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10年〜20年落ちの古い車でも売れるの?売る方法やおすすめの買取業者をご紹介

  • 2023年3月22日

車買取 古い車

10年〜20年落ちの古い車を売却したいと思っている方は多くいると思います。
ですが、何十年も前の車は売れるのか、価格はつくのか、できれば売ってお金に変えたい、と考えると思います。
そこで今回は、10年〜20年落ちの古い車でも売れるのかどうかご紹介していきます。

古い車の定義とは?

古い車の定義には、はっきりとした線引きがありません。
古い車と判断できる基準として「年式」が挙げられます。
年式が浅い車でもモデルチェンジされる前の型だと古いと判断されることもあります。

ただし、一般的な基準として年式が10年を過ぎると古い車として最も認識されるでしょう。
初年度登録から10年を過ぎてしまった車は、中古車市場では査定価格が大きく落ちると言われていますが、最近の車は耐久性や安全性が向上しているため車種によっては高額査定も期待できます。

古い車でも買取はしてくれるの?

結論から申し上げると、古い車でも買取をしてくれる買取業者は多くあります。
古くて価値がないと思われがちの車でも売れる理由として以下の5つが挙げられます。

・海外での需要がある
・部品やパーツに需要がある
・買取業者によっては価値がある車として見られる
・スポーツカー
・クラシックカー

一般的には車の買い替えのタイミングは、5年~8年と言われており、それ以上の年数が経つと買取業車から敬遠されることがおおくなります。

ですが、需要がある海外へ輸出したり、パーツや部品を売る買取業者であれば古い車でも利益を出すことができ、古い車でも価値があると言えます。

以下では上記にあげた理由を詳しく解説していきます。

1.海外での需要がある

海外では、古い車の需要は高くなっており、高値で取引されています。
日本車は品質が良く10年以上経っていても問題なく乗れることが多く、東南アジアを中心に注目を集めています。
そのため、中古車の買取業者は古い車でも買取をし、海外に輸出して利益を出すことを目的としています。

海外では、10年以上経っていても日本車は十分新しいと認識されている傾向があります。
また、アメリカでは「25年ルール」というものがあり、通常右ハンドルの車は輸入禁止となっています。
ですが、初年度登録から25年を経過した日本車は輸入できるといったルールが制定されています。

2.部品やパーツに需要がある

自動車のメーカーは、一定期間が経つと部品の生産を終了してしまうので、同じ車の部品やパーツの需要があるとされています。
古い車と言われていても修理しつつ乗っている方がほとんどだと思うので、中古車の部品を取り扱う買取業者は需要があり、多く存在します。
また、海外に輸出される車同様に、補修部品として扱われ輸出されることもあります。
そのために、一般的に価値がないと思われる古い車でも査定額がつかないということはほとんどありません。

3.買取業者によっては価値ある車として見られる

走行距離が短かったり、綺麗な状態の車は買取業者としては十分に価値ある車だと判断されます。
さらに、10年以上前の車でもメンテナンスなどを受けていて性能が良かったりする車は、中古車として価値があるということもあります。
また、特例として20年以上経っている車でも旧車としてプレミアが付くこともあります。
特に古いスポーツカーなどはかなり高価で取引される傾向にあります。

4.スポーツカー

スポーツカー車は、日本国内でも人気が高い車となりますが、海外人気も高い車です。
古い車であっても車種にはよりますが、人気のあるスポーツカーの場合は重要が高いため、高額査定が期待できます。
スポーツカーを売却する際は、中古車販売店でも高額査定してくれる場合もありますが、スポーツカー専門買取業者や海外に販売経路を持っている買取業者へ売却することがおすすめです。

5.旧車(クラシックカー)

クラシックカーとは、車が販売されてから何十年も経過している車の総称です。
クラシックカーには、最近の自動車にはないデザイン性から熱狂的なマニアが多く存在します。
そんなマニアの間では、クラシックカーは高値で取引されています。
クラシックカーを売却する際は、中古車販売店よりクラシックカーを専門的に買取している専門買取業者へ売却しましょう。

