としましては、死亡保険金、後遺障害保険金、傷害保険金などです。
もし自賠責保険に加入していないと一発で免停になるので、注意が必要です。
自動車リサイクル券
自動車リサイクル券は、新車購入時に販売店が発行してくれる書類です。
リサイクル料金を預託した証明であり、新車購入時に先払いした事の証明でもあります。
リサイクル券は再発行ができないので注意が必要です。
また、こちらも車検証とあわせて保管しておくと良いでしょう。
自動車納税証明書
毎年5月末までに支払う車の税金を自動車税といい、コンビニや金融機関などで支払うことが可能です。
その際、押印した証明書のことを自動車納税証明書と言います。
現金やクレジット以外にPayPayなどの支払い方法にも対応しています。
実印・印鑑証明書
印鑑証明書とは、市町村に登録した印鑑であることを証明する書類のことです。
名義変更と、自動車税の権利譲渡の為に使用するので2通必要となります。
発行手続きには手数料300円を含め、実印や本人確認の出来るものが必要です。
その他、委任状や譲渡証明書も必要なので買取査定までに確認しておきましょう。
取扱説明書やスペアキーなど査定額アップに繋がるもの
書類関係以外にも、準備しておくと良いものもあります。
新車の状態に近いほど買取価格は高い傾向にありますが、取扱説明書やスペアキーなどの付属品を紛失せずきっちり保管していると、さらなる査定額アップに繋がります。
その他にも、純正のカーナビやカーオディオなどが取り付けてあることでも良い印象を与え、査定額が上がる可能性が高まります。
普通車買取と軽自動車買取の、準備しておくものの違い
上記内容は普通車買取時に必要な書類であり、軽自動車とは少し異なります。
軽自動車の場合は実印・印鑑証明書・委任状などが不要です。
しかし、認印は必要なので忘れないようにしましょう。
先述のとおり、車買取にはさまざまな書類を準備する必要があります。
車を売却する際には、必要なものをリストアップし、しっかり確認することが大切です。
車買取の注意点や高く売るためのポイントとは
車を売却するなら、少しでも高く買い取ってもらいたいと思うものです。
しかし「何に気を付ければいいのか」「高く売るためにできることは何か」などとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、車買取の注意点や高く売るためのポイントについて簡単に説明いたします。
買取相場の確認は必須
何においても、忘れてはいけないポイントは買取相場の確認です。
なぜなら、買取業者の提示金額と相場との比較ができるようになるからです。
自分の車がいくらで売れるのか、どれくらいで取引されているのか、を把握しておくことは大切なポイントと言えるでしょう。
- ・買取サイトで確認
- ・中古車の店頭表示などで予測
- ・一括査定サイトの簡易査定を行う
そこで、上記などの方法で、買取相場を把握しておくようにしましょう。
高く売れる時期を狙って査定額アップ
車の買取査定額には、年間を通して波があり、新生活スタート前(1月~3月)や決算期(9月)が高く売れる時期としてあげられます。
とはいえ、わざわざ売却時期をずらす必要はありません。
車の査定額は1日でも早く売却する方が高く売れる傾向にあるからです。
それ以外にも年式や走行距離、フルモデルチェンジ前など、査定額に影響するポイントは一様ではありません。
結論としては「売りたい」と思ったタイミングが一番と言えるでしょう。
査定前には車をキレイに
査定前には車をキレイにすることをおすすめします。
キレイな車と汚れた車で、汚れた車を選ぶ買取業者はは、よほどのことが無い限り存在しないでしょう。
ボディーの清掃は当たり前ですが、内装の汚れ、室内の臭いなども改善しておくと買取業者の印象も良くなります。
キレイさでプラスとなることはあってもマイナスとなることはまずないため、査定前の車はキレイにしておきましょう。
まかせて安心な買取業者3選!
買取業者の選び方と言っても、
- ・CMなどで有名
- ・口コミで高評価
- ・近くに店舗がある
など、選び方は人それぞれです。
そこで、日本全国の買取業者のなかでも、まかせて安心できる買取業者を3社ご紹介いたします。
グッドスピード
最初に紹介するのは、名古屋を中心に人気の買取店グットスピードです。
SUVや4WDなどの買取を得意としており、プラス20万円~50万円の買取実績があります。
SUVユーザーならグットスピードでの買取がおすすめです。
ガリバー
全国約460店舗の大手買取業者ガリバーは、ネットや電話で簡単申し込み、4ステップでらくらく査定が可能です。
さらに、お客さま自身でおおよその査定金額をシミュレーション出来るよう、過去半年間の買取、下取相場を公開しています。
この結果をもとに愛車の相場を確認することができます。
ネクステージ
最後は、全国263店舗で東証一部上場の人気買取店ネクステージです。
面倒な駆け引きなし、フルスイング買取で一発高額提示が魅力のひとつとなっています。
AIS検定資格取得者が多数在籍しており、安心安全な査定を実現しています。
さらに、LINEアプリでいつでも気軽に査定してもらうこともできるのです。
少しでも高く買取ってもらいたいなら、一括査定を活用するなど、複数の業者に査定を依頼することをおすすめします。
まとめ
車買取にはどんな手順があるのか、何を準備すればよいのか、などご理解いただけたでしょうか?
車の売却時には、外せないポイントが多々あります。
- ・車買取の手順
- ・車買取の前に準備するもの
- ・車買取に必要なもの
- ・車買取の注意点や高く売るためのコツ
- ・まかせて安心な買取業者
上記5項目が本記事の内容になります。
車の売却を考えている方は、今回の内容を踏まえ、売却前には余裕を持って準備しておくようにしましょう。