新車から何年経っているかによって買い取ってもらう業者を選ぼう

前までは、5年で半額、10年で価格が付かないと言われていました。現在ではそれが見直されています。
場合によっては価値がつく場合もあるので、買取に出す買取業者はしっかり選ぶようにしましょう。
ここでは、年数に応じたおすすめの買取業者をご紹介していきます。

◯10年以内の車は、車買取業者へ売ろう

10年落ちの車でも、車種によっては中古車買取店に持ち込むことで査定額をつけてもらうことができます。
年式が浅い車で、問題なく走行できる場合は、中古車買取店へ持ち込むことがおすすめです。

ただ、事故やメンテナンスの不足で不具合が発生する車は、10年未満だったとしても査定価格がつかないことがあります。
10年未満の車の場合は、一括査定サイトを使うことをおすすめします。

◯10~20年落ちの場合は、廃車買取業者も考えよう

新車を購入してから13年たった車は、自動車税が増税してしまうため、13年前後まで年式が落ちた車は査定額が落ちてしまうと考えられます。
10年経ったあたりから価格は落ちていってしまうため、15年〜20年落ちの車だと中古車買取店に持っていっても高値の価格がつく可能性は低いです。
このような場合は、廃車買取業者に依頼することがおすすめです。

廃車買取業者は、中古車として価格がつかない車でもパーツや部品、鉄くずとして買い取ってくれるので価格がつかないといったことはありません。
また、高年式の状態がいい車の場合は中古車として海外に輸出される場合もあります。
日本車は性能が非常によく、海外では、10年、20年経っている場合でも需要があるとされています。

◯10~20年落ちの車はディーラーに持っていくのも視野に

かなり古い車を処分したい場合は、廃車買取業者以外にもディーラーに持っていくことも視野に入れておきましょう。
ディーラーの場合新車を買う前提となりますが、古い車の下取りを行ってくれるので新しい車の価格を下げてもらうことができます。
次の車を決めているといった場合は、ディーラーに持ち込み、下取りをしてもらうという選択肢もあります。

古すぎて動かない車は廃車買取業者に持っていこう

長年乗っていると故障などにより動かなくなってしまうことがあります。
そう言った「不動車」は、廃車買取業者に買い取ってもらうのがおすすめとなっています。

廃車となる車でも、部品やパーツには価値があります。
走ることが不可能な車でも、廃車買取業者は使える部品やパーツ(ミラーやヘッドランプ)を売ったり、鉄やアルミとして売ったりして利益を得ています。
同じ車でも廃車買取業者によっては価格が違うことがあります。
そこで、廃車買取業者を選ぶ時、重要になってくるのが「買取実績」です。

自分の車の状態と似たような車の買取実績があったり、納得できる価格の廃車買取業者を選びましょう。
また不動車は、引き取り時のレッカー代も大事な要素となっています。
廃車買取業者によってはレッカー代無料を強みにしているところもあります。

古い車を買取業者へ依頼する時の注意点

古い車でも売却することはできますが、実際に買取に出すとなった時には注意点がいくつかあります。
価値がないと思っていた車でも売れると嬉しいですが、少しでも価格をつけてくれるからといって満足していると損をする可能性があります。
ここでは、古い車を買取業者へ依頼する時の注意点について解説していきます。

◯税金の還付について

廃車として買取に出す場合は、廃車手続きも合わせて行うため、税金の還付についてしっかりと確認しておく必要があります。
年式に関係なく廃車にするとなると自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、自動車任意保険解約が還付されるので、買取価格に還付金が含まれているのか、別で計算されているのかを確認しましょう。

買取業者によっては、買取金額の中に還付金を入れて金額を提示してくることもあります。
また、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、自動車任意保険解約などは月割りとなっています。
手続きが月をまたいでしまうと1ヶ月分の税金を損をしてしまいます。
月をまたいでの手続きにならないように頭に入れておきましょう。

必ず還付金とは別にいくらで買い取ってもらえるのか確認することが大切です。
車を買取に出す時の税金についてはこちら

◯価格が付かない時は、鉄くずとして売る

古い車にはさまざまな価値があります。価格をつけてもらえることがほとんどですが、状態によっては価格が付かないこともあります。
例を挙げると、古い車で足回りが錆びがひどかったり、エンジン回りの故障や事故を起こして、車として再度売ることができず価格が付かないことがあります。
この場合は、処分するのではなく、解体業者に買い取ってもらうようにしましょう。
鉄くずの買取を行っている解体業者は、車の状態に関係なく価格をつけてくれます。(価格の目安としては、数万円程度となっています。)

◯古い車に詳しい買取業者に頼む

買取業者はさまざま種類があり、買取業者によって強みとしている部分が違います。
年式の古い車を売る時は、低年式車の買取や再販に強みを持っている買取業者を選ぶ必要があります。
通常の買取店では価格がつかない可能性もあるので、中古車の買取だけではなく廃車の買取、海外への販売をしていたりとさまざまなジャンルで活躍できる買取業者に依頼することがおすすめです。

古い車を高く買い取ってもらう方法

買取に出すと決まれば少しでも高く買い取ってもらいたいとおもいますよね。
ここでは、古い車を高く買い取ってもらう方法を6つご紹介していきます。

最も高く売れると言われている時期は、1〜3月となっています。

他にも、7〜9月も比較的高く売れると言われているので、冬場を逃した場合は夏場を狙うのも一つの手となっています。

また、一括査定サイトを活用し自分が売りたいと思っている車の相場を知っておくことも重要なポイントとなっています。
自分の車がいくらで売れるのか把握しておくことで、低く査定された場合に査定額を上げてもらう口実になります。
一括査定サイトでまとめて査定してもらうことで、複数の店舗に行く手間や時間をかけずにすみますよ。
車買取でおすすめの時期についてはこちら
車を高く売るコツについてはこちら

まとめ

通常、古い車を処分する際はお金がかかってしまうと思われがちですが、適切な買取業者に依頼することで古い車でもお金に変えることができます。
国内で価値がつかなくても、海外への輸出経路を持っている買取業者であれば高額で買い取ってもらうことができます。

しかし、適切な買取業者を見極めるのは難しいと思います。
「少しでも高く古い車を売りたい」「できるだけ手間をかけたくない」と思った時は、一括査定などを利用し複数の買取業者に見積もりを取ってもらうと良いでしょう。

About CTN COPORATION



2020年度東海エリアにおけるSUV販売台数5,000台以上の株式会社グッドスピードです。
国産・輸入SUVはもちろんミニバンやハイエース等の販売を行っていますので、
取り扱い車種に詳しい営業スタッフのほか、保険や自動車検査、整備などの有資格者も数多く在籍。
車両情報や購入時のポイントのほかにも保険や整備、買取などなど
皆様のクルマ選びやカーライフに役立つ情報をお届けします


■有資格

損保一般資格 基礎 / 損保一般資格 / 自動車 AIS検定3級 / 自動車検査員 2級 / 国家自動車整備士...



よくある質問

Q1.古い車だと取引する際に必要書類などは増えますか?

書類が増えることはないです。売却時に必要な書類は、車種などによって決まってきます。
買取時に必要な書類についてはこちら
廃車買取時に必要な書類についてはこちら

Q2.ローンが残っている古い車でも売却できますか?

ローンが残っている古い車でも売却は可能となっています。
ローン中の車を売却する方法についてはこちら

この記事の監修者

8.国松 聖真(chack9314)

国松 聖真

専門分野:車、ファッション、ゲーム
概  要:車、ファッション、ゲーム記事を得意とするWebライター。
前職では、車の部品やパーツ製造から営業まで車関係の仕事に幅広く従事。
身に付けた自動車の知識を活かし、「車の楽しさ」や「車の知恵」を発信。
現在は、フリーランスWebライター・マーケターとして様々なメディアの執筆や編集、監修を幅広く行っている。

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